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ビルメンテナンス業界が人手不足というのは本当ですか?

現在、建設系企業を中心に就活をしている大学3年生です。業界について調べているなかで、ビルメンテナンス業界が人手不足だという噂を聞いたのですが、実際のところはどうなのでしょうか?

もしそうであれば、未経験でも就職しやすいのではと期待しているので、業界の実情や就職の難易度などについて教えていただけると嬉しいです。

また仮に、人手不足だったとして、そこに就職する際に懸念点となるようなことや注意しておいたほうが良いことなどはあるでしょうか?

ビルメンテナンス業界の実情や就職において求められることなどについて、ぜひアドバイスお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー

田村 友朗

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人手不足は多くの業界で共通の課題である

ビルメンテナンス業界は人手不足の状態にあります。しかし、この傾向はビルメンテナンス業界に限らず、現代の日本社会全体で多くの業界が直面している課題です。

人手不足だからといって、必ずしも入りやすいとは限りません。

エントリーのハードルは低いかもしれませんが、体力的な厳しさ、業務内容、給与水準など、人が集まりにくい具体的な理由が存在する可能性も考慮すべきです。

また、業界全体として人手不足であっても、特定の企業や専門性の高い職種では競争率が高いこともあります。

「人手不足=入りやすい」は危険! 自分とのマッチ度を見極めよう

就職活動においては、「人手不足だから入りやすい」という理由だけで安易に業界を選ぶのは避けるべきです。

仕事に求めるものは人それぞれであり、たとえば力仕事が苦手な人もいれば、デスクワークが苦手な人もいます。

自分の体力、スキル、価値観がその業界の仕事内容や企業文化と本当に合致しているのかを深く見極めることが重要です。安易な選択は、入社後のミスマッチや早期離職につながる可能性もあります。

自分がどのような仕事に就きたいのか、どのような働き方をしたいのかをしっかりと自己分析し、「やりたいこと」と「できること」が一致する業界や企業を選びましょう。

それが長期的なキャリアを築くうえで最も重要です。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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人手不足は事実! だからこそ未経験者にチャンスあり

ビルメンテナンス業界は、業界団体の統計でも示されているとおり、従業員の高齢化と高い離職率により、慢性的な人手不足に直面しています。

特に、設備管理や清掃における夜勤シフトを担える若年層が不足していて、求人倍率も高い水準で推移しています。

実はこの状態は、未経験者にとって応募のチャンスが広く、比較的就職しやすい状況であることを意味するのです。安定した需要が見込める業界でもあり、今が狙い目といえます。

企業選びが重要! 3つのポイントでミスマッチを防ごう

一方で、体力面やシフト勤務への耐性が問われるため、定着率が低いという課題もあります。入社後のミスマッチを防ぐためには、企業選びが非常に重要です。

担当する建物の種類、24時間体制の有無、資格取得支援制度の充実度という3つのポイントを比較検討すると、入社後の働き方やキャリア形成のイメージがつかみやすくなります。

あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう

就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。

そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけで、あなた気になっている業界・職種との相性がわかります

自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。

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