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コンピテンシー型面接とは何ですか?

現在、転職活動中の社会人です。先日、友人からコンピテンシー型面接というものがあることを聞き、初めて聞く言葉に戸惑っています。

通常の面接とは何が違うのでしょうか? また、どのような準備や対策をすれば良いのかもわからず、不安を感じています。具体的にどのような質問をされることが多いのか、質問例もあれば教えていただきたいです。

コンピテンシー型面接で自分の強みを効果的にアピールするためには、どのような点に注意すれば良いでしょうか? 何かアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

加藤 賀子

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コンピテンシー型面接では行動の理由を問われる!

コンピテンシー型面接とは、あなたの「行動特性」に焦点を当てて評価をおこなう面接手法のことです。

これは、その企業ですでに高いパフォーマンスを発揮している社員に共通する「行動特性(コンピテンシー)」を基準とし、あなたがそれに合致する人材かどうかを見極めることを目的としています。

そのため、一般的な面接よりも「なぜ、どのように行動したのか」を深く掘り下げられるのが特徴です。

たとえば、過去の経験について「なぜその行動を取ったのですか?」「その行動によってどのような成果が得られましたか?」「そもそも、その行動を起こそうと思ったきっかけは何ですか?」といった質問が重ねられます。

なぜそうした? 具体的なエピソードで自分を示そう

この面接で自身の強みを効果的にアピールするためには、「私には〇〇力があります」といった表面的な自己PRだけでは不十分です。

「私は過去の〇〇という場面で、こう考えたために、このように行動しました」と、自身の強みを具体的な行動エピソードと、その背景にある思考プロセスまでをセットで明確に語れるよう、深い自己分析と準備をしておくことが重要となります。

この手法は、採用の精度を高めるために、業界を問わず大手企業や中堅企業で導入されるケースが増えています。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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コンピテンシー型面接とは過去を深掘りしていく手法である

コンピテンシー型面接とは、応募者の過去の具体的な行動に焦点を当てて質問を重ねる面接手法です。

「このような状況で、あなたはどのように行動しましたか」という過去の経験や、「もしこのような状況になったら、どう行動しますか」といった未来の行動について問われるのが特徴となります。

通常の面接以上に、具体的なエピソードを深く掘り下げて準備しておくことが求められるでしょう。あなたの潜在的な能力や行動特性を見極めるための面接だと理解しておいてください。

対策は自問自答! 行動の根拠を示して説得力を持たせよう

対策としては、志望する職種で起こりうるさまざまな状況を想定し、「その状況で自分ならどう行動するか」という問いを自問自答し、多くの予想問答を作っておくと良いでしょう。

その際、自身の強みと結びつく過去の行動実績を根拠として「かつて類似の状況でこのように行動し、成果を上げた経験があるため、この状況でも私はこうすると思います」という形で答えられるように準備しておくことが効果的です。

以下の記事ではコンピテンシー面接の流れや対策方法などを解説しています。コンピテンシー面接を控えている人は、事前にチェックしておきましょう。

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