30秒で読める!AI要点まとめ
プロが教える!学業のガクチカで評価されるポイントと評価基準
- 研究内容やGPAの高さよりも取り組みのプロセスが重視される。
- なぜ学業を選んだのかという主体的な動機を明確に伝える。
- 学業での工夫が入社後の業務でどう活かせるか再現性を示す。
評価を高める学業ガクチカの6ステップ構成法
- 結論は数字や客観的事実を交えて具体的に伝える。
- 目標達成に向けた工夫や周囲との関わりを詳しく記述する。
- 経験からの学びを志望企業の仕事内容と重ねて締める。
差別化のポイントと注意すべき5つのNG例
- チームでの行動や周囲との連携を意識して協調性をアピールする。
- 専門用語を避け誰にでも伝わる分かりやすい表現を心掛ける。
- 出席や単位取得など当たり前の内容ではなく挑戦経験を書く。
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学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)のテーマとして学業を選びたいけれど、「自分の成績で大丈夫か」「学業ではインパクトに欠けるのではないか」と悩む人もいるのではないでしょうか。
学業のガクチカでは、その過程でどのように努力し、どんな成果を出したのかをアピールすることが重要です。
また、アルバイトや部活動ではなく、なぜ「学業」を選んで注力したのかという動機を明確に語れるようにしましょう。
この記事では4人のキャリアコンサルタントとともに、学業のガクチカを作るコツを解説します。
例文も参考にして、学業でどのような努力をしたのかを効果的に伝えられるガクチカを作りましょう。
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プロに聞いた! ガクチカで話せる学業のテーマ
学業をテーマにガクチカを話したいものの、「バイト・部活動に比べたインパクトの弱さ」から、テーマ選びに不安を感じる人も多いでしょう。
学業のガクチカといっても、テーマは一つではなく、GPAの高さや研究内容の難易度だけが見られているわけではありません。
教員免許を持つキャリアコンサルタントの板谷さんに、ガクチカでアピールできる学業のテーマについて聞いてみました。
【一言例文集】ガクチカ「学業」のテーマ(タップで開閉)
授業や語学、資格取得、研究など、学業に関するテーマごとの書き出し表現について、参考にしてみてください。
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ガクチカのテーマとして学業以外も検討している人は、以下の記事を参考に自身を最もアピールできるテーマを見つけましょう。
アルバイト
例文15選|アルバイトのガクチカの作り方と印象に残すコツ
趣味
例文11選|ガクチカで趣味はアリ! 企業に響く書き方とNGを解説
サークル活動
サークル活動はガクチカに書ける? プロの例文添削で学ぶ作成のコツ
部活
部活のガクチカの伝え方|内定者例文付きでポイント・注意点を解説
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学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。
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GPAが低くても大丈夫? 学業のガクチカと成績の関係
成績の高さに関わらず、学業はガクチカとして十分アピールできます。重要なのはGPAの数値ではなく、取り組みの過程や動機です。
GPAが低いなら「注力した内容+工夫したプロセス」を、高い場合は「なぜ成果を追い続けられたのかという動機」を伝えて学業への姿勢を示しましょう。
GPAの目安
GPAの平均:2.4〜2.8
優秀:2.9〜3.4
きわめて優秀:3.5以上
大学でキャリア講義を10年実施・遠藤さんのアドバイス
ただ「良い成績を目指して、高評価を獲得しました」では、高い評価の取りやすい科目を選んでいる印象になる可能性もあります。
「なぜその科目を選び、良い成績を目指したのか」「何を学んだのか」などにも併せて触れていると読み手は納得感を得られます。
以下のQ&Aではガクチカで学業をアピールする際に必要なGPAについて、キャリアコンサルタントが解説しています。
自身のGPAに心配がある人は、こちらも参考にガクチカにするか判断しましょう。
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ガクチカを学業にしなくても、選考の過程で成績について聞かれる可能性はあります。
就活における成績の伝え方は以下の記事を読んで事前に対策しましょう。
就活における成績
就活に成績は影響する? 就活のプロが語るリアルな実態と対応策
GPAの平均
GPAの平均は? 就活への影響と数値に応じたアピール方法を解説
学業のガクチカを考える前に! 企業がガクチカを聞く2つの理由
企業がガクチカを聞く理由
学業のガクチカを作成する際は、企業の質問意図を理解することが重要です。意図を押さえずに書くと知りたい情報が伝わりません。
特に日々学習が必要な業界や、自発的な学び・データや事実に基づいた行動を求める企業文化では、学業への取り組みが適性評価にもつながります。
企業の意図に沿った内容にするため、ここでは学業のガクチカを聞く2つの理由を解説します。
コピペで使えるガクチカがかんたんに作れます

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。
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①人物像を把握するため
企業はガクチカを通じて、あなたがどんな価値観を持ち、どのように考えて行動する人物なのかを把握したいと考えています。
学業のガクチカでは特に、「なぜアルバイトや部活動ではなく、あえて学業を選んで力を入れたのか」という動機が人物像を映し出す重要な要素になります。
何を学んだかという結果ではなく、なぜそれに取り組んだのか、困難にどう向き合ったのかというプロセスを語ることで、あなたの人物像を面接官に伝えましょう。
②企業での再現性があるかを見るため
企業がガクチカで最も知りたいのは、学生時代の経験が入社後の仕事にどう活きるかという「再現性」です。
特に、学業のガクチカが評価されやすいのは、コンサルティング・IT・金融など、常に新しい知識をインプットし続ける必要がある業界です。
なぜなら、学業へ取り組んだ姿勢がそのまま仕事へ活かせられると評価されるからです。
「目標のために課題を分析して学習計画を修正した」「仮説を立て、調べ、検証した」という継続的なプロセスを語ることで、入社後も同じように行動できる人材だという再現性を示しましょう。
【関連記事】金融・コンサル業界の基礎知識(タップで開閉)
金融業界やコンサル業界の特徴・動向、評価される志望動機の書き方について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
金融業界
金融業界の特徴・動向・就活対策を解説! 向いている人の特徴も
金融 志望動機
金融の志望動機の書き方! 難関企業も狙える構成4パターンを解説
コンサル 志望 動機
【内定者例文付き】コンサルの志望動機の伝え方を現役コンサルが解説
学業のガクチカを伝える手順

②動機:その学業に取り組んだ理由
③課題:取り組むうえでの課題や目標
④行動:具体的な工夫や行動
⑤結論:学業への取り組みの結果
⑥学び:その学業エピソードから学んだこと
(タップで記事内を移動)
ここからは、ガクチカを伝える手順を解説します。
学業のガクチカを作る際、学業だからこそ示せる探究心や工夫のプロセスなど、企業の評価ポイントを押さえた構成で組み立てることが欠かせません。
ぜひこの手順を参考に、あなたならではの学業のガクチカを完成させましょう。
テンプレを活用すれば受かるガクチカが作れます
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①結論:取り組んだ学業エピソードの概要
まず「私は〇〇という学業に力を入れました」と結論から伝えましょう。
その際、「成績優秀でした」という主観的な表現ではなく、「GPAが3.8でした」「TOEICで900点を取得しました」のように数値や客観的な事実を添えてください。
これにより、あなたの学業への取り組みに説得力が生まれます。
- 学業で頑張ったエピソードがたくさんあります。何個くらいまで書いても良いでしょうか?
