この記事のまとめ
- 面接で聞かれる「苦手なこと」は質問の意図を汲み取ることでマッチした回答になる
- 回答の注意点と準備方法を押さえてポジティブな文章に仕上げよう
- 8つの例を参考に「苦手なこと」の回答で好印象を残そう
面接を経験する中で、「苦手なこと」を聞かれて回答に迷ったことがある人もいるのではないでしょうか。または、これから面接を控えていて、苦手なことに対しての質問にどのように回答を用意すれば良いのかわからないという人もいるでしょう。
ネガティブな経験を引き出す質問である「苦手なこと」は、適切な回答方法を知らないと、マイナスの印象を与えてしまう可能性があります。質問の意図を正しく捉えることで、回答から人事に好印象を残すことができます。
記事では、キャリアアドバイザーの遠藤さん、瀧本さん、永田さんとともに「苦手なこと」の質問の意図と回答内容が思い浮かばない場合の対処法を解説します。「苦手なことはない」と回答する場合の印象や、苦手なこと別に8つの回答例も紹介しているので、最後まで読んでぜひ参考にしてくださいね。
【完全無料】
大学3年生におすすめの面接対策ツール
①面接力診断
39点以下は要注意!面接を受ける前にあなたの面接力を診断しましょう。
面接で頻出の質問と答え方を60通りプレゼント!面接対策が簡単にできます。
③自己PRジェネレーター
簡単な質問に答えるだけ!ネタがなくても強みが伝わり、採用したいと思わせる自己PRが完成します。
④志望動機作成ツール
熱意がなくても大丈夫!たった3分で選考突破率がグンと上がる志望動機が作れます。
⑤自己分析ツール
面接の回答に使えるあなたの強み・弱みがわかります。
【大学3年生におすすめ】
就活を始めたての人におすすめの診断!
①適職診断
30秒で診断!あなたが受けない方がいい業界・職種がわかります
②就活力診断
これから就活を始める人へ!たった30秒であなたの就活偏差値がわかります。
ネガティブな質問ほど答え方が大事! 苦手なことを面接官が聞く意図を汲み取ろう
「苦手なこと」は面接でよく聞かれる質問の一つですが、ネガティブな経験を聞く質問で好印象を残すには面接官が質問をする意図を汲み取って回答することが重要になります。意図を理解せずにただ苦手なことを単純に回答すると、面接官が本当に知りたいことを伝えられず、せっかく好印象を残せる場面でもうまくアピールできなくなってしまいます。
記事ではまず、面接で「苦手なこと」を面接官が聞く意図について解説します。質問の背景を正しく捉えて、面接官が本当に知りたいことを答えられるようにしましょう。
次に、「苦手なことはない」という回答をすることの可否と、回答内容が思い付かない場合の対処法を解説します。回答内容から人事が抱く印象を知ったうえで回答を用意できるようにしましょう。
記事後半では、「苦手なこと」の回答時の4つの注意点と好印象を残すための伝え方を4ステップで解説します。最後に8つの苦手なこと別に回答例も紹介しているので、ネガティブな質問でもポジティブな印象を残せるように、ぜひ参考にしてください。
39点以下は要注意!
あなたの面接力を診断してください
内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?
少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”と“改善点”が明確になります。
もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人
そもそも面接で苦手なことを聞く理由って何?
面接で「苦手なこと」を聞かれる理由
- 自分を客観視できているのかを確認するため
- 自社とマッチしているのかを判断するため
- 課題解決力の有無を確認するため
ネガティブな経験を聞くために質問される「苦手なこと」ですが、質問の裏には面接官の意図や背景が必ず含まれています。
意図や背景を理解せずに質問へ回答すると、「聞きたいことをちゃんと答えてくれない」と思われ、マイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
ここでは、面接で「苦手なこと」を面接官が聞く理由について解説します。理由を正しく理解して、面接官が本当に聞きたいことを回答できるようにしましょう。
自分を客観視できているのかを確認するため
自分の苦手なことは、客観的に自分と向き合えていないと面接で伝えることはできませんよね。苦手なことや弱みから目を逸らしておきたいという人は少なくありませんが、仕事では物事を客観的に捉えられる力が求められるため、そのままにしておくと「客観的に考える力がない」と思われてしまうこともあるでしょう。
そのため、「苦手なこと」の質問から面接官は、応募者が等身大の自分と向き合えているか、自己分析を通して客観的な視点で自己理解ができているのか、確認しようとしています。
自社とマッチしているのかを判断するため
「苦手なこと」の回答からは、自社で必要とされるスキルや能力を応募者が持ち合わせているかどうかも判断されています。
たとえば、営業職の志望で「初対面の人との会話が苦手」であったり、整備士志望で「細かい作業が苦手」であれば、面接官は応募者が自社で活躍しているイメージができず、結果的に不採用となってしまうでしょう。
そのため、面接の時点で自社への適性があるか、活躍・貢献してくれそうな人材なのかを確認するために、苦手なことを質問されることもあります。
- 苦手なことから本当にマッチ度が伝わるのでしょうか?
