この記事のまとめ
- 内定に関する知識を押さえれば就活がスムーズになる
- 内定を獲得した後に必ずすべきこと7選をチェックしよう
- 内定承諾や辞退の連絡は期限内に電話でおこなうのが鉄則
内定という言葉をよく聞きつつも、それが何を意味するのか、どんな状態を指すのか曖昧な人は多いのではないでしょうか。就活生の中には、「内定と内々定の違いがよくわからない……」「そもそも内定はいつ頃に出るものなのだろう……」などと、内定の実態がわからない人も多いでしょう。
内定の意味や内定が出る時期、内定獲得後にすべきことなど、内定にかかわる知識を事前に把握しておくことで、就活をスムーズに進められますよ。
記事では、キャリアアドバイザーの上原さん、谷所さん、遠藤さん、マナー講師の樋口さんのアドバイスを交えつつ内定にかかわる知識を網羅的に解説します。この記事を読めば、内定に関する疑問を解消できるので、ぜひ読み進めていってくださいね。
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知れば就活がスムーズになる! 内定について正しく理解しよう
内定が出る時期や内定獲得後にすべきこと、内定承諾や内定辞退の連絡方法など、内定に関する知識を前もって知っておけば、就活をスムーズに進められます。これから就活を始める人は、事前にこれらを押さえていきましょう。
この記事では、はじめに内定の意味や、内々定や内定が出る時期を解説します。ここでは、内々定が出る時期が早い業界や企業も解説するので、自分の志望業界・企業が該当するかチェックしてくださいね。
次に、選考から内定、入社までの流れを解説します。この一連の流れがわかれば、就活をスムーズに進められます。また、内定獲得後に必ずすべきこと7選を解説するので、こちらも就活前に必ず押さえておきましょう。
さらに、内定承諾・辞退の返信期限や連絡方法を解説するので、企業への連絡方法がわからない人はぜひ参考にしてみてくださいね。
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そもそも内定とは?
内定とは
企業と応募者の間に正式な労働契約が成立した状態を指す。
企業の採用試験に合格することを「内定」と言います。内定を承諾すると、企業と応募者の間に労働契約が成立します。
内定は法的な拘束力がないので、内定承諾後でも辞退することは可能です。しかし、企業への迷惑がかかるため、辞退するにしても早めの連絡が求められます。
採用との違い
採用とは
企業が応募者との間に労働契約を結ぶまでに至る過程を指す。
内定と採用は、同じような意味合いで使われる場合もありますが、正確には意味は異なります。採用は労働契約に至るまでの過程を指しますが、内定は労働契約を結んだ状態のことを指します。
また、採用は企業側が一方的に応募者を迎え入れる状態ですが、そこに応募者の同意がありません。対して、内定は企業の採用意思と応募者の入社意思が合致し、雇用契約が成立している状態になります。
内々定との違い
内々定とは
内定が内々(うちうち)に決まっている状態。主に新卒の就活で用いられる用語。
内定は正式な労働契約を意味しますが、内々定は「10月以降、正式に内定を出します」という口約束を意味します。
内々定の時点で正式な労働契約が結ばれるわけではありません。そのため、企業側は内々定を取り消すことが可能で、学生側も内々定を辞退することができます。
ただ、企業側が内々定を取り消すケースはまれで、学生が卒業できないなどの理由で契約条件を満たせない場合や、企業の業績が悪化したことによる人員削減などの場合に限られます。
- 内々定と言われたら、実質内定ということで安心して良いんですよね?
内々定は実質内定と変わらないと考えて良い
多くの企業が10月1日以降に正式な内定として労働契約を交わしますが、それ以前の内定状態に対して、内々定としています。
内々定の段階では、正式な労働契約に至っていないため、契約関係に伴う拘束力は発生しないと考えられますが、突然の経営悪化などの状況にならない限り、内々定と内定は変わらないものと考えて良いでしょう。
ただし、労働契約を交わした内定後であれば、内定取り消しなどは解雇に相当しますが、内々定では該当しません。
内定と内々定の違いは以下の記事で詳しくまとめています。内々定取り消しのリスクや対処法についても解説しているので、併せて確認しておきましょう。
内定と内々定の違い
専門家が解説! 内々定と内定の違い|6つの取り消しパターンとは
内々定の取り消しリスク
内々定を取り消しされる可能性は? 取り消されるケースや対処法を解説
事前に把握しておこう! 内々定、内定の出る時期は?
就活をスムーズに進めるためには、スケジュールの把握が重要です。内々定、内定が出る時期を押さえ、逆算して対策しましょう。
就活の流れをしっかりとつかまないと選考で出遅れてしまうこともあります。こちらの記事を参考に詳しい就活の流れを把握していきましょう。
就活の流れを5ステップで解説! 時期別の選考対策も紹介
内々定の出る時期は3月~10月
10月までに出た内定は、すべて内々定になります。早期選考などで3年生の時点で内定が出たとしても、それは内々定です。経団連が定める就活スケジュールでは、内定は10月以降に出すことを定められているためです。
経団連とは
企業など産業界の意見を取りまとめて、政治や行政に働きかける団体。また、企業向けの取りまとめ役として、就活の解禁日を定める役割もある。
一般的には、本選考の始まる6月以降に内々定を出す企業が多い傾向にありました。しかし、近年は優秀な人材を早期に確保する動きがあり、内々定を出す時期を前倒しにする企業が多くなっています。
就活みらい研究所の就職プロセス調査(2025年卒)によると、25卒の内々定率は3月後半時点で30.0%、4月後半時点で52.0%、5月後半時点で70.2%。これにより、6月の本選考が始まるよりも前の4〜5月の時点で、就活生の2人に1人が内々定を持っていることがわかります。
5月から6月にかけて内々定を取る学生が多いように感じます。理系のメーカー志望の学生は、3月から4月にかけてのゴールデンウィーク前までに内々定にこぎ着けている学生も多いです。
ただ事情は人それぞれなので、他人が内々定を取っているからといって焦ったり不安になったりする必要はまったくありません。
3年次の秋から冬にかけての早めの選考をおこなう企業では、3月より前に内々定が出るケースもあります。
また、公務員試験や海外留学などの後に民間企業の就活を始める学生などは、4年次の夏の終わりから秋にかけて内々定をもらうことになります。
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正式に内定が出る時期は10月以降
経団連による現行の就活ルールでは、企業が内定を出すことができるタイミングは大学4年生の10月1日以降と定められています。
そして一般的に、10月1日に企業の社員と内定者が集う内定式が実施されます。その時、無事内々定から内定になります。
以下の記事で就活の内定時期をさらに詳しく解説しています。気になる人はこちらも要チェックです。
就活の内定時期はいつ? 早く内定を得るために必要なことを解説
通常の採用スケジュールとは異なる! 内々定が早く出る業界や企業4選
内々定が早く出る業界や企業4選
- マスコミ業界
- 外資系企業
- ベンチャー企業
