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就活で面接を掛け持ちするのはマナー違反にならないですか?

現在複数の企業の選考が同時に進んでいて、2社の面接日が重なりそうなケースが出てきました。面接時間は2社ともまだ決まっていないので、掛け持ちで同じ日にスケジュールを設定しておこうと思っているのですが、このやり方はありでしょうか?

また、今後面接の時間帯も重なって調整をお願いしたい場合、他社の選考と重なっていることを正直に伝えても問題ないのでしょうか?

ほかにもいろいろ聞いてしまって申し訳ないのですが、スケジュール管理や企業ごとの準備が大変に感じることもあるので、効率よく進めるための工夫などもアドバイスいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー

百田 千穂

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面接の掛け持ちはOK! ただし段取り力が勝負を分ける

まず、就活で面接を掛け持ちすること自体は、マナー違反にはならないので安心してください。そのうえで、考えたいのはハプニングが起きたときのことです。

面接が予定通りに進むとは限りません。そのため、予想外の事態での対応によっては、合否が左右されることもあります。

また、メンタル的な側面からの懸念点もあります。一度に複数のことを実行しようとすると、どうしても片手落ちになりやすい傾向にあることは否めません。

具体例として、1社目の面接が長引いた際に、この後面接する2社目のことが頭をかすめてしまう、といった状態が想定されます。

これは、午前中にAさんとデートをしているときに、午後に会うBさんのことを考えてしまう、といった状態に似ていますね。これでは、どちらと過ごす時間も中途半端になってしまいかねません。

ハプニングと集中力の両面に備えつつ、面接ごとの準備を徹底しよう

このような点からも、就活は、できるだけそれぞれに面接日を設けて一球入魂できるのが理想的です。もし、企業側の要望により、どうしても同日面接が回避できない場合には、不意のハプニングを想定する必要があります。

掛け持ちをする2つの面接の時間に十分に余裕を持たせてスケジューリングをしましょう。

また、スケジュール管理の効率化には、書き出すことがもっとも有効です。

私自身も、企業からの執筆依頼や自身の著書執筆など、複数の業務を同時進行しています。そのため、電子ツールを使用したスケジュール帳のほかに、ノートや付箋、ホワイトボードなどを活用してスケジュール管理をしています。

先日、年商10億超えの代表取締役社長とお話をさせていただいた際に、スケジュール管理について同様の見解をお持ちでしたので、効果は折り紙つきです。ぜひ、試してみてください。

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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面接の掛け持ちは慎重に! 余裕のあるスケジューリングで両立しよう

複数の企業の選考が進むと、限られた時間の範囲で動く必要があるので、どうしても同じ日に面接を受ける場合も出てくるでしょう。

時間の調整が可能であれば、同じ日に面接を掛け持ちしても問題はありません。

ただ、就職活動を始めた当初はまだ慣れていないと思うので、同じ日に面接があると準備する時間が足りなくなってしまう可能性もあります。慣れるまでは面接は1日に1社だけにするのがおすすめです。

別の企業の面接と重なるときも失礼のないスケジュール調整を!

面接が増えてくると重複しないように調整する必要が出てきますが、「他社の選考と被っているから日程を調整してほしい」とストレートに伝えるのは、相手の採用担当者に失礼です。

他社と重複していると言われた企業は、優先されていないと感じるかもしれません。あなたへの印象が悪くなると考えておきましょう。

スケジュールに無理があって調整をお願いする場合は、細かな理由を述べる必要はありません。「〇月〇日〇時~〇時の間であれば可能です」というように、自分から代わりの時間を提示して調整をお願いしてみましょう。

なお、スケジュールを調整するときは、準備時間や移動時間も考慮に入れることを忘れないでください。移動や準備に余裕のないスケジュールを組んでしまうと、遅刻するリスクが高まります。

たとえば、面接が重複する場合でも、午前に1社、午後に1社のように、時間にゆとりを持たせたスケジュールを組むのがおすすめです。

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