この記事のまとめ
- 証券会社への就職は難易度が高いため独自の対策が必須
- 証券会社のメリットとデメリットを理解してミスマッチをなくそう
- 証券会社ごとの違いを知って理想の働き方に近づこう
一般的に証券会社は、給与水準が高かったり福利厚生が充実していたりする企業が多いとされています。こういった点に魅力を感じる学生は多いことから競争率や選考突破の難易度が高まっているため、「証券会社に就職するにはどんな対策をしたら良いのだろう」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
事実、証券会社の仕事内容は専門的な知識が必要とされるため、ほかの職業と比較しても就職が難しいとされています。しかし、証券会社の情報や選考対策のポイントを知ることで証券会社での内定獲得を目指すことができますよ。
この記事ではキャリアアドバイザーの加藤さん、瀧本さん、田邉さんのアドバイスを交えながら、証券会社の実態と就職するための方法を解説していきます。企業選びのポイントと国内の証券会社の詳細についてもそれぞれ紹介するので、「証券会社に就職したいけど選び方がわからない」という人もぜひ最後まで確認してみてくださいね。
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証券会社に就職するのには働く姿を具体的にイメージできているかが重要
証券会社には、企業によってそれぞれ特色があります。商材が同じでも働き方や企業理念、社風には違いがあるため、実際に各企業で働く社員の雰囲気もまた異なるでしょう。
そのため、自分がどのように働きたいのかを明確にせずに「有名だから」「業績が良いから」といった理由で就職先を決めてしまうのはあまりおすすめできません。自分の働く姿や理想的な働き方を言語化して初めて自分に合った企業を選べるのです。
記事ではまず、証券会社を目指す人に知っておいてほしい企業の分類や職種など、基本情報について説明します。そして、それも踏まえて証券会社に就職するメリットと把握しておくべきデメリット、押さえておきたい選考対策のポイントを詳しく解説していきます。証券会社についてよく聞く噂についてもキャリアコンサルタントが回答しているので、参考にしてみてくださいね。
最後に、自分に合った証券会社の選び方と、12の各証券会社の特徴についてを紹介します。最適な働き方を見つけて自分らしく働くためにも、証券会社の実情や特徴を押さえて、内定をつかみ取りましょう。
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まずは証券会社の基本情報を理解しよう
証券会社といっても、店舗型やネット型、銀行系や独立系など、会社の種類は複数あります。加えて証券会社の中にはさまざまな職種があるため、証券会社でどんな仕事をしたいのかを明確にすることが重要です。
それぞれ理解せずに就職しようとすると、選考の突破が難しくなるだけでなく、入社前に想像していた仕事内容と入社後の実際の内容に齟齬が生じてしまい、ミスマッチにつながる恐れがあります。
そのため、証券会社への就職を目指すなら業界や業務内容についての理解が必須になります。まずは基本的な情報を理解・整理して、どういった仕事があるのか、何ができるのかを知りましょう。
金融業界内での証券会社の立ち位置

証券会社は、大きな分類では金融業界に属しています。金融業界には銀行や保険も属していて、それぞれお金にかかわる金融商品を取り扱って事業を展開しています。
その中で、証券会社の商材は「株式」「債権」です。株式を売買する顧客の仲介をすることで得られる手数料や、運用した有価証券から利益を得ています。
証券会社に関連する金融商品
- 株式・株
株式会社が資金を出資してもらった人に対して発行する証券のこと。株式を受け取ることで株主になることができ、保有株式に利益が出た場合に保有株式数に応じて配当がもらえる。 - 債券
国や企業が投資家からお金を借りるときに発行する証明書のこと。債券には満期が定められていて、満期になると額面金額(債券1枚ごとの券面上に記されている金額)分の現金が投資家に返却される。 - 有価証券
債券・株式・投資信託などの財産権を表す証券や証書のこと。手形や小切手、商品券も有価証券に含まれ、譲渡することで財産権を移転させることができる。
- 証券会社は会社の利益を重視して商品をおすすめしていると聞きました。実際のところはどうなのでしょうか?
顧客の納得感を大切にして取引がおこなわれている
ネットやSNSの口コミを見ていると、手数料が高い金融商品ばかりを勧められるため詐欺ではないかという声があります。また、「絶対に儲かる」などと営業をされて不利益を被ったという声を聞くと、証券会社が悪いのではと不安になりますよね。
実際は、証券会社によって商品の特徴や手数料について説明がされます。そのうえで、顧客と証券会社の双方が納得する取引がおこなわれていますよ。
ネットやSNSで書かれている声は、証券会社ではなく詐欺グループの被害にあったものです。証券会社は詐欺ではないので安心してください。
金融業界のさらなる詳細について、こちらの記事で詳しく解説しています。金融業界への就職を目指す場合は、業界全体のトレンドを押さえておきましょう。
金融業界を徹底調査! 押さえておくべきトレンドや対策まで大解剖
金融業界を志望していても志望動機が抽象的になってしまう人もいると思います。以下の記事では志望動機の書き方と構成をまとめています。
金融の志望動機の書き方! 難関企業も狙える構成4パターンを解説
証券会社の5分類
証券会社は、一般的に5種類に分類されます。それぞれ、顧客へのサービスの提供方法や取り扱う商材・商品が異なります。
また今回紹介する証券会社のうち、「国内独立系証券」と「銀行系証券」の会社をまとめて「五大証券」と呼ぶこともあります。
各会社の分類を理解して、自分に合った業務内容や仕事の進め方をしているのはどの分類であるかを知りましょう。
独立系証券
他社と資本関係の契約を結ばずに、自社のみで完結している証券会社のことを独立系証券会社といいます。
また、独立系証券会社は銀行グループから独立しているという背景があるため証券会社としての歴史が長く、信頼度が高いイメージを与えられる強みがあります。個人や中小企業に向けた小売りをするリテール業務をはじめ、海外を拠点とする業務も多く、業務の幅が広いという点も特徴です。
業務の幅が広いだけでなく、銀行系証券と比較してECM(Equity Capital Markets)が強いとされていて、新規の株を運用して利益を出していることも特徴の一つです。
ECM(Equity Capital Markets)
企業が株式で資金調達をおこなうこと。equityは株式、capital marketは資本市場を指す。
銀行系証券
銀行系証券会社は、メガバンクのフィナンシャルグループに属する証券会社のことを指します。親会社であるメガバンクと連携するため、歴史のある独立系証券に次いで規模が大きい証券会社になります。
大手銀行の傘下のため、銀行借入や社債の発行などで資金調達をするDCM(Debt Capital Markets)に強いという傾向があります。また、親会社の顧客を引き入れることも可能なので、新規の開拓が難しくないという点が強みです。
DCM(Debt Capital Markets)
銀行借入や社債の発行などの債券による資金調達のこと。debtは債務、capital marketはECMと同様に資本市場を指す。
地方密着系証券
地方密着系証券会社は、特定の地域に密着して顧客サービスをする証券会社です。小売りをメインとしたリテール業務に重点を置く会社が多いという特徴があります。
五大証券と呼ばれる独立系証券・銀行系証券と差別化をするために、他社とは重複しない株価指数を用いて差別化し、サービスを提供する企業が多いことも強みといえますね。
- 地方の証券会社は独立系証券などに比べて転勤が少ないのでしょうか?
