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文系のGPA平均っていくつですか?

現在就活中、文系学部に通う大学生です。最近エントリーシート(ES)を作成するなかで、自分のGPAがあまり高くないことが不安になってきました。実際のところ、文系のGPA平均っていくつぐらいなのでしょうか? ちなみに私のGPAは、2.2くらいです。

平均値より低いと評価は下がりますかね......。正直、大学時代は勉強よりもサークル活動を頑張っていたのですが、GPAが低ければ意味はないのでしょうか。逆にGPAが高ければ、課外活動などを頑張っていなくても評価されるのでしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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文系のGPAの平均は約2.4〜2.8だが合否に直結するわけではない

GPAの平均は、文系であればおおよそ2.4〜2.8くらいと言われています。あなたのGPAは2.2とのことなので、成績だけを見ると平均よりやや下回っていると言えるかもしれません。

ただし、GPAの数字がそのまま就職活動の合否や人材評価に直結するかというと、必ずしもそうとは限りません。

あなたは「サークル活動を頑張っていた」と書いています。そういった取り組みの中で得た経験や学び、成長したことがあるなら、それを自己PRやガクチカとしてしっかり伝えることのほうが、実際の選考では効果的です。

特に文系の場合、理系に比べると学業の内容が業務に直結することはそこまで多くないので、GPA以外の活動をどう語るかが非常に大事になります。

GPAが高いだけではアピールとしてもの足りないかも

一方「GPAが高ければ課外活動をしていなくても評価されるのか?」という問いには、「それだけでは足りない」と言えます。

GPAの数字が高い「だけ」では、魅力的な人材という印象になりません。どうやってその成績を維持したのか、何を考えて取り組んだのか、その裏にある姿勢や工夫まで伝えて初めてアピールになります。

あなたは、これまでの学生生活の中で努力したことがあるようですから、そこを深堀りしてみてください。

大切なのは、どうしてそれに力を注いだのか、そこから何を学び、どう自分が成長したのかを、自分の言葉で語れるようにすることです。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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文系のGPAは平均以下でも巻き返せる

文系学部におけるGPAの全国平均は大学や学部によって差がありますが、おおむね「2.4~2.8(4.0満点換算)」と言われています。

実際には、講義の難易度や成績評価の厳しさによっても変動するため、自分の所属する大学で「平均がどのあたりか」を学生課や先輩に聞いてみるのが最も正確です。

企業が見るのは数字よりもその背景とあなたの行動力

あなたのGPAが2.2という数値だけを見ると、平均よりやや低めに思えるかもしれません。

しかし、GPAの高さがそのまま合否を決めるわけではない点が就活のポイントです。企業は学び続ける姿勢、論理的思考、主体的な行動力といったポテンシャルを重視します。

サークル活動やボランティア、アルバイトなどで培ったチーム運営やリーダーシップの経験は、GPAでは測りにくいあなたの強みです。

面接やESでは、GPAがあまり高くなかった背景を正直に話したうえで、「学業と並行して〇〇に取り組んだ結果、時間管理力やコミュニケーション力が身についた」といった学びにつなげられる説明が有効となるでしょう。

また、GPAが高くても数字だけで終わってしまうと印象は薄くなりがちです。重要なのは、大学での学びをどのように就職後の業務に活かせるかを言語化すること。

たとえば「研究レポートの作成で身につけたデータ分析力を、新規事業の企画立案に応用したい」という具体例を用意すると、あなたのポテンシャルがより伝わりやすくなります。

GPAはあくまで学生生活の一側面です。自己分析を深め、自分ならではの強みをストーリーに乗せて伝えることで、総合評価を高めていきましょう。

以下の記事では大学の成績であるGPAの具体的な説明やアピール方法を解説しています。自身のGPAを活用して就活を有利に進めたいと考える人は、ぜひ参考にしてください。

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