正解はないのでインパクトを与えられるかを基準に考えよう
学業で頑張ったエピソードがたくさんある場合、多くても3つ程度にすべきでしょう。採用担当者は多くのESを読むので、多く書かれていると印象に残りにくくなるのです。
数ではなく、応募企業で活かせるエピソードは何かという切り口で考えてみると良いですね。
応募企業の特徴に合わせて、関連するエピソードをピックアップして記載しても良いですし、一つに絞りこんで強調するのも良いでしょう。
②動機:その学業に取り組んだ理由
次に、なぜその学業に取り組んだのかという動機を伝えましょう。
「興味があったから」という漠然とした理由ではなく、「〇〇という目標のために取り組んだ」という具体的な行動につながる動機を語ることが重要です。
なぜなら、企業はガクチカを通じて「この学生は入社後も自ら目標を設定し、主体的に動ける人材かどうか」を見極めようとしているからです。
学業のガクチカでは、アルバイトや部活動ではなくあえて学業を選んだ理由を明確にすることで、あなたの価値観や主体性が伝わります。
③課題:取り組むうえでの課題や目標
次に、学業の取り組みにあたって何が大変だったのか、何を目指していたのかを示します。
取り組みの方向性がないと、やみくもに頑張っただけという印象を抱かれる可能性があります。
たとえば、「英語の専門論文を読めなかったため、半年以内にTOEIC800点取得を目標に設定した」と語ることで、課題に対して主体的に向き合う姿勢が伝わります。
自分が定めた課題を書くことで自ら課題を設定し、努力できることをアピールしましょう。
④行動:具体的な工夫や行動
学業のガクチカでは、目標や課題に対して、具体的に何をしてどう行動したのかを示しましょう。
ここがガクチカのメインとなるため、結果だけではなく達成するまでの過程を明らかにし、自身の工夫を伝えることで、採用後の再現性までアピールできるのです。
また、この際、自分一人の取り組みだけではなく、教授への相談やゼミメンバーとの議論など、周囲とのかかわり方も併せて伝えましょう。
特にチームワークが求められる企業では、一人でしか行動できないという印象を与えないよう注意が必要です。
- 学業のガクチカで結果だけでなく行動も重要なのはなぜですか? どんなことを書けば良いのでしょうか?
プロセスを書くことで一緒に仕事をするイメージが伝わる
ガクチカを質問する意図は、結果よりも行動・プロセスを聞き、入社後の仕事で再現性があるかどうか判断することにあります。成績の良さだけをアピールしても一緒に仕事をするイメージを持ってもらうことが難しいのです。
学業といっても、正解が一つで知識を増やしていくタイプの学習と、正解が一つではない課題を解決するPBL(Project Based Learning)型の学習がありますが、書き方は共通しています。
問いを立てた後、その問いに対して自分が解決するために取った行動を数字などを用いながら具体的に書き、その結果どうなったか変化も合わせて記述していきましょう。
ガクチカ作成ツールを活用すれば、受かるガクチカが作れます
ガクチカ作成が進まず、焦っていませんか?ガクチカは、自己PRや志望動機と並ぶ重要なアピールポイントですが、作成に苦戦する人もいます。
そこで「ガクチカ作成ツール」の出番です。たった4つの質問から経験や強みを引き出し、採用担当者に刺さるガクチカを完成させます。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
⑤結論:学業への取り組みの結果
続いて、取り組みの結果を具体的な数値や成果として伝えましょう。
「成績が上がった」という曖昧な表現ではなく、「GPAが2.0から3.5に上昇した」「資格試験に一発合格した」のように定量的に示すことで、努力量が伝わります。
結果が数値化しにくい場合は、教授からの評価やゼミでの採択など、第三者からの客観的な評価を添えましょう。
なお、ガクチカとして頑張った内容だけを書いてしまい、結論を伝え忘れてしまうと、事実を伝えるだけになってしまうため、注意が必要です。
⑥学び:その学業エピソードから学んだこと
最後に、学業の経験から得た学びを語り、それを入社後にどう活かせるかまで示して締めくくりましょう。
単に「勉強の大切さを学びました」というのではなく、「仮説を立てて検証することを繰り返すことで、課題解決の方法が身に付いた」のように具体的な学びを語ります。
さらに、その学びを志望企業が求める人物像と結びつけることで、入社後の活躍イメージを面接官に持たせることができます。
企業内キャリアコンサル経験・富岡さんのアドバイス
特に⑥の「学び」を未来に向けて語ることがポイントです。学業から学んだことを入社後にどのように活かしていきたいか、志望先の企業の仕事内容と重ねながら伝えていきましょう。
締めくくりが未来系であると意欲を感じることができます。
関連記事
ガクチカの構成や効果的な作り方についてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしましょう。
刺さるガクチカ
例文13選|誰でも「刺さるガクチカ」が完成する4ステップを解説
ガクチカの構成
ガクチカの構成は7ステップで高評価を狙おう! 例文12選付き
学業のガクチカのシーン別例文14選!