- リクルーター面談やインターンを受けた企業
一般的な企業は、おおよそ3〜6月に内々定を出しますが、業界や企業によっては内々定を出す時期が早いので出遅れないように注意する必要があります。
ここでは、内々定が早く出る業界や企業4選を解説します。自分の志望する業界や企業がないか、必ず確認しておきましょう。
早期に内々定が出る業界や企業を受けるためには、早い段階で業界を絞っておく必要があります。業界がまだ絞れていない人は、ぜひ以下の記事を参考にしてくださいね。
業界の絞り方で就活失敗? 後悔しない絞り方7選と必須の準備を解説
①マスコミ業界
マスコミ業界とは
放送業界や出版業界、新聞業界、広告業界など、テレビや雑誌などのメディアを通じて、世の中に情報を届ける業界。
マスコミ業界は、3年生の時点で選考をおこなったり、4年生になる前に内々定を出す企業も多くあるので要注意です。
特にアナウンサーなどの放送業界は、大学3年生の秋から採用を開始する場合があるので、志望者は早めに説明会やイベントなどに参加して情報収集をしましょう。
また、出版業界などもエントリーが3年生の2月に締め切ってしまう企業も多くあるので、志望者は気を付けてください。
たとえば、テレビ局の選考は、テレビキー局から始まり地方テレビ局の順に進められます。選考が長期に及ぶ特徴があるので、早めに内定を出さないと次が続かなくなります。
広告業界は人気のため、内定を勝ち取るためには志望動機がカギになります。広告業界を志望する人は、以下の記事をぜひチェックしてくださいね。
例文7選|広告業界で勝ち抜く志望動機の書き方と差別化のコツ
また、出版業界へ就職したいと考える人は、以下の記事を参考に選考対策を進めましょう。
出版社への就職を叶える5つの必須準備|トレンドや選考対策も解説
放送業界の中でもテレビ局を志望する人は、以下の記事を参考に選考対策を進めてくださいね。
テレビ局への就職を有利にする6つの方法|志望動機例文も紹介
②外資系企業
外資系企業とは
本社が海外にある企業や、外国法人または外国人が一定以上出資している日本の企業。
外資系企業は経団連に所属していない企業が多く、一般の採用スケジュールよりも採用時期を早めている企業が多く見られます。
インターンシップ後にそのまま早期選考が実施されることもあり、早い企業では大学3年の秋には内々定が出ます。
インターンの参加有無が本選考への参加条件になる場合も多いので、しっかりとインターンの対策をしましょう。
外資系企業の多くが、日本の企業と違い、経団連による就活のスケジュールの影響を受けないため、内定を出す時期が日本の企業より早くなっています。外資系企業を希望する学生は、日本企業より早い時期からの就活が必要です。
外資系企業を狙う人は、早めにインターンの面接対策をおこないましょう。以下の記事でインターンの面接対策を解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
インターンシップの面接を突破する3つのカギ|質問と回答例12選
③ベンチャー企業
ベンチャー企業とは
新しいビジネスモデルや最先端の技術を用いて、社会に新しい価値をもたらすサービスや商品を提供している企業。
ベンチャー企業も経団連に所属していない企業が多いため、大学3年の秋から選考をおこない、早期に内々定を出すケースが多く見られます。
また、大企業が採用活動を始める前に優秀な人材を確保したいと考えるため、多くの企業が年間を通して採用活動をおこなっています。
以下の記事では、メガベンチャー企業の就活スケジュールを詳しく解説しています。メガベンチャーを志望する人は必ずチェックしてくださいね。
人気のメガベンチャー20社紹介! 特徴や選考難易度などを解説
ベンチャー企業はいい人がいいタイミングにいれば、春の新卒採用にこだわらず採用したいと考えています。
インターンを実施している企業などは、学生の働きぶりも見ているので、良い人材を確保するために他の企業より早く内定を出すことが多いです。
④リクルーター面談やインターンを受けた企業
リクルーター面談とは
企業からの依頼を受けた社員が「リクルーター」となり、出身大学の学生や選考の過程で優秀と判断された学生に連絡を取っておこなわれる面談。
リクルーター面談は、面談とあるものの実質選考の場であるケースも多く、参加した学生は通常の採用ルートよりも早く内々定を獲得できる場合もあります。
企業によっては、2年生の時点でリクルーター面談が実施されるケースもあります。
リクルーター面談の実態や流れを知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
リクルーター面談の実態は? おすすめ逆質問30選と必須準備を解説
インターンとは
学生が企業で就業体験をすること。大学3年生の夏〜冬にかけておこなわれることが多い。大企業・中小企業含めて多数の企業が開催している。
企業がインターンをおこなう理由の一つに、優秀な学生の早期囲い込みがあります。そのため、企業によってはインターンを受けた学生が早期選考に進むことも可能です。
インターン参加者は、通常の採用ルートよりも早い大学3年の秋から冬にかけて内々定を得られるケースもあります。
インターンの一連の流れや参加するメリットを知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてくださいね。
インターンは就活に不可欠? 8のメリットと選び方を詳細解説
また、インターン後におこなわれた早期選考で内定が出て「一旦保留にしたい……」と考えている人は、以下で保留の可否や企業への連絡方法などをキャリアコンサルタントが回答しているので確認してみてくださいね。
アドバイザーコメント
上原 正光
プロフィールを見る早期に内々定を出す業界や企業を志望する人は早めに行動すべき
外資系、ベンチャー、IT、マスコミなどは早く内々定を出す企業が多いようです。また、理系学生に対してメーカーは早めに内々定を出す傾向があります。企業が早期に内定を出す1番の目的は、早いうちから人材を確保しておきたいという思いからです。
これらの業界や企業、職種では、早めにエントリーしておかないと募集すら早めに締め切ってしまうことがあります。気になる企業に対しては、早めに行動を起こしておくことが必要となります。
出遅れないためには情報のキャッチアップとリサーチを進めよう
また会社説明会やインターンに参加することを応募条件としている企業も少なくありません。各企業の採用情報については企業ホームページ(HP)などで頻繁に確認し、採用マイページで登録しておくことが大切です。
過去の採用の状況を聞くには、OB・OGやキャリアセンターなどが有効です。自ら早めに行動し、リサーチすることからすべてが始まります。同じ業界でも企業によって選考スケジュールは異なるので油断は禁物です。
インターンに参加し、企業説明会の予約をとり、OB・OG訪問をするなどして主体的に活動することが求められます。
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一度おさらいしよう! 選考から内定、入社までの流れ
選考から内定までの流れや、内定から入社までの流れがいまいちよくわかっていないという人も多いのではないでしょうか。
ここでは、一般的な選考から内定、入社までの流れを解説します。一連の流れがわかれば就活を進めやすくなるので、一度確認しておきましょう。
