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経営学部の志望動機を面接で伝える際のポイントは何ですか?
経営学部の面接を控えており、志望動機をどのように話せば面接官に響くのか悩んでいます。
漠然と「将来はビジネスに携わりたい」「経営者になりたい」といった思いはあるのですが、具体的なエピソードや学びたいことと結びつけるのが難しいと感じています。
なぜ数ある学部の中で経営学部を選んだのか、その大学の経営学部でなければならない理由を、どのように論理的に、かつ熱意をもって伝えれば良いのでしょうか? 経営学部の学びとどのように結びつければ良いのかも知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
経営学部の志望動機は経験と将来像で説得力を高めよう
面接で経営学部を志望する理由を語る際は、まず自分の経験や関心を具体的に示し、その延長線上で経営学を学びたいと考えるに至った経緯を説明しましょう。
たとえば、「高校時代に部活動のキャプテンを務め、チームの目標設定やメンバー間の意見調整を経験したことで、組織運営の難しさや楽しさを実感しました。この経験から、組織を動かすための理論的な知識やスキルが必要だと強く感じ、経営学を学びたいと考えるようになりました」といった形で、具体的なエピソードを交えて話すと説得力が増します。
自分の体験を起点に学びたい理由と目標まで一貫性を持って伝えることが大切
次に、なぜその大学の経営学部でなければならないのか、その理由を明確に伝えることが大切です。
たとえば、「御学部には実際の経営課題を取り上げるケーススタディや、企業・行政と連携したインターンシッププログラムがあると伺いました。自分のように現場で学びながら成長したいと考えている私の意欲にぴったり合致していると感じています」というように、その大学・学部ならではの特徴と自分の目標を結びつけてください。
また、「特定の教授が○○分野の第一人者であり、その研究室で学ぶことで将来のビジョンをより明確にしたいと考えています」といった説明も有効です。
面接官にこの大学で学びたいという強い意欲を伝えるためには、カリキュラムや教授の研究テーマ、学内の学生サークルや起業支援制度など、他校にはない具体的な魅力を例に挙げることが重要です。
最後に、入学後にどのようなことを学び、将来どのような目標を実現したいのかを明確にしましょう。
たとえば、「将来的には地域活性化プロジェクトに取り組む企業経営に携わりたいと考えており、御学部で学ぶマーケティング戦略や組織人事論を基盤に、プランを立案する力を養いたいです」といった形で、将来像と学びをしっかりリンクさせて話すことで、面接官に強い印象を残せます。
志望動機は自分の経験→なぜその知識・スキルが必要か→学部で得たい知識・スキル→将来の目標という流れで論理的に話すことで、自分の熱意と志望理由がしっかり伝わるでしょう。
些細な出来事でもOK! 経営について興味を持ったきっかけを探ろう
「将来はビジネスに携わりたい」「経営者になりたい」という思いがあるなら、なぜそう思うようになったのか、その「理由」を説明できるようにしましょう。
たとえば「昔から自分で考えて動くのが好きだったから」「若手起業家に憧れを持ったから」など、自分の中にあるきっかけを探してみてください。
一つの出来事でなくても構いません。「最初にそう思ったとき」「その思いが強くなったとき」など、気持ちの変化のプロセスを伝えるのもありです。
経営学部で学びたいことの背景がみんな違うからこそ志望動機の根源になる
「経営者になりたい」ということを考える人は多くいますが、背景にある理由は一人ひとり違います。そこを深堀りできると、あなたならではの志望動機になります。そして「だからこそ経営学部で〇〇を学びたい」と、学びたいことへとつなげることができます。
「なぜ経営学部か」は、「なぜ経営者を目指すのか」と重なる部分が多いので、経営者になりたい理由を明確にすることで話しやすくなりますよ。
また「なぜこの大学なのか」と聞かれた場合は、他大学との比較をして納得した点を挙げたり、学びたい教員の研究分野などを挙げられると説得力が増します。大学の公式サイトや教員紹介ページを活用してみてください。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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