この記事のまとめ
- 早期選考の合格率は全体の4割程度で年々増加傾向にある
- 早期選考に受かるための5つの対策で合格が狙える
- 早期選考でより合格率を上げるための企業の探し方を大公開
- 自己分析ツール
たった3分で面接で使える"あなたの強み"がわかる!
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就職活動で、これから早期選考を受ける際に「今年の早期選考の合格率はどのくらいだろう」「早期選考で不合格になった場合、本選考は受けられるの?」などと疑問に思う人も多いでしょう。
2025年卒の早期選考の合格率は、3月1日時点で約4割程度と年々増加傾向にあります。また、早期選考で不合格になった場合、本選考を受けられるかは企業によります。
再応募が認められない企業もあるため、早期選考を受ける前に企業の募集要項を確認しておくことが大切です。
記事では、キャリアアドバイザーの吉田さん、平岡さん、井上さんのアドバイスを交えつつ早期選考の合格率や、落ちた場合の対策方法を解説します。これから早期選考を受ける人や、早期選考に落ちてしまった人はぜひ読んで参考にしてみてくださいね。
早期選考の合格率を確認! 落ちた場合でも気持ちの切り替えが大事
早期選考で合格を勝ち取るには、自己分析やエントリーシート(ES)など入念な下準備が必要です。
2025年度卒の早期選考における内定率は、約4割程度と年々増加傾向にあります。しかし、早期選考は一般選考より早く選考が始まるため、面接対策やESを準備する期間が短くなります。
準備不足とならないように、早期選考を受ける場合は早めの準備をおこなうことが大切です。
記事では、早期選考の合格率を解説したうえで、近年の内定状況について紹介します。具体的な数値やデータを把握し、どのような対策をすべきか方向性を検討しましょう。
さらに早期選考に受かるために対策すべき5つのポイントについても解説。早期選考を受ける予定がある人は確認したうえで対策してください。
最後に、2024年に早期選考を実施している企業を紹介し、企業の探し方や注意点を解説しているので、受験する企業を考える際のヒントにしてくださいね。早期選考に自信を持って挑めるように、しっかり準備しましょう。
早期選考の合格率は?
2025年卒の2024年3月1日時点での内定率は40.3%です。約4割の学生が3月までに早期選考で内定を獲得しています。2024年卒の3月1日時点で、内定率は30.3%であることから、1年で約10%も内定率がアップしています。
現代社会では、若年層の労働人口減少の中、より優秀な学生が他業界に取られないように企業は早めに動き出す傾向があります。
早期選考に合格すれば、その後の就職活動をゆったりと進められ、内定を保持しておくことで、優秀な学生であることをアピールできます。
アドバイザーコメント
吉田 隼人
プロフィールを見る早期選考の合格率は気にする必要なし! 早期選考=練習の要素が強い
4割という数字は、あまり気にする必要はありません。
なぜなら、この4割の中で納得して就活を終える人は4割の中の1~2割だからです。
早期選考で内定をもらっても、もっと高いレベルの企業やもっと良い条件の企業を求めて就活を継続する学生がほとんどです。
そもそも、内定を出している企業も、割合としては大手よりもベンチャーや中小であることが多く、「納得内定」の観点から、ここからより本命に向けて頑張ろうとする学生が多い印象です。
受けているのに内定がもらえないなら早期に原因を分析し対策しよう
一方、早期選考を受けていない学生はまだしも、受けていて内定がもらえていない学生は、しっかりと原因分析する必要があります。
ある程度早期選考に応募していて、どこからも内定が取れていないのであれば、どこかしらに原因があるはずなので、その点を改善する必要があります。
ESで落ちているのであればESの内容のブラッシュアップ、Webテストで落ちているのであればテスト対策、面接で落ちているのであれば面接練習など、それぞれの課題に合わせた対策が必要です。
少なくとも、年々早期選考を実施する企業、早期選考の対策をする学生の数は増加しています。早期に準備することのデメリットは何一つとしてありません。今すぐにでもできることから準備していきましょう。
合格率にかかわる近年の動向についても把握しよう
合格率にかかわる近年の動向
- 学生の内定取得保有数
- 早期選考で内定取得しやすい傾向にある業種
- 学生の内定辞退企業数
早期選考の合格率が年々増加する一方で、就職活動にそこまで焦りを感じておらず、「大学4年生から就職活動を始めれば良い」と思っている学生も多いと思います。
ここでは、学生の内定取得保有数や内定取得しやすい業種など、就職みらい研究所の就職プロセス調査(2025年卒)2024年3月1日時点内定状況をもとに、近年の動向を紹介していきます。
学生の内定取得保有数
1社 | 2社 | 3社 | 4社 | 5社 | 平均(社) | |
---|---|---|---|---|---|---|
2025年卒 | 65.1% | 17.0% | 9.7% | 3.6% | 0.8% | 1.52 |
