例文24選|面接の「高校で頑張ったこと」の回答ポイントと見つけ方

3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました

  • キャリアコンサルタント/就活塾「我究館」講師

    Hayato Yoshida〇東証一部上場の人材会社で入社2年半で支店長に抜擢。これまで3,000名以上のキャリアを支援。現在はベストセラー書籍「絶対内定」シリーズを監修する我究館でコーチとして従事

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  • キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

    Junko Tomioka〇南箕輪村のキャリア教育推進コーディネーターに就任後、独立。現在は地方中高生やベトナム人留学生の就活支援、企業内キャリアコンサル、地方就職のサポートをおこなう

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  • キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役

    Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学卒業後、上場企業の営業・管理部⾨を経験し、家業を継ぐ。2017年にブルーバードを設⽴し、企業の経営支援などを展開する

    プロフィール詳細

この記事のまとめ

  • 企業が「高校で頑張ったこと」を聞く意図を把握して的を得た回答をしよう
  • 「高校で頑張ったこと」が思い出せない人のために2つの対処法を紹介
  • 「高校で頑張ったこと」を伝えるコツを押さえて企業に好印象を与えよう

就活の面接では、「高校で頑張ったことは何か」と質問されることがあります。大学時代に頑張ったことはすぐに答えられても、高校で頑張ったことは時間が経っているため、しっかり準備しなければ適切な回答ができない人も多いでしょう。

しかし、「どう回答するのが適切かわからない」「企業はなぜ高校で頑張ったことを聞くのか知りたい」「ほかの人がどのように答えているか知りたい」と疑問や不安を持つ人もいるのではないでしょうか。

この記事ではキャリアアドバイザーの吉田さん、鈴木さん、富岡さんと一緒に高校で頑張ったことの適切な回答方法を解説します。しっかり対策してスムーズに回答できるように準備しておきましょう。

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失敗エピソードも可! 「高校で頑張ったこと」で好印象を与えよう

「高校の頃を思い出しても面接で話せるような頑張ったことがない」「面接で語れるほど成果を出していない」と、「高校で頑張ったこと」の質問に対して何を回答したら良いかわからない人もいるのではないでしょうか。

面接の「高校で頑張ったこと」の質問に対する回答は、必ずしも成功したエピソード語る必要はありません。失敗エピソードでも可能です。

この記事では、前半では企業が高校で頑張ったことを聞く目的・意図や、思いつかない人の対処法、回答する際のコツなどを解説しています。そして、記事後半では実際の例文やNG回答を紹介しているので、参考にして回答に活かすことができます。

最後まで読むことで、企業側から好印象を持たれるコツを把握したうえで、オリジナリティのある回答ができるようになりますよ。

企業が高校で頑張ったことを聞く目的・意図

企業が高校で頑張ったことを聞く目的・意図

  • どんな環境で育ったのかを知りたい
  • 過去をどのように振り返っているかを知りたい
  • どのようにして困難を乗り越えてきたのかを知りたい

「高校で頑張ったこと」の質問に対して適切な回答をするには、「そもそもなぜ企業がこの質問をするのか」の目的・意図を把握することが重要です。

企業が高校で頑張ったことを聞く目的・意図は大きく分けて3つあります。的外れな回答をしないためにも、それぞれの目的・意図を把握しておきましょう。

どんな環境で育ったのかを知りたい

高校時代の経験は人格形成に非常に大きな影響を与えます。そんな重要な時期である高校時代をどんな環境で育ったのか知るためにも、企業は高校で頑張ったことを聞きます。

具体的には、企業は学生の以下のような経験を知りたいと思っています。

「高校で頑張ったこと」で企業が具体的に知りたいこと

  1. どんな人と関係性を築いてきたのか
  2. どんなことに取り組んできたのか
  3. どんな場所で育ったのか

「高校で頑張ったこと」の質問から、これらの人格形成に影響を与える要因を聞き出して、学生がどんな環境で育ち、どのような考え・価値観を持った人なのかを探るといった意図があります。

過去をどのように振り返っているかを知りたい

同じような行動でも、人によっては捉え方が異なります。たとえば、多くの人が経験する受験勉強でも、「とりあえず大学に入学できるように頑張った」と振り返る人もいれば、「志望校に合格することを目指して頑張った」と振り返る人もいます。

「高校で頑張ったこと」の振り返り方を通じて、物事への向き合い方や取り組み方を見極めるという目的・意図があります

また、自分を客観視できているかどうかも見られます。自分を客観視できていないと過大評価してしまい、入社後に計画通りに仕事ができないなど、会社に迷惑をかける可能性があるため、評価が下がってしまう可能性もあるのです。

吉田 隼人

プロフィール

自分を客観視することは社会人でも難しいです。そのため、積極的にいろいろな人にフィードバックをもらいましょう。

家族や友人、お世話になった先生、バイト先の上司など、さまざまな人から自分の印象を聞いてみてください。自分だと気付かない自分の一面が知れるはずです。

どのようにして困難を乗り越えてきたのかを知りたい

高校時代が楽しい思い出ばかりの人は少ないかと思います。受験や部活動など、たくさんの困難や課題を乗り越えて今があるはずです。

企業側は高校で頑張ったことを聞いて、どのようにして困難を乗り越えてきたのかを知りたいという目的・意図があります。入社後も初めてのことが多く困難の連続なので、これから起こり得る困難にどのように立ち向かうのかを知るために高校で頑張ったことを聞くのです

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思い出そう! 高校で頑張ったことの例一覧

高校で頑張ったことの例一覧

「高校で何を頑張ったか思い出せない」と不安を抱える人もいるのではないでしょうか。もし思いつかない人は、上記の高校で頑張ったことの例一覧から当てはまるものがないか考えてみましょう。

学校行事以外にも、日々の生活で力を入れていたことでもアピールはできるので、高校時代を思い出す際の参考にしてくださいね。それぞれの例文は記事後半の「経験別! 高校で頑張ったことの回答例24選」で紹介しています。

