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Q
- 既卒3年目が終わろうとしているのですが、不採用が続き自信が持てません。どうしたら良いのでしょうか?
- ご質問ありがとうございます。現在質問者さんは既卒3年目とのこと。質問者さんの現在の状況によってアドバイスが少々変わってくるので、ここでは一旦基本的なことについてお答えしますね。 まず「何とかしなければいけないのはわかっているが、どうして良いのかわからない」そして、応募してもうまくいかず、現在は「どうしても自信が持てない」という状態になっている様子です。 質問内容からだけの判断になりますが、今質問者さんに必要なのは「情報」と「伴走してくれる存在」かと思います。キャリア構築という行為は、単に「仕事に就く」「生計を立てるために働く」という意味だけではありません。 自分が人生において何を大切にして生きていきたいのか、どのような状態になりたいと思っているのか、そして自分の得意なことなど、自分自身について整理することが非常に重要になってきます。 「自己アピールできない」ということから推察するに、質問者さんには「自分自身に関する情報」が不足しているように見受けられます。まずは、自分自身について棚卸しし、整理する作業をする必要がありそうです。 人材エージェントや大学のキャリアセンターなどを活用して伴走者を探そう また、仕事探しについても「とりあえずと思い応募した」ということからも、仕事探しの方法などについてもよくわからない部分がありそうです。こうした状態なので、自分自身を整理することもあわせて、伴走してくれる存在と一緒に取り組むことが良いかと思います。 お勧めなのは、人材エージェントに登録し、担当者と一緒に作業することです。また、既卒3年目なので、大学のキャリアセンターに訪問し、担当者に相談してみるのも良いでしょう。また、公的な支援もあります。 厚生労働省の委託事業で「キャリア形成リスキシング推進事業」というものがあります。ここでは無料でプロのキャリアコンサルタントに相談することができるのでぜひ検索してみてください。今の状態では一人で作業するのが大変かと思うので、伴走者と一緒に取り組むようにしてみてください。
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Q
- 大学で研究していることを仕事にしたい場合は、どのようなルートで進めば良いのでしょうか?
- これまでの経験や今していることから、自分が働く姿が想像できないということは、少なからず耳にします。自分自身のキャリアをどう構築していけば良いかわからない場合、いくつかの情報不足が考えられます。 それは「自己理解」「仕事理解」「啓発的経験」などの不足です。質問には「学業が楽しく感じ、研究に没頭することが多い」と書いてあり、自己理解とはこういうことです。しかし、仕事理解と啓発的経験の二つについては、自己理解に比べて不足の度合いが高いように見受けられます。 まず、学業や研究ができる仕事として「大学院へ行き大学教授になる」ということはもちろんそうです。しかし大学以外にも、たとえばシンクタンクや国際機関、博物館など文化財にかかわる施設や組織など、こういった環境に就職すると、調査研究を仕事にできる可能性があります。 これらの仕事に関してさらに詳しく調査をして、実際に自分がイメージしている仕事ができそうなのかどうかを見ていきましょう。 インターンシップやOB・OG訪問で仕事の具体的なイメージをつかもう 最後に、啓発的経験とは「仕事とはこういうことだ」という、働くということの具体的なイメージを持てるようにする経験のことです。そのためにインターンに参加してみたり、ボランティアに参加してみるのも良いでしょう。 また、仕事の具体的なイメージを持つためにOB・OG訪問をして話を聞いてみるのも効果的です。質問者さんは大学でアカデミックな仕事に就きたいと考えているかと思うのですが、そうした仕事は非常に競争率が高く、身分が安定しないこともよくあるということも理解しておかなければなりません。 大学以外にも「学業や研究のようなこと」ができる場所はあるので、そういった情報収集をこれからも継続してみてください。
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Q
- 最終面接後に本社での面談があるのですが、何か準備しておくべきことはありますか?
- このように、通知を面談でおこなうということは企業側に応募者とのコミュニケーションを取りたい意図があるからです。単に結果を伝えるだけでなく、内定の場合は入社意思を最終確認したり、入社後の配置などの希望を聞いたり、入社日など細かな条件のすり合わせをすることも考えられます。 また、直接対面で結果を伝えることで、応募者との信頼関係を作り、内定辞退を防ぎたいということもあるでしょう。こうしたことから、内定の場合は企業側からいくつかの確認や質問がある可能性が高いので、改めて自分の入社に対する意思や、入社後の希望などを整理しておくと良いでしょう。 気になることを整理しておき逆質問の時間を有効活用しよう また「最後に何か、気になることや、聞いておきたいことはありませんか」のように逆質問もあると思うので、もし気になることがあるなら整理しておき、この機会に聞いておくと良いですね。いずれにしろ企業側としては、応募者に安心して入社してもらい、長く活躍してもらいたいという意図があってすることなのです。
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Q
- 業務に支障はないと判断されたため、持病について企業に申告しませんでした。後からバレて内定を取り消しされる可能性はありますか?
