Q
その他
回答しない
公務員の選考でエントリーシート(ES)で落ちる可能性はありますか?
公務員試験のESで不合格になるのはどんな場合でしょうか?
公務員試験の勉強はしっかりやっていたので自信があるのですが、ESはあまり作り込めておらず、このままでは落ちることもあるのかもと不安になっています。
公務員就職でのESはどの程度重要視されているのでしょうか? 公務員試験のESで落ちてしまう理由や、それを避けるための書き方のコツなどについて、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
公務員試験のESは内容と提出マナーの両方が重要
公務員選考の際にエントリーシート(ES)で落ちる可能性は、無いとは言い切れません。理由はさまざまありますが、大きく分けて以下の2つが考えられます。
1つ目は、ESの内容自体が不十分であるというケース。
具体的には、自己PRの内容が具体的に書かれていない、志望動機が平凡、言いたいことが不明確である、志望先への理解が浅いなどが挙げられます。
2つ目は、ESの構成や書き方、提出方法に問題があるというケース。具体的には、文章が読みづらい、字が汚い、提出期限を守っていないなどが考えられます。
読みやすさや提出タイミングも評価の対象になると心得よう
これまで多くの受講生の必要書類を添削してきましたが、より心証が悪いのは2番目です。文章力が無く文字が雑な書類は、見た瞬間に応援する気持ちが半減します。
また、提出期限ギリギリの提出などは、言語道断。面接をする側は、一通り書類に目を通したうえで面接日を迎えます。
直前の提出に、私自身も止む無く夜中に書類を読み込んだ経験があります。そのように、相手の立場に立った思いやりを持てない人とは、一緒に仕事をしたいと思えないのが実情です。
ぜひ、「末永く一緒に働きたい」と思っていただけるようなESを作成し、良好な人間関係を築いてください。
公務員ESも油断大敵! 突破のコツを押さえよう
公務員の選考において、エントリーシート(ES)の段階で不合格になることは、残念ながら珍しくなく、実際に起こりえることです。
ESの重要性についてですが、民間企業の就職活動と同様に、公務員試験においてもESは、応募者の基本的な情報や志望動機、自己PRなどを把握し、初期選考をおこなうための重要な判断材料とされています。
記入漏れや誤字脱字といった基本的なミスはもちろんのこと、志望動機の具体性や熱意が感じられない、自己PRの内容が曖昧であるといった点が、不合格の主な理由として挙げられます。
具体性と正確さで熱意伝わるESを作成しよう
ES作成のコツとしては、まず、志望動機や自己PRを具体的に記載することが大切です。
なぜ公務員になりたいのか、なぜその自治体や省庁で働きたいのか、そして自分のどのような強みや経験を活かして貢献できるのかを、具体的なエピソードを交えながら記述しましょう。
また、公務員には、誠実さ、責任感、公平性、公共心といった資質が求められます。経験や考え方を、これらの資質と結びつけてアピールすることを意識すると良いでしょう。
そして、誤字脱字はもちろん、文章表現の誤りなどがないように、提出前に必ず複数回見直しをおこない、誤りのないよう気をつけることが重要です。
丁寧に、具体的に、そして熱意を込めて作成することが、ES選考を突破するための鍵となります。
以下の記事では失敗しないエントリーシートの書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これからエントリーシートを作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
関連記事
就活の基本! エントリーシートの疑問を徹底解説|書き方・例文付き
就活に必須のエントリーシート(ES)ですが、「そもそもESって何なの?」と疑問を抱えている人もいるでしょう。記事ではESの基本情報に加えて、書類選考を突破するためのコツや例文をキャリアコンサルタントとともに紹介します。これからESを作成しようとしている人はぜひ参考にしてくださいね。
記事を読む

効果的なES対策をしたいなら
「内定者ES100選」を使いましょう!
「ESに何を書けばいいか分からない…」と悩んでいませんか?就活は限られた時間で効率的に進める必要があります。ESだけに時間をかけすぎるのはNGです。
そんな時に役立つのが、「ES回答例100選」。大手企業に内定した先輩たちの実際のESが無料で見られます。
業界や職種ごとのES例を参考に、効率よく志望企業のESを完成させましょう!