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一般常識テストとSPIは同じものですか?
就職活動で企業の採用試験を受けているのですが、企業によって「一般常識テスト」と「SPI」という言葉が使われていて、それぞれ別の対策が必要なのか混乱しています。
この2つは同じような内容なのか、それとも、出題される分野や傾向に違いがあるのでしょうか?
「一般常識テスト」と「SPI」に違いがある場合、それぞれのテストで重点的に対策すべきポイントや、おすすめの参考書などがあれば教えていただきたいです。
効率良く対策を進めるために、何かアドバイスをいただけますでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
別物! SPIは基礎能力・思考力、一般常識は幅広い知識が求められる
いいえ、一般常識テストとSPIはまったく別のものと考えてください。
SPIは、受験者の「頭の回転の速さ」を見るためのテストです。具体的には、簡単な算数の問題を集中して、短い時間で正確に、そしてたくさん解く能力や、受験者の性格、たとえば、嘘をついていないかなどを測るものです。
これは基礎的な能力や思考力を問うものであり、事前の学習による積み重ねが重要です。
社会情勢や一般教養に関する幅広い知識を問われる一般常識テストに備えよう
一方、一般常識テストは、多くの場合、時事問題や中学生レベルの社会・理科の知識、あるいは基本的な英語など、「日本の成人であれば当然知っているであろう」というレベルの知識が問われます。これは、幅広い分野の知識や教養を問うものであり、学生時代に培ってきた知識の総決算ともいえます。
社会情勢や一般教養に関するアンテナを常に張り、幅広い知識を身に付けることが求められます。
したがって、これらは目的も内容も異なるテストであり、対策方法も変わってきます。一般常識テストに関しては、過去問がある場合はそれを集中的に解くことをおすすめしますが、根本的な知識を問われるため、中学校の教科書を見直すことが重要になるかもしれません。
もちろん、時間がない場合は市販の一般常識対策問題集を解き、自身の苦手分野を重点的に復習するという方法も有効です。
SPIは3方面の能力、一般常識は幅広い基礎知識問題
SPIは言語(文章読解)、非言語(数値問題)、性格適性の3つの側面を測る試験です。一方、一般常識テストは、文字通り社会の幅広い分野における基礎知識を問うものです。日頃から新聞やネットニュースなどで時事問題に触れ、社会の動きにアンテナを張っておくことが求められます。
一般常識対策は日々のニュースチェック! 社会の動きに敏感になろう
企業が一般常識テストを実施する意図は、応募者が社会に対してどの程度関心を持っているか、また、情報を正確に読み取る能力があるかを確認するためです。日々のニュースをチェックし、社会で話題になっている事柄について基本的な知識を持っておきましょう。
SPIと一般常識は異なる試験内容です。こちらの記事では、何が違うのかについて詳しく解説しています。
こちらの記事では、苦手な人も多い一般常識問題の数学の対策方法について解説しています。数学に苦手意識がある人は、参考にしてみてください。
本番で焦らないために!WEBテスト模試を試してください
書類の準備や面接対策に時間を割いて、WEBテストの対策まで手がまわらない人は多いです。
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