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マーケティング職志望向けの企業分析のやり方はどうしたら良いでしょうか?

マーケティング職志望で就活をしている者です。今は各企業の企業分析を進めているのですが、マーケティング職を目指す場合、どんなことを企業分析で掘り下げるべきなのかわかりません。

漠然と企業のホームページ(HP)を見たり、ニュースを読んだりはしていますが、企業ごとのマーケティングの違いなどまではわからないので、表面的なことしか調べられていないような気がしています。

マーケティング職志望で企業分析をおこなう場合、どのような情報を、どのようなポイントに注目して読み解けば良いのでしょうか? 調べるべき具体的な項目や分析の深度などについてアドバイスしていただけると嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー

田村 友朗

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マーケティング理論を活用した「専門的な分析」が必要不可欠

マーケティング職を志望する際の企業分析は、単にホームページを見るだけでは足りません。

企業の表面的な情報だけでなく、より深い分析をおこなうことで、その企業の真髄をつかむことができます。

具体的には、その企業がどのような商品を、どのような市場で、どのようなターゲット層に向けて展開しているのかを徹底的に調査しましょう。

4P分析、SWOT分析など、自分が学んだマーケティング理論を応用し、企業が持つ強み・弱み・機会・脅威を分析することで、より専門的な視点から企業を理解することができます。

具体的な事例から学びを深めて貢献意欲を語ろう

企業のIR情報(投資家向け情報)も、企業の今後の事業展開や戦略を知るうえで非常に有効です。これらの情報を活用し、ご自身なりの企業分析レポートを作成してみるのも良い練習になるでしょう。

また、特定の業界に限らず、様々な業界のマーケティング成功事例を研究することをおすすめします。

たとえば、当初は売れなかった商品が、ターゲット層や販売戦略を大きく変えることで大ヒットした事例などもあります。

マーケティングのおもしろさや奥深さを学び、それを面接で語れるように準備しましょう。

具体的な意欲を示すことで、あなたの提案力とマーケティングへの情熱を効果的にアピールできます。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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企業の未来を予測できるレベルまで企業分析をしよう

マーケティング職を目指すなら、市場・顧客・競合という3つの視点で企業を分析し、その企業の製品やサービスが誰に、どのような価値を、どのように提供しているかを徹底的に探りましょう。

SNSの公式アカウントをさかのぼってキャンペーンの反応率を記録したり、同業他社の動向を比較したりして、ターゲット顧客やクリエイティブの方向性について仮説を立てることが重要です。

具体的な改善案を持参し実務思考をアピール!

さらに、決算資料で広告宣伝費の増減をチェックし、その企業が投資フェーズにあるのか、効率化フェーズにあるのかを読み解きましょう。そうすることで、入社後に提案すべき施策の具体性が増します。

最後に、ユーザー目線でその企業のウェブサイトの導線をレビューしてみてください。

「もし自分が担当者なら、コンバージョン率向上のためにこう改善する」という具体的な改善案を2〜3つ用意して面接に臨むと、あなたの実務的な思考力が高く評価されます。

「具体的な企業分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。企業分析の具体的な方法や実施する際の注意点などを解説しています。

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