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企業説明会で質問しないのはありですか?
企業説明会に参加した際、特に聞きたいことが思い付かず、結局一度も質問しませんでした。
周りの参加者は積極的に質問している人もいたので、自分だけ質問しなかったことが選考に不利になるのではないかと心配です。企業側は、説明会での質問の有無をどのように評価しているのでしょうか?
企業説明会では、無理にでも質問をした方が良いのでしょうか。質問しなかった代わりに、後から何かフォローできることはありますか?
ご意見をお伺いしたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
説明会は質問しないと評価が下がるわけではない!
企業説明会で質問をしなかったからといって、即座に「意欲が低い」と評価されるわけではありません。
説明会はあくまで企業理解のきっかけであり、人事担当者はそこでの質疑応答の有無よりも、その後のエントリーシート(ES)や面接で示される意欲や理解度を重視する傾向があります。
ただし、特に少人数制や座談会形式の場合、質問をしないことで受け身な印象になってしまう可能性もあるため、積極的に聞いている姿勢やリアクションでカバーすることが大切です。
説明会後のお礼メールやES、面接などで意欲を示せればOK
なお、説明会で聞きそびれた事項や、より深めたいテーマがあれば、それらを整理しておき、エントリー時の自己PRや志望動機のなかで触れる方法もおすすめです。
たとえば「説明会で御社の◯◯事業についてさらに理解を深めたいと思い、自分なりに△△業界の動向を調べた結果…」といった形で主体的に情報収集した姿勢を示すことで、積極性や論理性をアピールすることもできます。
また、説明会後に人事宛てに短いお礼メールを送ることも、丁寧な印象を残す方法の1つです。
お礼メールは感謝の気持ちを簡潔に伝えることが基本ですが、もし説明会で聞きそびれた内容や追加で知りたい点があれば、「本日は貴重なお話をありがとうございました。もし可能であれば、◯◯について追加でお伺いしたく存じます」といった形で簡潔に質問を添えるのも良いでしょう。
ただし、企業や担当者によっては「お礼メールは感謝のみに留め、質問は別途メールで送るのが望ましい」とする場合もあるため、状況に応じて使い分けることが大切です。
質問を記載するかどうかにかかわらず、お礼メールを送る場合は長文を避け、要点を簡潔にまとめてください。
また、今後説明会やOB・OG訪問などに参加する場合は、事前に企業サイトや報道資料から疑問点をピックアップして、「御社の△△という取り組みは、□□という背景から始まったと理解しておりますが、今後どのような方向をお考えでしょうか?」といった切り口で質問するのもおすすめです。
そうすることで企業研究の深さや主体性が自然に伝えられます。
無理に説明会当日の場で質問しようと焦るよりも、説明会後の行動やES、面接などで意欲や理解度を示すほうが、より確実に評価につながります。
無理に質問を捻り出さなくてもOK! 選考への悪影響もない
結論から言うと、質問しないのはありです。説明会で質問をしたかどうかが選考に影響することはまずありません。
無理に質問をひねり出して的を射ていない質問をするくらいなら、黙っているほうがずっと良いと私は思います。
むしろ、説明会で気になった点をメモしておいて、のちの面接で「説明会で〇〇というお話がありましたが」と深掘りするほうが、意欲が伝わって効果的ですよ。
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