2024年卒 | 77.2% | 15.1% | 3.9% | 1.1% | 0.3% | 1.29 |
2023年卒 | 72.7% | 17.3% | 4.6% | 0.8% | 1.7% | 1.36 |
2025年卒の2024年3月1日時点での内定を取得した企業の保有数は、1社で65.1%が一番多い結果でした。一方で、一番割合が低い企業の保有数は5社の0.8%でした。
全体的に見ると調査対象の学生の半分以上が1社という結果から、多くの内定を取得している学生は少ないことがうかがえます。
次いで2社の17.0%、3社の9.7%という結果になっています。
早期選考で内定取得しやすい傾向にある業種
業種 | 内定率(25卒)(%) |
情報通信業 | 24.4% |
サービス業 | 19.2% |
機械器具製造業 | 16.0% |
2025年卒の2024年3月1日時点での内定を取得した企業の業種は、24.4%の情報通信業が一番多い結果でした。
次いで、19.2%のサービス業、16.0%の機械器具製造業の順でした。一方で割合が低かったのは、0.5%の電気やガスなどの生活インフラや、2.7%の教育、学習支援業でした。
情報通信業は、AI(人工知能)普及など、近年需要が高まっている業種です。このような背景から人手不足に陥りやすく、早期選考が増加している傾向にあります。
情報通信業は、高い技術力が求められ、人材を育成するまでに時間がかかることから今後も人手不足が予想されます。つまり、IT業界を目指す学生は貴重なのです。
企業側は、学生が他の業界に流れてしまわないように、いち早く優秀な人材を確保したいと考えています。
- パソコンにあまり詳しくない場合も、情報通信業の早期選考に合格できる可能性はありますか?
高いPCスキルが求められない職種なら大いにある
結論から言うと、パソコンにあまり詳しくなくても早期選考で合格できる可能性は十分にあります。
総務省が定めている日本標準産業分類によると、情報通信業には通信業、放送業、情報サービス業、インターネット付随サービス業、映像・音声・文字情報制作業が含まれています。
なかにはプログラミングなどの専門的な知識が必要とされる仕事もありますが、営業職採用の場合は専門的な知識や技術よりも、コミュニケーション能力といった基礎的なスキルや、企業の価値観とマッチしているかどうかの方が選考では重視されます。
そのため、企業研究や自己分析など事前準備をしておけば、早期選考で内定をもらうことは決して難しいことではないでしょう。
学生の内定辞退企業数
2月1日時点 | 3月1日時点 | 3月18日時点 | 4月1日時点 | 5月1日時点 | |
2025年卒 | 22.8% | 26.7% | ー | ー | ー |
2024年卒 | 16.0% | 21.1% | 32.2% | 33.1% | 40.9% |
2025年卒の2024年3月1日時点での内定を辞退した割合は26.7%です。前年度が21.1%であることから、早期選考の合格率増加にともない内定辞退数も増加している傾向にあります。
また、2社以上内定を辞退した人の割合も増加しています。2025年度卒は16.7%、2024年度卒は14.1%の結果でした。
早期選考に受かるために対策すべき5つのポイント!
早期選考に受かるために対策すべき5つのポイント
- スムーズに話せるように早めの面接対策をおこなう
- 自己分析をおこない自分の強みを見つける
- ガクチカで企業に入社した際の活躍をアピールする
- 企業研究をして知識をつける
- 頻出問題に絞って筆記試験を対策する
早期選考の合格率が把握できたら、早期選考に向けて入念な対策や準備をおこないましょう。早期選考はその名の通り一般選考より早く始まる選考のため、早い段階からの準備が必要です。
自己分析や企業研究は一度おこなっただけでは表面的な内容になりやすく、時間をかけて深掘りすることが重要です。一つずつ確認し、対策する際に役立ててくださいね。
スムーズに話せるように早めの面接対策をおこなう
早期選考は早くて大学3年生の夏~秋の期間に始まります。一般的に大学3年生の5月頃から、夏のインターンシップの説明やエントリーが始まるため、大学3年生になった時点で早期選考の準備を始めましょう。
面接対策は、面接の1カ月前を目安に、面接の流れや雰囲気をつかむためにも、準備をおこなうことがポイントです。
早期選考の段階で、面接経験が少ない学生が多いため「いざ面接になるとしっかり受け答えができるか不安」「人前で話すのは緊張する」など不安を抱える学生が多いからです。
できるだけ面接に対する不安を解消するためにも、質問の受け答えの要点を整理し、言語化できるように何度も反復練習するのが大切です。
本番では、本来の実力が発揮できるように、しっかりと面接対策をしましょう。
面接練習をより効果的に進めるには、どのようなことに気をつければ良いか悩む人もいるのではないでしょうか。面接練習の効果を発揮できる練習方法を解説した記事があるので、ぜひ参考にしてください。
効果的な面接練習方法
効果絶大な面接練習|最短で内定に近づく状況別練習法を紹介
面接のコツ
面接のコツ|通過率を飛躍的に上げる初心者必見の対策を解説
- どのような練習をすれば面接で緊張せずにスムーズに話せるようになりますか?
