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面接で企業理念を言えなかったのですが選考にどう影響しますか?
先日受けた面接で、面接官の方に「弊社の企業理念について、どのように理解されていますか?」と質問されました。事前に企業ホームページ(HP)で確認はしていたのですが、そんな聞き方をされると思わず、暗記もできていなかったため、しどろもどろになってしまいました。
企業理念は企業情報のなかでもかなり重要な部分だと思うので、それについて何も言えなかったことがかなりのマイナス評価になっていそうで怖いです。
今回のような場合、選考は不利になってしまうでしょうか? 皆さんのお考えや、答えられなかったときにどうすべきだったのかについて教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
企業理念を言えなくても諦めない! その場で挽回は可能
面接で企業理念を暗唱できなかったからといって、それだけで即不合格になることはまれです。しかし、準備不足、志望度が低いとみなされるリスクはあります。
面接官は、理念を暗記しているかだけでなく、プレッシャーのかかる状況でどう対応するかも見ています。
もし答えられなかった場合は、正直に「緊張で失念してしまいましたが」と前置きしたうえで、「理念のなかでも、特に〇〇という部分が印象に残っています」と、記憶に残っているキーワードと自分の価値観を結び付けて話すことで、挽回できる可能性があるでしょう。
丸暗記より背景の理解を! 自分の言葉で語れるようにしよう
今後は、企業理念の文言を丸暗記するより、創業の背景、理念が示す価値観、自分の経験との接点の3点をセットで理解し、要約して話せるように準備しておくと安心です。
なぜその理念が生まれたのかという背景まで理解することで、より深く、自分の言葉で共感を語ることができます。
面接後に不安が残る場合は、お礼のメールで改めて理念への共感や学びを伝えることもリカバリーのチャンスになるでしょう。
企業理念を答えられないとマイナス評価になる可能性が高い
企業理念について質問をされて答えられなかった場合、残念ながらマイナス評価になってしまいます。
企業理念を理解していないことは、志望意欲が低いと判断されるでしょう。それだけ企業理念は企業にとって大切にしているものであり、応募者に共感してほしいと思っているものなのです。
企業理念に共感しているだけで採用する企業もあります。離職が多く人材が定着しない企業ほど、社員の企業理念の理解不足が原因であることも多いです。
共感や理解の姿勢が志望度の高さを伝えるカギになる!
今回の場合の答え方については、企業理念の項目だけは言えるようにしてください。詳しい内容までは言えなくても大丈夫です。認識していることが伝われば問題ありません。
また、いくつかある内容のなかで一つに絞るのも良い方法です。一つの内容に関して共感していることを伝えるだけでも理解していると判断してもらえます。
ほかの方法として、企業理念について表面上のことしか理解できていないことを伝えたうえで、担当者に詳しく聞くパターンも良いでしょう。
その後、聞いた内容について理解を深めたことを伝え、より共感して志望意欲が高まったことをアピールしてみてください。
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