苦手なことから「自社と合っていない」ということがわかる
自己PRなどポジティブなアピールポイントからは、「合っている」ことを確認しますが、苦手なことなど、ネガティブな経験を引き出す質問からは「合っていない」ことを確認します。
苦手なことを無理に頑張ってもうまく行かなかったりつらかったりしますよね。
その人の成長のためにあえて挑戦してもらうという場合を除いて、この会社・この職種で本人が能力を発揮できるか、基本的な業務を遂行することができるかをチェックするために、面接官は苦手なことを質問するのです。
課題解決力の有無を確認するため
入社後は、苦手なことでも対応しなければならない場面に遭遇することもあるでしょう。そんな場面に直面した際に、真摯に向き合って取り組めるのかも「苦手なこと」の回答にあらわれます。
苦手なことや困難なことは、誰しもできれば避けたいものです。しかし、そういったことからすぐに逃げたり諦めたりしてしまう人は、実務でも後回しにしてしまったり、提出期日に間に合わなかったりしそうという印象を面接官に与えてしまう可能性があります。
自分自身の課題から目を背けずに向き合える姿勢を持っているかを確認することで、面接官は、入社後でも真面目に取り組んでくれるかどうかを知ろうとしているのです。
社会人は仕事として苦手や困難から逃避せず、前向きに取り組む姿勢が求められています。これは、実務での対応力や責任感を判断するための重要な指標となるからです。このため、面接で「苦手なこと」をたずねる際、面接官は応募者が困難にどう対処するか、課題解決能力があるかを見極めようとしています。
こちらの記事では苦手なこと一覧をまとめています。好印象を残す答え方も解説しているので参考にしてみてください。
例文8選|苦手なこと一覧! 好印象を残す答え方を就活のプロが解説
面接で「苦手なことはない」と回答するのはアリ? 人事が抱く印象も解説
中には、「苦手なことがないから正直に伝えよう」と考えている人もいるでしょう。実際に、等身大の自分で回答することの可否はどうなのでしょうか。
ここでは、面接で「苦手なことはない」と回答して良いのか、そしてそう答えた場合に面接官が応募者に抱く印象についてキャリアコンサルタントの永田さんに解説してもらいます。就活のプロからの視点を踏まえて、自分に合った面接でのベストな回答を用意できるようにしましょう。
アドバイザーコメント
永田 修也
プロフィールを見る「苦手なことはない!」とはっきり答えるものOK
あくまで私個人の意見にはなりますが、私が面接官だとしたら「おもしろい子が来たな」と思ってしまいそうです。というのも、その返答が許されるタイプかそうでないか、その人の性格やキャラクターに付随するものだと感じるからです。
人懐っこい性格で誰からも愛されるタイプの性格であれば、「勢いは感じるし自信満々に発言して根拠はなさそうなんだけど、なんだか憎めないな」と感じられます。
その一方で、笑顔や愛嬌はあまり感じられず真面目そうなタイプの場合であれば「本当に苦手なことはないのかな。ただ自己分析ができていないんじゃないかな。見落としているんじゃないかな」と感じてしまうと思います。
話し方や受け答えの姿勢から与える印象は変えられる
面接官も人間です。差別などをするわけではなく、人としての感じ方はどうしても差が出てしまいますし、魅力的と感じる人とそうでない人は必ずいます。苦手なことはないと言い切るのであれば、前者のように魅力的に映るような振る舞いで乗り切るのも一つのアイデアではないかと思います。
苦手なことが具体的に思い浮かばない場合の3つの対処法
「苦手なこと」が思い浮かばない場合の対処法
- 過去の失敗経験や挫折経験を振り返ってみる
- 得意なことを裏返して考える
- 周囲の身近な人に質問してみる
「回答を用意したいけど苦手なことが具体的に思い浮かばない……」と悩んでいる人もいるかもしれませんね。得意なことや好きなことはパッと思い付いても、ネガティブなものはなかなか具体的に考えづらいものです。
ここでは、苦手なことが思いつかない場合の対処法を3つ紹介します。答えにくい内容であっても、事前に準備して選考に挑むことでスムーズに回答することができます。対処法を一つずつ確認して、回答を用意しましょう。
①過去の失敗経験や挫折経験を振り返ってみる
苦手なことが思い浮かばない場合は、まずは過去の失敗経験や挫折経験を振り返り、紙に書き出してみましょう。失敗や挫折した経験は、自分の苦手なことに起因していたり関連していたりすることがあります。エピソードを書き出してみることで、苦手なことが見つかるはずですよ。
自分の実体験をもとにして苦手なことを伝えることで、説得力が増した内容になります。具体的な実体験のエピソードから、苦手なこととして抽象化してみましょう。
具体的な実体験を苦手として抽象化する例
実体験:授業の発表で話す内容を忘れてしまった
↓なぜ忘れたのか?
緊張したから
↓なぜ緊張したのか?