証券会社の中では比較的転勤は少ないとされている
地方の証券会社は、一般的には銀行系証券会社や独立系証券会社に比べて転勤の頻度が少ない傾向にあります。これは、地方の証券会社が地域密着型のビジネスモデルを採用していることが多く、地元の顧客との関係構築に重点を置いているためです。
しかし会社によって異なるため、具体的な転勤の方針や頻度については、就職活動中に各社の人事部や採用担当者に直接確認することをおすすめします。
また、自分のキャリアプランやライフスタイルに合った会社選びをすることが重要です。
転勤が多いことを知らずに、入社後に初めて知ったという人は少なくありません。こちらのQ&Aでキャリアコンサルタントが転勤が多い仕事について回答しているので、今のうちにチェックしておきましょう。
ネット証券
一般的に証券会社は店頭や電話での取引仲介をしますが、インターネット上で仲介業務をする証券会社のことをネット証券会社といいます。インターネットの普及とともに、近年ではこのネット証券会社が拡大しています。
特徴としては、口座開設が手軽なだけでなく、ほかの証券会社と比較して手数料が安いという点が挙げられます。対人の証券会社や一口の金額が大きいほかの証券会社よりも気軽に始められるため、利用者は年々増加しています。
外資系証券
外資系証券会社は、一定の割合以上で外国法人・外国人が出資をしている証券会社のことを指します。国内外に視野を広げた業務だけでなく、収益性を重視して顧客の選定をしている点が特徴とされます。
外資系企業のため当然英語力が求められる点が国内企業とのわかりやすい違いですが、実力主義な側面が強いといった背景からほかの証券会社より比較的給与が高いといわれています。
- 外資系企業に勤めたいです。一般的にどれくらいの英語スキルが必要とされますか?
一般的にはTOEIC900点が求められている
外資系企業では、英語で資料を読んだり営業活動をおこなったりすることが求められます。そのため、外資系証券会社へ就職するには、新卒の就職であってもハイレベルの英語力が必要となるのです。
ただし、留学経験者や帰国子女であれば、企業によっては入社後にビジネス英語を習得する方法でも採用される可能性がありますよ。
証券会社のおもな5つの職種
各証券会社の中には、それぞれの役割を果たすために職種が分かれています。他業界にも通じますが、業界が同じでも職種が違えば具体的な業務内容や業務の目的、やり方は異なります。
各職種がどのような役割を担ってどのように業務を遂行しているのかを知って、自分に合った職種選びに役立ててみましょう。
営業職
証券会社の営業職には、個人や中小企業に商品を売買する個人営業と、団体や大企業、法人に対して資産運用に関するアドバイスやサポートをする法人営業があります。個人営業はリテール、法人営業はホールセールとも呼ばれます。
個人営業では個人の顧客に対して株式や債券を販売し、法人営業では資金調達をする役割を担います。株の売却タイミングのサポートや、株の紹介も業務内容に含まれるため、専門的な知識が必要とされます。
顧客の新規獲得は、一般的な営業手法であるテレアポやDM・飛び込み営業を活用しています。
飛び込み営業は、担当者に会えれば顔を見て話ができるというメリットがありますが、受付を突破し担当者につないでもらう信用力が必要となります。
こちらの記事では、営業職の志望動機作成のコツを詳しく解説しています。「営業職を目指している」「興味がある」という人はぜひ参考にしてみてください。
例文18選|営業職の志望動機で採用担当者を惹きつけるコツ
リサーチ職
リサーチ職では、世界各国の経済状況・動向のリサーチや、株価の変動を見ながら将来的に価値が出そうな株を予想します。
リサーチ・分析した結果は、社内外ともに発信され、結果を根拠に営業職は株式を紹介したり資産運用のアドバイスをしたりします。また顧客もリサーチ結果をもとに株式の購入や資産運用をするため、信用を確保するためにも冷静で正確な判断力・分析力が求められます。
投資銀行部門職
投資銀行部門職は、株式を売りたい企業や投資家向けにサポートをする職種です。顧客のビジネスの成功を左右する仕事なため、重大な責任がかかる仕事となります。
そのため、株式に関する専門的な知識や対人能力だけでなく、大きなプレッシャーに耐えられる力も持ち合わせている人に向いているでしょう。
投資銀行部門職のおもな3つの業務
- M&Aのサポート:企業が合併や買収をする際にサポートをする
- IPOのサポート:未上場の企業が新規事業を開拓したり、規模拡大のために株式公開をしたりする際にサポートをする
- 資金調達のサポート:企業が事業の一部を他社に譲渡・資産を売却するときのサポートをする
ディーラー
ディーラーは、証券会社自身の資金を用いて株や債券の売買をする職種です。自社の株を売買するだけでなく、証券会社同士の仲介役を担う業務も担当します。
ディーラーの業務があることにより、証券会社は他社の株や債券の購入・資産運用のサポートからの利益を獲得することに限らず、自社の株売買からも利益を追及することができるのです。
- 株が好きで知識もあるので証券会社への就職を目指してるのですが、自分がやりたいことはできますか?
