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早期選考でESに落ちる原因は何でしょうか?
早期選考にいくつか応募しているのですが、エントリーシート(ES)がなかなか通過しません。このままでは早期選考の面接は一つも経験せずに、本選考からのスタートになってしまいそうです。
早期選考のESは、一般的な選考と比べて通過が難しくなりますか? もしそうでないなら、なぜESで落ちてしまうのでしょうか。
自己分析や企業研究はしているつもりなのですが、何が足りないのかわからず、対策の方向性も見失っています。
早期選考のESで落ちる主な原因と、ESの通過率を上げるために具体的に何を改善すれば良いか、アドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
早期選考でESが通らないのは無難さが原因かも
一般的には、早期選考でのエントリーシート(ES)は通過しやすいと言われています。
むしろ、後半戦になればなるほど、狭き門となり通過が難しいです。そのうえで、早期選考で通過しない理由について考察してみましょう。
落ちる原因としてまず注目すべきは、採用担当者は膨大な数の選考書類に目を通すということです。上記のことから、差しさわりのない内容が敷き詰められたESでは、まったく刺さりません。
少なくとも1点は「おっ!」と、興味を引くような内容を盛り込むことが必須です。
ストーリーを盛り込んであなたらしさをアピールしよう
次に、自己分析についてですが、分析したことが上手く伝えられていないことが考えられます。たとえば、強みが「コミュニケーション能力」だったとしましょう。
その場合、この事実だけを記入してもアピールポイントとしては用を成しません。なぜなら、その背景がまったく見えてこないからです。
強みや関心、価値観などを述べる際にはストーリーが大切です。出来事を起承転結で伝えることで、背景や人柄がより伝わりやすくなります。
通過率を上げるためには、前述したように興味を持ってもらうことが最大のポイントとなります。なぜなら、就職は恋愛と似ているからです。
万人受けするような無難な服装や髪型は、そこそこの好感度は得られるでしょう。しかし、誰かから強烈に愛される確率は低いといえます。
人と強く惹き合うには、あなたが唯一無二の存在であることが大切です。個性を打ち出すことを恐れず、本当のあなたを表現してみてください。
きっと、その先に両想いになれる企業との出会いが待っているでしょう。
早期選考ESは伸びしろでライバルと差をつけよう
早期選考のエントリーシート(ES)では、少人数の募集に対して応募が集中するため、倍率が高くなる傾向があります。
この段階では、完成度よりも将来の伸びしろが重視されるため、志望動機が一般論にとどまっている、成果が具体的な数字で示されていない、将来のビジョンが浅いという内容だと落選しやすくなります。
ほかの学生との差別化を意識し、あなたならではの視点を示すことが重要です。
具体的な数字と独自の課題仮説を盛り込むことが重要
対策としては、その企業の課題を自分なりに仮説立てし、自身の能力でどう貢献できるかを結びつけたり、実績をパーセンテージや期間などで定量的に示したりすることが有効です。
まず文字数を気にせず600字くらいで書き、そこから不要な語尾や接続詞を削って指定字数に収めると、内容の濃い文章に仕上がります。熱意と論理性を兼ね備えたESを目指しましょう。
以下の記事では失敗しないエントリーシートの書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これからエントリーシートを作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
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