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ホテル就職に強い大学はどこですか?
将来、ホテル業界で働きたいと考えている高校生です。一流ホテルで働くことが憧れです。
幼少期に出会ったホテリエの方が印象的で、ホテルに就職したい気持ちが強いです。
ホテル業界への就職を有利にするためには、どのような大学を選べば良いのでしょうか?
「就職に強い」と言われる大学の具体的な情報や、高校生のうちにやっておくべきことなど、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
観光学部がある大学や語学に強い大学を検討しよう
ホテル業界の採用担当者は、大学名や学部名そのものよりも、「人柄」「コミュニケーション能力」「インターンシップやアルバイトなどの実務経験」といった、接客業への適性や業界への理解度を重視する傾向があります。
とはいえ、就職活動において有利に働きやすい学部や大学の傾向はありますので紹介します。
第一に、観光学部のある大学です。立教大学(観光学部)、國學院大學(観光まちづくり学部)、玉川大学(観光学部)など、専門学部で学んでいると、業界へのもともとの興味関心の高さや専門知識をアピールできます。
第二に、語学に強い大学です。 神田外語大学など、外国語学部や語学に力を入れている大学も有利です。特に英語力は、外国人のお客様への対応に直結するため高く評価されます。
第三に、インターンや資格取得に力を入れている大学も良い選択肢です。実務経験を積む機会が多いため、良い選択肢であるといえます。
大学名以上にスキルや経験、業界理解が大切
高校生のうちからできることとして、まず語学力を伸ばすことが挙げられます。 特に英語は重要です。英検やTOEICなどを目標に学習し、異文化理解への姿勢も養っておきましょう。
次に、おもてなしの体験も大切です。 飲食、接客、販売など、人とかかわるアルバイトを経験し、おもてなしの基礎を体験しておくことは大きな強みになります。
また、利用客としての観察もおすすめです。ご自身が旅行したりホテルに泊まったりする際に、「良い接客とは何か」を観察する視点を持ちましょう。
最後に、業界研究として、ホテルの見学や、大学のオープンキャンパスに参加し、業界への理解を深めてください。
大学名より「現場理解×語学×接遇」が重要といえる
ホテル就職をしたいと考えるなら、観光系学部を持つ大学や、ホテル・観光に特化したプログラムを持つ大学が強いですが、大学名よりも極論「現場理解」×「語学」×「接遇」をそろえた人が強いというのが回答になります。
実績ベースで考えると、観光・国際・外国語系は求人連携が手厚いケースが多いですし、内定者も多いです。たとえば、立教大学観光学部や國學院大學観光まちづくり学部、和歌山大学観光学部などがあります。
一方、ホテルに直接関連する学部・学科でなくても、ビジネス関連の学部・学科も有利になる場合があります。キャリアセンター経由や合同選考で十分に内定可能です。
就職を有利に進めるために必要なことを知ろう
例として、評価されるポイントを6つ挙げます。
①おもてなしのプロフェッショナルさ(アルバイト・インターンシップ・実習などで培ったクレーム対応のロールプレイ、所作など)
②語学(英語に加え、中国語や韓国語の実用ができるとより高評価)
③ホテルビジネスに関する知識(ホテルビジネス実務検定などの資格を取得しておくと、業務やキャリアにおいてやや有利に)
④シフト勤務や全国転勤への適応(働く柔軟性を示せるとより採用されやすい)
⑤健康管理(自己管理能力の高さ)
身近な接遇ロールプレイや語学学習から始めよう
大学生であっても無理に重い実務を経験しようとするのではなく、学内でできる接遇ロールプレイ、観光・サービス論のレポート、第二外国語のスピーキング練習、学内・学祭の来客運営での実践など、身近で対策できることを見つけていくのが良いです。
さらに早く、高校生のうちにできることとしては、語学学習(特にスピーキング)や資格取得(「サービス接遇実務検定」や「ホテルビジネス実務検定」など)などがあります。
以下の記事ではホテルへの就職の実態について解説しています。具体的な仕事内容や平均年収などについても触れているので、ホテルへの就職に興味がある人はぜひ参考にしてください。
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