高校で頑張ったことが思いつかない人の対処法

前述の高校で頑張ったことの例一覧を見ても、「何を頑張ったのだろう」と思い出せない人もいるのではないでしょうか。

ここからは、高校で頑張ったことが思いつかない人の対処法を解説します。

何に一番時間を使っていたか考える

高校時代に何に一番時間を使っていたのかを考えると、「高校で頑張ったこと」の回答のヒントになります。番時間を使っていたことはそれだけ熱中していたということでもあるからです

また、後ほど詳しく解説しますが、必ずしも成功エピソードである必要はありません。失敗したことでも、どのように頑張ったのか、どう困難を乗り越えようとしたのかなどを明確に伝えれば好印象を持ってもらえることがあります。

高校で頑張ったことが思いつかない人は、まずは何に一番時間を使っていたのかを振り返って、面接の際に話す材料を見つけましょう。

高校では授業の時間が一番長かったです。誰もが受ける授業ですが、それを「頑張った」と捉えても良いのでしょうか。

吉田 隼人

プロフィール

目的やこだわりを持って取り組んでいたのであれば頑張ったエピソードになる

ただ漠然と授業を受けていたり、居眠りしながら授業を聞いていたのであれば、それを頑張ったエピソードとして紹介するのは無理があるかなと思います。

しかし、授業の内容をわかりやすくノートにまとめていたり、質問や発言を積極的におこなっていたりと、あなた自身が「こういう点は頑張っていたかも」と思えるような内容があれば、頑張ったエピソードとして伝えても良いと思います。

大事なことは、「頑張った」と判断するのは、他人ではなく自分自身です。自分が「これは時間をかけて頑張った」と自信を持って語れるのであれば、ぜひアピールしていきましょう。

自分が何に時間をかけて頑張っていたのかは、自己分析を徹底しておこなうことで見えてきます。自己分析の方法はこの記事で確認しましょう。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説

高校時代の友人や家族に聞いてみる

自分では頑張った自覚がなくても、他人から見たら「頑張っていた」と思われていることがあります。「高校で頑張ったこと」の回答が自分で思い出せない場合は、高校時代の友人や家族に聞いてみるのも一つの手です。

また、友人が高校で頑張ったことを聞いてみるのもおすすめです。自分の経験と似ている部分があり、回答内容を考える際の参考になる可能性があります。

このように、「高校で頑張ったこと」が思い出せない人は、高校時代の友人や家族に「自分が何を頑張っていたか」、また「友人は何を頑張っていたか」を聞いてみると、回答内容を考える際の参考になりますよ。

富岡 順子

プロフィール

高校で頑張ったことが思いつかない人は、当時の日記や写真、卒業文集などを見返すと、鮮明に思い出せるかもしれません。また昔聞いていた音楽を聞くと、その頃の感情を思い出すこともありますよ。

振り返ってもガクチカがない……という人は、以下の記事で紹介している方法を実践して、自分だけのガクチカを作りましょう。
例文16選|ガクチカがない悩みから必ず抜け出せる3つの方法!

高校で頑張ったことの回答の前提を押さえよう

高校で頑張ったことの回答の前提

  • 高校生ならではのエピソードを回答する
  • 大規模なエピソードを語る必要はない
  • 失敗したエピソードでも良い

高校で頑張ったことの回答内容には前提があります。前提を押さえないと的外れな回答をしてしまうことも考えられます。不用意に企業からの印象を下げないためにも、これから解説する回答の前提を押さえておきましょう。

高校生ならではのエピソードを回答する

「高校で頑張ったこと」では、高校での体験を質問されています。そのため、高校生ならではのエピソードを回答するようにしましょう。

たとえば、文化祭や体育祭、修学旅行、受験勉強などは高校生でしか体験できません。一方で、資格の取得やアルバイトなどは大学生でも経験できるため、これらのエピソードを話す際は高校生ならではの困難や課題を乗り越えた経験を伝えるようにしましょう

大規模なエピソードを語る必要はない

「高校で頑張ったこと」の質問に対する回答で面接官が見るのは、どのような環境で育ったのか、どのようにして困難を乗り越えてきたのかなどです。そのため、必ずしも大規模なエピソードを語る必要はないのです。

文化祭や受験勉強など多くの人が経験することでも、人それぞれ経験したことや困難の乗り越え方が異なります。そのため、大規模なエピソードでなくても自分の個性や価値観を伝えることはできるのです。

周りには「部活動で全国大会に出場した」や「全国模試で良い成績を取った」など、大規模なエピソードを語る人がいるかもしれません。しかし、そこで自信を失う必要はなく、自分なりにどう頑張ったかを伝えることが大切になります。

吉田 隼人

プロフィール

個人的には、自分が頑張ったと自信を持って言えるのであれば、どんな規模感でも良いかなと思います。その話をして、「良いね」と言ってくれる企業であれば、あなたとマッチングしている可能性がとても高いといえます。

ただどうしても心配なのであれば、OB・OGやキャリアコンサルタントに相談して客観的な意見をもらいましょう。

OB・OG訪問のやり方や手順については、この記事で詳しく解説しています。自分とのマッチ度を測るためにぜひ活用してみてくださいね。
OB訪問・OG訪問は必要? 就活を有利に進める手順を完全網羅

失敗したエピソードでも良い

「高校で頑張ったことはたくさんあるけど、どれも思うような成果を残せなかった」という人もいるかと思います。しかし「高校で頑張ったこと」は、失敗エピソードを回答するのも問題ありません。

前述の通り、企業は「高校で頑張ったこと」の質問を通じて、学生の困難の乗り越え方や育った環境などを知ることを目的・意図としているので、失敗エピソードでも企業側の目的・意図を満たす回答をすることが可能です

一方で、失敗エピソードを語る際は失敗談で終わらないようにすることには注意しましょう。失敗談だけで終わると、ただマイナスの印象を与えるだけになってしまいます。「どのようにして困難を乗り越えようとしたか」「この経験を通じてどのように成長できたか」まで伝えることが大切です。

