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回答しない
面接で友人関係を聞かれたときの答え方を教えてください。
就職活動の面接で、「あなたの友人関係はどのようなものですか?」という質問をされたのですが、質問の意図がまったくわかりませんでした。友達の数や、どのようなタイプの友達が多いかなどを聞かれましたが、仕事とは関係ないように思えます。
面接官は、なぜこのような質問をしてきたんだと思いますか? 友人関係について面接で聞かれた際にどう答えるのが正解なのか、どなたか教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
チームとのかかわり方のポテンシャルを見られている可能性がある
就職活動の面接で「あなたの友人関係はどのようなものですか?」と聞かれた場合、面接官は単に友達の数やタイプを知りたいのではなく、あなたの人間関係の築き方や協調性、対人スキルを見ようとしています。
特に、新卒採用では、社会人経験がない分、学生時代の人間関係から入社後のあなたの職場での適応力や、チームでのかかわり方の現状とその可能性を推測しようとする意図があるのだと思います。
たとえば、「学部や学年を超えて交流してきた」、「意見の異なる友人とも対話を大切にしてきた」といった経験を交えて伝えると、多様な人とかかわれる柔軟性や傾聴力をアピールできるわけですね。
また、友人の数を聞かれたとしても、友人の数が多ければ良いというわけではなく、「多さよりも信頼できる関係を大切にしている」と補足すれば、深い人間関係を築ける姿勢が伝わります。
得た学びを志望動機に結び付けられるとアピールになる
大切なのは、「人間関係から得た気づきや価値観をどう仕事に活かしたいか」を語ることです。
たとえば、「人とかかわることの喜びを知り、営業や接客にも挑戦したい」など、自分の人柄と志望動機を結びつけて答えると好印象です。
良好な関係構築力を見られている
この質問は、「社会人として他人と円滑なコミュニケーションを取り、良好な関係を構築できる人物か」という点を見極めるためにされています。
なぜこのような質問をするかというと、社会では他者と協力して仕事を進める必要があり、それができる人物かを知りたいからです。
協調性重視の会社は合否への影響度が高い可能性がある
自身の友人の数や、その友人たちとどのように関係を構築してきたかを素直に答えることで、採用担当者は、入社後に社員や顧客とどのようにコミュニケーションを取るのか、その姿を想像しようとしています。
企業が協調性を非常に重視している場合は、影響する可能性はあります。
しかし、この質問が合否に与える影響の度合いは企業によって異なるため、一概には言えません。
面接官の質問意図がわからないときはお手本を参考にしよう
面接官はあなたの人柄を知りたいと思い、さまざまな切り口から質問を投げかけます。しかし面接官の意図を想定できていないと、「なぜそんなことを聞くの?」と戸惑ってしまいます。
そこで役立つのが「面接回答例60選」です。伊藤忠商事や森永製菓、トヨタ自動車などの人気企業の面接でもよく聞かれるような質問とその答え方60通りが一目でわかります。
質問と内定者の回答例を参考に面接官の質問意図を把握しておけば、本番でも柔軟な対応が可能です。本番までに質問例をチェックし、面接突破につなげましょう。