株への情熱や知識は多様な業務に活かすことができる
あなたの株に対する情熱と知識は、証券会社でのキャリア形成に非常に役立ちます。証券会社では、株式市場の分析、顧客への投資アドバイス、ポートフォリオ管理など、多様な業務があります。
あなたのやりたいことがわからないので、まずは自分の興味とスキルを活かせる職種を見つけましょう。そのうえで、面接で株に関する深い知識と情熱をアピールし、どのようにそのスキルを仕事に活かせるかを具体的に話すと良いでしょう。
また、業界の最新動向を把握するために、定期的に関連ニュースもチェックしておきましょう。
ブローカー
ブローカー職は、株の売買に関する注文を受けて証券取引所に引き継ぐ仲介業務をします。トレーディング業務とも呼ばれ、取引の仲介業務による手数料が利益となります。
証券取引所での取引は、資格を保有している人しか売買することができません。そのため、株を売買する際は資格を持っているブローカーを仲介して取引する必要があるのです。
ブローカーは顧客の株売買に関するアドバイスをする場合もあるため、証券への深い知識や経験が必須といえます。
BBA(経営管理の学士号)やBSF(金融科学の学士号)・MBA(経営管理の修士号)などを保有することも知識を深めるために必要ですが、まずは「価格が上昇する」よりも「価値が増大する」ことを見抜く、インベスターシンキングのスキルが必要でしょう。
インベスターシンキング
投資家が適切に投資判断をする際の思考プロセス・分析プロセスのこと。
オペレーター
オペレーターは、株や資産運用に関する顧客からの問い合わせに対応するサポートセンターやコールセンターのことを指します。一般的に、口座開設にともなう手続きの問い合わせ、株価の照会、取引画面の操作方法、クレームなどに対応する職種です。
顧客の問い合わせに対していち早く案内を提供する業務なので、実際に証券の取引を担当するわけではありませんが業界用語や金融業界・証券に関する知識が必要とされます。
こちらの記事では、コールセンター職を志望する際の志望動機の作成ポイントを解説しています。証券会社のコールセンター職が気になった人はぜひ参考にしてみてください。
例文8選|コールセンターの志望動機で絶対盛り込むべき4要素
事務職
事務職は、ほかの業界と同様に他職種のサポートやアシスタント業務をおこないます。具体的には、顧客情報やデータの管理、電話応対、事務手続きといった業務を担当します。
証券会社は、お金にかかわる金融商品を提供したりサービスを展開したりしているため、各職種大きな責任をともないます。それぞれがスムーズに職務を遂行させるためにも事務職は大事な業務であるといえます。
証券会社の事務職を志望している人は、こちらの記事で事務職の志望動機のポイントを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
例文20選|事務職の志望動機を職種別・業界別に徹底解説
入社後の一般的なキャリアパス
入社後の一般的なキャリアパス
- 配属前研修・配属後研修で基礎的な力を身に付ける
- アシスタントとして現場の経験を積む
- サブマネージャーをして勤務し今後のキャリアを選択する
- マネージャーとして各スタッフを取りまとめながらキャリアを確立させる
証券会社では、専門的なスキルを活かしてキャリアパスを展開していくことがほとんどです。
まずはアシスタントとして業務をして、信頼を得る力、対人能力をスキルとして身に付けることから始まります。そして得たスキルを実務に活用できるように、サブマネージャーとして業務の幅を広げて今後のキャリアを選択します。
経験を積んでキャリアを決定した後は、マネージャーとして各支店・店舗での支店長や役員として出世していく場合が多いでしょう。
支店長として出世する場合は、各地域や支店の管理を担うことになります。同社内でも、営業職の場合はリテール営業から法人営業、あるいは法人営業からリテール営業へシフトチェンジすることも可能なケースもあります。
一方リサーチ職などは、先輩から指導を受けながら実務経験を重ねていくことでキャリアを築くことができます。ある程度実務経験を積めたら、証券アナリストの資格取得を目指し自身の専門性を高めようとする人も多くいるのです。
アドバイザーコメント
田邉 健
プロフィールを見る若手のうちからキャリアアップするには顧客ニーズと向き合おう
証券会社に就職したい学生の中には、昇進や転職などでキャリアアップしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。上昇志向のある学生は、顧客のニーズに向き合うことを学生時代からトレーニングするのがおすすめです。
証券会社で活躍するためには、常に顧客のニーズと向き合って行動することが求められます。たとえば、多くの学生が配属されるリテール営業は、資産状況や投資目的を詳しくヒアリングしなければなりません。
ニーズを汲み取る力は貴重なスキルになる
顧客のニーズが汲み取れないと、魅力を感じてもらえずに営業目標を達成できなくなってしまいます。丁寧にヒアリングすることで、信頼構築や悩みを解決できる商品提案につながるのです。すると、組織に大きく貢献することができ、キャリアアップにつながりやすくなりますよ。
活躍するためには、営業やプレゼンのテクニックなどが必要なのではと思われがちです。しかし本質に目を向けることで、早期にキャリアアップができますよ。学生生活から人や組織の悩みに向き合う姿勢を意識しましょう。
リテール営業に興味がある人は以下の記事を参考にしてみてください。仕事内容など詳しく解説しています。
リテール営業とは? 仕事内容や5つの必須スキルを専門家と解説
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待遇だけじゃない! 証券会社に就職するメリット3選
証券会社に就職するメリット
- 収入が高い傾向にある
- 専門的なスキルが身に付く
- キャリアアップしやすい
証券会社を含む金融業界は、ほかの業界と比べて比較的高収入だといわれていますが、メリットはそれだけではありません。
証券会社に就職・入社したいと考えている人は、メリットを把握して自分がなぜ証券会社で働きたいのかという理由と照らし合わせて考えてみましょう。
収入が高い傾向にある
一般的に、証券会社は成果主義であることが多いです。そのため、ほかの業界と比較すると収入が高いといわれています。
努力次第で給料アップを狙うことができ、インセンティブを含むボーナスが支給されることが収入が高いとされる理由だといえます。
このように成果を出せば出すほどインセンティブを含む収入が上がり、上昇幅も大きくなっていくため、収入をモチベーションとして働くことができるでしょう。
収入面で証券会社を志望している人も女性もいると思います。給料や年収が高い仕事を志望している女性は以下の記事も参考にしてみてください。給料の高い仕事をまとめています。
女性の給料が高い仕事おすすめ15選|最新版平均年収ランキングも
専門的なスキルが身に付く
証券会社では、金融に関する商材を売買するため、専門的な知識やスキルが必要とされます。業務のために必須なスキルのため、資格取得などは自主的に取り組む必要がありますが、研修や普段の業務から金融に関する専門的な知識や経験を得られるというメリットがあります。
また、証券会社は価値の大きい商品を売買する業界です。特定の専門知識が身に付くだけではなく、販売難易度の高い商品を売る力や企業の経営陣への営業をする経験から対人能力も得られるといえます。
証券会社の専門的なスキル
- 金融商品に関する知識
- 経済知識
- 株の増減を予測する能力
- 高度なコミュニケーション能力
キャリアアップしやすい
前述のとおり、証券会社の業務では経営層への営業などを経験するため、高度なコミュニケーション能力や金融に関する専門知識が身に付けられます。市場価値の高いこれらのスキルを身に付けるので、キャリアアップがしやすくなるというメリットもあるのです。
また、業務を通して知り合った人や身に付けた高度な専門知識・対人折衝能力を通じて、別職種へのチャレンジにも適応できます。それだけでなく、高いスキルを身に付けていれば企業からのヘッドハンティングを狙ったり、独立・起業を目指したりすることも可能ですよ。
証券会社に就職するメリットは、金融市場の深い理解、顧客との関係構築スキル、高度な分析能力の習得などです。これらのスキルは、将来的に金融業界内外でのキャリア展開や、経営戦略立案、顧客対応能力の向上に役立ちます。
証券会社に就職する際のデメリットも知っておこう
証券会社に就職するデメリット
- 残業が多い傾向にある
- ノルマが厳しい可能性がある
- 他業界と比較して転勤が多い
証券会社は人気な就職先である反面、業務が大変できついといわれることも多くあります。業務が大変だと言われる理由として一般的に挙げられる3つのデメリットを紹介します。
就職先のデメリットを知らずに入社してしまうと、入社後のギャップに苦しんだり、価値観が違うことでミスマッチにつながってしまったりすることがあります。事前にデメリットを把握して、自分が許容できる範囲を知っておきましょう。
残業が多い傾向がある
証券会社は、職種問わず最新の株式相場のチェックや動向の把握をする必要があるため、残業が多い傾向にあります。
特に営業職の場合は、顧客に合わせたスケジュール設定、ほかの職種でもミーティングや書類の整理もする必要があるため、残業は避けられない職業といえるでしょう。体力面や精神面に自信がない人にとってはきついと感じる仕事であるかもしれません。
- 証券会社に就職する場合は、どの企業でも残業は避けられないのですか?