アドバイザーコメント

伝えたいことから逆算して回答を組み立てよう

実際、高校生の頃から将来の目標や目的を持って行動できていた人は少ないと思います。私もその一人です。

しかし、ほとんどの人は無自覚のうちに短期的な目標・目的を見据えていて、それをクリアしようと努力できていたはずです。

難しく考えようとしすぎず、自分自身がシンプルに「頑張った」と言えることを振り返りましょう。

また、一つの「高校で頑張ったこと」でもさまざまな伝え方ができます。回答の仕方によって、面接官に伝わるあなたの強みや性格は異なるので、「何を伝えたいか」から逆算して回答を用意すると良いでしょう。

高校で頑張ったことの回答で好印象を残すコツ

高校で頑張ったことの回答で好印象を残すコツ

  • 「何を頑張ったのか」結論を最初に伝える
  • わかりやすさと簡潔さを意識する
  • 具体的なエピソードも話す
  • 頑張ったことでわかった気付きや学びまで伝える

高校で頑張ったことへの回答は、少し工夫するだけでよりわかりやすく伝えられ、かつ面接官に好印象を残すことができます。

ここからは、高校で頑張ったことを回答する際、具体的にどのようなポイントを押さえれば好印象を残せるかを解説します。話す内容の方向性が決まったら、これから解説するコツを把握して、面接官に好印象を残せるようにしましょう。

「何を頑張ったのか」結論を最初に伝える

「高校で頑張ったこと」を回答する際は、PREP法を用いて、「何を頑張ったのか」結論を最初に伝えることが重要です

PREP法

結論(Point)、理由(Reason)、具体例(Example)、結論(Point)の順番で話を展開するフレームワーク。ビジネスシーンで説明や提案をおこなうときにわかりやすく伝える基本的な方法

結論を最初に伝えない場合、面接官は何の話をされているのかわからなくなり、結局高校時代に何を頑張ったのか把握できないまま終える可能性があります。高校で頑張ったことを明確に伝えるためにも、最初に「何を頑張ったのか」という結論を伝えるようにしましょう。

わかりやすさと簡潔さを意識する

「高校で頑張ったこと」を回答する際、話の内容の具体性も重要ですが、わかりやすさと簡潔さも意識しなければいけません。

わかりやすく、かつ簡潔な回答をするには、前述のPREP法を活用するのがおすすめです。PREP法に当てはめて内容を構成することで、伝えたいことが伝わりやすく、かつ簡潔にまとめることができます。あれもこれもとダラダラと話し続けないよう注意しましょう。

具体的なエピソードも話す

「高校で頑張ったこと」を回答する際、具体的なエピソードまで話すようにしましょう。たとえば、高校で頑張ったことだけを伝えると以下のようになります。

NG例

私が高校で頑張ったことは部活動です。

これでは部活動をどのように頑張ったのか、頑張ったことでどのようなことを得られたのかわかりません。

一方で、具体的なエピソードまで話すと、以下のようになります。

例文

私が高校で頑張ったことは部活動です。

私は野球部に所属しており、甲子園出場目指してチーム全員で練習に励みました。結果的に甲子園に出場することはできなかったのですが、毎日7時からの朝練習、16時から20時までの午後練習を懸命に励み、忍耐力を身に付けることができました。

高校で身に付けた忍耐力は今でも役立っており、つらいときでも「もう少しだけやろう」と思えて、困難も乗り越えられるようになりました。

このように、具体的なエピソードがある回答は人柄までも伝えられます。話が長くなりすぎないようにすることには注意が必要ですが、あなたの価値観や人柄を伝えるためにも具体的に伝えましょう。

エピソードを具体的に話そうとすると話が長くなってしまいます。ちょうど良い話の長さの目安はありますか。

富岡 順子

プロフィール

1分スピーチで話せる情報量でまとめる

短すぎると具体的な説明ができていないため、話を聞いている面接官は何をどんなふうに頑張ってきたのか判断することができません。

一方で長くなり過ぎてしまうと、面接官も集中力を保つのが難しくなってしまいます。

PREP法で話のポイントを押さえながら、実際に時間を計ってみて1分に収まるように具体例の内容を調整していきましょう。

こちらの記事は自己PRの内容ですが、1分間で伝えたい内容をまとめる方法を紹介しています。うまくまとめられない人はぜひ参考にしてみてください。
例文12選|1分の自己PRで魅力を伝え切る必勝法

頑張ったことでわかった気付きや学びまで伝える

高校で頑張った経験を通してわかった気付きや学びまで伝えると、より好印象を与えられます。なぜなら、面接官から常に学ぶ姿勢があると判断されるからです。

会社によってはマニュアルやルールがありますが、社会人になると経験から自分なりの気付きや学びを落とし込んで、次回に活かすことが求められます。たとえば、営業に行って「〇〇を話すと先方はより興味を持ってくれる」と気付き、次回それを実践することを繰り返して成長していきます。

このように、行動から気付きを得て、実践するというサイクルが高校の時点でできている人は好印象を得られる可能性が高くなります。話のまとめとして「何に気付いたのか」「何を学んだのか」まで伝えるのがおすすめです。

アドバイザーコメント

「頑張る」選択をしたあなたの意志が重要

高校で頑張ったことを伝えるときは、PREPのR(Reason:理由)を明確に伝えると、あなたのことがよりわかるようになり、好印象を残しやすくなります。

なぜ、それに取り組もうと思ったのかについて、たとえば「○○という思いから」「○○が悔しかった」「○○な性格なので」など、自分の価値観や信念が伝わるように、行動を起こしたことの理由を書いてみましょう。

逆に事実の羅列だけになっている文章は、なかなかその人の人間性が伝わりづらく、なにより読んでいて、聞いていて退屈です。しっかりと自分の思いを乗せることを意識しましょう。

「意志」が感じられる回答が面接官の心をつかむ

その中で、「他人と比べてエピソードに自信がない」「エピソードが弱くて不安」と思ってる人もいると思いますが、心配はいりません。規模の大きさや影響の大きさは無視して構いません。大切なのは、あなたの意志です。