①3月~6月:エントリー、説明会、選考
経団連に所属する企業は、一般的に3月に情報解禁で、説明会やエントリーシート(ES)、筆記試験などの選考が始まります。その後、面接を何度か重ねて内々定が出ます。
選考期間は企業によって異なりますが、応募から1〜2週間で内定が出る場合もあれば、応募から内定まで1〜2ヵ月以上かかる場合もあります。
また、経団連に所属しないベンチャー企業や外資系企業などは、3月よりも前に選考が実施されるケースが多くあります。
②3月~10月:内々定
3月に情報が解禁されてから選考を経て、10月までに内々定が出ます。
企業によって内々定の出る時期は異なりますが、就活みらい研究所の就職プロセス調査(2025年卒)によると、大学4年生の7月末には約8割の就活生が内々定を獲得しています。
前述したように、マスコミ業界・外資系企業・ベンチャー企業・リクルーター面談やインターンを受けた企業の場合、3月よりも前に内々定が出るケースが多いので注意してください。
以下の記事で、一般的な就活の期間を詳しく解説しています。就活をいつまで続ければいいか不安な人は確認してみてくださいね。また、就活を長期化させない方法も併せて解説しているのでこちらも要チェックです。
就活はいつまで続く? 一般的な時期や長期化させない方法を解説
③10月以降:内定式・正式に内定
10月以降初めて正式に内定が出ます。また一般的に、10月1日に内定式が実施される企業が多く、ここから入社に向けた準備が本格的に始まります。
内定式とは
企業が正式に内定者に内定を伝え、入社の承諾を得るイベント。 内定式は、入社意志の最終確認をおこない、誓約書を交わす役割もある。
④入社まで:内定者研修・内定者交流会
企業によっては、内定者のスキル向上やモチベーション維持が目的の内定者研修や、同期間の親睦を深める目的の内定者交流会などが入社までに実施されます。
内定者研修は、プレゼンやレポートなどの課題が出されるケースもあります。これらの評価が入社後の配属先を決めるための判断材料になる場合もあるので、気合いを入れて取り組んでくださいね。
また、企業によっては、内定後に内定者アルバイトを実施する場合もあります。「内定者アルバイトに参加した方がいいのかな……」と悩んでいる人は、以下のQ&Aでキャリアコンサルタントが参加すべきかを回答しているのでチェックしてみてくださいね。
⑤翌年4月:入社
翌年の4月1日付けで、晴れて企業の一員となります。一般的に、入社後1〜3ヵ月は研修が実施される場合が多くあります。企業によっては、半年〜1年以上研修をおこなう場合もあります。
入社後の研修に集中するためにも、入社前の準備は早めにおこなってくださいね。「入社に向けて何を準備すべきかわからない……」という人は、この記事の「要チェック! 内定を獲得した後に必ずすべきこと7選」の「⑥入社に向けた準備をおこなう」で後述するので確認してみてください。
- 正直内定辞退をすべきか迷っているのですが、いつまでなら良いでしょうか。
内定辞退するなら一日でも早く伝えよう
内定辞退に期限はありません。内定承諾書を提出していても、辞退することはできます。とはいえ、内定を出した企業はあなたが入社することを期待して、受け入れる準備を進めているので、辞退するなら一日も早く伝えてください。
もし内定が複数あり、さらにこれからほかの企業を受けるという場合は、次の企業を受ける前に内定は1つに絞ることをおすすめします。一社ずつ自分自身で判断して決めていくことで判断基準が確立していくからです。
まずは、なぜ辞退を迷っているのか、あなた自身の気持ちの整理が必要ですね。内定をもらった企業で気になることがあるなら、直接企業の人に相談してみると良いですよ。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見る選考から入社までの流れはしっかりと確認しておこう
就活では、通常3月から6月にエントリー、説明会、選考が実施され、この時期に内々定が出ます。10月以降に内定通知書が送付されて内定式が実施され、以降翌年の4月入社まで内定者研修や内定者交流会がおこなわれます。
選考から入社までの一連の流れを押さえておかないと、就活のスタートが遅れて希望する企業へエントリーできないケースや、予定が調整できず内定者研修や交流会に参加できなくなることがあります。
必要な時期に募集することが多い中途採用と異なり、新卒採用はエントリーから入社までのプロセスが決まっているので、志望する企業の一連の流れを押さえておくことが大切です。
特に企業のエントリー時期や説明会の時期は早めに押さえよう
就活はエントリーから入社まで長期間の活動になるので、一連の流れを押さえておくことで、計画的に就活をおこなうことができます。特に企業のエントリー時期や説明会は一定の時期に集中することが多いので、効率良く就活をおこなううえでもしっかり流れを押さえておく必要があります。
また企業で必要なスキルや知識などを認識し、入社までに自己啓発するといった予定を整理すると、内定獲得のために自信を持ってアピールできます。
選考から内定、入社までの流れがつかめたら、就活のやり方も再確認しましょう。以下の記事で、就活のやり方とやるべきことを詳しく解説しているので要チェックです。
就活のやり方は? 内定を勝ち取るために必要なすべてを徹底解説!
就活で必ずやること一覧|時期・状況別で必須の対策を厳選!
要チェック! 内定を獲得した後に必ずすべきこと7選
内定を獲得した後に必ずすべきこと7選
内定が出たら、そこで終わりではありません。「本当にその企業で良いか」をしっかりと考えたうえで内定承諾・内定辞退の判断をしてください。
深く考えずに内定承諾をしてしまうと、「転勤があるなんて知らなかった……」「思っていた仕事と違った……」というような後悔につながりかねません。
ここでは、内定を獲得した後に必ずすべきこと7選を解説するので、すでに内定を持っている人やこれから内定が出そうな人は必ず確認してくださいね。
また、「内定通知書がなかなか来ない……」と悩んでいる人は、以下のQ&Aでキャリアコンサルタントが対応方法を回答しているのでチェックしてみてくださいね。
あなたが受けない方がいい職業を確認しよう
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
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①雇用条件や企業とのマッチ度を確認する
内定を獲得したら、給料や勤務地、残業などの働く条件にミスマッチがないか、業界・職種や企業の社風などが本当に自分に合っているか、などを再確認しましょう。
ここで条件面をしっかりと確認しておかないと、入社後にミスマッチを起こして早期退職につながってしまうので要注意です。そのため、「本当にこの企業で良いかどうか」を実際に働いている自分をイメージしながら検討してくださいね。
少しでも条件面で不安要素があれば、人事に直接問い合わせたり、口コミサイトなどを見てみたりして一つずつ潰していきましょう。
この企業で良いか考える際に確認すべきことの例
- 給料・勤務地・転勤や残業の有無などの雇用条件
- 業界・職種・社風が合っているか
- 第一志望ではない企業から内定をもらい、承諾するか悩んでいます。入社後にミスマッチをおこさないためにも、どのような条件を見ておくと良いですか?