厳しめのフィードバックをもらいブラッシュアップしよう
早期選考は優秀な学生も多いですが、自信があるがゆえに笑顔や元気さといったノンバーバルコミュニケーションができていない人、結論ファーストや端的に伝えるなど面接の基礎ができていない人も多く、ある意味チャンスでもあります。
面接で緊張しないためには、とにかく実戦練習を重ねるしかありません。
特に、社会人や就活のプロフェッショナルなどに模擬面接を頼み、厳しめのフィードバックをもらい、面接のブラッシュアップを重ねてください。
面接で緊張することは当たり前なので、緊張してもしっかりと話せるよう、普段から緊張した場面で話しをする練習を重ねることが大切です。
自己分析をおこない自分の強みを見つける
早期選考で内定をもらうためには、自己分析を徹底するべきです。自己分析とは、過去の経験を振り返り、自分の興味関心や強み、特徴を把握する作業となります。
自己分析で把握した自分の強みや特徴は、ESや面接でよく聞かれる志望動機や自己PRに落とし込めます。
企業にとって、志望動機や自己PRは学生が自社を志望する本気度などの判断材料になるため、面接で必ずといっていいほど聞かれる項目です。
面接官により説得力のある内容を伝えられるように自己分析で素材集めをおこないましょう。
自己分析は何から始めたらいいかわからない人も多いと思います。自己分析に役立つマニュアルをまとめた記事があるので参考にしてみてくださいね。
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自己分析は就活の明暗を分ける重要なポイント。自己分析をするメリットや自己分析のやり方、注意点などをキャリアコンサルタントが解説します。自分に合った自己分析方法を見つけて選考や企業選びに活かしましょう。
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ガクチカで企業に入社した際の活躍をアピールする
ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」です。企業がガクチカを聞く目的として、入社後に自社で活躍できるのか判断するためです。
ESや面接で聞かれることが多い項目なので必ず確認した方が良い内容です。早期選考の場合、大学3年生の夏頃から選考が始まるため、学生時代に経験を積める期間が一般選考よりも短くなってしまいます。
早期選考前の早い段階から、サークルや学業、インターンなどたくさん経験を積み、ガクチカに活かせるよう準備しておくことがおすすめですよ。
ガクチカの書き方がいまいちわからない人も多いと思います。ガクチカの書き方をまとめた記事があるので参考にしてみてください。
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ガクチカの書き方は順序が最も重要です。この記事ではガクチカの書き方をキャリアアドバイザーが5ステップで紹介します。また、業界別や職種別のガクチカ例文も併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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自己分析をするなら自己分析ツールが一番おすすめ!
自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「それ、強みって言えないよ」と思われたくない人も多いはず。
そんな時は「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人
- 早期選考の段階で強いガクチカを用意できていない場合、話をどのように広げたら良いですか?
心に残るエピソードはあるはず! 前向きな言い換えや会社との共通点を探そう
「ガクチカが見つからない」という相談を受けることがよくありますが、まずは今までの自分を振り返ってみてください。
皆さんには学生時代に好きなことや熱中したこと、楽しかったこと、頑張ってきたこと、成功だけでなく、結果が出せず失敗したことやつらかったこと、悔しかったこと、それを乗り越えてきたこと、そのことで得られたことや感謝したこと・されたことなど、心に残っている何らかのエピソードが必ずあるはずです。
そのエピソードを前向きに言い換えて話を広げたり、企業が求める人物像や社風などを把握し、そのことに共通するような自分の特徴を裏付けとなるエピソードとともに話を広げていくと良いでしょう。
社風への共感は志望動機にも活かせます。以下の記事で社風の志望動機のコツを解説しているので、併せてチェックしてください。
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安易に社風を志望動機にすると選考通過は難しくなります。社風を志望動機とするメリットを理解し、盛り込むべき内容を押さえて志望動機を作成しましょう。キャリアコンサルタント監修の例文も紹介するので参考にしてください。
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企業研究をして知識をつける
早期選考では入職後のキャリアプランや志望動機など、企業の知識がないと、十分に答えられない質問をされることが多いです。
さらに志望動機で企業理念や社風など、企業に共感できるポイントや魅力を面接で伝えられると、より志望動機に説得力が増します。