部活の雰囲気を良くしようとした話、バイト先の売り上げや顧客満足度の改善に力を入れた話、受験勉強をコツコツ頑張った話、弱かった自分に向き合い自己研鑽した話、生徒会で学校や組織を変えていこうとした話、苦手な人とのコミュニケーションを頑張った話。きっと何かがあるはずです。

自分を無理に誇張しようとせず、等身大の自分に自信を持って表現していきましょう。

経験別! 高校で頑張ったことの回答例24選

高校で頑張ったことを魅力的に伝えるコツを踏まえたうえで、ここでは経験別で高校で頑張ったことの回答例を紹介します。

それぞれ成功エピソード・失敗エピソードの回答例を紹介しているので、どのように回答したら良いかわからない人はぜひ参考にしてください。

例文①勉強(成功エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは普段の勉強です。

私は県内では進学校と呼ばれる高校に進学したのですが、ギリギリの成績で入学したため、授業に付いていくのに必死でした。1年生の頃は授業に付いていけず、テストでも下から10番目くらいでした。

しかし、このままでは大学に進学できないと思い、成績を上げるためにも普段の勉強を見直しました。具体的にはすでに成績上位の人の勉強方法を聞き、それと同じように実践しました。

結果的に成績をグンと上げることができ、学年30位以内に食い込むことができるようになりました。

鈴木 洵市

プロフィール

高校入学時点の成績がギリギリであったため、そのことを改善するための努力ができる人物だとわかる内容です。当時の自分に課した目標をより具体的に説明すると、さらに伝わりやすくなるでしょう。

例文②勉強(失敗エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは普段の勉強です。

私は1年生の頃、受験勉強で燃え尽きたこともあり、テストで悪い成績を取っていました。しかし、「いつまでもこのままではいけない」と思い、学年10位以内に入ることを目標に勉強への姿勢を改める決意をしました。

そこからは、授業はもちろん真面目に受け、帰宅後は最低2時間は勉強するようにしました。すると成績がどんどん伸びていったのですが、結果的には学年10位以内に入ることはできませんでした。

しかし、この経験からどんなことでも努力すれば理想の状態まで近付けることがわかりました。今後は何事も高い目標を設定して、目標に向かって努力したいと思っています。

富岡 順子

プロフィール

「悪い成績」「どんどん伸びていった」という抽象的な表現は避け、数字を使ってどのくらい成績がアップしたか表現すると、よりあなたの頑張りがイメージしやすくなります。

目標が達成できなくてもプロセスから気付きを得たエピソードは回答として成立しますが、努力をアピールする勉強方法の具体例をもう少し追加してみてください。

学業のガクチカをまとめる方法や効果的な伝え方は、こちらの記事で詳しく解説しています。例文は大学でのガクチカの内容ですが、高評価を得るポイントや組み立て方は共通しているので一度確認してみましょう。
例文14選|学業はガクチカになる! 評価される伝え方のコツを解説

例文③部活(成功エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは部活動です。

私は高校時代はサッカー部に所属しており、選手権出場を目標に毎日練習を積んでおりました。具体的には朝7時から1時間の朝練習、午後4時から3時間の午後練習があり、加えて休みの日も部活のメンバーで集まり自主練習をしておりました。毎日疲労が溜まっていましたが、「絶対に選手権に出場したい」という思いがあり、頑張ることができました。

結果は県予選の決勝で2-1で勝利し、選手権出場を果たしました。

この経験から、高い目標があることが自分を高いレベルに引き上げてくれることを学びました。この学びを得てから、何事も高い目標を持って取り組むようにしています。

吉田 隼人

プロフィール

練習時間という具体的な数値でプロセスが表されているうえに、選手権出場という結果にも結び付いていて素晴らしいと感じます。また、最後にこの経験を学びにも昇華できているのが良い印象です。

しかし、具体的に自分がどんな役割だったのかが明記できていないのがもったいないので、しっかり言及するようにしましょう。

例文④部活(失敗エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは部活動です。

私は柔道部に所属しており、全国大会出場を目標に努力していました。しかし、高校2年生の冬、最後の年に向けて追い込んでいたところ、膝の大怪我をしてしまい、高校3年生の最後の大会まで間に合わないという診断をもらいました。

怪我から1週間ほどは悔しくて泣くことしかできなかったのですが、今後どうするべきか考えたときに、チームのメンバーが全国大会に出場できるようにサポートするのが自分にできることではないかと考えました。そこからはマネージャー的な役割を担い、日々の練習をサポートしました。

結果は全国大会に出場できませんでした。しかし、この経験からいつでも今自分に求められていることは何かを考え、行動することができるようになりました。

鈴木 洵市

プロフィール

自分がレギュラーからサポートする立場に変わっても、チームのために尽くすことができたという、企業が好意的に評価しやすい内容になっています。この内容から、就職後も同じようにチームワークを重視できる人物だと捉えられます。

部活動で学んだことを伝える際に気を付けてほしいポイントは、この記事で詳しく解説しています。
例文10選|部活動で学んだことの回答で面接をリードするコツ

例文⑤学園祭(成功エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは学園祭の実行委員です。

私が通っていた高校は県内で一番人が集まるほど学園祭に力を入れています。高校入学の志望動機の一つに学園祭もあったため、高校3年生では実行委員を務めることにしました。

予算やスケジュール、タイムスケジュール、人員など、すべてをマネジメントしなければいけないため、非常に大変でした。学園祭期間は毎日のように夜9時頃まで学校に残っていたほどです。

結果的に、学園祭は無事成功させることができました。この経験からマネジメント能力を身に付けることができ、大学でのゼミやサークル、旅行などでも活かせています。

富岡 順子

プロフィール

夜9時まで残っていただけでは、残念ながらマネジメント能力が身に付いたことにはならない可能性が高いです。マネジメント能力を身に付けたことをアピールしたいのであれば、どのような行動をとって、何に気付き、経験を力に変えていったのか具体的な説明も入れるようにしましょう。

具体的には予算やスケジュール、メンバーのコミュニケーションをどのように管理したか、使用したツールや、工夫した点を話すようにしてくださいね。

例文⑥学園祭(失敗エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは学園祭です。

学園祭で友人と二人で漫才を披露することにしました。私とその友人はお笑いが大好きでよく語り合っていたのですが、なり行きで学園祭で漫才を披露することを決めました。

漫才の作り方も知らない状態だったため、まずはいろんな芸人の漫才を研究しました。その中で自分達がやりたいことや面白そうなことをピックアップし、さらにオリジナルの芸をいくつか追加して漫才を作りました。

当日は想像以上に観客が入り、緊張でネタを飛ばして成功とはいえない結果になりました。あの静寂した瞬間は今でも忘れられません。

しかし、この経験から「自分はやればなんでもできる」というマインドを手に入れられました。大学入学後は、高校で得たマインドを活かしてヒッチハイクしたり、一人で海外に旅行したりしています。

失敗のエピソードをポジティブに伝えるために意識するべきことはありますか?

