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テストセンターでエントリーシート(ES)なしの選考はありますか?
就職活動中の学生です。これから選考が本格化するのですが、企業によってはESの提出なしで、いきなりテストセンターでのWebテスト受験を求められるケースがあると聞きました。
本当にESなしでテストセンターの選考に進むことはあるのでしょうか? もしそうだとすると、企業はどのような意図でこのような選考フローにしているのか気になります。
ESなしのテストセンター選考の場合、どのような点に注意して対策を進めれば良いのか教えていただきたいです。
また、テストセンターの結果だけで、その後の面接に進めるのか、それとも別の形で何かをアピールする必要があるのか、具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
応募者のスクリーニングのためにWebテストを先におこなう企業もある
応募者が非常に多い人気企業などが、選考の初期段階でES提出よりも先にWEBテストを実施することがあります。このおもな目的は、多数の応募者のなかから、基礎的な処理能力を基準に候補者を効率的に絞り込む「足切り」です。
この場合、学生側が持つべき最も重要な心構えは、「このテストも自己PRの一部である」と認識することでしょう。
ESがあなたの経験や人柄をアピールする場であるように、WEBテストはあなたの基礎的な情報処理能力をアピールする場となります。単なる関門ととらえず、自分の能力を企業に示す機会だと考えて、しっかりと対策をして臨みましょう。
テストの対策は着実に身に付く方法で! 不確かな情報に惑わされないようにしよう
インターネット上で、有料・無料を問わずWEBテストの解答集が出回っていることがありますが、これらに頼ることは非常におすすめできません。
これらの解答集は非公式なものであり、内容が本当に正しいという保証は一切ないからです。それに時間やお金を費やすのであれば、確実に実力が身に付く正規の有料対策講座に投資するほうが、遥かにリターンは大きいでしょう。
対策講座であれば、プロの講師から解き方のコツを学んだり、模擬試験を受けたり、疑問点を直接質問したりすることが可能です。
不確かな情報に頼るというリスクを冒すよりも、着実に勉強して自身の力で乗り越えることが、結局は最も安全で確実な道と言えます。
ESなし選考は存在する! 高スコア獲得が絶対条件となる場合も
企業がESを省略してテストセンターを先行させることは、頻度は高くないものの実際におこなわれます。特に応募者が殺到する人気企業で、採用担当者の工数を削減する目的で実施される場合があるでしょう。
そのため、純粋な学力や情報処理能力が合否に占める比率が非常に高くなり、スコア上位に入ることが次の面接に進むための絶対条件となりやすいです。
まずはテスト対策に全力を注ぎ、最初の関門を突破しましょう。
油断は禁物! 面接でのアピールは入念な準備が鍵
そして、テストに通過できた場合も、決して油断してはいけません。多くの場合、その後の面接までにはESの提出が求められるため、どの道準備は必須です。
ESがない分、あなたの人柄やポテンシャルを伝える最初の機会が面接になります。そのため、企業研究を深掘りしたうえでの面接対策は、ほかの選考以上に丁寧におこなう必要があるでしょう。
なぜなら、その一度の面接が、あなたの熱意や適性を判断するすべてになるからです。
以下の記事では失敗しないESの書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これからESを作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
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