企業研究をするためには、企業HPをみたり、求人票に目を通しておくなど企業を正しく理解することが重要です。
企業研究は実際にどんなことを調べればいいかわからない人も多いと思います。企業研究の参考になる企業研究ノートの作り方をまとめた記事があるので、参考にしてみてください。
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企業研究ノートは企業選びと選考対策に有効! 就活は情報戦で情報を収集するだけでなく、いかに活かせるかが重要です。記事では企業研究ノートの作り方、必須の情報16項目から情報収集の方法まで、キャリアコンサルタントのアドバイスも交えて解説しています。企業研究ノートで情報を整理し、企業研究を効率的に進めましょう。
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頻出問題に絞って筆記試験を対策する
早期選考は、採用スケジュールが短いため、性格検査や能力検査などの筆記試験によって合否を決定する可能性があります。
筆記試験の結果が企業の基準を満たしていないと、その時点で不合格となってしまう可能性があるため、十分な対策が必要です。
筆記試験の内容は企業によって異なり、SPIなどの性格検査や、国語や算数などの能力問題など、基礎的な能力を試される試験が多いようです。
志望する企業がそのような筆記試験をおこなうのか調べておき、必要な対策を講じましょう。
早期選考では、学生が他企業の本選考を受ける期間が十分にあるため、自社への志望度や内定辞退の可能性の確認として「いつまで就活を続ける予定か」という質問がよく聞かれます。自分の中で答えを用意しておきましょう。
「適性検査はどんな試験だろう」と不安に思う学生は多いと思います。適性試験の記事や解答方法について以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
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適性試験は就活で軽視できない関門の1つ。適性試験を確実に突破できるよう、キャリアコンサルタントがおすすめの対策や回答方法を解説します。適性試験の情報を網羅しているので、これから対策を始める人は参考にしましょう。
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早期選考で合格率を上げるために確認したい2つの注意点
早期選考に受かるためには、十分な準備が重要になりますが、合格率をより上げたいのであれば、準備や心構えに関する2つの注意点を把握しなければなりません。
注意点を把握しないまま、早期選考に挑むと失敗に終わってしまうかもしれません。ここでは、早期選考で合格率を上げるために確認しておくべき2つの注意点について解説しています。早期選考の後に後悔しないためにも、しっかり参考にしてくださいね。
準備不足により不採用となる傾向が高い
早期選考は、大学3年生の夏から秋にかけて開始されるため、大学4年生から就職活動が始まる一般選考よりも準備期間が短くなってしまいます。
準備期間が短いと、対策が不十分なまま挑むことになるため、落ちる可能性が高くなるのです。
参加者が少ないと言われている早期選考であっても、選考対策が疎かな場合は、内定を獲得するのは難しいといえます。
早期選考で落ちてしまえば、基本的には落ちた企業の再応募はできない可能性もあるため、自分の実力も考慮しながら、今受けるべきか判断しましょう。準備を開始する時期としては、大学3年生になった段階で始めるとちょうど良いタイミングと考えられます。
- 研究や部活で忙しくなかなか時間がない状況です。中途半端に早期選考を受けたりしない方が良いですか?
現在地を知れる貴重な機会! 対策のきっかけを得るためにもぜひ受けよう
時間がなくても、積極的に早期選考は受けていくことをおすすめします。
なぜなら、早期選考は自分の現在地を知るきっかけになるからです。
受かった場合は、余裕を持って他の企業の選考を受けられ、仮に早期選考で落ちてしまった場合でも、落ちた原因を分析し、本選考に向けて対策をしていくきっかけとすることが可能です。
しかし、企業によっては、早期選考で落ちたら本選考で応募しても落とされてしまう企業があるので、そういった情報を豊富に持っている就活のプロに相談しながら準備すると良いでしょう。
こちらのQ&Aでは一度落ちた会社の再応募についてキャリアコンサルタントが回答しています。再応募を検討している人は参考にしてみてください。
あなたが受けない方がいい職業を確認して下さい
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
優秀な学生が集まるため自信を失くしやすい
早期選考を受ける学生は、早い段階から将来を見すえている学生が多いため、優秀な学生がライバルになります。優秀な学生と一緒に選考を受けて、自分の能力が足りていないと感じてしまい、自信を失う場合もあります。
周りが優秀な学生であっても、自分の実力を十分に発揮できるよう、入念に準備することが大切です。
また、選考に落ちた場合でも、「次の専攻で頑張ろう!」と気持ちの切り替えができる心の強さも重要になってきます。
- 私は周りと比べて自信を失くしやすい性格です。自信を持って早期選考を受けるために、どのような対策をしたら良いでしょうか。
自己分析や企業研究を徹底したうえで次につなげる意識を持とう!