ここまで学業のガクチカの書き方やポイントを解説してきました。魅力的なガクチカのイメージはついたでしょうか。
ここからは、実際にシーン別の学業のガクチカ例文を14個紹介します。ぜひ構成やまとめ方の見本にして、ガクチカ作成に役立ててください。
自己PRで悩んだらまずは作成ツールを使ってみよう!
「自己PRがうまく書けない」「どんな強みをアピールすればいいかわからない」…そんな悩みを抱えている方には「AI自己PR作成ツール」がおすすめです。
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例文①授業のプレゼン・発表
授業のプレゼン・発表
学生時代に頑張ったことは、日本文学の授業での近代文学をテーマにしたプレゼンテーションです。
人数が50人と多かったため、中間レポートの発表をもとに期末の発表者が5人だけ投票で選ばれるという方式でした。読書好きなこともあり発表者に必ず選ばれたいと思った私は、2つの取り組みをおこないました。
まず夏目漱石の作品を中心に周辺知識を深めるため教授にアドバイスをもらい、おすすめの先行研究10冊を読み込みました。加えて投票で選ばれるにはほかの学生に認識してもらう必要があると考え、授業では毎回一度は発言することを徹底しました。
結果、中間発表には自分なりの考察を多く盛り込むことができ、投票で1位に選ばれ期末発表をおこなうことができました。成績も最高評価のSを獲得しました。
この経験で磨いた行動力や積極的な発言力を活かして、入社後も目標達成に尽力し、貴社に貢献してまいります。
大学でキャリア講義を10年実施・遠藤さんのアドバイス
取り組みの動機、しっかりと準備に励んだこと、投票の仕組みを理解して対策したことなど、日本文学という分野を離れても発揮できそうな力をたくさん持っていますね。
例文②グループワーク
グループワーク
私が学生時代に打ち込んだのは、情報学の授業でのグループワークです。
その授業では、4人ごとのチームになり2週間でプレゼンテーションをする必要がありました。テーマ決めはすぐできたものの4人の時間が合わず、当初はリーダーと私だけが話し合って進めていました。このままでは間に合わないこと、役割分担ができておらず当日の発表が失敗する可能性が高いことが課題でした。
そのため、無理に対面で進めるのではなく、SNSの機能を使って資料を共有し、それぞれ都合の良いタイミングで資料作成することを提案しました。また、役割分担だけでなくタスクごとの締め切りを設定することでメンバーが行動しやすいようにしました。資料作成においては、単に調べた情報をまとめるだけでなく、メンバーそれぞれが「なぜそうなるのか」という問いを立てたうえで調査するよう意識を統一しました。この問いを起点にした調査が、表面的な情報にとどまらない独自の考察につながりました。
その結果、全員が当事者意識を持つことができ、予定より2日早く資料が完成しました。事前にリハーサルする余裕もでき、プレゼン当日は15チーム中投票で1位に選ばれ、教授からも「独自の視点があり深く洞察できている」と高評価をいただきました。
この経験から、課題解決力とチームで効率的に物事を進めるコミュニケーション力を得ました。貴社に入社後も、主体性を活かし積極的に行動しチームに貢献していきます。
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チームでのコミュニケーション不足を危機と捉え、SNSを用いる、役割分担をおこなう、締切を設けるといった行動で改善してきた様子がしっかりと伝わってきます。
数字も随所に使っているので客観的な評価ができる点も好評価です。
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「ガクチカを書け」と言われても、特に印象的なエピソードがない…そんな悩みを抱える人は多いです。
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例文③レポート・論文
レポート・論文
私は学生時代、質の高いレポートを書くことに注力しました。
1年次の最初の期末レポートで、期待したものよりかなり低い評価をもらった授業がありました。毎回出席し、中間課題も力を入れて取り組んだ授業だったので、レポートの質がよほど悪いのだろうとショックを受けました。
教授にフィードバックを聞きにいったところ、参考文献の選び方、構成の作り方、文語と口語の分け方など間違いをたくさん指摘され自分の課題に気付きました。
そこで2学期は必ず挽回しようと、夏休みはレポート術に関する本を5冊読むと決めました。それだけでなく、読んだ本のレポートを作ることで実践練習もしようと思い、友人にシェアして感想をもらうという施策もおこないました。
結果、一度は苦手意識をもってしまったレポートが好きになり、2学期の同じ授業ではAをもらっただけでなく、ほかの授業では初めてのS評価をもらうことができました。今ではA未満の評価をもらうことはありません。
入社後もこの経験で培った負けず嫌いを発揮して、弱点に取り組み、着実に成長してまいります。
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弱点を分析し対策を自ら考えて実践して、結果を出すところまで説明しており、仕事でも着実に成果を築けることをイメージさせます。
レポート術がすべての業界で活かせるわけではありませんが、出版業界や事務職では実践力をアピールできるでしょう。
例文④部活動・サークルと学業の両立
部活動・サークルと学業の両立
私が学生時代に頑張ったことは、所属するサッカー部の活動と学業との両立です。