事務職やオペレーターは比較的残業が少ない
証券会社に就職したいと思いつつ、ワークライフバランスを充実させたい人もいますよね。このような志向の学生は、事務職やオペレーターであればプライベートと両立しやすいですよ。
事務職であれば社外との折衝がないため、定時内で働ける企業が多いです。また、オペレーターは受付時間が決まっているため、残業少なめで働けるのです。
もちろん企業によって残業時間は異なるため、募集要項をチェックしてからエントリーしましょう。
ノルマが厳しい可能性がある
証券会社では、社員に目標やノルマを設定する場合がほとんどです。新規開拓や飛び込み営業などは顧客によって左右されるため、スムーズに結果を出すことは難しいでしょう。
また、成果主義・実力主義である証券会社は、結果を出せば評価・給与に反映されますが、その反面、成果が出せなかった場合はインセンティブにつながらない場合が多いです。そのため、この結果への意識に対してストレスやプレッシャーを感じる人もいるでしょう。
- 証券会社はブラック企業だと聞いたことがあるのですが、本当なのでしょうか?
証券会社=ブラック企業ではない
金融業界に限らず、営業職であればほかの業種でも営業目標を設定している会社もあります。顧客を増やし取引数や事業規模を拡大していくためにも、営業目標は課せられている場合が多いでしょう。
おこなっている業務が顧客の資産価値を増やす仲介業であることから、人によってはプレッシャーやストレスが大きくかかることもあるので、ブラック企業という印象を与えているのかもしれません。
就職先を選ぶとき、ブラック企業は避けたいですよね。以下の記事ではブラック企業の特徴をまとめているので参考にしてみてください。
関連記事
ブラック企業の特徴! 4つの場面でアウトな企業を見抜く方法を紹介
「ブラック企業を避けて就職したい!」と考えている人が大半なのではないでしょうか。記事ではキャリアコンサルタントとともにブラック企業の特徴について解説します。ブラック企業かどうかを見極める方法も紹介しているので、仕事探しをしている人はぜひ参考にしてくださいね。
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他業界と比較して転勤が多い
企業にもよりますが、証券会社は5年ほどで転勤する場合が多いといわれています。日本全国に支店を持つ証券会社はほかの証券会社よりも転勤が多い可能性が高いでしょう。
転勤が多い理由としては複数ありますが、顧客をつなぎとめるためや社員の離職率を下げるため、経験値を増やすためといったことが基本的な理由に挙げられます。引っ越しをともなう転勤も存在するため、家族の同意を得られない場合は証券会社への就職は避けた方が良いかもしれません。
証券会社での残業やノルマは必ずしも悪というわけではなく、時間管理や効率的な仕事の進め方を学ぶチャンスです。また、転勤は新しい環境への適応力を養い、多様な経験が積める貴重な機会であるとも捉えられますよ。
こちらのQ&Aでは、証券会社以外で転勤が多い仕事についてキャリアコンサルタントが回答しています。併せてチェックしてみてくださいね。
あなたが受けないほうがいい職業を知っておこう
就活を成功させるためには、自分に合う職業・合わない職業を早めに知ることが不可欠です。しかし、それがわからずに悩む人も多いでしょう。
そんな人に活用してほしいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたに合う職業・合わない職業を特定できます。
早いうちに自分に合う職業・合わない職業を知って、就活を成功させましょう。
実際どうなの? 証券会社にまつわる噂をキャリアコンサルタントが紐解く!
証券会社にまつわる噂
- 休みが少ないって本当?
- 勤務地は選べないの?
- 学歴フィルターは存在するの?
「休みが少ない」「勤務地は選べない」「学歴フィルターがある」など、証券会社に関する噂をいくつか聞いたことがあるかもしれません。これらの実態について、キャリアコンサルタントに教えてもらいます。
よく聞く噂についての実情を明らかにして、証券会社への就職を目指す際の不安を払拭し、自信を持って今後の選考に挑みましょう。
休みが少ないって本当?
証券会社は業務が忙しく、顧客対応もあるため休日が少ないのではないかと不安に思う声がよく上がっています。
証券会社の一般的な休日や休みの取りやすさを把握して、認識の齟齬なく入社に備えられるようにしましょう。
アドバイザーコメント
加藤 賀子
プロフィールを見る証券会社は必ずしも休みが少ないとは限らない
仕事の流れがつかみきれていなかったり、知識などが不足していて期日や約束日までに業務が終わらない場合は、自身の今後のスキルを上げるためにも休日に出勤したり、残業が多くなったりするときもあるでしょう。
しかし、証券会社だからといって、ほかの業界より休日が少なかったり、休みが取りづらいということはありません。
休みを取りたいときは事前に連絡しておこう
事前にわかっている休みについては取得したい旨を事前に上長などに伝えることで、チームメンバーに負担をかけることなくスムーズに休みが取得できるでしょう。事前に休日申請をすることで、自身も休日を加味した業務の仕方に意識を向けて遂行することができますよ。
念のため伝えておきますが、病欠や緊急に発生した休暇以外は、事前に伝えることがマナーです。理由は、あなた一人で仕事をしているのではなく、チームメンバーや顧客など、誰かしらと一緒に仕事をしているからです。
また、事前に伝えていなかったことで重要な会議や商談の日と被ってしまい、休みが取れなくなる可能性もあります。
個人の休暇を取る際はかかわっている周囲の人へ配慮をすることで、あなた自身も気持ち良く休暇を楽しめることにつながります。
勤務地は選べないの?
