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GATBの結果が全部低いと就職に不利になりますか?
先日、職業適性検査のGATBを受けました。結果が返ってきたのですが、正直、全ての項目で平均よりも低いという散々な結果でした......。
この結果を見て、自分には向いている仕事がないのではないか、就職活動でかなり不利になってしまうのではないかなどと、悪い考えばかりよぎります。周りの友人は良い結果が出ているようで、自分だけが無能なように感じてショックです。
GATBの結果が全部低い場合、就職活動にどのような影響があるのでしょうか?
また、このような結果が出たとしても、自分に合った仕事を見つけるためには、具体的に何をすれば良いか、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
GATBは自己理解のツール! 結果が低くても気にしない
GATB(一般職業適性検査)は、あくまでも自分の特性を知るためのツールの一つなので、結果に流されすぎる必要はありません。そもそも、この検査はハローワークなどで「自分に合う仕事がわからない」という人に提供されることが多く、就職の合否を決めるというよりは、自己理解を深める目的で使われます。
「この結果で就職が決まる」と気負いすぎると、かえって実力が出せないこともあります。リラックスして臨むことが大切です。
結果から仕事が見つかる! 心配なら対策本で練習しよう
仮に、選考でGATBのような適性検査が課される場合でも、それだけで合否が決まるわけではなく、最低限の基準をクリアしているかどうかの絞り込みとして使われることが多いです。
また、全体的に結果が低くても、そのなかで相対的に高い部分に着目し、そこから仕事を探してみるという活用法もあります。対策本なども市販されているので、不安であれば事前に練習しておくと、緊張せずに臨めるでしょう。
結果が低くてもOK! 自分を振り返る機会にしよう
GATB(厚生労働省編 一般職業適性検査)の結果が全般的に低かったとしても、必ずしも就職に不利になるわけではありません。この検査は、あくまで職業に対する適性の参考資料の一つに過ぎません。
企業が採用を決める際は、検査結果だけで判断するわけではなく、提出された書類、面接での受け答え、そして応募者自身の総合的な能力や人柄を見て判断します。
結果が低かったと落ち込むのではなく、むしろ「向いている仕事の方向性を考えるきっかけ」として活用しましょう。もし手先の作業が苦手という結果が出ても、そのスキルが求められない仕事を選べば良いだけです。
また、検査結果とあなたの実際の経験や実感とが異なる場合もあります。アルバイトなどの経験で「これは得意だったな」と思えることがあるなら、それがあなたの本当の強みです。テスト結果がすべてだと決めつける必要はありません。
検査結果だけでは決まらない! 前向きな姿勢を示そう
就職活動では、検査結果だけでなく、人柄、意欲、コミュニケーション能力、協調性、前向きさなどもとても重要視されます。たとえ検査結果が低くても、やりたい仕事への強い志望動機や興味関心、そして入社後に成長していく意欲を示せれば、十分にカバーできます。
企業は、素直で、きちんと学び、向上心のある人を求めていることを忘れないでください。検査結果に一喜一憂するのではなく、自身の強みや興味を再確認し、それを活かせる仕事を見つけることに力を入れましょう。
GATBについてはこちらの記事で詳しく解説しています。結果の確認方法や活用方法、対策方法なども解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
適性検査としてよくおこなわれるSPIと玉手箱については次の記事もチェックしておきましょう。それぞれの違いや共通点を説明しています。
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