勤務地については再度確認しておこう
文章で記された労働条件や勤務地については、再度確認しておきましょう。どこの地域のどの部署に配属される可能性があるのかを、人事担当者に確認してみることです。
会社の雰囲気や実際の働き方については、先輩社員との懇談会や職場見学会、工場見学の機会を存分に活かして、五感をフル活用して違和感がないか確認しましょう。
同期となる人が集まる懇親会でも会社の雰囲気を想像できます。何か自分だけが浮いている感覚を持った場合は要注意です。
また主要事業を志望していても、実は事業運営は関連会社でおこなっていることが多くあります。
志望通りとはいえ関連会社に配属される可能性もあるので、そうなった場合でも納得できるか気持ちを整理しておくことが大切です。外から見ているとなかなか見えてこないことは意外と多いものです。
②内定承諾・内定辞退の連絡をする
「内定を承諾するか、辞退するか」の判断ができたら、すぐに企業に報告しましょう。
一般的に、電話で直接報告した後にメールでも連絡をするのがマナーです。メールは文面として残るので、後に企業側が確認しやすくなるという役割があります。
仮に、返信期限が迫っているのに電話がつながらない場合は、取り急ぎメールで連絡をして、時間をあけてから電話でも必ず連絡をしましょう。
電話やメールでの具体的な連絡の方法は後述するので、併せてチェックしてください。
「内定を承諾するか迷う……」という人は、以下の記事でその悩みを解消する方法を解説しているので、確認してみてくださいね。
内定承諾に迷う人が持つべき判断基準|NGな考え方も解説
内定の連絡は電話で行う企業が大多数です。以下の記事では内定を電話で通知された時の受け答えについてまとめているので参考にしてみてください。
内定を電話で通知されたときの受け答え|保留や辞退したい場合も解説
以下の記事では、内定辞退をいつまでにすべきかを解説しています。内定を辞退するか悩んでいる人は要チェックです。
内定辞退はいつまで? データをもとに内定辞退率が高い時期を紹介!
また、内定辞退の理由を企業に言いづらい場合、「嘘の理由を言ってもいいのだろうか……」と悩む人も多いのではないでしょうか。そのように悩んでいる人は、以下のQ&Aでキャリアコンサルタントが辞退理由の回答方法を説明しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
「一度内定を辞退したけど、やっぱり内定を承諾したい……」というように内定辞退を取り消したい場合はどうすれば良いのでしょうか。以下のQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しているので確認してみましょう。
次の記事では、内定辞退の理由例について紹介しています。伝え方が気になる人はぜひ併せて読んでみてくださいね。
内定辞退の理由を伝える例文11選|4つの注意点でトラブルを防ごう
まずは自己分析ツールで自分の強み・弱みを確認しよう!
「自己分析って時間がかかるし、正直面倒だな」と思っていませんか。
「自己分析ツール」を使えば、たった3分であなたの強みに合った適職を見つけられます。
自己分析を億劫に感じるときは、ツールを使って効率化しましょう。
- 自分の強みや弱みが分からない人
- 自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
- 自分にあった仕事を知りたい人
③内定承諾書と添え状を送る
内定が出たら、企業から内定通知書とともに内定承諾書が送られてきます。内定承諾の意思が固まったら、承諾書に署名をし、添え状をつけて企業に郵送しましょう。
内定承諾書は正式な書類なので、捺印にシャチハタを使用しないのが一般的です。朱肉をつけて使う認印を使ってくださいね。
添え状の作成は、手書きでもパソコンでもどちらでもOK。また、添え状のサイズは、内定承諾書のサイズと合わせましょう。
添え状には、封筒の中に何の書類が同封されているかを記載するのと、企業へのお礼の言葉を記載しましょう。また、添え状の日付は、郵送する日や手渡しする日を記載してくださいね。
添え状とは
書類の枚数や送付者や宛先、挨拶やお礼などが記載された書類のこと。内定承諾書のような重要な書類を送る際に同封する。
添え状、内定承諾書の作成ができたら、郵送の準備をしましょう。無色透明のクリアファイルに、添え状が一番表にくるようにして入れます。クリアファイルは、新品を用意しましょう。
白、または、茶色の角4というサイズの封筒を選べば、クリアファイルごと、ぴったりと納めることができます。手書きで宛名を書きますが、なるべく丁寧な文字で書くように心がけましょう。
必須ではありませんが内定後のお礼状も送りたいと考えている人は以下の記事も参考にしてみてください。例文付きで詳しく解説しています。
内定後のお礼状の正しい書き方|例文付きで気になるポイントを解説
④お世話になった人に報告をする
企業に内定承諾の連絡をしたら、両親などの身内だけでなく、大学のキャリアセンターや就職エージェントなど、就活時にお世話になった人たちに就職先が決まったことを報告しましょう。
また、OB・OG訪問をした場合は、先輩があなたの就活結果がどうなったか心配しているかもしれないので、必ず就職先が決まったことを報告しましょう。入社後に先輩が直属の上司になる可能性や、クライアントになる可能性もゼロではありません。そのようなことを鑑みても、就活結果の連絡は必ずしてくださいね。
OB・OGに就職先が決まったことを報告する際は、今までお世話になったことに感謝し、具体的に何がためになったのかを記すと良いでしょう。間違っても、定型的で通り一遍にビジネス文章を送ることのないように気をつけましょう。
「そもそもOB・OG訪問が何かよくわからない」という人や「OG・OG訪問のやり方を知りたい」という人は、以下の記事でOB・OG訪問の手順を詳しく解説しています。ぜひ確認してみてくださいね。
OB訪問・OG訪問は必要? 就活を有利に進める手順を完全網羅
⑤入社までのスケジュールを確認する
企業によりますが、入社するまでの間に、内定式や内定者研修、内定者交流会などのさまざまなイベントが実施されます。
基本的に、人事から早い段階で入社までのスケジュールを共有されるので、確認漏れのないように気をつけましょう。
スケジュールが共有されたらすぐにカレンダーに予定を記入して、それぞれのイベントを忘れないようにしてくださいね。
入社までにおこなわれるイベントの例
- 内定式
- 内定者研修(課題)
- 内定者交流会