- 持病がバレるかどうかということで言えば、自己申告しなければバレることはまずないでしょう。また「業務に支障なし」という医師の診断をもらったうえでのことであり、意図的に病気を隠そうと不正確な情報を記入したわけでもありません。 採用時の問診票は業務に支障があるかどうかを確認するものです。通院も休日にしており、日常生活にも支障がない状態ですから、質問者さんのケースでは「持病なし」と記載して差し支えありません。 仕事に影響が出て説明する必要があっても内定取り消しにはならない ただ、今後仕事をするなかで症状が変化し、何かしら仕事に影響する可能性が出てきたときには、上司なり採用担当者に説明する必要も出てくるでしょう。そのようなときでも、採用時に「持病なし」と書かなかったことが理由で、内定取り消しになることはまずないでしょう。 先に挙げたように、医師の診断もあったうえでの判断ですし、潰瘍性大腸炎は厚生労働省が指定する難病の一つです。国が指定する難病を理由に、国家公務員の内定を取り消しされることはかなり考えにくいです。
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Q
- 内定後、10日以上企業から連絡がありません。こちらからメールしても大丈夫でしょうか?
- 内定をもらっているのであれば、まだ待っても大丈夫な日数です。こちらとしてはすぐに次の連絡が欲しくなってしまうのですが、そのスピード感は企業側と自分とで異なることがよくあります。 こちらとしては「まだか、まだか」と遅く感じてしまうこともあるのですが、企業はさまざまな業務との調整のなかで動いているので、内定決定の連絡後10日であればまだまだ問題ないでしょう。時期にもよるのですが、個人的には内定をもらっているのであれば2〜3週間は待っても良いかなと感じます。 待っても連絡がない場合は丁寧なメールで確認してみよう それくらい待っても先方から何も連絡がないのであれば、メールで一度確認をしても良いでしょう。 「お世話になっています。先日は内定のご連絡をいただき誠にありがとうございます。ご多用のところ誠に恐縮ではございますが、入社日などについてのご相談の時期について確認させていただきたくご連絡申し上げました。もし候補日などがあればご教示いただけると幸いです。お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。」のように、お礼から始まり、丁寧な文面で確認すれば失礼には当たりません。
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Q
- 面接結果はぎりぎりまで待つべきでしょうか?
- この場合は、20日までは連絡を待ち、20日中に連絡がなければ不採用という判断で良いかと思います。ただし、これはあくまで質問者さんが記載した内容であれば一般的にはこのように受け取るだろうというものですから、どうしても不安であれば、19日の時点でメールで確認をするという手もあります。 確認したい場合はメールでおこない、電話での問い合わせは避けましょう。メールも「大変お忙しいなか、誠に恐縮ではございますが、合否連絡の日程について確認させていただいてよろしいでしょうか」と丁寧な文面を心掛けてください。とはいえ、質問内容に書かれているような言い方であれば、20日までは連絡を待つのが良いでしょう。 合否連絡を待つ間にも就活を進めておくことで効率的に時間を使える 就職活動を上手に進めるために大切なことは、動きを止めないことです。合否連絡が来るまでは不安で心がザワザワし、いろいろと手につかないかもしれません。それでも頭を切り替えて次の動きをしておくことをおすすめします。 採用が決まれば、そこでストップすれば良いですし、万が一希望通りの結果とならなかった場合は、効率的に時間を使えることになります。
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Q
- 不採用続きで自分に自信がなくなり、毎日辛いです。やりたいこともなくなり、どうしたら良いかわかりません。
- 内定が決まらないままの期間が長くなると、心理的にも辛くなりますね。いまは「働くことに向いていないのではないか」とまで思い始めているとのこと。そのようななかで卒業制作との兼ね合いもありつつ内定をどう獲得していくか、なかなか大変な状況だと思います。 さて、質問内容を読んだうえで質問者さんにするアドバイスは「一人でやらないようにしよう」です。「自信がなくなってきた」「自分のやりたいことがなくなってきて辛い」ということを読んでも「もう何をどうして良いかわからない」という心理状態なのではないでしょうか。 すでにキャリアアドバイザーにも相談しているとのことなのですが、さらに頼ってみましょう。ネットで就活エージェントを検索してみるとさまざまな会社がヒットします。その中で面接対策や会社選びなどトータルでサポートしてくれるところを探し、自分に合いそうなところにコンタクトを取ってみるのです。 専門家に相談することで今までとは違う視点で就活を進められる 他にも国がおこなっているキャリア支援サービスもあります。「キャリア形成リスキリング支援事業」とキーワード検索してみてください。厚生労働省が委託している事業で、無料でキャリアコンサルタントに相談することができます。 繰り返しになりますが、質問者さんの状況では「一人でやらない」ことが大事です。専門家に伴走してもらいながら進めることで、今まで自分が見えていなかったこと、知らなかった情報、修正すべきポイントをもらえます。専門家と一緒に取り組むことを意識してみてください。
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Q
- なるべく出費を抑えたいのですが、冬場の就職活動でコートは必須でしょうか?
