Q
その他
回答しない
デベロッパーとパブリッシャーの違いは何ですか?
ゲーム業界への就職を目指しているのですが、企業研究を進める中で「デベロッパー」と「パブリッシャー」という言葉をよく耳にします。
それぞれの言葉の定義や、具体的にどのような業務内容を担当しているのか、いまいち理解しきれていません。
デベロッパーとパブリッシャーの違いや、それぞれの企業で働くうえでの特徴、どのようなキャリアパスが考えられるかなど、詳しくアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
デベロッパーは開発! パブリッシャーは宣伝側と覚えよう
デベロッパーはゲームなどを開発する側、パブリッシャーはそれを世の中に広める側と理解するとわかりやすいです。
パブリッシャーの役割は、単に営業が売り込むだけでなく、インフルエンサーの活用などを含めた広報、マーケティング活動全般を指します。
市場そのものを創り上げていく、非常にクリエイティブな仕事と言えるでしょう。
仕事もキャリアも異なる! 自分の適性を見極めよう
両者の仕事内容は、開発とマーケティングというように、理系と文系くらいの違いがあります。したがって、求められるスキルやその後のキャリアパスも大きく異なります。
デベロッパーはないものを生み出す技術力が、パブリッシャーは市場を調査し戦略を立てる企画力が求められます。
自身がどちらの役割に興味や適性があるのか、しっかり見極めることが重要です。
デベロッパーがゲームを作りパブリッシャーが世に広める役職
ゲーム業界での就職を目指すうえで、デベロッパーとパブリッシャーという二つの役割を理解することは非常に重要です。
どちらもゲームを世に送り出すうえで欠かせない存在ですが、それぞれ担っている役割は大きく異なります。
デベロッパーは、ゲームを実際に開発する企業やチームのことを指します。
ゲームのアイデアを形にし、プログラミングやグラフィック制作、サウンド、ステージ設計などをおこない、ゼロからゲームを作り上げていくのがおもな仕事です。
完成度を高めるために、何度もテストを繰り返し、バグの修正やゲームバランスの調整などもおこないます。自分たちの手で作り上げたゲームが世に出て、多くの人に楽しんでもらえることは、デベロッパーで働く大きなやりがいの一つです。
キャリアパスは、プログラマー、ゲームデザイナー、グラフィックアーティスト、サウンドクリエイター、品質管理担当、ディレクター、プロヂューサーなどがあります。創造力や技術力を深めたい人にとっては、非常に魅力的なフィールドです。
一方、パブリッシャーは、完成したゲームを世に広める役割を担う企業です。販売や流通、プロモーション活動など、ビジネス全般を担当します。
具体的には、ゲーム開発への資金提供、ターゲット層の分析、広告戦略の立案、SNSやテレビCMでの宣伝、価格設定や販売プラットフォームの選定などがあります。
また、海外市場に向けた言語や文化への対応といったローカライズも重要な業務の一つです。ダウンロード販売やパッケージ流通の管理もおこない、より多くのプレイヤーにゲームを届けるための戦略を立てます。
関係者との調整や交渉も多いため、高いコミュニケーション能力が求められます。プロデューサー、マーケター、広報、営業、ローカライズ担当などが、キャリアパスとして挙げられます。
あなたの興味や適性次第! 企業の情報も参考にしよう
どちらの道を選ぶかは、あなたの興味や得意分野によって変わってきます。
「ゲームを作ることにかかわりたい」「技術やクリエイティブな力を磨きたい」ならデベロッパーが、「ゲームを広める戦略を考えたい」「人とのやり取りを通じて成果を出したい」ならパブリッシャーが向いているでしょう。
企業研究を進める際は、その会社がどんなゲームを手がけてきたのか、どんな職種を募集しているのかをよく調べてみましょう。
インターンシップや説明会に参加して、社員の話を直接聞くことも有効です。また、ゲーム業界は常に進化しているため、日々の情報収集を欠かさないようにしましょう。
以下の記事ではゲーム関連の仕事を14選紹介しています。ゲーム関連の仕事に興味があり、就職・転職を目指しているという人は、ぜひ参考にしてください。
関連記事
ゲーム関連の仕事14選|適性と必須スキルを業務のジャンル別で紹介
ゲームにかかわる仕事の内容や役立つ資格を説明しています。全部で15種類を紹介しているので、ゲーム関連の仕事に就きたい人はぜひチェックしてみてください。また、ゲームにかかわる仕事の今後の動向についても、業界に詳しいキャリアコンサルタントが解説しています。
記事を読む

あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。
そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけで、あなた気になっている業界・職種との相性がわかります。
自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。