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⑥入社に向けた準備をおこなう
内定承諾の連絡をしたら、入社に向けた準備も少しずつ進めていきましょう。
たとえば、営業職のような対面の職種で採用されたなら、スーツや名刺入れなどをそろえておく必要があります。勤務地が遠くて引っ越さなければいけない場合は、新たに物件を探す必要がありますね。
また、時間に余裕がある人は、ビジネスマナーや基本的なPCスキル、その仕事で必要な知識など、入社に向けた勉強をしましょう。早めに勉強をしておけば、入社前に同期よりも一歩リードすることができます。
入社までに準備するもの・ことの例
- もの:スーツ、ブラウス、時計、靴、カバン、名詞入れ など
- 物件探し:勤務地が自宅から遠くて引っ越す場合や1人暮らしを始める場合は必要
- 勉強:ビジネスマナー、基本的なPCスキル、その仕事で必要な知識 など
入社前にやるべきこととして、きちんと卒業できるように残りの学生生活をしっかり送ってほしいと思います。
じっくりと学べる時間がしばらく取れなくなるので、卒論やその他の勉強に励みましょう。さらに時間があったら、入社後に役立ちそうな勉強や好きなことに取り組んでみてください。
⑦学生時代にしかできないことをやっておく
大学の勉強や海外旅行、自動車免許や資格の取得など、まとまった時間がないとできなかったり、学生時代にしかできないことは、今のうちにやっておきましょう。
一般的に、就職するとゴールデンウィークやお盆、年末年始などでしか長期休暇を取ることができません。仕事によっては、そのような期間に休みを取れない場合もあります。
就職後に「学生時代にあれやっておけば良かった……」と後悔しないためにも、今一度やり残したことを洗い出してみてくださいね。
学生時代にやっておいた方がいいことの例
- 大学の勉強
- 自動車免許の取得
- 海外旅行
- 資格取得
社会人になると長期間の休みが取りにくくなるので、自動車免許の取得や海外旅行などはおすすめです。
また就きたい職種で活かせる資格があれば、学生時代に取得しておくのもいいでしょう。後悔しないためにも、今だからこそできることを実践してください。
いつまでに連絡すればいい? 内定承諾や内定辞退の返信期限
企業から内定がもらえたら、「いつまでに内定承諾や内定辞退の連絡をすればいいのだろう……?」という悩みが出てくるのではないでしょうか。
内定承諾や内定辞退の連絡をいつまでも待ってくれるわけではなく、返信期限を過ぎてしまうと、内定取り消しになる恐れもあるので注意してください。
ここでは、内定承諾や内定辞退の返信期限を解説していきます。すでに内定を持っている人はもちろん、これから選考に臨む人は必ず事前に確認しておきましょう。
①承諾の連絡は内定獲得から平均2週間以内までにしよう
企業から内定の連絡が来たら、2週間以内を目安に承諾の連絡をしましょう。
企業によっては1週間以内、1カ月以内などと、内定承諾を待ってくれる期間が異なるケースもあるので、その場合は企業が提示した期限に従ってください。
内定を複数持っていて悩んでいる人や、ほかに志望する企業の選考結果が出ていない人は、前もって人事に返信期限を確認してくださいね。
内定承諾を待ってくれる期間は企業によって異なりますが、承諾期間を1週間から10日程度と決めている企業が多いでしょう。
この時期に承諾できない場合は、待ってもらえるよう交渉する必要がありますが、待ってもらえないケースもあります。待ってもらっても最長で1カ月程度でしょう。
②辞退の連絡は内定獲得から1週間以内がマナー
法律的に、内定辞退の連絡は入社の2週間前までにしても問題はありません。
しかし、内定辞退の連絡が遅れると企業側の採用スケジュールに遅れが出てしまい、迷惑がかかってしまいます。そのため、内定が出てからおおよそ1週間以内に辞退の連絡をおこなうのが一般的なマナーです。
また、サイレント辞退と言われる、企業からの連絡を無視する行為は絶対にやめましょう。企業側は、内定承諾や辞退の連絡が来るまで、次の採用に切り替えることができません。
サイレント辞退とは
応募者が企業からの連絡を無視し、音信不通の状態で内定辞退すること。
「入社前ギリギリに内定辞退をしてもいいのだろうか……?」という疑問がある人もいるのではないでしょうか。以下のQ&Aで、キャリアコンサルタントが3月に内定辞退をすることの可否を回答しているのでチェックしてみてくださいね。
企業からの内定連絡を無視するということは、選考までのお互いの時間や労力、企業からあなたへの期待を台無しにする行為です。
あなたが社会人になった際、その企業や採用担当者が、自社の取引先や顧客になるかもしれません。礼を失することなくきちんと断ることも社会人としての第一歩です。
必ず押さえよう! 内定承諾の連絡方法
内定承諾の連絡をする際は、企業側に信頼できる人材だということを示すためにも、マナーを守った連絡を心がけましょう。
基本的に内定承諾は、「①電話→②メール」の順番で連絡をしましょう。この時、感謝の言葉や今後の意気込みも併せて伝えられると謙虚で誠実な印象を与えられますよ。
ここでは、内定承諾の連絡を電話でする場合と、メールでする場合を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
①電話で内定承諾の連絡をする場合
内定をもらえたからといって、メールのみで内定承諾の連絡を済ますのは避けてください。感謝の気持ちや今後の意気込みを伝えるためにも、必ず電話で内定承諾の連絡をしましょう。
電話をする際は、静かで電波状況の良い場所を選んでください。電話をかけるタイミングは、企業のHPなどを見て営業時間内にかけるようにしましょう。電話をかける時間帯は以下を目安にしてくださいね。
また、人事から今後の流れを共有される場合もあるので、メモとペンをすぐに取り出せるようにしておくと安心です。
電話で内定承諾の連絡をする場合の例
学生:お世話になっております。私、〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。お忙しいところ恐縮ですが、採用担当の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?
採用担当:お電話変わりました。〇〇です。どうされましたか?
学生:お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇です。〇〇様、ただいまお時間よろしいでしょうか?
