Q

その他
回答しない

なるべく出費を抑えたいのですが、冬場の就職活動でコートは必須でしょうか?

スーツに合わせられるようなコートを所持していないのですが、就活はかなりお金がかかると思うので、なるべく出費を抑えたいと考えています。そのため、冬場はコートなしで断熱効果のある肌着を着用して就活をしたいです。

ですが、ネットで就活の服装のマナーを調べていたところ、「コートなしだと、自分は寒くなくても周囲の人から見ると寒々しく見え、印象が良くない」という意見を見かけました。また、コートの色についても、「ベージュを着ている学生が多いが、ベージュは寒々しく見えるので黒の方が良い」との記載もありました。

記載した人がどのような意図でこういっているのかは不明なのですが、就活ではコートは必須なのでしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

プロフィールを見る

企業は人間性などで合否を決めているため就活中のコートの着用は必須ではない

結論から言うと、就活中のコートは必須ではありません。質問者さんのようにコートを使用せず肌着で対応可能なのであれば、それでまったく問題ありません。確かに真冬のとても寒い日にコートを着ていないと、寒々しく見える場合もあります。しかし、それによって合否が左右されるほどの影響はほぼないでしょう。

会社側の立場に立ってみてください。「寒い日にコートを着ていないなんて、ちょっと変じゃないか」という判断で採用の可否を決めることは、その人の能力や人間性にまったく関係がなく、合理性に欠けます。しかも、面接では会場に入る段階でコートを脱ぎ、手持ちになりますから、どちらにしろコートは脱いだ状態で面接官の前に出るのです。

不安がある場合はカジュアル過ぎない落ち着いた色のコートを一着持っておこう

それでもどうしても不安があるので、コートを持っておきたいということであれば、ステンカラーコート、トレンチコート、チェスターコートなどカジュアル過ぎないものがおすすめです。カラーはブラック、グレー、ネイビー、ベージュのどれでも構いません。

質問者さんが見た「ベージュは寒々しく見えるので黒の方が良い」という人もいれば、「スーツも黒やネイビーが多いのでベージュの方が明るい印象になる」という意見の人もいます。ここははっきり言って好みです。先にあげた色の中であれば、コートを着ているか着ていないかと同様、色によって合否が左右するほどの影響はありません。自分に似合うと思う色をチョイスしてください。

こちらの記事ではスーツの色を解説しています。企業が抱く色別の印象やスーツの選び方、着こなしも解説しているのでチェックしてみてください。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

プロフィールを見る

企業によっては印象を損なうリスクがあるためなるべくコートを着用しよう

就職活動において冬のコートは必須ではありませんが、健康管理と第一印象の観点から推奨されます。寒さに耐えられる断熱肌着を活用するのは有効ですが、コートを着用しない場合、周囲に「寒々しい」と感じさせる可能性があり、面接官や企業の担当者への印象を損なうリスクがあります。

就活中にふさわしいコートとしては、黒や紺、グレー、ベージュなどの落ち着いた色が推奨されます。デザインはシンプルで、トレンチコートやチェスターコートなどビジネスシーンに適したものが最適です。また、コートの丈はスーツの裾が隠れる膝丈程度が理想です。ダッフルコートやフード付きのもの、装飾が目立つデザインは避けるべきです。

就活期間中のみ借りられるレンタル品やリユース品を検討してみよう

重要なのはコートの着脱のタイミングです。会社の建物に入る前にコートを脱ぎ、面接中はきれいにたたんでバッグの上に置くなど、社会人としてのマナーを守りましょう。このような配慮が企業に対してプロ意識を示し、好印象を与えることにつながります。

就活用のコートを購入するコストが懸念であれば、レンタルやリユース品の利用も検討すると良いでしょう。

就職活動では、服装のマナーについても面接官はチェックしています。こちらの記事では面接の服装についての基本的なマナーを紹介しています。就職活動中の服装に迷う人はぜひ参考にしてみてください。

就職活動中にコートを着用する際は、自分の手持ちのコートを活用できると良いですよね。手持ちのコートが着用できるのかどうかについての質問にアドバイザーが回答しているので気になる人は参考にしてみてください。

自己分析をするなら自己分析ツールが一番おすすめ!

自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「それ、強みって言えないよ」と思われたくない人も多いはず。

そんな時は「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。

無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。

自分の長所を分析するなら「自己分析ツール」がオススメ
診断スタート(無料)

こんな人に「自己分析ツール」はおすすめ!
・自分の強み・弱みが分からない人
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア