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Q
- 過去に被害届を出されているのですが内定先での採用取り消しにつながりますか?
- 質問者さんが被害届を出されただけで、何らかの刑事処分を受けたわけではなければ採用取り消しになることはないでしょう。 地方公務員法の内容を確認しよう なぜかというと、地方公務員法(第16条)にも国家公務員法(第38条)にも欠格事由というものがあり、その中に「禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでまたはその執行を受けることがなくなるまでの者」という文言があります。これに該当するのでなければ、大丈夫です。
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Q
- 小説家志望ですが礼儀を忘れないために事務職でも良いから就職したいです。
- 「人事担当者に志望動機でモテる」ためには、「他社ではなくてその会社が良い理由が明確」であることです。これは入社に対する熱意や本気度ともいえますね。 会社側は採用した以上、前向きに働いて成果を挙げてもらいたいと思っています。「別にどこでも良いけど、あなたの会社がまだマシかなと思ったので」と思っている人より「他じゃなくて御社が良いんです」という人のほうが、入社後熱心に頑張ってくれる確率が高そうなので、後者のような人を選びます。 後者の人材だと思ってもらうためには、行きたい会社のことをきちんと調べ、その会社が大切にしていることや力を入れていることを把握して「そこが自分も良いと思って共感できたんです」という内容にしましょう。ただし、会社の良いところを挙げるだけでは、ほかの人も同じことを書いてきますから、差別化は難しいです。 自分のオリジナリティを出すには「自分にはこんな経験があって、このように考えていました」という自分自身の価値観をしっかりと書くことです。そこと会社の価値観に重なりがあるという流れにすると、オリジナリティが出るのでやってみてください。 事務職は競争率が高く内定獲得が難しい職種なので準備は念入りに 最後に一点、「事務員で良いから就職したい」ということですが、もし「事務職なら比較的容易に就職できる」とイメージしているとすればそれは逆です。今、事務職は競争率が高くなっている職種の一つで、限られた枠を多くの人が取り合っているという状況です。事務職を狙うのであればしっかりと準備をして臨んでください。
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Q
- 売り手市場なのに不採用になってしまう人が多いのはなぜですか?
- 人手不足と言われているにもかかわらず、就職で苦しんでいると「なぜ」と思ってしまいますよね。その理由はいくつかあります。 一つは、人手不足になっている会社や業界はたくさんあるものの、相変わらず人が集中しているところも同時にあるからです。質問者さんが選考を受けたところは応募者はどれくらいだったのでしょうか。応募者にはわからないかもしれませんが、もし定員割れをしていなかったのであれば、人が集中しているところだったのかもしれません。 仮に、特に人手不足と言われている福祉業界、建設業界、宿泊業界、飲食業界などの求人に応募すれば、そもそも若手の応募自体が少ないので、採用の確率はかなり高くなると思われます。しかし、質問者さんが「人手不足の業界は避けたい」と思うのであれば、それはほかの人もそうである可能性が高く、こうして人が集まるところと集まらないところが分かれてくるわけです。 人手不足であっても採用基準を高めに設定するケースはある もう一つの理由は、たとえ人手不足だったとしても「誰でも良いわけではない」と判断することもあるからです。その基準は企業や仕事内容によってさまざまです。質問者さんの言葉を借りれば「選り好み」と言えるかもしれませんね。ただしその選び方は「何でも言うことを聞いてくれる人」という基準で選んでいるとは限りません。 特に現代は「言うことを聞くだけ」の人は物足りないと判断される傾向があります。社会全体とすれば売り手市場であることは間違いないのですが、人気があり人が集まるところは相変わらず、厳しい選考がなされているということですね。
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Q
- 企業が学部での学びよりもガクチカなどのエピソードを重視している気がするのですがなぜですか?
- まずは質問にあるような「就職に関する疑問」が浮かんだり、自分の考えを言葉にするようになったことは、質問者さんが考えている「経験値を上げるため」という目的をかなえている部分があるのかなと思います。学部卒で就職する人たちの中にも、質問者さんのような疑問を感じる人もいるでしょう。 しかし目前に迫っている「卒業」と「ひとまず生活の手段を得る」ということを考えると、どこかで割り切って就活を進めている人も少なくないと思います。質問者さんはこれから大学院に進学すると思いますが、研究をしながらも「キャリアの作り方」をじっくり考えていくことで、新たな選択肢が見つかるかもしれません。 さて、質問者さんが書いている「企業が学部での学びをあまり重視せず、アルバイトやサークルなどのエピソードを評価」する理由ですが、エージェントの人は「プロセス重視」と教えてくれたんですね。そこに対して質問者さんは「プロセスが良くても結果がともなわなければ意味がない」ともやもやしたとのこと。これはどちらも大切なことを含んでいるんです。 まず企業が求める人物像は過去から大きく変化してきています。近年は「変化の激しい時代に対応できる人物」が求められるようになったことで、質問者さんも書いている「ソフトスキル」への注目が高まってきました。そのようなソフトスキルは数値化しにくく、今のところエピソードを通して推測するしか有効な手段が共有されていないわけです。 たとえば資格として「◯◯を取得しました」とか「成績でオールAでした」という「結果」を提示したとします。それはそれで能力の一部を示していることには違いないのですが、ソフトスキルがどれくらいあるかは、そこからだけではうまく予測できないんですね。 どのような考えを持って行動したのかを伝えることが大切 エピソードとは、その人が直面した課題に対してどのようなプロセスを経て解決したのかということです。エピソードにはその人の価値観や行動特性などがわかりやすく現れるので、企業も聞きたがるんです。だからといって質問者さんが思うような「結果」がなければエピソードにも説得力が加わりません。 大切なのは「何をしたか」だけではなく「どういう考えを持って、どのように取り組んだか」なんです。「その結果こういうことを得ました」が加わると企業としては、その人のソフトスキルだけでなく、結果を出す力もあることが見えるので、魅力的に映ります。 質問者さんは学業を楽しいと感じて力を入れているのですよね。それは非常に有効なガクチカの一つだと思います。質問者さんは自分の興味関心を理解し言葉にできていますし、人生の生き方に対しても真摯に向き合っている人だと思います。そのような人こそ欲しいという会社はきっとあるはずです。 自分の働く場所を見つける時には、質問者さんの考えや価値観をきちんと言葉にして伝えてみてください。きっとその価値観と合う環境と出会えるはずです。そこで働くことができれば、経済的なことだけでなく、やりがいや楽しさも見つけることができると思います。頑張ってください。
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Q
- Webテストでは正直に答えるか嘘をつくべきかどちらが良いのでしょうか?
- 結論から言うと「正直に答えましょう」です。性格検査はとにかく自分が感じたまま正直に回答することが大切です。一見矛盾すると思われる回答をしたからと言って、自分の心に正直に答えたのであれば、それがマイナスに働くことはありません。 人間とは相反する矛盾を孕んでいる生き物ですから、質問者さんのような感覚になることはごく自然なことです。性格検査にはたくさんの質問があり、それらの回答を総合的に判断してその人の性格や傾向を表します。「一つでも矛盾があるような回答をするのは不利になるかも」と考える必要はありません。 面接で聞かれたときは考えをそのまま話せばOK 繰り返しますが、性格検査は自分が感じたとおり、正直に回答することが大事。それが1番自分を正確に分析してもらえて、結果的には企業とのマッチングの確率を上げることにつながるのです。 (ほぼないと思いますが)もし面接で「一人で行動するのが好きなのに、旅行はみんなで行きたいんですか?」のような質問が飛んできたなら、質問内容にあるように正直に思ったとおり伝えましょう。その際、なぜ旅行に限っては皆で行くのが好きなのか、その理由も具体的に話せるようにしておくと安心ですね。
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Q
- 過去の面接でのトラウマがあり、勇気がでません。
- 質問者さん、まずはこうやって自分が考えていること、感じていることを言葉にして伝えるのはとても勇気のいることですが、それができていること。そして、否定的なことをいわれたとしても、非常勤の採用試験は合格して、その後数カ月頑張ってこれたんですね。 それらの事実については自信を持って受け止めて良いかと思います。そのうえで、今は常勤の試験を受けるのが怖く、勇気が出なくて困っているのですよね。対策としてはいくつか考えられます。 まず、今の職場で上司で相談事ができそうな人はいますでしょうか。その人に、非常勤の面接のとき、精神的にとても傷ついた経験があったこと、そして常勤試験を受けたいがそのときのことが怖くて踏み出せないことなどを正直に話してみましょう。もし相手を傷つけるような物言いが質問者さん以外にもされているとしたら、組織として問題です。 回答を用意したり面接練習をして事前に対策することが大切 もしかして会社として認識がない可能性もあるので、質問者さんの相談が変化のきっかけになるかもしれません。もし相談できそうな上司がいない、もしくは相談しても変化が起こりそうもないのであれば、別の方法を考えましょう。 万が一同じ面接官に当たった時の対策をあらかじめ考えておくのです。考えうる想定質問を紙に書き出し、それに対する回答を用意しておきます。それに対する深掘り質問も考えておくとなお安心ですね。もし可能であれば、誰かに協力してもらい、面接練習ができるとさらに自信がつくと思いますよ。
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Q
- 憧れの企業で参加した会社説明会での対応が厳しくこのまま進んで良いか迷っています。どうすれば良いでしょうか?
- 会社説明会で出会った社員の対応が厳しいと感じたんですね。でも、その会社には入りたいという気持ちもあり悩んでいるとのこと。 結論からお伝えすると、ひとまずエントリーしてみることをおすすめします。説明会で対応してくれた社員の人が会社のすべてを表しているわけではないと思います。一方、説明会のときに感じたことが会社の社風である可能性もあります。それがどちらかなのかはまだ明確にはわからないのではないでしょうか。 選考を通して会社のことを知ってから決断しよう 会社説明会の印象だけで判断してしまうのはいささかもったいない気がします。質問者さんにとって大切に思える企業なのであれば、もう少し選考を通して会社のことを詳しく知る機会を持ってみてはどうでしょうか。 最終的に内定をもらったうえで「やっぱり厳しい印象が変わらないし、ここでやっていくのは不安」と感じるのであれば、内定辞退をしても良いのです。そのためにも、この会社だけでなく、ほかにも興味を持った会社を複数見てみると良いと思います。比較ができるとまたいろいろ見えてくることがあり、自分の考えが変わってくることもありますよ。
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Q
- 内定をもらった企業から返事がない場合こちらから電話をしても良いのでしょうか? 内定の取り消しをされるのではないかと不安です。
- 内定が決まった時点で「始期付解約権留保付労働契約」が成立するとされています。れっきとした労働契約なので、内定決定後に会社都合で勝手に内定取り消しをするにはかなり厳しい条件が必要なのです。 たとえば応募書類に虚偽があったとか、内定後に犯罪行為を犯したとか、会社の経営状態が大幅に悪化した場合などです。このような条件に該当しないのであれば、内定取り消しになることはありませんから安心してください。 企業の事情を考えて連絡を待とう 会社が応募者にどれくらいのスピード感で返信をしたり連絡をするかは会社によっても、時期によっても異なります。質問者さんが連絡をしたあと6日経っても返信が来ないので不安になってしまったとのことですが、これくらいの日数であれば「よくある話」です。社内でいろいろな調整をしている場合もあります。 10日から2週間は返信を待っても良いくらいなのです。結果や連絡を待っている側からすると「まだかまだか」と焦りや不安が募ってしまうのですが、内定がなくなることはないので我慢して待つしかありません。電話連絡については「やめたほうが良い」です。基本的に緊急時以外は、電話連絡は先方の仕事を中断させることになるので安易にしないようにしましょう。