大会出場メンバーに選ばれることが目標でしたが、3・4年生がほとんどなため、通常の練習では追いつけませんでした。そのため、早朝練習にも参加し、アルバイトもしていたため勉強に時間を割けず、1年次は平均以下の成績を取ってしまいました。
サッカーと学業のどちらも疎かにしたくないと思った私は先輩方に両立の工夫を聞き、すきま時間の使い方が鍵だとわかりました。
そこでアルバイト先に課題を持っていき、それまではスマホを見たり仲間と話したりしていた休憩時間を勉強に充てることにしました。またオンライン授業の10分前には席につき、予習復習を普段からするようにしました。
その結果、試験前や課題提出前に焦ることもなくなり、部活にもより集中できるようになりました。2年次の秋から出場メンバーに選ばれ、単位も一度も落としていません。
この経験で学んだ自己管理力や計画的に課題を進める力を入社後も発揮してまいります。
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学業とサッカー部の活動の両立に頑張ってきたことがよくわかります。
先輩に聞く、休憩時間に勉強をする、予習復習をするといった基本の動きは仕事でも役に立つもので、再現性が高い印象です。
面接では部活動で学んだことについて深掘りされるかもしれません。以下の記事を参考に回答内容を考えておきましょう。
例文⑤英語学習
英語学習
私は学生時代、英語学習に力を入れました。
高校時代から英語が好きだったので、大学入学後は英語力を活かそうとホテルの受付アルバイトを始めました。しかし、いざ始めると外国人客の話がまったく聞き取れず、とっさに言葉も出てこず悔しい思いを何度もしました。
そこで英会話力を上げようと思い、英語のディスカッションサークルに参加し、週1回オンラインで1時間の活動を実施しました。また家でも毎日1時間は自主学習の時間を作り、海外ドラマを英語字幕で見るなど話す・聞くの練習を増やしました。
その結果、だんだんと英会話に自信がつくようになり、バイト用の英語対応マニュアルを作成したところ好評で、新人教育に採用されました。
また、ホテルが実施している顧客満足度アンケートでは、外国人宿泊客からの「スタッフの対応」に関する評価項目が前月比で10ポイント上昇し、支配人から「あなたの対応が数字に表れている」と直接言葉をいただきました。TOEICも半年で650点から810点にアップしていました。
このような積極的に行動し努力を継続する力は貴社に入社後も活かすことができると考えています。
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英語学習に取り組んだ動機が結論の後に説明できているので、全体を通して悔しさをバネに努力できるという人柄を伝えることができています。
例文⑥留学
留学
学業で頑張ったことは、1年間のイギリス留学に挑戦したことです。
本場の英語を身に付けたいと思い、3年次の夏からロンドンの大学に交換留学し、ホームステイの生活が始まりました。
英語の勉強はできるだけしたつもりでしたが、現地の講義はほとんど聞き取れずわからない単語も多く、学校に行くのが怖くなっていきました。気軽に話せる友達もなかなかできず、自信をなくしてホストファミリーが話しかけてくれても部屋にこもるようになりました。
このままでは今までの準備や努力が無駄になると思い、周囲に助けを求めて、絶対に単位を取得して帰国すると決めました。まず課題を一緒にしてくれる友人を探し、疑問点をなくすように努めました。
また朝5時に起きて予習復習をおこない、教科書を読み込みました。だんだんと授業で発言もできるようになり、先生からは「今までの日本人で一番優秀だ」と言っていただいたうえ、受講した6科目すべてでA評価以上を獲得し、留学先のGPAは3.8を達成しました。帰国までに必要なすべての単位も取得しています。
この経験から、課題から逃げずに向き合う力、最後まで粘り強く取り組む力を得ました。入社後も、どんな困難でも乗り越えていけると自負しています。
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留学経験から、課題から逃げずに最後まで取り組む力を得たことを具体的に伝えており、困難を乗り越えていける人材であることがイメージできます。
留学経験をアピールするためのシチュエーション別の例文は、こちらの記事でも紹介しています。魅力的に伝えるポイントも解説しているので、あわせて確認してみてください。
例文⑦語学資格の勉強
語学資格の勉強
私は学生生活を通して韓国語の習得に取り組みました。
幼い頃から韓国ドラマや音楽が好きで、大学生になったら韓国留学に行くことが夢でした。しかし、家庭の事情で長期的に家を離れることが難しくなったため、代わりに韓国語検定の最上級である6級を取ることにしました。
まず、今までは会話フレーズをもとに漠然と勉強していたため、あらためて単語帳を2冊買い、網羅的に学ぶことにしました。またライティングも得点の重要な要素と考え、週に1本作文し、ネイティブの留学生に添削を依頼しました。
その結果、6級取得に必要なことを重点的に対策することができ、2カ月の勉強で一発合格することができました。現在も大学のチューター制度で留学生のサポート役に立候補し、韓国語を活かしています。
この経験から、目標を達成する手段を柔軟に考える癖が身に付きました。この目標達成能力を活かし、入社後も活躍してまいります。
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留学の代わりに国内でできることを探し、一生懸命取り組んだことが伝わってきます。
添削を友人に頼んだり、留学生のサポート役に立候補したりと、対人スキルも持ち合わせているようで、入社後の活躍が楽しみになります。
例文⑧資格取得
資格取得
私は学生時代、資格の勉強に打ち込みました。