証券会社は転勤が多く、自分の希望する勤務地で働くことはできないという話を聞いたことがある人もいるでしょう。
勤務地によっては生活が大きく変わることもあります。転勤の実情を知ってどのように生活が変わるのか、あるいは適応する必要があるのかを考えましょう。
アドバイザーコメント
瀧本博史
プロフィールを見る転勤があることも踏まえてキャリア設計をしよう
証券会社では、キャリアアップのために転勤が頻繁におこなわれることがあります。ある大手証券会社では、若手社員は入社後2~3年で初めての転勤を経験することが一般的とされています。これは、異なる地域や部署での経験を通じて、幅広い知識とスキルを身に付けるためです。
希望の勤務地で働けるかどうかは、会社の人事方針や個人のパフォーマンスによって異なります。
たとえば、東京で働きたいと考えている学生がいたとします。新卒で入社する際に最初の配属は東京ではなく、地方の支店になる可能性がありますが、数年間の実績を積んだ後、東京への転勤を希望することができるところは多いです。
実際に、多くの社員がこのような経路で希望の勤務地に移動しています。不安な場合は、面接や企業説明会で積極的に転勤の頻度や勤務地の選択について質問してみましょう。
希望の勤務地で働くためにも自分の意思を伝えられるようにしよう
また、転勤が多い業界であることを理解し、柔軟なキャリア設計を心掛けることが大切です。入社後は希望の勤務地で働くために、コミュニケーション能力や業務成果をしっかりと示すことが重要です。
自分のキャリアプランに合わせて適切なタイミングで希望を伝えることが、希む勤務地で働くための鍵となります。
学歴フィルターは存在するの?
選考突破が難しく就職が困難だといわれる証券会社は、就職活動の時点で学歴フィルターでふるいにかけられるのではないかと心配している人も少なくないでしょう。
学歴フィルターは本当に存在しているのでしょうか。実態をキャリアコンサルタントの田邉さんに教えてもらいます。
アドバイザーコメント
田邉 健
プロフィールを見る証券会社は学歴重視ではないので心配しなくても問題ない
証券会社を志望する学生によっては、学歴フィルターで選考落ちの判断がされないか不安を感じますよね。たしかに、大手企業になればなるほど、学歴が重視される傾向があります。どんなにマッチングしていても、学歴が原因で選考落ちになることがあるのも事実です。
結論、証券会社は学歴重視ではないので、誰でも内定獲得のチャンスがありますよ。大手証券会社5社である野村證券と大和証券、みずほ証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券の採用校をチェックしてみると、学歴を問わず採用している実績があります。
業界分析や自己分析を徹底的に実践しよう
学歴フィルターがないということは、偏差値が高い大学の卒業見込みであっても、対策をしなければ内定獲得できないと考えられます。
内定を獲得するためには、「なぜ証券会社でなければならないのか」や「なぜその企業ではならないのか」を深掘りすることがポイントです。具体的な対策方法は本文で紹介されているので、すぐに実践してほかの学生と差をつけましょう。
こちらの記事では学歴フィルターの実態について詳しく解説しています。「志望先の企業に学歴フィルターがあるかも」「どうやって対策したら良いんだろう」と不安な人はぜひチェックしてみてくださいね。
学歴フィルターの実態|就活のプロが区切り方や乗り越えるコツを解説
証券会社への就職を目指すなら! 前提となる3つの選考対策
証券会社に就職するための選考対策
- 業界研究:理念と社風を深掘りしよう
- 資格取得:専門知識が身に付く資格を選ぼう
- 自己分析:理想の働き方を明確にして企業との相性をチェックしよう
どの会社に就職するときも、必要なことといえば「選考対策」です。競争倍率・就職難易度が高いとされる証券会社では、ほかの業界にも通じる選考対策だけではなく、証券会社ならではの選考対策が必要になります。
業界研究・資格取得・自己分析について、それぞれ証券会社への就職を目指すためにやっておくべき対策を詳しく紹介します。必須項目を網羅して、納得のいく形で内定を獲得しましょう。
業界研究:理念と社風を深掘りしよう
証券会社を「独立系」「銀行系」「地方密着系」「ネット系」「外資系」の5分類で紹介しましたが、同じ分類に属する企業でも、それぞれ働き方や商材の売買の方法、企業理念、社風は異なります。
就職を目指す企業、業界の研究や深掘りをすることは自分に合った働き方を見つけることにもつながります。入社後に後悔することがないように、業界の動向やトレンド、活躍している人材の特徴、企業が求める人材、各職種の役割をしっかりと深掘りをして、ミスマッチをなくしましょう。
具体的には、志望する企業や競合企業のホームページ(HP)を確認して比較することで、企業独自の理念や社風を知ることができます。インターンシップが開催される場合は、実際に企業に勤める人に聞くことでより深い理解を得られるため、ぜひ参加してみてください。
こちらの記事では、業界研究のやり方について解説しています。「業界研究をしたいけれどなにからやればいいのかわからない」と悩んでいる場合はチェックしてみてください。
業界研究のやり方|業界全体を捉えたうえで気になる業界を研究しよう
まずは自分がどの分類で働きたいのかという理由を明確にして業界研究・企業研究をしましょう。そのうえで、描きたいキャリアを想像することが大切です。
自分がどうして証券会社への就職を希望し、どういう働き方やキャリアを積み上げていきたいのかを把握せずに業界研究や企業研究をしても、着目するポイント自体がわからないということになるでしょう。
資格取得:専門知識が身に付く資格を選ぼう
競争倍率が高い証券会社での就職を目指す場合は、学生のうちから取得できる資格を確認して、取得を目指すことをおすすめします。取得した資格を人事にアピールすることで入社意欲を伝えることができ、選考に有利につながる場合があります。
今のうちから取得を目指せる資格をいくつか紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
資格名 | 内容 | 受験資格 |
---|---|---|
証券外務員 | 損失のリスクがある商品(株式や投資信託など)を販売できる資格 | 誰でも受検可能 |
TOEIC | 英語のコミュニケーション能力を判定するテスト | 誰でも受検可能 |
ファイナンシャルプランナー(FP) | 金融・不動産・税・相続などの幅広い金融に関する知識を身に付ける資格 | ・FP3級 誰でも受検可能 ・FP2級 2年以上の実務経験者、FP3級合格者その他認定試験や研修の合格者 ・FP1級(学科試験) 5年以上の実務経験者、FP2級以上合格者かつ1年以上の実務経験者、その他認定試験合格者 ・FP1級(実技試験) FP1級学科試験合格者、その他認定試験や研修の合格者 |
日商簿記 | 財務諸表の読み解きや作成能力に関する知識を学ぶ資格 | 誰でも受検可能 |
ビジネス実務マナー検定 | ビジネス社会の基本ルールが学べる資格 | 誰でも受検可能 |
証券アナリスト(CMA) | ⾦融・投資のプロフェッショナルに必要な投資価値の分析・評価をおこなうためのスキルが学べる資格 | 第1レベル講座受講修了者 |
紹介されている資格の中でも、証券外務員資格は特に実務に活かせる資格です。この資格がないと金融商品の販売や勧誘をすることができません。入社後に必ず必要になる資格のため、学生のうちから勉強しておくことをおすすめします。
こちらのQ&Aでは、金融業界で有利になる資格についてキャリアコンサルタントが回答しています。併せてチェックしてみてくださいね。
こちらの記事では、就職に有利になりうる資格について、業界別に紹介しています。有利な資格が取りたいと考えている人は参考にしてみてください。
就職に有利な資格33選|業界・状況別であなたに合った資格を解説
比較的取得しやすい資格について、こちらの記事で紹介しています。「まずは何かしら資格を取得しておこう」と思っている人はチェックしてみてくださいね。
取りやすい資格25選|取得から就活でのアピールの仕方まで解説
自己分析:理想の働き方を明確にして企業との相性をチェックしよう
自己分析の段階で、なぜ証券会社で働きたいのか、どのような働き方をしたいのかを明確にしておくと就職先の企業を選ぶときに役立てることができます。
証券業界に通ずる自分の強みや特徴を分析したり、企業が求める人材と自分の特徴を照らし合わせたり、キャリアビジョンを明確にしたりなど、自己分析で深掘りをしてみましょう。分析結果を踏まえて面接に挑むことで「なぜ証券会社で働きたいのか」や「この企業ではなければならない理由」を言語化でき、説得力を増すこともできますよ。
- 給料が良いから証券会社を志望しているので、自己分析をしてもしっくりきません。体力・忍耐力をアピールするのはアリですか?