採用担当:はい、どうぞ。
学生: 先日は内定のご連絡をいただき誠にありがとうございます。本日は、御社からの内定をありがたくお受けさせていただきたいと思い、ご連絡をいたしました。
採用担当:承知しました。
学生:ご迷惑をおかけすることも多々あるかと思いますが、御社に貢献できるように日々努力する所存でございますので、何卒よろしくお願いいたします。
採用担当:はい。これからよろしくお願いします。今後の流れについては、明日メールでご連絡しますね。
学生:承知いたしました。お電話のお時間をいただきありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。それでは、失礼いたします。
電波の状況が良く、静かな場所から電話をしましょう。電話では、相手に余分な時間を取らせないよう、用件を簡潔に伝えることが大切です。
電話での会話は緊張しがちなので、一度練習をしておくと安心です。入社までのスケジュールなど、連絡事項がある場合も考えられるので、メモの準備も忘れずに。
②メールで内定承諾の連絡をする場合
電話で内定承諾の連絡をしたら、当日中にメールでも連絡をしましょう。
あなたが内定承諾をした事実を文面でも残しておけば、後で人事が確認しやすくなります。したがって、必ずメールでも内定承諾の連絡をおこないましょう。
メールでも、感謝の気持ちとこれからの意気込みを改めて伝えてくださいね。
送信メッセージ
TO〇〇〇〇@theport.jp
CC
件名【内定承諾のご連絡】〇〇大学〇〇学部〇〇学科 港太郎
株式会社〇〇
採用ご担当
△△様
お世話になっております。
内定の通知をいただきました〇〇大学〇〇学部〇〇学科の港 太郎です。
先ほどはお忙しい中、お電話のお時間をいただき誠にありがとうございました。
改めまして、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございます。
ぜひ貴社の内定をお受けさせていただきたいと存じます。
来春より貴社の一員として精進いたしますので、
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇年
携帯電話:080-XXXX-XXXX
メール:minato@〇〇〇〇.ab.jp
―――――――――――――――――――――――
内定通知のメールを受け取ったら、できる限り迅速に返信しましょう。ビジネスメールの返信は、基本24時間以内です。内定承諾のメールもこれに準じましょう。
件名は変更せず、相手から送られた本文も残したまま、返信をします。件名を変更してしまうと、メールの管理が煩雑になり、相手に負担をかけてしまいます。
早めの連絡がマナー! 内定辞退の連絡方法
内定を辞退する場合は、必ずその旨を連絡しましょう。「気まずいからしたくない」「もうかかわらないから無視してもいいだろう」などと連絡しないのは厳禁です。
企業に迷惑がかかってしまうだけでなく、大学の評判を落とすことにもつながりかねません。また、別の企業に就職した後に、クライアントとしてかかわることがあるかもしれません。そのため、内定を辞退する場合は、電話もしくはメールできちんとお詫びと感謝の気持ちを伝えましょう。
ここでは、内定辞退の連絡を電話でする場合と、メールでする場合を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
①電話で内定辞退の連絡をする場合
選考時に「御社が第一志望です」と言ったのにもかかわらず内定辞退の連絡をする場合、「怒られるのではないか……」などと電話をかけることをためらう人もいると思います。
しかし、重要な決定事項は直接伝えるのが社会人としてのマナーです。勇気を出して辞退の意思を伝えましょう。
緊張で上手く話せないことも想定して、話す内容は事前にメモにまとめておくと安心です。
電話で内定辞退の連絡をする場合の例
学生:お世話になっております。私、〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。お忙しいところ恐縮ですが、採用担当の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?
採用担当:お電話変わりました。〇〇です。どうされましたか?
学生:お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇です。〇〇様、ただいまお時間よろしいでしょうか?
採用担当:はい、どうぞ。
学生: 先日は内定のご連絡をいただき誠にありがとうございます。大変申し上げにくいのですが、悩みぬいた結果今回の内定は辞退させていただきたくご連絡をいたしました。
採用担当:それは非常に残念です……。差し支えなければ理由をお聞かせいただければと思います。
学生:はい。ほかにも選考に進んでいた企業があり、そちらからも内定をいただきました。非常に悩んだのですが、自分の将来や適性を慎重に考えた結果、そちらの企業に入社をしようと決めました。
採用担当:そうでしたか。とても残念ですが、承知いたしました。
学生:〇〇様には大変お世話になり感謝しています。また本来であれば御社に直接伺うべきところですが、お電話でのご連絡となり申し訳ございません。
採用担当:いえ、また仕事上でかかわる機会があればよろしくお願いします。
学生:ありがとうございます。貴重なお時間をいただきながら、このような形になってしまい申し訳ありません。また機会あれば何卒よろしくお願いします。それでは、失礼します。
- 内定辞退の連絡をするのが怖いです。怒られないために、気を付けるべきマナーを教えてください。
「大変心苦しいのですが」のようなクッション言葉を添えよう
多数の企業にエントリーする就活生にとって、内定辞退は、特別なことではありません。電話口で叱りつけるような担当者はいないので、「怒られるのでは」という不安は払拭しましょう。
「せっかく内定をもらったのに申し訳ない」という気持ちを表現すると共に、丁寧な印象になるのが、クッション言葉です。
内定辞退を伝える前に、「大変心苦しいのですが」「誠に恐縮なのですが」という言葉を添えると良いですよ。
②メールで内定辞退の連絡をする場合
内定辞退の連絡は、電話でした方がマナー的に好ましいですが、担当者が不在の場合はメールでしても問題ありません。ただ、基本的には「①電話→②メール」の順番で連絡することがマナーなので、緊急時でない限りは基本のマナーを守りましょう。
内定を辞退する理由は、「諸事情により」「一身上の都合により」などとぼかして記載しても問題ありません。もし、辞退する理由を追及されたら、詳しく話しましょう。
メールで連絡する場合でも、感謝の言葉を必ず伝えてくださいね。
送信メッセージ
TO〇〇〇〇@theport.jp
CC
件名【内定辞退のご連絡】〇〇大学〇〇学部〇〇学科 港太郎
株式会社〇〇
採用ご担当
△△様
お世話になっております。
内定の通知をいただきました〇〇大学〇〇学部〇〇学科の港 太郎です。
内定をいただいたにもかかわらず誠に恐縮なのですが、諸事情により、内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。
貴重なお時間をいただいたにもかかわらず、ご期待に添えず大変心苦しく感じています。
面接をご担当いただいた△△様を始め、貴社には大変お世話になりましたことを心より感謝申し上げます。末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
