Q
大学2年生
男性
国際学部卒で高収入は目指せますか?
国際学部で学ぶ大学2年生です。将来的には、アメリカへ留学など国際学部での経験を活かしてグローバルに活躍し、かつ高い収入を得られる仕事に就きたいと思っています。
国際学部の出身で、高収入が期待できる仕事に就職するにはどうすれば良いですか? おすすめの業界や職種、効果的な就活法や資格などについてもアドバイスいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
国際学部の専門性とビジネススキルで高収入を目指そう
国際学部のバックグラウンドを活かして高収入を目指すには、専門性と付加価値を掛け合わせたキャリア設計が重要です。
語学力に加えて、ビジネスの現場で求められるデータ分析、プロジェクトマネジメント、交渉力などのスキルを身に付けることが大切です。
具体的には、国際系コンサルティングファームや外資系金融機関のアナリスト職、グローバル人材を求める大手商社の海外営業部門などが、高収入を目指せる代表的な領域ですが、これらの分野では個人の能力や実績による差が大きいことも留意しましょう。
これらの業界では、語学力に加えてMBA取得者や同等のビジネス知識、フレームワーク理解を持つ人材が評価されやすい一方で、実務経験や専門スキルも同様に重視されます。
「語学検定のハイスコア」「戦略ツール操作経験」「インターンシップ経験」を得ておこう
大学在学中からできる準備としては、まずTOEIC900点以上やIELTS7.0超などの高スコアを取得し、語学力を客観的に証明することが有効です。
さらに、データ分析に強みを持つ場合はPythonによるデータ可視化や統計検定などを学び、企業内外に蓄積された大量のデータを収集、統合、分析し、グラフやダッシュボードなどで見える化することで、経営戦略や業務改善などの意思決定を支援するソフトウェアのBIツールの操作経験をポートフォリオとしてまとめると良いでしょう。
インターンシップについては、長期かつ実務型プログラムに参加し、可能であれば海外拠点でのプロジェクト参画機会を得ることで、グローバルマインドと実践経験を同時に獲得できます。
経験と企業を関連付けて志望理由を明確にしよう
就職活動では、「なぜグローバルに働きたいのか」を明確に言語化し、自分の経験や興味と企業のビジネスモデルを結びつけることが重要です。
たとえば「留学先で◯◯社と協働し、市場開拓の難しさを実感した。その経験を御社の海外展開に活かし、3年以内にアジア新興市場で売上を20%伸ばしたい」といった、具体的な数字とストーリーを示せれば、役員クラスの面接でも強い印象を残せます。
将来的に役職に就き、報酬を大きく伸ばすためには、一般的に20代でアソシエイト職、30代でマネジャー職、40代でディレクター職といった段階的なキャリアアップが目指せますが、昇進スピードや職位は企業や業界によって異なり、個人の成果や適性も大きく影響します。
いずれの段階でも、プレイングマネジャーとして成果を出し続けることが求められる場面が多いでしょう。そのためにも、学生時代から自分で仮説を立て、検証し、アウトプットする習慣を鍛えておくことが、高収入キャリアへの近道となることを覚えておきましょう。
国際学部卒におすすめの就職先は以下の記事で解説しています。「国際学部で学んだことを活かしたい」「どのようにして仕事を選べば良いかわからない」と悩む国際学部出身の人はぜひ参考にしてください。
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