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Q
- 精神的に楽で人間関係が良く、ある程度の収入も得られる仕事に就きたいです。
- 将来の夢が曖昧で悩んでいるのですね。 まず質問者さんは今「◯◯をしたい」という「やりたいこと」が明確にはわからないけれども「精神的につらくなく、職場の雰囲気も良く、収入もある程度良いところに就職したい」ということ、そして「何をしていたら将来楽になれますか」ということは考えている。つまり、やりたいことはないが、実現したいことは明確にある、という状況ですね。 ここで大切なのは「実現したい状況のためにどれだけ努力できるか」ということです。たとえば「精神的につらくなく、職場の雰囲気も良く、収入もある程度良いところに就職したい」というのは、就職先として多くの人が考える条件であり、非常に競争率が高いといえます。こういう会社に就職するには、準備をしっかりしなければ限られた枠を勝ち取ることは難しいかもしれません。 「良い環境はみんな欲しい」というのが現実です。多くの人が欲しがっている良い環境を得るための実力をつけておくことが「将来楽になる」ためにすべきことです。 ほかの人がやらないことを試して差別化ポイントを作ろう 実力をつける方法はさまざまです。資格を取得する、特殊技術を身につける、多様な経験を積むなど、ポイントは「他人と自分を差別化できる」ようにすることです。自分が少しでも興味を持ったことに対して行動を起こしましょう。「難関資格にチャレンジする」「Youtubeチャンネルを運営してみる」「ネット上で物販をしてみる」でも何でも良いのです。「ほかの人は普通ここまでやらない」ということをどんどんやってみてください。 幸い質問者さんは大学1年生です。今のうちから他人と自分を差別化できるような行動を意識して取っていけば、「将来楽になる」環境を選べる実力がついていくと思います。 ちなみに、保育士の資格はぜひ取得をおすすめします。現在保育士は人手不足ですから、何かあった時の収入確保の手段として持っておくのはアリだと思います。
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Q
- 医療事務の志望動機をどのように書けば良いのかわかりません。
- 志望理由の書き方に迷っているのですね。志望理由の答えに困るのは、自分の本音をそのまま書けないからと考えているからではないでしょうか。 質問者さんはいろいろな仕事があるなかから、眼科の受付に応募しようと思ったのはなぜでしょう。何かしらの理由があるはずです、それが志望動機なのです。 理由によっては「そのまま書けない」と感じる場合もあるかもしれませんが、いったんそのまま書き出してみましょう。ノートでも何でも良いので、自分がなぜその眼科に応募しようと思ったのか、正直な理由を全て書き出してください。 具体的には「勤務時間が短くて楽そうだったから」「人と深くかかわらない環境でストレスをあまり受けずに働けそうだから」「家から近くて通いやすいから」「給料がそこそこよかったから」など、思いつく限り書きましょう。 次の職場への前向きな姿勢や熱意と合わせて伝えることがポイント そしてその中から言い方を少し変えられそうなものや、説明しやすい理由を1〜2つ選びます。その際、前職を辞めた理由とつながりがあると、説明に納得感が生まれます。 たとえば「前職はかなり体力を使う仕事で、体調を崩す寸前までいったため」「腰を痛めてしまい、継続することが難しくなった」などの退職理由があったとします。 そこから「家から近く通勤しやすいこと。また勤務時間も自分の希望と合っており、長く勤めることができると思ったから」という形で書いても良いでしょう。こういった本音ベースで話すほうが、採用側も質問者さんの人柄がわかるので安心して採用できます。 本音を話さず、よそ行きの綺麗事ばかりを面接で話していると「この人は本当は何を考えているんだろう」と不審がられてしまうかもしれません。基本は本音をベースにしましょう。 その際大切なことは、理由は本音ベースで話しつつ、そのうえでこの職場で頑張ろうという前向きな姿勢や熱意をセットで見せることです。先ほどの志望動機の例でも最後に「長く勤めることができると思ったから」ということを出していますが、この部分が前向きな姿勢や熱意に当たります。職場としては優秀な人には長く勤めてもらいたいので、そういう相手の思いを満たす形にすると評価されやすくなりますよ。