社会人になったらいち早く活躍してキャリアアップしたいと思っていた私は、実務に活かせると聞いた簿記2級を1年生のうちに取ろうと決めました。
焦ってしまった私はテキストを十分に理解しないまま受検してしまい、最初に受けた試験は不合格でした。そこで早さよりも簿記を理解して社会で活かせることが重要だと考え直し、それからはYouTubeで解説動画を見たり経済学部の教授にわからない点を質問したりして、2カ月後に合格することができました。
簿記の理解が深まったことで会計に興味がわき、3年次の夏には税理士事務所でインターンも経験しました。
この経験から、失敗を振り返り本質を見直すことで、学びをより深く自分のものにできると気づきました。入社後も、目の前の業務を表面的にこなすだけでなく、深く理解して実務に活かせる力を磨き続けることで貢献していきたいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①不合格という失敗を述べたうえで、「早さよりも理解することが重要だ」という気づきに至るプロセスがあり、失敗から学ぶ姿勢が伝わる点。
②簿記への理解が深まったことで会計への興味が生まれ、インターンにつながったという流れが自然で、学びを次の行動に結びつけられる人材であることが示せている点。
例文⑨ゼミ活動
ゼミ活動
私は所属するマーケティングゼミでの企業との共同プロジェクトに力を注ぎました。
半年間、コーヒーチェーンを展開する企業との共同研究をおこない、新しいドリップパックのパッケージのデザインの起案やSNSプロモーションを進めることが目標でした。
そのなかで、私のチームが取り組んだのはインスタグラムの投稿です。私たちはまず完成した商品やお店の外観を美しく撮り写真を投稿しましたが、フォロワーはほとんど増えませんでした。
フォロワーの動きや人気アカウントを分析すると、「おいしさが伝わる」「買いたいと思わせる」ことが一番重要だと気付きました。
企業に提案し、コーヒーを実際に淹れている動画や社員がラテアートをする動画を増やしたところ、閲覧数が増えてフォロワーを2カ月で300人も増やすことができました。
この経験から客観的に状況を分析する力や、恐れずに提案する力を獲得できました。入社後も積極的に周囲とかかわり、貴社に貢献してまいります。
✔例文の評価ポイント
①投稿が伸びなかった原因をフォロワーの動きや人気アカウントの分析から特定し、改善策を企業に提案したというPDCAのプロセスが具体的に示されている点。
②フォロワーを2ヵ月で300人増という定量的な成果が示されていて、分析と提案が実際の結果に結びついた再現性の高い経験として語れている点。
ゼミの経験をガクチカでアピールする人は、以下の記事もチェックしておきましょう。キャリアコンサルタントがゼミの経験をアピールするコツを解説しています。
例文⑩教育実習
教育実習
私が学生時代に頑張ったことは小学校での教育実習です。
両親から教員免許を取るよう勧められ、私自身も子どもが好きだったので小学校の教職課程をとっていました。いざ実習に行くと、理想通りの授業がまったくできず、生徒の関心を45分間保たせることの難しさを痛感しました。
それまでは自分の予定通りに授業を進めることに気を取られていましたが、「せっかくの2週間、子どもたちに何か一つでも新しい発見や楽しさを持ち帰ってほしい」と目標を定め直しました。
そのためには、まず生徒との信頼関係を築くことが先決だと考え、担当クラスの生徒全員の名前や好きなことを覚え、1日1回は話しかけるか授業で指名することを徹底しました。
関係性が深まるにつれて生徒も授業に積極的に参加するようになり、自分から手を挙げて発言する場面も増えていきました。4週間の実習最終日には「先生の授業が一番楽しかった」と言ってもらえ、温かい寄せ書きをもらいました。
この経験から、相手との信頼関係を築くことが、相手の主体性を引き出す第一歩になると学びました。入社後も、顧客や同僚と誠実にかかわりながら信頼関係を丁寧に築き、チームや組織の力を最大限に引き出せる人材として貢献したいと考えています。
大学でキャリア講義を10年実施・遠藤さんのアドバイス
現実は教科書通りにいかないことを実感し、そこからどう考えどう動いたのかということがわかりやすく伝わってきました。
例文⑪研究・制作
研究・制作
私は所属する美術学科でのカードゲーム制作に力を入れました。
この取り組みは、チームで小学生~中学生を対象とした商品を作り、実際に展示会や学園祭などで販売するというものです。私たち4人のチームは制作物をカードゲームに決め、コンセプトからデザイン、ルールや説明書まですべて自分たちで制作しました。
普段の授業と異なり、美術作品ではなく商品であるため、同じ品質のものを量産するためにデジタルツールを使用することに非常に苦労しました。
また、制作者の自我を出すものではないため、進めるなかでチーム内で意見が割れることもあり、その都度コンセプトに立ち戻って修正していきました。
結果的に売り上げ目標には届きませんでしたが、「売れる商品」としての制作はとても勉強になりました。反省点も多くあり、この経験が現在の制作に活きています。
この取り組みからゴールを明確にして見失わないこと、自分の意見は主張しつつ、全員が納得した状態で進めていく重要性を学びました。入社後も異なるバックグラウンドの方々と協力して結果を出していきたいです。
企業内キャリアコンサル経験・富岡さんのアドバイス
大きな成果をあげることができなくてもガクチカのアピールができている良い例文です。
失敗から学んだことを次に活かすという前向きな姿勢が表現できています。
例文⑫奨学金獲得
奨学金獲得
私は4年間GPA3.5以上をキープすることに注力しました。