- 結論から言うと、就活中のコートは必須ではありません。質問者さんのようにコートを使用せず肌着で対応可能なのであれば、それでまったく問題ありません。確かに真冬のとても寒い日にコートを着ていないと、寒々しく見える場合もあります。しかし、それによって合否が左右されるほどの影響はほぼないでしょう。 会社側の立場に立ってみてください。「寒い日にコートを着ていないなんて、ちょっと変じゃないか」という判断で採用の可否を決めることは、その人の能力や人間性にまったく関係がなく、合理性に欠けます。しかも、面接では会場に入る段階でコートを脱ぎ、手持ちになりますから、どちらにしろコートは脱いだ状態で面接官の前に出るのです。 不安がある場合はカジュアル過ぎない落ち着いた色のコートを一着持っておこう それでもどうしても不安があるので、コートを持っておきたいということであれば、ステンカラーコート、トレンチコート、チェスターコートなどカジュアル過ぎないものがおすすめです。カラーはブラック、グレー、ネイビー、ベージュのどれでも構いません。 質問者さんが見た「ベージュは寒々しく見えるので黒の方が良い」という人もいれば、「スーツも黒やネイビーが多いのでベージュの方が明るい印象になる」という意見の人もいます。ここははっきり言って好みです。先にあげた色の中であれば、コートを着ているか着ていないかと同様、色によって合否が左右するほどの影響はありません。自分に似合うと思う色をチョイスしてください。
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Q
- MRに就職したい場合はどのように企業を選べば良いのでしょうか?
- 希望する分野はわかっていても、その中でどの企業を選んで良いかわからない原因は、自分のなかに企業を選ぶ基準がないことが原因です。「MRになれればどの会社でも良いのか」と自分に問いかけたとき、そうではないはずです。 MRとして仕事をしたいというのは大事な条件ですが、それ以外に働くうえで大事にしたいことはないでしょうか。これは自己分析がしっかりできていなければわかりません。質問者さんはまだ自己分析の掘り下げが不十分なのかもしれません。 なりたいもの、やりたいことが決まっていない人は、自分が何に興味を持っているんだろう? 何が得意なんだろう? とそこから考えないと就活が前へ進まないので、自己分析を何度も繰り返して、そういったことを言語化していきます。 しかし、なりたいものや、やりたいことがあらかじめ決まっている人は、ここを飛ばして企業研究などができてしまうので、就活の途中でハタと立ち止まってしまうこともよくあります。「あれ、そもそも何で◯◯になりたいんだっけ?」とか「仕事をするうえで大事にしたいことって……何だろう?」のような感じです。 自分の価値観を言語化することで企業探しがしやすくなる 質問者さんにおすすめするのは、再度自己分析に取り組んで、自分自身の価値観を言語化してみることです。価値観とは「何が好きか、嫌いか」と「自分にとって何が大事か、大事じゃないか」です。これら好き、嫌い、大事、大事じゃない、は人が成長するなかでさまざまな経験をして形作られていくものです。これを明確にすると仕事をするうえでも自分が大事にしたいことが見えてきます。 そうした基準が自分のなかにできると企業も探しやすくなりますよ。たとえば「ただ人にいわれたことをやるのは好きじゃない」「自分で考えて自由な発想で行動するのが好き」という価値観があれば「新しいことにチャレンジできる人」「固定観念にとらわれない人」のような人物像を掲げている企業や、「新人のうちからどんどん責任のある仕事を任せます」といった企業が合うかもしれません。まずは自分のなかの企業探しの基準づくりに取り組みましょう。
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Q
- 就職活動中は靴の状態がもっとも重要視されているのは本当でしょうか?
- ビジネスの場面における身だしなみは実際に経験していなければ「どの程度」というのが体感としてわからず、不安になりますよね。質問者さんは「靴の状態がもっとも重要視されている」という話を聞いたとのこと。これは誰かからの伝え聞きでしょうか、それとも何かの記事などで読んだことでしょうか。 結論からお伝えすると、確かに靴の状態は身だしなみのポイントとして重要ですが「もっとも重要視されている」は言い過ぎです。たとえ靴がピカピカでもシャツやパンツ(スカート)などがシワだらけでは、身だしなみができているとは見えません。 身だしなみは全身トータルできちんとしていてこそ良い印象を与えます。そのため一つひとつ細かなところまで気を配ることが大切であり、靴は見落とされがちなので、より強調されることがあるわけです。 面接官は足元への気配りで人間性を見ている 面接で革靴が泥や埃で汚れているのは確かに印象が良くありません。カバンの中に携帯用靴磨きを入れておき、面接前などにさっと靴の汚れを取っておくだけでも見た目が変わるので、ぜひ試してみてください。 最後に、面接官が靴を見ているかどうかですが、見ています。これは事実です。なぜかというと、そういうところに人間性も現れると考えているからです。大事な場面で足元にまで細やかに気を配れる人は、仕事でもそういった丁寧さや、細やかな配慮ができるだろうとイメージされるのです。