Q

大学4年生
女性

就活で妥協して後悔した人の話を聞かせてください。

現在就職活動中で、志望度の高い企業から内定をもらえず、正直なところ、滑り止めの内定先に入社を決めようか迷っています。

このまま頑張って本命を追いかけるべきか、それとも妥協して内定先に決めるべきか、毎日ぐるぐる考えてしまって焦りも感じています。

就活で志望度の低い企業に妥協して入社した結果、後悔した方はいらっしゃいますか?

どんな点で後悔したのか、具体的に「こんなはずじゃなかった」と思ったエピソードがあれば教えていただきたいです。

また、後悔しないために、今からでもできることや、企業選びの際に妥協してはいけないポイントなどがあれば、キャリアコンサルタントの方からのアドバイスもお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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後悔を生むのは妥協ではなく幻想にもとづく企業選び

「就職後に後悔をする」人のパターンとしては、私としては「妥協した」と認識している人よりも、「自分が最も行きたいと思っていた理想の企業・業界・職種に就職できた」という人が多い気がします。

なぜこのようなことになるかと言うと、後者の場合はひとえに「理想の企業・業界・職種」に対してキラキラした幻想を抱いてしまい、あまり表に出てこないネガティブな面、過酷な面について見落としてしまうからです。

これは「就職先に対する分析不足」と表現されることがよくあります。

働き方のリアルを把握することが後悔を防ぐカギ

「妥協した」という認識を持っている人は、むしろ「私は『この企業のこの部分』で妥協をした」ということをわかっているということなので、むしろ「しっかりと企業分析ができている」とすら言えます。

事前にその企業の短所がわかっているのなら、そこに対応することも慣れることもしやすいでしょう。

もちろん、妥協したところとは別の部分で、想定外の悪い要素が入社後に見つかれば、後悔することになってしまいますが。

まとめると、「企業選びのときに妥協してはいけないポイント」とは、「対象企業の実態、特に従業員の働き方や生活について、可能な限り表も裏もよく調べること」です。

入社後、悪い意味での「想定外」が起きることを、可能な限り少なくしていきましょう。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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妥協して曖昧な意思決定をすると後悔のもとになる

「妥協」を「絶対に譲れない価値観を無視する」と定義するならば、後悔した人は実際にいます。

よくあるケースは、そもそも「自分が何を大事にしたいか」「何を譲れないか」を明確にしないまま、なんとなく「これで良いか」と曖昧に決めてしまうことです。

その結果、入社してから「こんなはずじゃなかった」と、ご自身の譲れない価値観が満たされていないことに気付き、後悔するのです。

そういう意味で「妥協」というふうに感じてしまう人が多いのは事実ですね。

「絶対に譲れない価値観」を明確にしよう!

そうならないためには、「ここだけは絶対に譲れない」というご自身の中の核心的な価値観を、2つか3つで良いので明確にしておくことが重要です。

たくさんのことを大事にしたいと並べてしまうと、この判断ができません。ほかの条件が良いからと選んだら、核心部分がないがしろにされていたということになりかねません。

ちゃんと優先順位をつけることが大事です。

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