なぜ証券会社を希望するのかを言語化できるようにしよう
「どうして給与が良いところで働きたいのか」「ほかの高給の業界ではなくなぜ証券会社なのか」 など、現時点でわかっている仕事をするうえで、譲れない点やこだわっている点を深めることで、自己理解がさらに深まります。
自分で深めることが難しいのであれば、学内のキャリアコンサルタントの力を借りて一緒に深めていくと良いですよ。
自己理解を深めてから強みである体力・忍耐力を絡めてアピールすると効果的に魅力を伝えられるでしょう。
こちらの記事では、自己分析マニュアルを紹介しています。何から手を着ければ良いかわからず困っている人はまずはこちらを確認してみましょう。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
自分の視点だけではなく他者からの視点も、自己分析には良いポイントになります。自分では気づかない強みを発見できる可能性があるので、こちらの記事を参考に活用してみてください。
他己分析の質問例20選|やり方から選考への活かし方まで徹底解説
あなたが受けない方がいい職業を確認しよう!
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
特に重要! 自分に合った証券会社に就職するための3つのポイント
自分に合った証券会社に就職するためのポイント
- 社員にどのようなサポートがあるのかを知る
- ノルマの中身を知る
- 社員のキャリアパスを知る
証券会社の役割や分類、メリット・デメリット、選考対策を解説してきました。企業選びをする前に知っておきたいポイントについて理解できたのではないでしょうか。
次に、証券会社で自分らしく働くために押さえておきたい企業選びのコツを紹介します。同じ分類の証券会社であっても、企業によって今後のキャリアパスや身に付くスキル、働き方などは異なります。
本選考に進む前に知っておきたいポイントを押さえて、自分に合った証券会社を選べるようにしましょう。面接での逆質問で聞くこともできるので、活用してみてくださいね。
社員にどのようなサポートがあるのかを知る
お金に関連する責任の大きい業務が多い証券会社では、仕事を通してストレスや責任感に対するプレッシャーを感じてしまう人も少なくありません。その中で、どのような社員へのサポートがあるかを知っておくと自分らしく働くことができるでしょう。
特に休暇制度や今後のキャリア、住宅補助、健康管理、財産形成の福利厚生でどのようなサポートがあるのかを把握しておくと、仕事をするうえでワークライフバランスを図りやすくなります。
また、資格取得手当を採用している会社もあります。専門性が高く取得が難しい資格でも、手当が支給されるとわかればモチベーションにつながるかもしれません。休暇などの福利厚生だけでなく、業務のサポートとなる制度もしっかり確認しておきましょう。
ノルマの中身を知る
企業によって目標やノルマは異なりますが、一般的に証券会社のノルマは厳しいとされることが多いです。そのため、自分が入社したい会社のノルマは大体どれくらいなのか、ノルマの内訳は何かを知っておきましょう。
ノルマの量や内訳を知っておくことで、入社前の心構えになるだけではなく、今後自分がやっていけるかの物差しを事前に計っておくことができます。インターンや面接での逆質問でぜひ確認してみてください。
- 面接で業務のノルマを聞くことで、良くない印象を与えてしまう可能性はありますか?
ノルマと一緒に仕事の流れも質問してみよう
ノルマの有無だけを聞くのではなく、仕事の流れを全体的に把握するという視点で質問してみると印象も良くなると考えます。
たとえば、下記のような流れで質問すると、入社後の仕事の仕方も具体的にイメージでき、入社前に取り掛かるべきことも明確になるでしょう。
①入社後は、先輩について仕事を覚えていくのでしょうか
②一般的に入社して何年目で独り立ちをして、ノルマを持って会社に貢献できますか
③初めのうちはどのくらいのノルマを持つのでしょうか
④毎月ノルマを達成できるように、今から身に付けておくべき知識やスキルがあれば教えてください
面接では、最後に質問がないかを聞かれることがあります。ここで何も質問をしないで終わってしまうと「自社に興味がないのか?」という印象を与えかねません。こちらの記事で逆質問例を紹介しているのでぜひ参考にしてください。
面接で「質問はありますか」と聞かれたら? 回答例66選を大公開
社員のキャリアパスを知る
キャリアパスを知らずに入社すると、実際の業務に就いたときに初めて「思っていたのと違う」「違うことがやりたかったのに」という状況に陥りかねません。入りたい会社のキャリアパスに自分の思い描くキャリアパスがマッチするのか、しっかりと確認しましょう。
具体的に調べておくべきこと
- 人材育成の過程でどのような経験ができるのか
- どんな職務に就けるのか
- どういった過程を通じて職務に就くのか
- 業務から身に付くスキルは何か
ミスマッチを防ぐためには、どのような人が活躍しているのかなどの組織風土についても確認しましょう。
組織風土にミスマッチがあると、どんなに向いている仕事であっても活躍できなくなってしまいます。事前にOB・OG訪問などで確認しましょう。
「OB・OG訪問で具体的にはどのような質問をすれば良いのかわからない」と思っている人は、こちらの記事ではおすすめの質問100選を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
OB・OG訪問は質問選びが鍵! おすすめ質問100選を紹介