鈴木 洵市

プロフィール

目標とギャップ、そして反省を組み込もう

高校時代の自分を社会人目前にした学生がどのように振り返っているかを示すために、目標とのギャップ、そしてどのように反省したのかを明確に述べましょう。

このポイントを押さえることで、過去の出来事を客観的に分析できていることがアピールしやすくなりますよ。

例文⑦生徒会(成功エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは生徒会です。

私は高校で生徒会長を務めました。生徒会長になろうと思った理由は、私を含め生徒の多くが校則に納得がいっていないが仕方ないから従うといった状態になっていたからです。

たとえば、私が通っていた高校ではどれだけ部活動の大会を目前に控えていても、部活動は一日1時間半までと決まっていました。しかし、多くの人は「大会前くらいはもっとやりたい」という意見を持っており、私はこれを変えるべく改善案を提出しました。

結果、提出した改善案が認められ、大会2週間前は顧問が付いている状態であれば時間の制限なく活動できることになりました。

高校での生徒会長の経験から、「仕方ないから」で済ませるのではなく、まずは変えようと努力してみることが大切ということを学びました。

吉田 隼人

プロフィール

生徒会長になり、校則を改善できた結果はとても素晴らしいと感じます。もっと良くなる点でいうと、なぜ「仕方ないから」という状態を変えたかったのか。ここの思いがあなたの大事なコアになってきます。ぜひもっと深掘りをしてみてください。

例文⑧生徒会(失敗エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは生徒会活動です。

私は生徒会書記を務めました。初めての生徒会の際、私は書記として一般生徒側からの発言をまとめて、最後に内容をまとめて発表する必要がありました。

しかし、発言の内容を留めておくことでいっぱいいっぱいでまとめることができず、ダラダラと話してしまい、「結局どんな生徒会だったのか」がわからず終わってしまいました。

この失敗から、まずは結論を述べることが重要なことを学びました。ここでPREP法を身に付け、今では私の発言がわかりやすいとまで言ってもらえるようになりました。

鈴木 洵市

プロフィール

自分が過去にうまく発言をまとめることができなかったというエピソードから、そのときできなかったことを反省し、解決方法を探ったのは、改善のサイクルができていることをよく示せています。

相手にわかりやすく伝えることができるPREP法は、社会人になっても活用できるフレームワークなので、企業にも評価されやすいでしょう。

例文⑨ボランティア活動(成功エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことはボランティア活動です。

私は幼少期に震災を経験しており、その際にボランティアの方に助けてもらった記憶が強く残っています。自分もボランティアしたいと思い、高校では積極的にボランティア活動をするようになりました。

被災者の中にはボランティアを必要としている人とそうでない人がいます。必要としていない人を手助けしようとするのは逆効果で、逆に癪に障ることもあるのです。

私の幼少期の体験を活かし、ボランティアを必要としているかどうかを見極めたことで、多くの人の感謝の言葉をもらって終えることができました。

ボランティアの経験から、私は相手が何を求めているのか考えられるようになりました。そもそも手助けを必要としているのか、どんな手助けを求めているのか考えられるようになり、普段の生活にも活かしています。

富岡 順子

プロフィール

ボランティアが必要かどうか見極めただけでは、感謝の言葉につながらないケースもあるかと思います。

現在の内容だと「見極め=独りよがり」に感じられてしまうため、どのようなコミュニケーションを取り、どこでどのように判断し、一人ひとりとかかわるようにしていったのか具体的なエピソードがあると、よりあなたの頑張りが伝わりますよ。

例文⑩ボランティア活動(失敗エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことはボランティア活動です。

初めてのボランティア活動は瓦礫の撤去でした。私はどの世帯でも撤去が必要だと思い込み、あらゆる家の瓦礫を撤去しようとしたところ、そのうちの一つの世帯で「うちを触るな」とお叱りを受けました。

確かに災害によって崩れてはいても、人には触れられたくない領域が誰にでもあります。そのような配慮をせずに自分勝手な行動をしたことは今でも反省しています。

この経験から、手助けをする際に「そもそも相手は自分の手助けを求めているのか」をよく考えるようになりました。

吉田 隼人

プロフィール

自分の失敗経験を正直に伝え、そこから学びを得て今に活かしていることはとても好印象です。そもそもなぜボランティアを始めようと思ったかというきっかけもぜひ伝えてくれると、より良いエピソードになると思います。

ボランティア活動は何を学んだかがとても重要です。学びを魅力的に伝える方法は、この記事を参考にしてみてください。
ボランティアで学んだ事を効果的にアピールする方法|例文付き

例文⑪体育祭(成功エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは体育祭です。

私は体育祭でチームのリーダーを務めました。リーダーとしてチームを勝たせたいと思っていたのですが、チームは100人ほどいるため、私一人でまとめるのは無理がありました。

そこで、友人4人を幹部にして5人で役割分担をして、チームの競技力や団結力などを上げていきました。結果的に勝つことができ、「頑張った甲斐があった」と思える体育祭になりました。

この経験から、何かをするときは人を巻き込み、適切な役割分担をすることでより大きな効果が得られることがわかりました。

鈴木 洵市

プロフィール

体育祭の成功エピソードの中で、どのように成功に結び付く努力をしたかということがわかりやすく表現されている内容です。特に組織論の展開をしているため、組織で仕事をするような企業では評価されやすいでしょう。