私は新卒就活で20社以上受けてすべて不合格になった経験があるので、選考で不合格が続いたり、周りが内定をもらっているのに自分だけ内定がなかったりすると自信を失ってしまう気持ちは痛いほどわかります。
人事を経験した今だからこそわかることですが、いくら優秀であっても企業の理念や価値観とマッチせず不採用にしたケースは多々あります。
就活が上手くいかないのは決してあなたに能力がないわけではなく、自己分析や企業理解が不足していることがほとんどです。
早期選考を受けるということは、仮に失敗しても対策して再チャレンジする機会がたくさんあるということです。失敗も良い学びになったと前向きに捉えて、次につなげてくださいね。
業界別に解説! 早期選考を実施している企業を選び合格率を上げよう
これから早期選考を受けるのであれば、どんな企業が早期選考をおこなっているのか知る必要があります。ここでは、26年卒の早期選考を実施する企業を紹介します。
早期選考を実施している企業を早い段階から把握し、大学3年生になると同時に準備が始められるようにすることが大切です。
どんな企業が早期選考をおこなっているか知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
外資系コンサル
外資系コンサルとは、顧客企業の経営上に関する課題を発見し、課題解決まで導く仕事です。以下は、実際に早期選考をおこなっている外資系コンサルの具体例です。
早期選考をおこなう外資系コンサルの具体例(26年卒)
外資系は特に選考が早々におこなわれ、大学3年生の春頃からエントリーを受け付け、夏には内定を出し始めます。驚くべきことに、大半の外資系コンサルは大学3年生の3月頃には就職活動を終えていることが多いです。
特に外資系コンサルは選考時期が早いため、大学2年生の段階から企業リサーチや自己分析などをおこなっていきましょう。
外資系金融
外資系の金融企業は、企業向けに資金調達やM&Aなどのアドバイスをおこないます。外資系金融は、成果報酬でボーナスを支払われることから、高収入となりやすく、人気が高いです。以下は、実際に早期選考をおこなっている外資系金融の具体例です。
早期選考をおこなう外資系金融の具体例(26年卒)
外資系金融も外資系コンサルと同様に、選考が大学3年生から始まり、夏頃には内定が決まります。
競争率の高い外資系金融で、早期選考を勝ち取るためにも入念なESや面接対策が重要です。
外資系メーカー
外資系メーカーは、グローバルな視点を持って働きたい人に人気があり、化粧品や家電、衣類などさまざまな企業が日本に存在します。
外資系メーカーは、外資系コンサルや金融と同様に、選考が早いことが特徴的です。大学3年生の3月までには内定が決まっています。以下は、実際に早期選考をおこなっている外資系メーカーの具体例です。
早期選考をおこなう外資系メーカーの具体例(26年卒)
外資系メーカーは、インターンへの参加が選考エントリーの必須条件としています。大学2年生の早い段階から、インターンに関する情報収集をおこなっておきましょう。
- 外資系は特に選考が早いイメージがあります。準備は早めにした方が良いとは思いますが、実際はいつ頃から始めるのが良いですか?
大学入学後すぐ、遅くても2年生の夏からインターンに参加し始めておこう
採用スケジュールがどんどん早まってきている傾向にあるため、漠然とでも外資系企業に就職したいと思っているなら、大学入学後すぐにでも業界・企業研究を始め、少しでも早く自分が志望する外資系企業を見つけることをおすすめします。
選考方法など日本企業と異なる場合があるので対策などを考える準備時間も必要です。
外資系企業は大学3年生の夏のインターンで実質的に内々定となる場合があります。
そのことを考えると受け入れが可能であれば大学2年の夏のインターンから参加して自分にマッチしている企業なのかどうかを理解するとともに、早い時期から企業と接触し、印象付けておくことができると良いでしょう。
テレビ業界
テレビ業界の中でも、全国放送権を持つ東京や大阪のキー局では、大学3年生の秋頃には選考が本格的に始まります。以下は、実際に早期選考をおこなっているテレビ業界の具体例です。
早期選考をおこなうテレビ業界の具体例(26年卒)
また、テレビ業界を目指すならインターンへの参加は必須です。特殊な業界であるからこそ、選考時にインターンで得た学びや経験のアピールが大切です。リアルな業界理解に基づく選考対策をおこなうためにも、積極的にインターンへ参加しましょう。
内定を勝ち取るのが難しいと言われているテレビ局の選考準備はどのように進めれば良いか疑問に思う人も多いと思います。テレビ局への就職を有利に進める方法について解説しているので参考にしてみてください。
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テレビ局への就職を有利にする6つの方法|志望動機例文も紹介
テレビ局に就職するためには業界理解が必須です。まずはテレビ局の種類や職種を理解しましょう。この記事ではテレビ局への就職を有利に進める方法や志望動機の例文、面接でよく聞かれる質問などについてキャリアコンサルタントが解説します。
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ベンチャー企業
ベンチャー企業とは、新しい技術やアイデアを使って、消費者や事業者にサービスの展開や商品を販売する企業です。向上心があり、自身をレベルアップさせたい人に人気があります。以下は、実際に早期選考をおこなっているベンチャー企業の具体例です。
早期選考をおこなうベンチャー企業の具体例(26年卒)
ベンチャー企業では、夏のインターンの後から選考が始まり、大学3年生の秋冬頃には内定が出始めます。
人材獲得のために通年採用をおこなっている企業も多くあります。各企業の求人票や口コミサイトを確認しながら動き出しましょう。
ベンチャー企業は、実際どんな働き方をしているかイメージがつきにくい人も多いと思います。ベンチャー企業について以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
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20社を徹底比較!ベンチャー企業に向いている人の特徴とは?