分類別! 12の国内証券会社の特徴を紹介
最後に、国内の証券会社をそれぞれ紹介していきます。同分類に属する企業でもそれぞれで特徴や働き方、理念なども異なります。
自分に合った証券会社での内定獲得を目指すために、各企業ごとの違いを比較して理解を深め、証券会社の企業研究に活かしましょう。
五大証券
リテール業務から投資銀行業務までのすべてのサービスを提供している証券会社は、まとめて「五大証券」と呼ばれています。
そして、独立系証券と銀行系証券を合わせた五大証券は証券会社の中でも特に就職難易度が高いとされています。証券会社を知るには、まずは業界に大きな影響を及ぼす企業について知っていきましょう。各企業の違いを比べ、企業研究に役立ててくださいね。
五大証券を比較する際には、自分に合った企業文化、事業内容の強み、充実した研修とキャリアパス、給与と福利厚生、会社の社会的評価を重視しましょう。特に自分の将来像に合った会社を見つけることが大切です。
野村證券
野村證券の概要
- 会社名:野村證券株式会社
- 設立:2001年5月7日(野村ホールディングス:1925年12月25日)
- 従業員数: 27,129名/連結(2023年9月時点)
- 企業HP:https://www.nomura.com/jp/
国内証券会社のトップを走り続ける野村証券は、五大証券の中で圧倒的な規模を誇ります。常に業界トップであり独立系証券会社であるため、企業としての信頼度やサービス品質の高さが強みだといえるでしょう。
また野村証券は、国内だけでなく、国外にも拡大している証券会社の一つです。アジアをメインに海外事業を展開している点も特徴なため、グローバルに証券会社で活躍したいと思う人は視野に入れてみましょう。
大和証券
大和証券の概要
- 会社名:大和証券株式会社
- 設立:1999年4月26日
- 従業員数:15,117名/連結(2023年9月時点)
- 企業HP:https://www.daiwa.jp/
大和証券は、100年以上の歴史があるだけでなく、47都道府県に支社を構える独立系証券会社です。今では独立系証券会社ですが、一時期三井住友フィナンシャルグループと合併していた時期がありました。
独立系証券会社ではあるものの、三井住友銀行経由の顧客も持ち合わせていて、銀行系の強みも兼ね備えていることが強みです。また、大和証券もグローバルに事業展開をしているため、事業範囲が広い証券会社であるといえるでしょう。
三菱UFJ証券
三菱UFJ証券の概要
- 会社名:三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
- 設立:1948年3月4日(会社分割による現法人設立年月日:2009年12月1日)
- 従業員数:5,727名/単体(2023年3月時点)
- 企業HP:https://www.sc.mufg.jp/index.html
三菱UFJ証券は銀行系証券会社で、三菱UFJフィナンシャルグループと外資系金融機関であるモルガン・スタンレーの共同出資から誕生しました。三菱フィナンシャルグループが背景に構えているため、メガバンクの信頼度・知名度からの信憑性で顧客を獲得できる強みがあります。
また、国内証券会社ではあるのものの、投資系銀行に強みを持つ外資系金融企業から融資を受けているため、国外の外資系証券のネットワークを保有しています。国内外の顧客に対して独自のアプローチをかけられる点もほかの証券会社にはない特徴といえるでしょう。
みずほ証券
みずほ証券の概要
- 会社名:みずほ証券株式会社
- 設立:1917年7月
- 従業員数:6,981名/単体(2023年9月時点)
- 企業HP:https://www.mizuho-sc.com/index.html
銀行系証券会社の一つであるみずほ証券は、みずほフィナンシャルグループに属しています。銀行・信託・証券の金融業の強みを兼ね備えているため、ほかの銀行系証券会社と比較して一社で顧客のさまざまなニーズに対応できるという強みを最大限に活かせる仕組みを持っています。
また、幅広い顧客に対する取引が可能になるため、市場の変動に対する大きな影響を緩和することができます。それだけでなく、多くの顧客層にニーズを提供することで収益の多様化にもつながります。
社風としては挑戦をし続けるという雰囲気があるため、新人や新入社員も挑戦できる環境が整えられているでしょう。
SMBC日興証券
SMBC日興証券の概要
- 会社名:SMBC日興証券株式会社
- 設立:2009年6月15日
- 従業員数:9,208名/単体(2023年9月時点)
- 企業HP:https://www.smbcnikko.co.jp/index.html
SMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループに属する銀行系証券会社です。背景に構えているメガバンクの存在から、信頼度の高さ・ブランド力により利用する顧客が多くいます。
特徴としては、取引手数料がほかの証券会社と比較して低いことが挙げられます。低コストで投資を始めやすいことによって顧客数が増えていて、結果的に他社より売り上げを上げているため、業界に大きな影響を与えているといえます。
地方密着系証券
特定の地域・地方に密着してサービスを提供する「地方密着系証券会社」は、狭いエリアを対象に独自の業務を展開しています。地域の顧客基盤や風土を活かして業務をしているという特徴があります。
地方密着系証券会社も、それぞれ特徴があるので各企業ポイントを押さえておきましょう。
- 地元以外の証券会社への就職を目指す場合、選考に不利になりますか?
