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面接で志望動機を1分で話すコツはありますか?
現在、就職活動中の大学3年生です。先日、第一志望の企業の面接を受けたのですが、「志望動機を1分で話してください」と言われてしまい、用意していた内容をうまくまとめられませんでした。
面接官から時間を指定されると、焦ってしまっていつもよりも話せなくなってしまいます。
1分という短い時間で志望動機を伝えるには、どのような構成で話せば良いでしょうか? 面接でとっさに1分で話すように言われても対応できるように、何か準備しておくべきことがあればアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接で志望動機を1分にまとめるためには事前に3つの構成を作ろう
時間指定をされると緊張するかもしれませんが、事前の準備が鍵となります。まずは、基本となる志望動機の構成、いわゆる型を作りましょう。
時間内に収めようと焦るのではなく、まずはしっかりとした土台を築くことが大切です。基本的な構成は結論、理由、入社後の抱負という流れです。
この型さえできていれば、話す内容を少し加えれば1分30秒に、要点を絞れば50秒にといったように時間調整が簡単になります。
声に出して練習! 話す速度を調整して自信をつけよう
そして、構成を組み立てて満足するのではなく、必ず声に出して話す練習をしてください。実際に話してみると、自分が意外と早口で50秒で終わってしまうといった発見があります。
ストップウォッチなどで計りながら、1分に収まるように内容や話すスピードを調整する練習を重ねましょう。
練習を繰り返しておけば、本番でたとえ緊張してしまっても、ある程度の力は発揮できるものです。万全の準備が、自信につながります。
自分軸と企業軸で話しながら1分で志望動機をまとめよう
1分で志望動機をまとめるには、自分軸と企業軸を効果的にかけ合わせて構成するのがコツです。
まず、自身が何を大切にして学生生活を送っているかという自分軸を簡潔に話し、そのうえで、「御社は〇〇という点で非常に志望度が高いです」と、企業の魅力という企業軸に明確につなげます。
そして最後に、再びご自身の強みや経験といった自分軸に触れ、それが企業でどのように活かせるのか、どう貢献していきたいのかを具体的に述べて締めくくると、短い時間でも熱意が伝わるでしょう。
企業理解を忘れずに! 逆質問も活用して志望度もアピールしよう
企業が1分という時間を指定するのは、あなたが要点を的確につかみ、企業についてきちんと理解しているかを確認したいという意図があると考えられます。
企業側も、志望動機はある程度準備されてくるものと認識しているため、時間をかけて詳細に語るよりも、ポイントを押さえた説明を求めているのです。
もし1分では話し足りないと感じた場合や、さらに伝えたい熱意がある場合は、面接の最後にある逆質問の時間を有効に活用しましょう。
企業研究で得た具体的な情報に触れながら質問をするなど、さまざまな場面で企業への関心や理解度を示すことで、志望度の高さを多角的にアピールしましょう。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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