ベンチャー企業のメリットやベンチャー企業に向いている人の特徴を紹介しています。待遇や平均勤続年数などベンチャー企業の売上高上位20社を比較。どんな人にベンチャー企業が向いているのか、キャリアアドバイザーのアドバイスを交えながら、解説していきます。
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- ベンチャー企業は優秀な学生が多いイメージですが、早期選考でどんな対策をすべきですか?
自分から情報をつかみ主体性を持ってインターンなどに参加しよう
ベンチャー企業では自己成長意欲が強く、チャレンジ精神のある人材が求められます。
そのため、企業がおこなっているインターンやセミナーがあれば積極的に参加しておきましょう。その際、ただ参加するだけでなく、自分なりの目的を持って主体的に行動することが大切です。
ベンチャー企業の早期選考で重要なポイントは「自分から情報をつかみにいくこと」です。
企業研究では、会社のホームページ(HP)を調べるだけでなく、LinkedInなどのビジネス向けSNSやOB・OG訪問を活用し、業界や仕事内容、その企業のマインドや価値観などについても理解を深めておくと良いでしょう。
日経金融
早期選考をおこなっている企業の6つ目は日経金融です。日系の金融業界の会社は、大学3年生の6月頃には内定を出し始めるところが多いです。
インターンやOB・OG経由で高評価を得た学生は、早期選考に案内され、6月前に内定をもらえる場合もあります。以下は、実際に早期選考をおこなっている日経の金融業界の会社の具体例となっています。
早期選考をおこなう日経の金融業界の会社の具体例(26年卒)
早期選考へ案内されるきっかけは企業により異なるため、SNSや口コミサイトなどで各企業の情報収集をおこないましょう。
貴重なタイミングを逃さないためにも、隙間時間にチェックしたり、気になる企業はあらかじめフォローしておき、常に新しい情報が入るとわかるようにすることがおすすめです。
金融業界は実際に自分に合っているのかわからない人も多いと思います。金融業界の特徴や選考対策について以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
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金融業界は、さまざまな特徴があります。選考を受けるなら、多角的に理解することが大切です。この記事では金融業界の動向や業種、職種、金融業界独自の選考対策などについて、キャリアコンサルタントと解説します。
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総合商社
早期選考をおこなっている企業の7つ目は総合商社です。総合商社とは、企業間の仲介役を担う仕事が主で、貿易や物流、金融などのさまざまなタイプの仲介役を担います。以下は、実際に早期選考をおこなっている総合商社の具体例です。
早期選考をおこなう総合商社の具体例(26年卒)
インターンやOB・OG訪問で優遇される場合が多く、優秀な学生には特別ルートで早期選考に進める企業もあります。総合商社の平均年収は1,000万円を超え、福利厚生もしっかりしているため人気があり、競争率も高い傾向です。
5大商社を受ける予定の人は、以下の記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてください。
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5大商社の入社難易度は高いため各社の違いを押さえることが必須です。5大商社の特徴や魅力を理解しましょう。この記事では自分に合った5大商社の見つけ方や内定に向けた対策などをキャリアコンサルタントが解説します。
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早期選考で合格率を上げるための企業の探し方
早期選考で合格率を上げるための企業の探し方
- 早期イベントに参加する
- 逆求人サイトでオファーを受ける
- 就職エージェントで紹介してもらう
- SNSで情報を探す
- リクルーター面談で高評価を得る
早期選考を受けられる機会を増やすためにも、企業の探し方を把握しておく必要があります。探し方は以下の通りです。
探し方を工夫するだけでも、早期選考をおこなっている企業を見つけやすくなるため、ぜひ参考にしてください。
早期選考イベントに参加する
早期選考イベントとは、早期選考をおこなっている企業が集まり、学生向けのサービスを提供する会社が運営しているイベントです。早期選考をおこなっている企業とつながりを持ち、うまくアピールできればスカウトされる可能性があります。
実際に企業説明会と選考を同時におこなっている早期選考直結型イベントは以下の通りです。
おすすめの早期選考直結型イベント
