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面接がトラウマになりました。どう乗り越えれば良いですか?
就職活動で何度も面接を受けてきましたが、過去の面接での失敗経験がトラウマのようになってしまい、次の面接が近づくたびに強い不安や恐怖を感じてしまいます。
面接中に頭が真っ白になったり、うまく話せなかったり、厳しいことを言われたりした経験がフラッシュバックし、また同じようなことが起こるのではないかと考えると、面接を受けるのが本当に辛いです。
このままでは、本来の力を発揮できず、就職活動がうまくいかないのではないかと悩んでいます。面接に対するトラウマを克服し、少しでもリラックスして面接に臨むためには、どのような考え方や行動を心がけるべきでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接がトラウマになったときは失敗を手放す準備から始めよう
慣れない面接の場で、思ったようなパフォーマンスができなかった経験はとてもつらいものだと思います。
面接の成功には、2つのポイントをおさえるのが有効です。
1つ目は、実践練習です。面接で尋ねられる質問は、概ね型が決まっています。志望動機、強み、弱み、キャリアパスなどがこれにあたります。そういった質問を想定して一覧表を作ります。
ノートに書き出したり、GoogleスプレッドシートなどPCでまとめたりしてみましょう。
次は、その質問をされたところを想定して回答練習をおこないます。
この場合のコツは実際に声に出すことです。その際に、動画を撮影しておくと、声のトーンや表情、どこで回答に詰まってしまうのかといったこと確認ができるので、他者目線での振り返りができます。
2つ目は、メンタルコントロールです。脳内でリピートすることは、潜在意識に強く刷り込まれてしまいます。そのため、過去の失敗はできるだけ早く手放すことが望ましいといえます。
自分を褒めてあげることが回復の第一歩
そうは言っても、ついつい考えてしまうこともあるでしょう。そのようなときには無理に否定せず、まずは一旦「そうだよね、つらかったよね」と自分の感情を受け止めてあげてください。
そのうえで眠る直前の意識がフワフワしているタイミングで、その日にできたことを思い浮かべながら「よくできたね、素晴らしいね」と、自分自身を優しく褒めてあげます。
最初は、ネガティブな感情の方が大きな割合を占めていることもあるかと思います。しかし、次第にポジティブなイメージを描いているときの方が心地良いことに身体が気づき始めます。
そうすると、自然に日常的にも前向きなことを思考している時間が長くなります。5回の異業界転職に成功した私も、上記の方法を実践してきました。
一度成功体験のコツをつかめば、次はきっと大丈夫です! 合格を祈っています。
完璧でなくても良いと意識を変えてみよう
「またうまく話せなかったらどうしよう」「前みたいに頭が真っ白になったら……」と考えてしまう気持ちもよくわかります。
「うまく話さなければいけない」「頭が真っ白になってはいけない」という強い思い込みが隠れていると不安になる可能性が高いです。まずは、その視点を少しだけ変えてみませんか。
たとえば、「完璧に話せなくても、自分の言葉で伝われば大丈夫」「緊張しても、一生懸命な姿勢が伝わればそれで良い」と、上手くやることから自分らしく伝えることへと意識をシフトしてみましょう。
面接はお互いを知るための場所だからこそ力を抜いてOK!
面接への不安やトラウマを和らげるためには、まず身体をリラックスすることが効果的です。面接直前は誰でも緊張します。そんなときは、肩の力を抜いてゆっくり深呼吸をしてみてください。
3秒かけて息を吸い、6秒かけて息を吐くということを数回繰り返すと、自然と気持ちも落ち着いてきます。軽く身体を伸ばすストレッチも、緊張をほぐす助けになります。
また、過去の面接経験をどこでつまずいたのか、なぜ怖かったのかと客観的に振り返ってみてください。つらい記憶から次に活かせる学びに変わることもあります。
最後に、面接は一方的に評価される場ではなく、お互いを知る場だということです。企業もあなたと働くことをイメージしながら話を聞いています。
あなた自身も「この企業は自分に合うだろうか」という視点で臨んでみましょう。このように今の不安を素直に言葉にできるあなたなら、面接でも誠実さや人柄が伝わります。
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