高校生の頃から予定通りに課題を進める習慣があった私は、入学後もテスト勉強やレポートに力を入れ、1年目に大学独自の奨学生に選ばれました。どうせなら4年間ずっと選ばれようと決めた私は今まで以上に勉学に力を入れました。
それからは予習復習はもちろん、外国語の授業では小テストを活用して苦手を確認したり、出席が重視される授業では前列に座り積極的に発言して教授に顔を覚えてもらったりなど、授業ごとの対策を考えて効率を重視しました。
アルバイトやサークルが始まると忙しくなり諦めたくなる瞬間もありましたが、同じ奨学生の友人と励ましあって乗り越えました。
その結果、現在も変わらず奨学金をいただくことができています。この経験から得た目標に向けて戦略的に行動する力と、環境が変わっても継続できる自己管理能力を活かし、入社後は担当業務で早期に成果を出すとともに、チームの目標達成にも貢献できる人材として成長していきたいと考えています。
大学でキャリアデザイン講座を担当・谷所さんのアドバイス
GPA3.5以上の成績で奨学生に選ばれていることから、優秀な学生でありガクチカが学業という点が納得できます。
例文⑬成績向上
成績向上
私が学生時代に特に頑張ったことは、成績を大幅に上げたことです。
大学入学直後は、解放感やアルバイトを始めた忙しさで授業中寝てしまったり、テスト勉強を十分にしないまま試験に臨むことがありました。すると1年次の冬学期からいきなり単位を一つ落としてしまい、このままではいけないと危機感を覚えました。
まず、学費のためのアルバイトをたくさん入れてしまいスケジュール管理ができていないことが課題と考え、シフトは時給の高い夜だけにすることで効率的に稼ぐようにしました。
また課題やレポートをためないように、仲間と空きコマがかぶったときは一緒に図書館で勉強する習慣を作りました。
お互いの進捗を共有し合うことで互いに刺激を受け、自然と勉強に向かう環境が生まれました。その結果、1年次のGPAは2.2でしたが、2年次で3.0に上げることができました。現在もアルバイトを続けながら成績を維持できています。
この経験で培ったタスク管理力や、仲間と切磋琢磨しながら目標に向かって継続する力を活かし、入社後もチームで協力しながら成果を出せる人材として貢献したいと考えています。
企業内キャリアコンサル経験・富岡さんのアドバイス
アルバイトと学業の両立がうまくいかないときに、「単位の取得」「学費を稼ぐ」という優先順位を決めて、現状を分析し、状況を改善していった点が入社後の仕事にもつながるアピールになっています。
例文⑭単位の取得
単位の取得
私が学生時代に注力したのは、計画的な時間管理によって学業と課外活動の両方を充実させたことです。
1年間の浪人ののち入学した私は、「1年間の遅れを挽回するくらいの4年間にしたい」という思いから、1・2年次のうちに単位を上限まで取得する「フル単」を目標に設定しました。そうすることで3年次以降に自分のやりたいことに集中できる時間を作り出そうと考えたのです。
アルバイトを2つ掛け持ちしていたため、時間管理が最大の課題でした。
そこで浪人時代に培ったガントチャートを活用し、授業・アルバイト・自主学習の時間をすべて可視化して管理しました。また対面授業では早めに教室に行き、近くの席の人に必ず話しかけることで情報や悩みを共有できる仲間を作り、モチベーションを維持しました。
その結果、1・2年次でフル単を達成し、3年次の夏休みには地方創生のインターンや合宿免許など、在学中にやりたいと思っていたことに集中して取り組むことができました。現在も余裕を持って就職活動に時間を割けています。
この経験から、目標から逆算して計画を立て、限られた時間のなかで最大の成果を出す力が身についたと感じています。入社後も、優先順位を明確にしながら複数の業務を効率的に進め、チームの目標達成に貢献したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①フル単を目標にした理由が「3年次以降にやりたいことへ集中するため」と明確に語っていて、単なる勤勉さではなく逆算思考で行動できる人材であることが伝わる点。
②浪人時代のガントチャート活用という具体的なツールと、仲間づくりによるモチベーション維持という2つのアプローチを示して、時間管理の再現性が高いと感じさせられる点。
ガクチカで学業を選ぶうえでの懸念点
学業のガクチカは内容次第で高い評価を得られる一方で、いくつかの懸念点があります。これらの懸念点を事前に把握しておくことで、質の高い回答を作りやすくなるのです。
ここでは、ガクチカで学業を選ぶうえでの懸念点を解説します。
学業のエピソードは差別化が難しい
学業のガクチカは、同じテーマを選ぶ学生が多く、差別化が難しくなります。
「ゼミで研究を頑張りました」「資格取得に励みました」という内容だけでは、似たようなエピソードのなかに埋もれてしまうリスクがあるのです。
差別化するためには、「何を頑張ったか」よりも、「なぜその学業に取り組んだのか」という動機と、「課題にどうアプローチしたか」というプロセスを語りましょう。
これにより、あなたにしか語れない視点や工夫を盛り込むことで、同じテーマでも印象に残る回答になります。
勉強しかしていないと思われる可能性がある
学業をガクチカに選ぶと、「アルバイトや課外活動などの経験がなく、勉強しかしてこなかった人」という印象を与えてしまう可能性があります。
特に、チームワークや対人スキルを重視する企業では、学業一辺倒の学生生活に懸念を持たれる可能性も否定できません。
面接では、ガクチカ以外にも趣味やサークル活動、アルバイトなどについて深掘り質問をされる場面があります。
そこで、質問に答えられるよう、学業以外の経験も事前に整理しておくことで、「勉強しかしていない」という印象を払拭することができます。