例文⑫体育祭(失敗エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは体育祭に向けた準備です。

私は体育祭の実行委員を務めました。その中で私の役割はタイムスケジュールの管理です。あらかじめタイムスケジュールを組んで、当日はそれに沿って進行できるように指示するという仕事でした。

結果的に当日は30分押しで終了し、タイムスケジュール通りに進行することができませんでした。この原因を考えたところ、時間が押した場合のことをまったく想定しておらず、スケジュールをきっちり詰め込んでしまっていたことでした。

この経験から、何事もある程度の余裕が必要であり、最悪の状況を想定しなければいけないことを学びました。

富岡 順子

プロフィール

失敗の経験からしっかりと反省し、原因を考え、学びを得て次につなげようとしている前向きさが伝わってきます。

さらに良くするためにも、最初の結論を「体育祭に向けた準備」としていますが、仕事内容の明記だけで頑張ったことが述べられていないので、準備をどんなふうに頑張ったか説明してみましょう。

例文⑬大学に向けた準備(成功エピソード)

例文

私が高校で特に頑張ったことは大学に向けた準備です。

私は指定校推薦で大学に入学できたため、長い期間大学に向けた準備をする期間がありました。まずは大学入学後の生活を先輩に聞いたり、インターネットで調べたりしてイメージしました。そこから、今のうちにやっておくべきことをリストアップして一つずつ実行しました。

その結果、家事のやり方を身に付け、賃貸契約や入学などの手続きもスムーズに実施することができました。

この経験から何事も準備が大切であることを学びました。何か行事がある際は、必要なものをリストアップして一つずつ準備するようにしています。

吉田 隼人

プロフィール

準備をすることは社会人としてとても重要な要素です。その素養があるエピソードとなっていると感じます。

しかし、大学の準備や引っ越しの準備は誰もがいずれ通る道なので他者との差別化という観点で見ると少し弱いエピソードかもしれません。もう一つ準備をして取り組んだエピソードと合わせて書いた方が、より良いものになると感じます。

例文⑭大学に向けた準備(失敗エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは大学に向けた準備です。

大学入学と同時に一人暮らしを始めるため、特に料理や家事の準備に力を入れました。これまでは母親に頼り切っていた料理や家事を自分でおこない、料理は家族に振る舞えるようにまでなりました。

しかし、大学入学後は授業やアルバイトなどで料理や家事をする時間がほとんど取れず、最初の1年間は外食や弁当、冷凍食品に頼る生活となってしまいました。

料理や家事の準備をしたのは良い経験だったのですが、自分のことを俯瞰する力が劣っていることに気が付きました。この失敗経験から、まずは自己分析を徹底的にして、何か行動する際は自分の性格も含めて準備するようになりました。

鈴木 洵市

プロフィール

料理や家事をできるようになったという成功体験と、大学ではその学びを活かしきれなかったという失敗体験の両方が伝わります。

自己分析をどの時期に実施して、この反省をどのように活かせたのかを明確にすると良いでしょう。

例文⑮人間関係(成功エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは人間関係です。

私は幼少期から人見知りが激しく、初対面の人とはまったく話せず、仲良くなるまでに1年ほどかかるという性格でした。

しかし、この性格のままでは友達との思い出ができずに3年間が終わると思い、入学と同時に勇気を出して積極的にいろんな人に声をかけました。その結果、親友と呼べる友人が2人できて非常に楽しい高校生活を送ることができました。

この経験から、消極的であることにあまりメリットはなく、自ら積極的に行動すれば結果が付きやすいことがわかりました。今では性格も改善され、何事も積極的に取り組むようになりました。

富岡 順子

プロフィール

「人間関係を頑張った」という表現は抽象的になってしまうので、「積極的にコミュニケーションを図った」という表現の方がしっくりきます。

高校生活の友人関係がきっかけとなり、性格が変わり、積極性が増したというとても興味深い話なので、面接では表情豊かに元気に話せると説得力がアップします。

例文⑯人間関係(失敗エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは人間関係の構築です。

私は小さな田舎で育ち、幼稚園から中学卒業までは同じメンバーで生活しました。何年も一緒にいるため、皆仲が良く、自分が人見知りだとは一切思いませんでした。

中学卒業後は市外の高校に通うことになり、一人も友人がいない状態からのスタートでした。しかし私は想像以上の人見知りを発揮してしまい、友人ができないまま1年間を終えてしまったという経験があります。

このままではいけないと思い、高校2年生のクラス替えを機に積極的に声をかけたところ、数人友達を作ることができました。

この経験から、私は自分ができることだけをやるのではなく、自分にとって少し高い目標を設定して挑戦することの重要性を痛感しました。同じメンバーで同じことをし続けては、私自身の成長がありません。この学びから、意識的に初対面の人に会ったり、新しい挑戦をするようにしています。

吉田 隼人

プロフィール

自分の至らなさにしっかり向き合い、そして行動を変革したエピソードでとても素晴らしいと感じます。生い立ちにも触れているので、読んでいて納得感があり、読み応えがあります。

人見知りという弱みに向き合い、ここから就活をどう進めていくのかが楽しみですね。

例文⑰性格の改善(成功エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは性格の改善です。

私は幼少期から臆病な性格で、自分から話しかけることが苦手でした。高校1年生はこの性格のまま生活したところ、友達ができず、自分の意見を伝えた経験すらないまま終わってしまいました。

しかし「このままだとあっという間に3年間が終わる」と思い、高校2年生からは積極性を意識して少しずつ自ら話しかけるようにしました。すると、思った以上に皆優しく返事をしてくれて、クラスの皆と話せるようになりました。

この経験から、見えない恐怖と戦うことはあまり意味がなく、何事も実際にやってみなくてはわからないということを学びました。

鈴木 洵市

プロフィール

臆病な性格を自分自身の努力で改善できるようになったというエピソードが展開されています。改善していく過程の中で、より詳細な事例を挙げることにより内容がさらに鮮明に伝わりやすくなるでしょう。