―――――――――――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇年
携帯電話:080-XXXX-XXXX
メール:minato@〇〇〇〇.ab.jp
―――――――――――――――――――――――
電話連絡の後にメールを送るのは、記録としてきちんと残しておくためです。そのため、件名は「内定辞退のご連絡 〇〇大学 氏名」など、内容と送信者がはっきりわかるように明記しましょう。
「お電話でもお伝えしましたとおり」と、電話後のメールであることもしっかり書いておくと良いでしょう。
注意しよう! 内定取り消しになるケース
内定取り消しになるケース
- 契約条件を満たせなかった
- 反社会的な行為を犯した
- 重大な怪我や病気を患った
- 書類や申告に虚偽があった
志望企業から内定がもらえたら、この上なく嬉しいですよね。
しかし、内定が決まったからといって、入社するまで気を抜いてはいけません。会社にとって不利益なことをしてしまうと、せっかくの内定を取り消されてしまいます。
では、どのようなことをすると内定を取り消されてしまうのでしょうか? ここでは、内定取り消しになるケースを4つ解説していきます。
①契約条件を満たせなかった
企業との契約条件を満たせなかった場合、内定を取り消されてしまうので注意しましょう。
たとえば、企業との契約条件には「大学卒業」や、「〇〇資格取得」などがあります。そこで「卒業見込みと記載していたのに卒業できない」「入社するうえで必要な資格の取得が間に合わなかった」などの事態になると、入社資格がなくなります。
選考時に「卒業見込み」「資格取得見込み」などと話したうえで内定をもらった人は、契約条件を満たせるように内定獲得後は単位や資格の取得に励みましょう。
内定通知書には、どのような場合に内定取り消しとなるか同意のうえで受諾するように記載されています。内定通知書や添付文書の条件をよく確認しましょう。
また、応募する際にも虚偽の申告をしないなどの条件を承諾することになるので、気になる場合には確認しておきましょう。
補足として、「資格取得見込み」というものは、あくまでもその時点での見込みでしかないので問題にされることはありません。
②反社会的な行為を犯した
反社会的な行為とは、不法投棄や営業妨害などの法律違反行為や、暴力・窃盗・恐喝などの犯罪行為、いじめ・誹謗中傷などの人を傷つける行為などが挙げられます。
このような行為を犯した場合は、内定取り消しにつながる恐れがあることを覚えておいてください。また、反社会的な行為を犯して前科がついてしまうと、履歴書の経歴に傷がつくので再就職も難しくなってしまいます。
当たり前のことですが、日頃の自分の言動や行動には細心の注意を払いましょう。
③重大な怪我や病気を患った
長期的な治療が必要な大けがや重い病気を患ってしまった場合は、契約条件を満たせないとして内定取り消しになるケースもあります。
ただ、このようなケースはやむを得ない事情なので、企業によっては入社時期をずらすなどの配慮がされる場合があります。そのため、もしも怪我や病気になってしまった場合は、わかった時点ですぐに人事に相談してくださいね。
④書類や申告に虚偽があった
履歴書の記載や面接の発言に虚偽があった場合も、内定取り消しにつながるケースがあります。なぜなら、履歴書や面接のような重要な書類や場面での虚偽が発覚した場合、信頼に欠ける人物として判断されてしまうからです。
たとえば、「留年確定なのに卒業見込みと書いた」「持っていない資格を記載した」「TOEICのスコアを盛った」などの例が挙げられます。
「バレなければ大丈夫だろう……」とたかをくくってはいけません。卒業証書や資格証明書の提出を求められるなど、嘘は必ず発覚すると考えておきましょう。
履歴書を書くときは記載内容が正しいかどうかしっかりと確認し、面接のときは嘘偽りのない発言をするように心がけましょう。
- 「履歴書の卒業年度を間違えてしまった」というような故意ではないケアレスミスの場合でも内定取り消しにつながりますか……?
ケアレスミスをしても内定取り消しにはならない
卒業年度は企業への応募条件なので、指定された卒業年度に卒業できないとそもそも応募資格がありません。虚偽の申告をしている場合には、内定取り消しになります。
ケアレスミスで記載ミスをしていた場合には、選考の過程で指摘されて会社側のデータは修正されています。
修正された卒業年度をもとに選考が進められ、内定が出されているので問題ありません。
また、入社時には、全員に対して卒業証明書の提出が求められるでしょう。
ここまで内定取り消しについて解説しましたが、以下の記事では状況別に内定取り消しを受けたときの対処法をまとめているので参考にしてみてください。
内定取り消しを受けたときの対処法|違法性や無効にする方法を解説
こんなときどうする? 企業への連絡内容
こんなときどうする? 企業への連絡内容
- 内々定が出ても就活を継続したい場合
- 内定承諾後に内定を辞退したい場合
- 内定承諾後に卒業できないことが判明した場合
選考の途中も、内定が出た後も、企業と連絡を取る機会は頻繁にあります。「この場合、企業へどのように連絡すればいいんだろう……」といった悩みも出てくるでしょう。
ここでは、企業への連絡内容で迷うケースを3つ解説します。イレギュラーな事態に備えて、チェックしてくださいね。
①内々定が出ても就活を継続したい場合
就活時は第一志望の企業だけでなく、第一志望群の企業や、滑り止めの企業など、さまざまな企業の選考を受けると思います。
第一志望の企業から内定をもらえていない状態で、先に第二志望の企業から内定が出るケースもあるでしょう。その場合、内定承諾するか、就活を継続するか悩みますよね。
結論から言うと、納得いく企業から内定をもらえるまで就活を続けた方が良いです。新卒のカードを使えるのは1回だけなので、後悔しないよう、納得のいくキャリアを見つけるまで就活を続けましょう。
内々定が出ても就活を継続したい場合、口頭の方が事情を説明しやすいので、電話で連絡することを推奨します。
内々定が出ても就活を継続したい場合、電話で連絡する際の例
学生:お世話になっております。私、〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。お忙しいところ恐縮ですが、採用担当の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?
採用担当:お電話変わりました。〇〇です。どうされましたか?
学生:お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇です。〇〇様、ただいまお時間よろしいでしょうか?
採用担当:はい、どうぞ。
学生: 先日は内定のご連絡をいただき誠にありがとうございます。個人的な都合で大変恐縮ですが、御社のほかにも選考途中の企業があり、その企業の選考結果が出次第、内定先を検討したいと考えております。つきましては、御社の内定承諾の返答期限を伸ばしていただけないでしょうか。
採用担当:そうだったのですね。他社の選考結果はいつ頃出そうですか?
学生:明後日に最終面接があるため、選考結果が出るまで今から2週間ほどかかりそうです。
採用担当:承知しました。では2週間後にご返事をお願いします。
学生:個人的な都合にもかかわらず、ご配慮いただき誠にありがとうございます。何卒よろしくお願いします。それでは、失礼します。
- 内定をもらいましたが、他の企業をまだ見たい気持ちが大きいです。この気持ちを正直に伝えた場合、企業にどのような印象を与えますか?
