Q
大学4年生
男性
コンサルの面接で志望動機は何を伝えるべきですか?
今度、コンサルティングファームの面接を受ける大学生です。志望動機について、何を話せば良いのかわからず悩んでいます。
正直、コンサル業界への漠然とした憧れはあるものの、具体的な経験や深い知識があるわけではありません。インターンシップにも参加しましたが、そこで得た学びをどう志望動機につなげれば良いのか、いまいちピンときていません。
周りの友人は、明確なキャリアプランや「なぜコンサルなのか」を具体的に語っていて、自分と比較して焦りを感じています。
コンサルの面接で、面接官が特に重視する志望動機の内容は何でしょうか? 漠然とした志望理由でも、どのように工夫して伝えたら良いか、具体的なアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
志望動機ではコンサルに必要な分析力やプレゼン力を示そう
コンサルは、さまざまな分野で活躍していますが、おもに顧客の課題解決をサポートするために、専門的な知識を用いて行動する仕事です。
新卒では具体的な経験や専門的な知識がないので、コンサルとして活躍できるポテンシャルがあるのかが問われます。インターンに参加したのであれば、社員の行動を改めて思い出して分析してみましょう。
コンサルは、顧客の課題解決に向けて徹底的に行動します。具体的には、さまざまなデータを収集して分析したり、顧客へのインタビューをおこなうなどの行動が挙げられるでしょう。
そのため、きめ細やかなリサーチ能力やコミュニケーション能力が求められます。また、顧客に解決策を提示するときに、論理的に順序立ててプレゼンテーションできる能力も必要です。
ゼミやサークルでの経験を志望動機に盛り込むことで説得力につながる
志望動機をまとめる際には、こうした能力を活かせる点を主張してみましょう。
その際に、ゼミや研究などで実際に徹底的に何かを調べたり分析した経験や、学内外のイベントやサークル活動などで大勢の人たちの前でプレゼンテーションをおこなって相手の共感を呼んだ経験などをエピソードに盛り込んでください。
プレゼンテーションをする場面が実務でもあるため、面接でも、面接官の質問に対して順序立てて堂々と話すことで、入社後の活躍をイメージしてもらえるでしょう。
ロジカルさと熱意! 4つの要素で志望動機を語ろう
コンサルティングファームの面接では、ロジカルさ、思考力、そして目標へのコミットメントが厳しく見られます。志望動機を伝える際は、いくつかの点を意識して構築しましょう。
まず、問題解決に対する強い意欲を自身の原体験にもとづいて示し、次に、なぜコンサルティング業界なのかその理由を明確にします。
さらに、応募するファーム固有の強みと自身の得意領域を接続させ、最後に5年後、10年後を見据えた長期的なキャリアビジョンを描く、という点を盛り込みましょう。
抽象論はNG! 定量的な成果で熱意を裏付けよう
面接官は「思考の論理性が骨の髄まで染み込んでいるか」「目的達成への執着心があるか」などを見ています。抽象的な理念を語るのではなく、すべての主張を具体的なエピソードで裏付けることが重要です。
「インターンで2,000行のExcelモデルを構築し、投資対効果(ROI)を6%から8%に改善した」というように、定量的な成果を示すことで、熱意に説得力が加わります。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
5つの質問に答えるだけで、志望動機文が一発でまとまります
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