例文⑱性格の改善(失敗エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは性格の改善です。

私は幼少期からお調子者と言われることが多く、他人に迷惑をかけるほど元気な少年でした。高校1年生まで何も変えずに過ごしていたのですが、あるときクラスメイトの一人を私の発言で傷付けてしまったことがあります。

最初はどこに問題があったのかわからなかったのですが、徐々に自分が間違ったことをした自覚が芽生えてきました。

そこからは、発言する前に「今発言しても大丈夫な内容か」「相手を傷付けることはないか」などをよく考えるようにしています。

富岡 順子

プロフィール

今までは何も変えずに過ごしてきたが、どうして性格を変えようとまで思ったのかもう少し詳細がわかると、あなたの人となりをより面接官に伝えることができます。

性格を改善した結果、人間関係や生活で起きたプラスの変化も合わせて説明すると好印象なアピールとなりますよ。

例文⑲大学受験(成功エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは大学受験です。

私は現在通っている〇〇大学を第一志望としていました。絶対に入学したかったため、1年間計画的に勉強することにしました。インターネットで調べたり、大学に入学した先輩からアドバイスをもらったりして、大学入学に何が必要か、どんな勉強をするべきかなどを考えました。

考えたことを計画に落とし込み、計画通りに実行したところ無事合格することができました。

この経験から目標から逆算して計画を立て、今するべきことを明確にすることの重要性を学びました。

受験を頑張ったエピソードを伝えようと思うのですが、周りと被りそうです。被らないようにするにはどうしたら良いでしょうか?

吉田 隼人

プロフィール

「なぜ頑張れたのか」が違えば問題ない

エピソードは被ってしまっても、そのときに感じていた感情や想い、価値観は人それぞれ違うはずです。そういった部分を伝えるようにすると人と被らないエピソードになります。

たとえば、受験にしても、どんなときに大変だと感じていたのか、なぜ頑張ろうと思ったのか、受験を終えてどうだったかといったことは人それぞれ違う思いがあるのではないでしょうか。

また、そもそもエピソードは被ってしまっても問題ありません。なぜなら人とまったく違う経験をしている人などほとんどいないからです。自分が頑張ったことに自信を持ち、堂々と伝えていきましょう。

例文⑳大学受験(失敗エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは大学受験です。

私は〇〇大学を第一志望としており、がむしゃらに日々勉強していました。しかし、受験まで残り2カ月のときに、入試で出題される可能性が高いのにもかかわらずまったく対策していない内容がポロポロと出てきました。

これがわかってからは、睡眠時間を削りながらさらにがむしゃらに勉強して合格することができたのですが、私の受験勉強のやり方は明らかに間違っていたと思っています。

この経験から、まずはリサーチ・分析に時間をかけ、その結果から計画を立てることが重要ということがわかりました。今では何か行動を起こす際は、必ずリサーチを欠かさずおこなうようにしています。

鈴木 洵市

プロフィール

物事に取り組む際に計画を立ててから取り組むことが必要だという、社会人の基本の部分を学べていることが伝わり、好意的に評価できます。特に反省から改善点をまとめて展開されているのが良いですね。

例文㉑アルバイト(成功エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことはアルバイトです。

私は私立高校に通い、部活動はせず授業後は飲食店のアルバイトをしていました。アルバイトですが部活動のような楽しさがあり、毎日楽しく、かつ成長を求めながら取り組んでいました。

しかし、売上があまり良くない状況が続き、このままでは経営が難しい状況になったときがありました。私はそのお店への恩返しの意味も込めて積極的に売上向上の施策をたくさん考え、それぞれ実行しました。

うまくいかないことがほとんどでしたが、そのうちの一つが顧客に刺さり、持続的な売上向上に成功しました。

この経験から、たくさん失敗してやっと成功できる施策が見つかることを学びました。アイデアは一つでは不十分です。たくさん失敗を重ねて、早いスピードで改善していくことで成功につながることを体験しました。

吉田 隼人

プロフィール

売り上げを向上させることは、社会に出てからも必要なことです。その経験があることはとても素晴らしいと思います。

しかし、全体的に抽象的な部分が多く、数値結果も記載されていないのがもったいない点です。もう少し具体的にプロセスや結果を記載するようにしましょう。

例文㉒アルバイト(失敗エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことはアルバイトです。

私はファミリーレストランでアルバイトをしていました。最初はアルバイトだから少しの失敗は許されるであろうと頭のどこかで考えており、今思えばスタッフとして不適切な接客をしていました。

しかし、あるとき社員の方から「社内ではアルバイトという立場だが、顧客にとっては社員もアルバイトも関係ない」とお叱りを受けました。確かにその通りだと思いました。アルバイトである私が接客したからといって、支払う料金は同じです。

この出来事から心を改め、お金をもらっている以上プロとして振る舞わなければいけないと思うようになりました。そこからは、顧客から接客が丁寧と定評がある先輩社員からさまざまなことを学んで、実際に試してみるということを実践するようになりました。

富岡 順子

プロフィール

アルバイトを通しての人間性の成長が伝わる良いエピソードですね。

思いの部分の成長は伝わるので、行動、接客においてどのようなことに気を付けて実践していったか、その結果どうなったかまで話してみましょう。

アルバイトをテーマにしたガクチカの書き方は、以下の記事で解説しています。基本構成に沿ったうえで、高校生ならではの内容を入れるようにしましょう。
例文15選|アルバイトのガクチカの作り方と印象に残すコツ

例文㉓資格の取得(成功エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは資格の取得です。

私は英検2級の取得を目指して日々英語の勉強に取り組みました。目標を達成するために、必要な要素や勉強をすべて洗い出し、計画的に学習を進めました。結果、高校3年生の春に英検2級を取得することができました。

この経験から、計画性の重要さを学びました。私は短期間で詰め込むのは苦手です。自分の性格を理解したうえで、計画的に実行することで成功の可能性を少しでも高められることを実感しました。