課外活動のアピール方法が不安な人はこちらの記事がおすすめです。部活やサークルをはじめ、清掃活動やボランティアまで幅広く例文付きで解説しています。
例文24選! 課外活動のアピールで知らないと損する3つの罠とは
学業はチームではなく個人作業が多い
学業は個人で取り組むイメージが強いため、チームワークや協調性が伝わりにくいという懸念点があります。
特に、組織での協働を重視する企業や職種では、「一人でしか動けない人材ではないか」と判断されるリスクがあります。
そのため、グループワークやゼミでの共同研究など、チームで取り組んだエピソードを選ぶことで、集団行動における協調性をアピールしましょう。
個人での学業が題材の場合でも、「仲間と勉強会を開いた」「ほかの受講生と意見交換した」など、周囲と協力した場面を意識的に盛り込むことで、協調性があることを伝えられます。
アドバイザーからワンポイントアドバイス日々の取り組みも学業のガクチカのヒント
「学業をガクチカにして良いか」と悩む人は多いですが、学生の本分である学業への取り組みは自信を持ってアピールできます。
日々の講義やゼミ、課題への工夫など伝えられる内容は豊富です。特別力を入れていなかった場合でも、ゼミや特定の授業など一つでも記憶に残るものがあれば焦点化は可能です。
講義ノートを見返したりニュースと学びを結びつけたりして、自分なりの気づきを整理してみましょう。
学業+課外活動の2つを用意するのが吉
なお、サークルやバイトを軸にする場合も注意が必要です。
企業によっては「学業」と「それ以外」の2つのガクチカを求められるケースがあるため、学業についても事前に振り返り、準備しておくのが安心です。
ガクチカと自己PRともに、学業をアピールする場合、伝え方を変える必要があります。それぞれの差別化する方法がわからない人は、以下の記事を参考にしてみてください。
学業のガクチカが見つかる5つのきっかけ
学業のガクチカが見つかるきっかけ
「学業のガクチカを書きたいけど、良いエピソードがない」と悩む人もいるのではないでしょうか。
しかし、自覚をしていないだけで、経験を丁寧に振り返ってみると一生懸命取り組んだことが見つかることもあるものです。
ここでは、学業のガクチカが見つかる5つのきっかけを解説します。自分の経験と照らし合わせて、学業で頑張ったことを見つけましょう。
①自分の強みが学業で発揮された場面
まずおすすめの方法は、自分の強みから逆算して学業を振り返ることです。
日々の勉強やグループワーク、レポート作成など、学業はどれをとっても人によって取り組み方が異なります。
たとえば「几帳面なこと」が強みであれば、「レポートを書く際にどんな工夫をしたか」など、その強みが発揮された場面を見つけてみてください。
自分の強みがわからない人は、まずはこちらの記事で強みを考えてみましょう。簡単にできる自己分析方法と強みの一覧を紹介しています。
②専攻を選んだ理由
学業で目標を掲げて取り組んだことがない人は、大学を選んだ理由、専攻を選んだ理由を思い出してみましょう。
〇〇がしたい、〇〇を学びたい、〇〇に興味があった、などいろいろな理由が出てくると思いますが、それはすべて学生時代の「目標」につながります。
自分の行動の源泉を振り返って、どんな目標意識で学生時代を過ごしていたのかを考えてみましょう。
- 学業をガクチカにしたいのですが、専攻分野と志望業界に関係性がなくても良いのでしょうか?
専攻分野と志望業界は関係性がなくても大丈夫
専攻分野と志望業界、実際に就職する業界の関係性がない人はたくさんいます。
大学で学ぶうちにさまざまなことに興味を持ったり、自分の適性がわかったりすることもあるので、学部選択によって、就職の志望業界まで制限する必要はありません。
学生時代にどのような姿勢でどんなことを学んできたか、それをどのように自身の糧にしているかということを整理して、将来どのように役立てたいかをしっかり伝えてくださいね。
③学業で一番長く時間をかけたこと
学業で一番長く時間をかけたものにも、ガクチカのヒントがあります。人は興味のないものや成果が出ないことを長く続けるのは苦手なものです。
そのため、学業で一番長く時間を割いたものからは、自然と自分の興味関心や得意なことが見つかるはずです。
日本文学の勉強をよくしていた、哲学関連の授業をたくさん受けていた、など自分が力を注いでいたことに着目し、学業のガクチカを作りましょう。
④一番楽しかった授業
一番楽しかった授業を考えることも学業からガクチカを探す方法の一つです。
楽しいと頑張ることが苦でなかったり、良い結果が出やすかったりするので、無意識のうちに力を入れて頑張っているケースもあるのです。
学業においても、楽しい授業では自主的な学習が自然と増えていたり、課題にも積極的に取り組めたりしますよね。ぜひそこから学業のガクチカを考えてみてください。
⑤一番成績が良かった授業
学業で頑張ったことが思いつかない人は、一番成績が良かった授業を調べてみるのもおすすめです。
これは高評価が得られる原因として、授業や課題で自分の強みが特に発揮されていたり、周りの人より努力量が多かったりする可能性があるからです。
このように、一番成績が良かった授業を振り返ることで、自分の強みや頑張ったことが見つけやすくなります。
「高い評価を得た」という実績もあるため、インパクトのあるガクチカを作りやすく、テーマとしておすすめです。
アドバイザーのリアル・アドバイス!これから取り組むならゼミと卒論がおすすめ
ガクチカの経験が見つからない場合は、ゼミや卒業論文の研究を通して今から新しく作ることも可能です。
テーマ選びでは自身の興味関心を言語化し、なぜそのテーマを選んだのかという動機にストーリー性を持たせておきましょう。 学生生活までに最終的な研究結果が出なくても問題ありません。
試行錯誤の過程を整理してアピールに繋げよう!