早期選考直結型イベントは、上場企業からベンチャー企業まで一度に複数の説明を受けられ、イベントに参加した当日に選考に参加できることもあります。さらに実際に働く社員との座談会などもあるため、より業界のリアルについて知ることができます。
志望業界を絞っている学生でも、知識を深め、受ける企業を増やすチャンスにもつながりそうです。
イベント後には、学生をサポートしてくれるリクルーターが就職活動の支援をおこなってくれる場合もあるため、積極的な参加をおすすめします。
逆求人サイトでオファーを受ける
逆求人サイトは、企業側が学生の経歴やプロフィールを見て興味を持ち、特別面談や面接のオファーが送られてくるサイトです。逆求人サイトは以下の通りです。
おすすめの逆求人サイト
求人サイトへの登録で、早期内定を出している企業から、選考ステップの免除など良い条件で早期選考のオファーをもらえる可能性もあります。
自分の知らない企業からオファーが来ることもあるため、新たな発見にもつながるのです。企業側からのオファーを受け取る仕組みであることから、早期選考の内定率も高く、1つでも登録しておくことをおすすめします。
就職エージェントで紹介してもらう
就職エージェントとは、専任のプロアドバイザーが個別面談を通して、学生に適した企業の紹介から内定まで全面的にサポートしてくれるサービスです。
就活のプロに頼ることで、早期選考を実施している企業の紹介から、ES添削や面接対策までおこなってくれるので、内定獲得率もよりアップします。
就職エージェントの早期選考の紹介の仕方としては、以下が挙げられます。
・直接企業の人事と面談の場を設けてくれる
・限定のイベントに招待してくれる
基本的には、就職エージェントが持っている求人=取引先の企業しか紹介できないので、利用する就職エージェントがあなたの志望する企業に紹介実績があるのかしっかりチェックしましょう。
SNSで情報を探す
X(旧ツイッター)やLINEのオープンチャットなどのSNSで、早期選考をしている企業や優遇内容などの情報を発信している人がたくさんいます。SNSは最新情報を知れるので、有益情報を発見しやすいです。
SNSで情報収集する際の注意点としては、個人情報を晒しすぎないこと、他人と比較しないことが大切です。
個人情報を晒すと、個人が特定され危ない被害に巻き込まれる可能性があります。また、SNSを見ていると、うまくいっている人と比較し、自信を失ってしまうかもしれません。
さらに、SNSは匿名での情報発信となるので、数ある情報の中で、信用できる情報なのか取捨選択する必要があります。
SNSは適度な距離感で使用し、就職活動を進めるうえでうまく活用しましょう。
リクルーター面談で高評価を得る
リクルーター面談は、企業の説明会への参加後やES提出後に、リクルーターから学生へ直接電話が入り実施されます。リクルーター面談の目的は、学生の見極めや優秀な人材を早い段階から確保するためにおこなわれます。
リクルーター面談で高評価を得られると、一次面接は実施せずにそのまま二次面接を受けられるケースもあるのです。
面談は、基本的に質疑応答の形で進められ、質問内容としては通常の面接で聞かれる内容と同じです。そのため、面接対策をしっかりおこなっておけば、リクルーターからの質問にもスムーズに答えられるでしょう。
- 平岡さんがリクルーターをするなら、どんな人に好印象を持ちますか?
気持ちの良いコミュニケーション力があり熱意が感じられる人
まずは元気に笑顔で自分から気持ちの良い挨拶でコミュニケーションをとってくれる人。
そして、相手の目を見て話し、うなずきなど、人の話をしっかりと聞いている(傾聴)と感じられる姿勢。
さらにはこの企業で働きたいという志望理由がはっきりしていて、強い志望度や熱意が感じられること。
これらが重要かと思います。
企業側からの質問に答えるだけではなく、企業への逆質問をどんどんして志望度の高さをアピールしましょう。
「質問はないですか?」と聞かれ、何もないのは消極的に感じられることがあるので、何らかの逆質問を準備しておくと良いと思います。
「そもそも、リクルーター面談って何?」と疑問に思う人は多いと思います。リクルーター面談の必要な準備や対策について以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
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リクルーター面談は選考の一環です。リクルーター面談を実施する目的を理解し、対策を進めましょう。この記事ではリクルーター面談を取り入れている業界や必須準備、突破するための心構えなどについてキャリアコンサルタントが解説します。
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逆質問の考え方は以下の記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてください。
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早期選考で合格した際に内定の保留や辞退は可能?
