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ESに嘘を書いたらバレますか?

就職活動でエントリーシート(ES)を作成しているのですが、どうしてもアピールできる経験が少なく、少しでも良く見せようと、つい事実を誇張したり、曖昧な表現を使ってしまったりすることがあります。

ESに嘘や誇張した内容を書いて提出した場合、企業にバレてしまう可能性はあるのでしょうか? ESくらいなら少し嘘をついても良いのかなと思っています。

もしバレてしまった場合、選考にどのような影響があると考えられますか? 内定取り消しになることもあるのでしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

久野 永理

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ESの嘘は面接でバレるリスクがあり信用を失ってしまう

ESで経験を脚色したり誇張したりした場合、文章だけでは判断しづらいこともありますが、面接で深掘りされた際に嘘が露呈する可能性が高いです。

一度嘘をつくと、さらに嘘を重ねる必要が生じ、自身を苦しめることになります。

また、入社後もその嘘が人事に記憶され、もし第三者にかかわる内容であれば、信用を失うことにもつながりかねません。

正直さが大事! 見せ方を工夫してポジティブに伝えよう

正直に、しかし見せ方を工夫することで、ネガティブな経験もポジティブに表現できます。

一時的な利益のために嘘をつくことは、長期的に見て自身の職業人生に悪影響を及ぼす可能性があるため、正直な姿勢を意識しましょう。

国家資格キャリアコンサルタント/キャリアデベロップメントアドバイザー

前田 解子

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ESで嘘はNG! バレると内定を取り消されることもある

嘘と誇張は違うので、分けて説明します。

まず嘘ですが、虚偽になるようなことを書くのはNGです。取ってもいない資格を取ったとか、卒業してもいない学校名を書くといったことです。著名人でもプロフィールの虚偽の記載が問題になることもあります。

事実と異なることを書いて採用になって、後からバレてしまった場合は、会社によっては内定を取り消すこともあると思います。

また、誇張ですが、多少話を盛るのは、私は良いのではないかと思います。ただ、噓になってしまうほど盛るのは、やりすぎでしょう。

コピペは気付かれる! ESの内容は盛り過ぎないようにしよう

企業にバレる可能性があるのかですが、こんなことがありました。

私は行政機関で学生向けの職業相談を長くしてきましたが、ESの締切が近くなると、添削を求めて来所するる人に多く対応しました。

そのなかで必ずあるのが、まったく同じ文章を書いてくる学生です。「あれ? これと同じ文章昨日読んだ」と気付くのです。書いてきたのはまったく別の大学の学生なので、大方「受かる! ES〇〇選!」のようなものから、コピペしたのでしょうか。

まさか、学外の相談機関の一人の相談員がまったく同じものを読むなどとは思わずに、「コピペでいいや」と書いたのでしょうか。これが一度や二度ではないのです。年度をまたいだ同じ文章というのもありました。

このエピソードから何が言いたいのかというと、企業の採用担当者はきっと、もっとたくさんの同じ文章を読んでいるのだろうということです。そういう人たちが気付かないとは思えないのです。そのことをふまえて、話を盛る程度にとどめておいたほうが良いと思います。

以下の記事では就活で嘘をつくことのリスクについて解説しています。また、盛ることについても言及しているため、「少しでも自分を良く見せたい」と盛ったり、嘘をついたりすることを考えている人は、目を通しておきましょう。

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「就活=嘘つき大会」と言われるほど就活では嘘ばかりという噂もありますが、就活での嘘はそのほとんどがバレるのが現状です。嘘がバレると面接でネガティブな評価を受けるだけでなく、最悪の場合内定が取り消される場合もあります。この記事では就活で嘘をつくリスクや嘘がバレる理由、嘘なしで内定を勝ち取る方法を解説します。キャリアコンサルタントの見解も交えて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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