テーマに対する問いや仮説を立て、先行研究の調査や教授への質問を重ねて考えを深めていく「探究プロセス」自体が強力なアピールになります。
新たな気づきや疑問が生まれる試行錯誤の過程を手順に沿って整理すれば、十分魅力的な学業のガクチカとして完成させることができます。
どうしてもガクチカが見つからない人はこちらの記事を参考にしてください。おすすめのテーマや解決方法を紹介しています。
要注意! 学業のガクチカでよくある5つのNG例
学業のガクチカでよくあるNG例
学業のガクチカを作成する際、内容が良くても伝え方を誤るとマイナスの評価につながってしまうことがあります。
ここでは、学業のガクチカでよくある5つのNG例を解説します。自分の回答に当てはまるものがないか、提出前に必ず確認しておきましょう。
①役割が書いてない
ゼミやグループワークなど、複数人で取り組む学業エピソードを選ぶ場合、自分がどんな役割を担ったのかを明記しないと、面接官はあなたの貢献度を把握できません。
「チームで〇〇を達成しました」という表現だけでは、あなたがそのなかでどう機能したのかが伝わらないためです。
エピソードを語る際は、「私はデータ分析を担当し」「議論をまとめるファシリテーターの役割を担い」など、自分の役割と具体的な行動をセットで伝えましょう。
②当たり前のことを書いている
実績として規模が小さいものや、誰もがやるべきことは避けましょう。努力して当然のことを書くと、意欲が低いと判断されてしまう可能性があります。
学業のガクチカとして当たり前すぎることの例
- 授業に毎回遅刻せず出席した
- レポートを期限通り出した
- 単位を落とさなかった
ほとんどの学生が達成できることやルールとして決まっているものではなく、自らの意志で高いハードルに挑戦した経験を書いてください。
③内容や語句が専門的すぎる
研究や専門分野の学業を書く際は、つい専門用語を使ったり、複雑な話をしてしまいがちです。しかし、採用担当者に必ずしもその分野の知識があるとは限りません。
せっかく頑張ったことを書いても、何がすごいのか伝わらなければ意味がなくなってしまいます。
専門知識がない人でも理解できるように、わかりやすく書くことを心掛けましょう。
④誇張や嘘がある
「GPAが全国トップクラスでした」「教授から特別に認められました」など、事実を誇張したり嘘をついたりすることは絶対に避けましょう。
面接での深掘り質問や入社後の経歴確認で矛盾が発覚した場合、内定取り消しや信頼失墜につながるリスクがあるためです。
多少地味に見えても、事実に基づいた内容を誠実に語ることが長期的な信頼につながります。成果が小さくても、プロセスや学びを丁寧に語ることで十分に評価される回答になります。
以下のQ&Aでは、TOEICで嘘の点数を企業に伝えた場合のリスクについて、キャリアコンサルタントが回答しています。リスクを理解するためにチェックしておきましょう。
⑤入学以前のことを書いている
学業のガクチカとして、受験勉強など入学以前のことを書きたい人もいるかもしれません。
しかし、学業は入学後も必ず取り組んでいるはずなので、入学前のことを書くと入学後は積極的に行動していないと判断される可能性があります。
また中学や高校時代のエピソードだと時間が経っているため、現在も同様の能力があるのか判断も難しくなります。
そのため、学業でガクチカを書く際は入学後の出来事を書くようにしましょう。
企業内キャリアコンサル経験・富岡さんのアドバイス
ほかにも注意が必要なのが、いくら力を注いだことでも「やらされた」と感じているものはアピールにはなりません。
ネガティブな言葉遣いが出て、評価を下げてしまうので、自ら主体的に取り組んだエピソードを選ぶようにしてください。
就活QA集! 学業のガクチカに関する質問を一挙に解消しよう
学業のガクチカについて解説してきましたが、ほかに疑問がある人もいるのではないでしょうか。
ここでは、PORTキャリアに寄せられた学業にまつわる疑問をピックアップしてみました。
それぞれの質問に対してキャリアコンサルタントが解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
学業から自分だけのガクチカを作って選考を突破しよう!
学業は全員が取り組むものだからこそ、どんなガクチカを作れば良いのか迷ってしまいますよね。
その分、解説したポイントを押さえて構成に沿って整理し、自分の強みや能力を適切にアピールすることで、周囲と差をつけることができます。
今回紹介した例文や注意点を参考に、学業から魅力的なガクチカを作り、選考突破に役立ててくださいね。
アドバイザーからあなたにエール学業のガクチカに特別な経験やつらい経験はいらない
学生だからこそ、学業に励んだことは胸を張って「頑張りました」と伝えてください。
「アルバイトやサークルをしていないとアピールポイントがないのではないか」「成績が特別優秀ではないのに学業をアピールしてもの良いのか」といった迷いもあるかもしれませんが、ガクチカは「すごい経験」や「つらい経験」を聞いているのではありません。
あなたが学生時代に、何に興味や問題意識を持ち、どう考えて動いたのか、その結果として何を学んだかを聞いています。
学業から自分らしい動機や取り組みを伝えよう
なぜぞの分野を選んだのか、学ぶなかでわかったおもしろさは何か、ほかの人と協働したり工夫したりしたことはないかなど、ガクチカのヒントはたくさんあります。
成績が優秀な場合も、単に「良い成績を目指した」のではなく、「勉強をする過程で学びの面白さや奥深さを感じることができた」ということをぜひ伝えてくださいね。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi














プロのアドバイザーはこう分析!仕事への再現性を伝えられるものを選ぼう
キャリアコンサルタント/コラボレーター代表
板谷 侑香里
プロフィールを見る企業の担当者はガクチカをとおして、学生がどんな人なのか知りたいと思っています。
学業に向き合った経験と一言で言っても、ゼミでの取り組みや卒業論文、苦手な必修科目の克服、資格試験や語学など多岐に渡ります。
どんな学業のテーマでもガクチカになり得ますが、「単に何を頑張ったか」という結果だけを伝えるのではなく、その結果を得るまでのプロセスが大切になります。
「なぜそのテーマにしたのか」「どんな壁があり、どう乗り越えたのか」など、それまでの過程についてを伝えられるようにしましょう。
活躍のイメージを湧き立たせられるかが重要
主体的な動機や学業への取り組み、そしてそれが入社後の業務でどのように再現・発揮できるかまで一貫して伝えることができれば、高い評価につながります。