吉田 隼人

プロフィール

プロセスと結果がセットになっているわかりやすいエピソードですね。しっかりと結果が出ているのも良いです。

ただ、英検2級はアピールとしては少し物足りない印象を受けてしまうのが正直なところです。計画性の強みを活かして英検準1級以上かTOEIC高得点を目指しているなどの先の目標もあると良いかもしれませんね。

例文㉔資格の取得(失敗エピソード)

例文

私が高校で頑張ったことは資格の取得です。

私は簿記2級の取得を目指して勉強に取り組みました。結果、簿記2級は合格できたのですが、勉強方法に問題があったと反省しています。

私は教科書や参考書などを端から端まで読み、時間をかけてすべての問題を解きました。しかし、実際に出題された問題は勉強した中の少しだけです。効率が悪かったと思っています。

まずは出題傾向をつかんで、効率良く勉強することが必要だったと思います。この経験から、テスト勉強や普段の勉強は、まずは効率良く高得点を取れる方法がないか探してから取り組むようにしています。

富岡 順子

プロフィール

人によって目的は異なりますが、仕事において資格は合格することがゴールではありません。その資格を活かして、どのように仕事をしていくか、得た知識を業務に活かしていくかが大切になります。

すべての問題を解いたことが問題だったという表現は少し印象を悪くしてしまう可能性もあります。資格取得をテーマにするのであれば、「資格を取得する目的を見失っていた」のような違った角度からアピールしてみましょう。

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高校で頑張ったことのNG回答例

高校で頑張ったことのNG回答例

  • 具体的なエピソードがない
  • 何を得たかがわからない
  • 内容を誇張している

「高校で頑張ったこと」の質問に回答する際、面接官に悪い印象を与えてしまうNG回答があります。ここから紹介するNG回答例を参考にして、実際の面接では悪い印象を与えないようにしましょう。

具体的なエピソードがない

NG例文

私が高校で頑張ったことは部活動です。

前述の通り、具体的なエピソードがない回答は学生の人柄や育った環境がイメージできないため、良い印象を与えられません。

また、この質問で面接官は、学生が高校でどのようなことを頑張ったのか具体的なことを教えてほしいと思っています。具体的なエピソードがないと「こちらが求めている回答を想像できていない」と判断されることもあるため注意が必要です。

何を得たかがわからない

NG例文

私が高校で頑張ったことは部活動です。

私は全国大会出場を目指して、毎日厳しい練習に取り組みました。結果は全国大会出場を果たし、目標を達成できました。

「高校で頑張ったこと」を回答する際、その経験から何を学び、その後にどのように活きているかまで伝えることが大切です。上記の回答では、頑張ったことは伝わりますが、この経験が人生にどのような影響を与えているかまではわかりません。

企業側の意図・目的を満たすためにも、最後に「この経験から何を学んだか・得たか」まで伝えることが大切です

正直、何を得たかはわからないけど良い経験だと思っています。そのような場合でも何を得たかまで伝えるべきでしょうか。

鈴木 洵市

プロフィール

何を得たかわからない場合こそ伝えるべき

「高校で頑張ったこと」の回答では、高校生のときの自分の感想ではなく、大学生となった現在、高校生の自分を客観的にどのように評価できているかが重要です。

「何を得たか」「今にどのようにつながっているのか」という部分は非常に重要なポイントになります。

価値観が変わったり成長につながったりなど、何かしら理由があって「良い経験だ」と感じているはずです。なぜ良い経験だと思っているのか、自分に問い直してみてくださいね。

内容を誇張している

NG例文

私が高校で頑張ったことはプログラミングです。

私はプログラミングを勉強し、自らアプリを開発しました。そのアプリは急上昇ランキングに掲載されるほど人気を集めました。

企業側は採用するにあたって、学生のことを入念に調べます。「バレないだろう」と考えて内容を誇張したり、偽りの回答をしたのが判明した場合、選考から即落とされる可能性もあります

また、入社した場合もほとんどの企業は最初の約半年を試用期間としているため、面接で伝えたことと実際の働き方に大きなギャップがあると解雇される可能性もあるのです。

このように回答の内容を誇張することにはさまざまな危険があるため、真実を伝えるようにしましょう。

鈴木 洵市

プロフィール

内容の誇張に加えて、「自分以外の誰かが悪いからその人を教育した」や「後輩のことを矯正した」という内容は避けた方が良いです。

この質問では高校時代の自分を今、どのように見つめているかが重要視されるので、自分のおこないを無理やり正当化しているとマイナスな印象になる可能性もありますよ。

誰にでもある! 「高校で頑張ったこと」でほかの学生と差別化しよう

高校で頑張ったことの回答に関して、「高校で頑張ったことが見つからない」「高校のことをあまり思い出せない」と不安がある人もいるかと思います。しかし、高校で頑張ったことは誰にでもあり、回答の前提やコツを押さえれば企業側から好印象を持ってもらえます。

面接官に刺さる回答を準備して、「高校で頑張ったこと」でほかの学生と差別化を図りましょう。

アドバイザーコメント

すぐには思い浮かばなくても誰しも頑張ったことがある

高校時代に頑張ったことなんて特にないと思っていた人も、この記事を読んで回答内容がイメージできたのではないでしょうか。

高校時代は自立した大人となるための最終的な移行時期である「青年中期」と呼ばれ、精神的な成長も遂げていきます。学生の皆さんにも、必ず頑張った経験があるので安心してくださいね。

就活では自己分析、今までの経験の棚卸しをすることをおすすめしています。過去の出来事を振り返ることで自分が大切にしたいもの、価値観が見えてくるからです。

キャリアを決めるヒントが高校時代にあるかもしれない

スティーブ・ジョブズの有名なスピーチで「connecting the dots」を語ったものがあります。

「大学時代に退学を決意し興味本位で受けていたカリグラフィーの講義が、10年後マッキントッシュを開発するときに役に立った、ドットがつながった」という内容ですが、これは誰のキャリアにおいても言えることです。

昔のあの経験が今ここに活きている、あの経験があったから今自分はこんなことを考えているなど、高校時代を思い出すことが今後のキャリアを考えるヒントになるので、楽しみながら取り組んでみてください。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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