採用予定人数に影響するのであまり良い印象は持たれない
多くの企業は、入社意欲が高い学生を採用したいと考えています。この点から他社をまだ見たいと伝えた場合、あまり良い印象は持たれません。
採用予定人数が欠けてしまう可能性を懸念し、別の学生に内定を出したいと考えるケースもあるので、原則として伝えない方が良いでしょう。
「内定受諾を迷っているならば、他社へどうぞ」と言われてしまう可能性も否定できません。ただし企業のなかには学生の状況を理解し、期間を決めたうえで一定の考慮をしてくれることもあります。
内々定の場合、内定のような法的拘束力がないため安易に承諾してしまう人が多いです。しかし、本当にとりあえずで承諾してしまって良いのでしょうか。内々定を出された人は以下の記事を参考にしてみてください。
内々定をとりあえず承諾するのは危険? リスクや判断基準を解説
②内定承諾後に内定を辞退したい場合
内定承諾の連絡をした後に、他の企業から内定をもらったり、やりたい仕事の方向性が変わったりして、内定を辞退したくなる人もいるでしょう。
入社直前で辞退してしまうと、企業はそれから代わりの就活生を採用しなければいけなくなったり、入社に備えた費用面などで大きな打撃を受けてしまいます。そのため、内定を辞退したいと思ったら、一刻も早く人事に連絡しましょう。
以下の記事で、内定承諾後に内定を辞退したい場合の連絡方法を解説しています。どのように連絡すれば良いか悩んでいる人は、ぜひこちらを参考にしてくださいね。
内定承諾後の辞退で大惨事? 断り例文付きで不安別の対処法を解説
③内定承諾後に卒業できないことが判明した場合
内定承諾後に卒業できないと判明した場合は、わかり次第すぐに人事に連絡しましょう。口頭の方が事情を説明しやすいので、電話で連絡することを推奨します。
基本的に、卒業できなかった場合は内定取り消しになるケースが多いですが、企業によっては内定取り消しにならないケースもあります。卒業するまで待ってくれたり、卒業するまでアルバイトとして雇ってくれたりと配慮してくれる場合もあるので、どうしても入社したい人は諦めずに交渉しましょう。
まずは状況の報告と謝罪をしたうえで、入社意欲が高いことを伝えて、入社時期をずらすことができないか相談してみてください。
内定承諾後に卒業できないことが判明した場合、電話で連絡する際の例
学生:お世話になっております。私、〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。お忙しいところ恐縮ですが、採用担当の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?
採用担当:お電話変わりました。〇〇です。どうされましたか?
学生:お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇です。〇〇様、ただいまお時間よろしいでしょうか?
採用担当:はい、どうぞ。
学生: お時間をいただきありがとうございます。大変申し上げにくいのですが、私の努力不足で単位が足りず留年することになってしまい、ご連絡いたしました。〇〇様をはじめ、御社に多大なるご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございません。
採用担当:そうですか……。
学生:はい。取り返しのつかないことをしてしまったと深く反省しております。しかし、御社にどうしても入社したいという気持ちが強く、どうか入社する機会をいただけないでしょうか。卒業までに取得する必要のある単位は1つのみなので、来年の秋には卒業できる見込みです。
採用担当:わかりました。一度、検討させてください。
学生:ご検討いただき誠にありがとうございます。この度は御社に多大なるご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。またお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。何卒ご検討いただけますと幸いです。それでは、失礼します。
- 内定承諾後に、卒業できないことがわかって絶望しています。どのように連絡をすれば、内定取り消しを防げますか……? アドバイスをいただきたいです。
お詫びと今後の見通しを速やかに伝えよう
まずは卒業できないことがわかり次第、自分側の事情で先方に迷惑をかけてしまうことをお詫びして、来年4月に入社できなくなったことを速やかに伝えなくてはなりません。
その際に今後の見通しについて、たとえば、「2単位だけ足りないので前期で卒業できる見込みであり、ぜひとも御社で働かせていただきたい」といったことを伝えられると、秋入社などの打開策が見えてくるかもしれません。
内定の意味について正しく理解して就活をスムーズに進めよう
内定の意味や、内定が出る時期、内定後にすべきことなど、内定に関する基礎知識を深めておかないと、就活をスムーズに進めることは難しいでしょう。本記事を参考に内定に関する疑問を早いうちに解消してくださいね。
また、「内定承諾や内定辞退の連絡方法がわからない……」という人は、ぜひ本記事の例を参考に連絡し、就活をスムーズに進めましょう。
アドバイザーコメント
遠藤 美穂子
プロフィールを見る内定とは「あなたに来年4月から働いてもらいたい」という企業からのメッセージ
内定・内々定が出るタイミングは一人ひとり違います。第一志望の企業から真っ先に内定がもらえれば何よりですが、そうはいかないことも多いです。内定が出たときにはまず働く場ができたありがたさをかみしめ、それでも他のところで働きたいか自分の気持ちをよく確かめてください。
内定を承諾する時、辞退するときはいずれも電話での連絡が必要です。今はかけ慣れていないかもしれませんが、社会に出たら何でもメールで済ませるというわけにはいきません。直接コミュニケーションを取ることで、お礼の気持ちやお詫びの気持ちも伝わりやすくなりますよ。
内定後は卒業までの学生生活を悔いなく大切に過ごそう
内定後、卒業までの時間は学生生活を満喫してほしいと多くの企業担当者が言っています。学生生活の集大成である卒論を仕上げる、じっくり好きなことに取り組む、やったことのないことに挑戦するなど心行くまで楽しんでください。
大変な就活を経て手にした内定はゴールではなく人生の通過点です。入社してから始まる社会人生活を、期待と自信を持って迎えられるように準備できるといいですね。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
4名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Masamitsu Uehara〇会社員時代は人事部として3000人以上の学生と面談を実施。大学でも多くの学生のキャリア支援をおこなう。独立後は、就活生からシニア層までさまざまなキャリア相談に携わる
プロフィール詳細キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Mihoko Endo〇メガバンクで法人営業や新人研修講師、採用面接に携わる。現在は「その人らしさを引き出すカウンセリング」をモットーに、大学での就活支援、社会人向けキャリア開発研修をおこなう
プロフィール詳細マナー講師/アカデミー・なないろスタイル代表
Chikako Higuchi〇元資生堂ビューティーコンサルタント。現在は全国の企業・自治体でマナーとコミュニケーションの研修を実施。月間約1000人の新入社員に、社会人に必要なビジネスマナーを伝授
プロフィール詳細