早期選考で合格すると、内定を承諾するか判断しなければなりません。しかし、「早期選考に受かると承諾しなければならない」と思っている人もいるかと思います。
結論から言うと、早期選考に合格しても、保留や辞退は可能です。しかし、保留期間は企業によって異なり、辞退する時期が遅くなってしまうと企業とのトラブルに発展する可能性があります。
ここからは、内定獲得できた際の保留や辞退に関して詳しく説明します。内定獲得後に不安を感じないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
保留ができるか企業によって異なるため要確認
内定保留ができるのかは企業により異なります。実際、当日に決断を迫られる場合や、1、2週間など1カ月以内に返答を求めてくる企業が多いです。ですが「A社の選考が決まるまで待っていてほしい」などの要望にも答えてくれる企業もあります。
企業の保留期間は、先輩の情報や就活情報サイトを参考に確認しましょう。とはいえ、内定保留の期間は企業によって異なるのはもちろんですが、学生への評価によっても保留期間は変わります。
一般的には、評価が高い学生にはギリギリまで内定承諾の保留を許される場合があるので、一概に何日まで待ってくれる、という判断はできません。
内定保留の伝え方や保留期間がいまいちわからない人も多いと思います。内定保留の伝え方やトラブル対処法について以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
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内定保留をお願いする際の例文を紹介。電話・メールのそれぞれの例文や内定保留の可否について、社労士やキャリアコンサルタントが解説しています。また、内定をもらった時期によって異なる、内定保留期間の目安も一緒に解説しています。
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「内定保留していたら取り消された」と耳にしたことがある人もいると思います。以下の記事では内定保留の方法やリスクを詳しく解説しているので参考にしてみてください。
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内定保留をした結果、内定取り消しになったというケースを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。実際、その可能性はゼロではありません。この記事では内定保留をした際に取り消される可能性について社労士の声も交えて解説します。
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以下のQ&Aでは、早期選考の内定はいつまで保留できるのかをキャリアコンサルタントが解説しているので、併せてチェックしてください。
承諾後の辞退は可能
早期選考の内定を承諾後に辞退する場合は、民法により入社後の2週間前までに辞退が可能です。ごくまれですが、会社が負担する研修やイベントに参加した場合は、企業から損害賠償を請求される可能性もあります。
ですが、入社2週間前のギリギリに内定を辞退されると、企業が新しく学生を採用するのは難しく、人材不足に陥ったり、他の良い人材を採用する機会が失われるため、企業に迷惑がかかってしまいます。
志望度の高い企業から内定をもらうことができ、辞退する決断ができたら、できるだけ早い段階で辞退を申し出るべきです。
早期選考で合格率を上げるには早めの対策をおこない就活を勝ち抜こう!
早期選考で合格率を上げるためには、自分の実力を十分に発揮するために、早めの段階から準備し選考に挑むことが大切です。
この記事では、早期選考で合格率を上げるために対策すべき5つのポイントや注意点を解説しました。早期選考で合格率を上げるために、企業の探し方も踏まえ就職活動を進めていきましょう。
また、早期選考で落ちた人でも、気持ちをすぐに切り替えることが大切です。さらにレベルアップした面接対策をおこなえるように、自己分析や面接対策を強化し、自信を持って選考へ挑んでくださいね。
アドバイザーコメント
平岡 美香
プロフィールを見る早期選考で合格率を上げるなら他者より優れている部分を明確にしておこう
企業として早期選考は他社より早く内定を出すことで特に優秀な学生を確保したいという思いがあります。
そのため、早期選考で内定を獲得するには自己分析や業界・企業研究、ES選考対策や面接対策など早い時期からおこない、自分の強みや他者にはない優秀さをすぐにアピールできるよう準備しておかなくてはなりません。
インターンに参加することで早期内定へとつながるケースが多くなっているので積極的に参加して自分とマッチする企業を見つけましょう。
早期選考に合格できなくても落ち込まないで! 成長と捉えて諦めずに努力しよう
早期選考で早く内定を獲得したいと思う人も多いでしょうが焦りは禁物です。
焦りのために就活がうまくいかず内定を受けられなかったり、目先の内定にとらわれて納得できないまま就職して後悔やリアリティショックで早期退職につながってしまう場合もあります。
早期選考に合格できなかったとしても、それを経験として前向きに受け止め、自分が成長できる場ととらえてください。自分の目標に向かって諦めずに努力することは就職活動を通して自己成長にもつながります。
私たちと一緒に早期内定を目指しましょう!
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/就活塾「我究館」講師
Hayato Yoshida〇東証一部上場の人材会社で入社2年半で支店長に抜擢。これまで3,000名以上のキャリアを支援。現在はベストセラー書籍「絶対内定」シリーズを監修する我究館でコーチとして従事
プロフィール詳細キャリアコンサルタント
Mika Hiraoka〇キャリア相談や求職者へのES・履歴書作成・面接対策などの個人支援に併せ、採用や育成・働き方改革などに人事として従事。講師歴は10年以上でセミナーやテレビ出演など幅広く活躍中
プロフィール詳細キャリアコンサルタント
Natsuki Inoue〇新卒で携帯電話販売代理店業界のベンチャー企業に入社。現場にてBtoC営業を経験した後、人事部では新卒採用を中心に、社内研修講師や社員面談などの人事業務に幅広く従事
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