一般的に選考に不利になることはない
地元以外の証券会社への就職を目指す場合、重要なのはその会社を選んだ理由やその地域への理解といった志望動機の明確さです。選考において特に不利になることは一般的にはありません。
地域に根差したビジネスの理解や、新しい環境への適応力をアピールすることが重要となります。
また、その地域特有の市場や顧客ニーズに関する知識を事前に学ぶことも有効です。自分の強みやその会社で実現したいキャリアプランを具体的に示すことで、選考での印象を強くすることができます。
東海東京証券
東海東京証券の概要
- 会社名:東海東京証券株式会社
- 設立:2008年10月8日
- 従業員数:2,747名/連結(2023年3月時点)
- 企業HP:https://www.tokaitokyo.co.jp/
東北から九州まで幅広く店舗を置いている東京東海証券は、地方銀行と連携した戦略を取っています。具体的には地方銀行の顧客基盤を活用して、もともと信頼関係のある顧客へ営業をすることで効率的に利益を得ています。
また、五大証券が持ち合わせていない独自の国内販売ネットワーク(オンライントレード)や投資家アクセス(投資家情報ルーム)を保有しているため、この点の差別化からビジネスを成功させているといえます。
岡三証券
岡三証券の概要
- 会社名:岡三証券株式会社
- 設立:2003年4月10日
- 従業員数:2,504名(2023年9月時点)
- 企業HP:https://www.okasan.co.jp/
中部・東海・北陸エリアにサービスを展開する岡三証券は、証券営業を中心として資産運用サービスの提供、サポートをしています。グループ企業や提携先が少ない点が、五大証券や東京東海証券と異なる特徴です。
グループ企業や提携先が少ないことにより顧客のニーズに対応しやすいため独自性が高く、顧客ファーストでサービスの提案・提供ができることが強みだといえるでしょう。
ネット証券
実店舗を持たずにオンライン上で取引が完結するネット証券会社は、手数料がほかの証券会社と比べて安く、気軽に始められるため多くの顧客からの人気を集めています。
一方で、証券取引を初めて取り扱う新規顧客や不安を抱えている顧客には、オンラインでしかやり取りができないことを懸念している人がいることも事実です。そんなネット証券の代表的な5社を紹介します。
InstagramなどでのSNSでネット証券をおすすめしているインフルエンサーも増えていて、ネット証券は一般的になると考えられます。
さらに、日本政府も投資を推奨しているため、簡単に始められるネット証券のシェアはさらに拡大すると予想できますね。
SBI証券
SBI証券について
- 会社名:株式会社SBI証券
- 設立:1944年3月30日
- 従業員数:1,088名(2023年3月時点)
- 企業HP:https://www.sbisec.co.jp/ETGate
SBI証券は、海外の株式取引に注力していることが特徴です。日本国内でも外国株式を売買できるため、SBI証券ならグローバルに投資ができるのです。
外国株式を取り扱うSBI証券ですが、手数料も安く、ポイントも付くという顧客優先のサービスを提供しています。大きな金融グループでもあるため、オンライン上の取引でも安心しておこなえると感じる顧客も多いのも、売り上げを伸ばしている要因の一つかもしれません。
マネックス証券
マネックス証券について
- 会社名:マネックス証券株式会社
- 設立:1999年5月
- 従業員数:380人(2023年6月時点)
- 企業HP:https://www.monex.co.jp/
マネックス証券も海外の株を多く取り扱っていて、特に米国株・中国株の銘柄に充実しています。また、マネックストレーダーや銘柄スカウターなどの独自のツールで銘柄を選定するサービスを提供しています。
マネックス証券独自のツールではシンプルに情報が整理されるため、分析が苦手な人でも気兼ねなく投資に専念することができます。投資関係は用語が難しく、情報収集が難しいと感じる人もいますが、そういった顧客に対して安心感を与えられる企業といえます。
楽天証券
楽天証券の概要
- 会社名:楽天証券株式会社
- 設立:1999年3月24日
- 従業員数:598名(2022年5月時点)
- 企業HP:https://www.rakuten-sec.co.jp/
楽天グループ下に属する楽天証券は、一般的な投資に限らず、楽天ポイントを利用して投資をすることが可能です。簡単な質問への回答だけで投資が始められるらくらくサービスなど、顧客目線での投資サービスの提供に尽力しているため、信頼度も非常に高い証券会社とされます。
また、楽天証券は株価のチャートなどをアプリで確認することができることに加えて、投資情報も提供しています。投資に初めてチャレンジしたい人でも比較的安心して始められる証券会社といえるでしょう。
松井証券
松井証券の概要
- 会社名:松井証券株式会社
- 設立:1931年3月
- 従業員数:180名(2023年3月時点)
- 企業HP:https://www.matsui.co.jp/
松井証券は、日本で初めて本格的にネット証券に参入した証券会社です。創業から100年以上の歴史があるため、安定した顧客基盤を築いているという強みがあります。
オンラインで一般の人でも気軽に株投資を始められるようにした松井証券ですが、サポート体制やツールの提供も充実しています。長い歴史だけでなく顧客サポート面でも安心して利用できる証券サービスであるといえるでしょう。
auカブコム証券
auカブコム証券の概要
- 会社名:auカブコム証券株式会社
- 設立:1999年11月19日
- 従業員数:203名(2022年4月時点)
- 企業HP:https://kabu.com/
auカブコム証券は、比較的新しい証券会社です。ポイントを使ってお得に投資をしたり、小さな株であれば1株から購入したりすることができます。
三菱UFJフィナンシャルグループに属するauカブコム証券は、ほかのネット証券会社と異なり、システムを完全自社開発で提供しています。自社で完結できるので他社と連携する必要がなく、独自のサービスが展開できることはもちろん、経営の効率化も実現できているといえます。
早めの対策が大切! 自分に合った働き方を知って証券会社での就職を目指そう
専門知識を身に付けることができ、他業界と比べて収入が高い傾向にある証券会社は、人気な就職先の一つであるため、就職を希望する人は多くいます。各会社で異なる特徴はありますが、安定した職に就くことも期待できるでしょう。
一方で実力主義な面が強いなど、チャレンジングな環境も整っている証券会社では、若手のうちからさまざまな業務を経験できます。
チャンスが多いからこそ、なんとなくのイメージで志望するのではなく自分が理想とするキャリア像や働き方をしっかりと選考対策の時点で言語化して、自分らしく働ける企業を選んでみてくださいね。
アドバイザーコメント
瀧本博史
プロフィールを見る競争が激しい証券会社を目指すなら企業研究を徹底することが必須
証券業界は専門知識を要する分野であり、高収入も期待できるため、多くの人が目指しています。この競争の激しい分野で成功するためには、自分に合った働き方を理解し、それに応じた準備をすることがやはり不可欠です。
まずは、業界の基本的な知識を身に付けましょう。証券業界にはさまざまな部門があります。たとえば、株式、債券、外国為替などの市場を理解することは基本中の基本です。
また、金融商品の販売や資産運用の知識も重要です。これらの知識は、専門書籍やオンライン講座、インターンなどを通じて学ぶことができます。
次に、自分に合った働き方を見つけるためにも自己分析は重要です。自分の強みや興味のある分野、働き方の好みを明確にし、それに合った証券会社を探しましょう。
最後に、企業研究を怠らないこと。証券会社ごとに文化や特色が異なります。自分が働くイメージを持ちやすい企業、自分の価値観やキャリアプランに合致する企業を見つけることが、納得のいく内定を得るための鍵となります。
インターンなどを活用して社風を肌で感じることも重要
証券会社は新入社員にもチャレンジの機会を与えている会社が多いとされます。インターンや業界セミナーに参加することで、実際の業務内容や企業文化を肌で感じることができます。これらの経験は、自分に合った働き方を見つけるうえで非常に有効です。
このように、早めの対策として、業界知識の習得、自己分析、実践的な経験、そして企業研究をバランスよくおこなうことが、証券会社での就職を成功させるための重要なステップです。自分に合った働き方を見つけ、自信を持って就職活動に臨みましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/なべけんブログ運営者
Ken Tanabe〇新卒で大手人材会社へ入社し、人材コーディネーターや採用、育成などを担当。その後独立し、現在はカウンセリングや個人メディアによる情報発信など幅広くキャリア支援に携わる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士
Hiroshi Takimoto〇年間約2000件以上の就活相談を受け、これまでの相談実績は40000件超。25年以上の実務経験をもとに、就活本を複数出版し、NHK総合の就活番組の監修もおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Yoshiko Kato〇人材会社で約15年間、18,000人以上のキャリア相談を受けてきた。独立後は企業や大学、個人と契約し、キャリア構築の支援をおこなう。キャリアコンサルタント歴は20年以上
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