聴衆者が大勢いたから
↓苦手だと感じたことは?
苦手:大勢の前で話すことが苦手
失敗・挫折経験では、たとえば「人に教わるのが苦手で誰かに聞くより自分で勉強して何とかしようとする」というエピソードであれば、周りにアドバイスを求めてみたら道が開けたなどのような経験があると教えを乞うこともできる人だとわかり、印象が良くなるでしょう。
苦手なことに関連するエピソードを深掘りするためには、自分史やマインドマップを活用する方法もおすすめです。こちらの記事でそれぞれの作成・活用方法を詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
自分史
自分史を最大限就活に活かす方法とは? 記入例付きで作り方から解説
マインドマップ
マインドマップで自己分析を極めよう! 活用方法や注意点を徹底解説
②得意なことを裏返して考える
苦手なことが思い浮かばない場合は、あえて自分の得意なことから考えてみることもおすすめです。
苦手なことは得意なことの裏返しであることが多くあるため、得意なことや自分の強みを違った角度から考えてみると、苦手なことが発見できるかもしれません。下記に言い換え例を紹介しているので、参考にして得意・強みの言い換え表現を見つけてみてください。
得意 | ⇔ | 苦手 |
---|---|---|
一つの作業に集中できる | ⇔ | マルチタスクが苦手 |
さまざまな可能性を想定して決断する | ⇔ | 瞬時に決断することが苦手 |
協調性がある | ⇔ | 頼まれごとを断るのが苦手 |
頼まれたことを確実にこなせる | ⇔ | 極的的に行動することが苦手 |
何事も最後までやりきる | ⇔ | 諦めることが苦手 |
常にできることはないか探す | ⇔ | じっとしていることが苦手 |
自分ですべて対処する | ⇔ | 人に頼ることが苦手 |
深い関係構築ができる | ⇔ | 初対面の人との会話が苦手 |
得意なことから苦手なことを考える際は、得意なことをもとに自信を持ちながらも、苦手なことに対しては改善の余地を認識し、成長の機会として捉えることがポイントです。自分の強みを活かしつつ弱みを克服する努力をすることで、就活においてポジティブな印象を与えることができますよ。
「苦手なこと」は「弱み」として捉えることもできます。こちらの記事で、就活で使える弱みを100選紹介しているので、言い換え表現も参考にしてみてください。
就活で使える弱み100選! 短所を悪印象なくプラスに見せる秘策
③周囲の身近な人に質問してみる
「客観的に自分を見つめる」といっても、そんな簡単な作業ではありません。どうしても客観的に自分を見られないという場合は、周囲の身近な人に聞いてみましょう。
周囲からの意見やアドバイスを聞くことで、自分では気付けなかった苦手を客観的な視点から知れることがあります。家族や友人、学校の先生など、日常の自分を知っている人の手を借りることも一つの方法です。
下記の質問例を参考に、周りの意見を聞いてみてください。
自分の苦手なことを教えてもらうための質問例
- 私が得意ではない・苦手だと思うことは何か?
- 私が苦戦しているように感じた場面があるか?
- 私が改善するべきだと思う点は何か?
- 面接で聞かれる「短所」と「苦手なこと」の内容は同じでも良いですか?
「性格面」と「行動面」で切り分けて伝えよう
短所と苦手なことをそれぞれ聞かれた場合には、そこには何か意図があると考える方が良いでしょう。
混合してしまいそうですが、短所については「性格的なもの」であり、「緊張するとうまく話せない」とか「感情的になってしまうときがある」などといった自分のパーソナリティをメインにして伝えてみたらいかがでしょうか。
一方で、苦手なこととしては「シチュエーションや動作」といった「〇〇な場面でのプレゼンテーションすることは得意ではない」や「毎日同じことを繰り返す作業は苦手」というような行動的な側面で伝えてみるなど、それぞれ細かく分けて考えてみると先方としてもビジネスシーンでのイメージが湧きやすいかもしれません。
見落とすと危険! 面接で苦手なことを伝えるときの4つの注意点
面接で「苦手なこと」を伝えるときの注意点
- 一般常識やマナーから大それたものはNG
- 企業・職種にマッチしない苦手は避ける
- 外的要因のせいにした苦手は伝えない
- ネガティブな要素だけを伝えて終わりにしない
「苦手なこと」の質問への回答を用意する際には、注意点も理解しておきましょう。なぜならネガティブな質問は、回答を一歩間違えればマイナスな印象を加速させてしまい、最終的には不採用となってしまう可能性もあるためです。
ここからは、「苦手なこと」を面接で伝える際の注意点を4つ解説します。一つずつしっかりと確認をして、マイナスにつながる可能性がゼロになるような回答が用意できるように目指しましょう。
かんたん30秒!まずはあなたの面接力を診断してください!
内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?
少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”と“改善点”が明確になります。
約3分で面接に必要な力をどれだけ持っているのかを把握できるので、すぐに活用して万全な状態で本番を迎えましょう。
今すぐ診断で面接力をアップし、効率よく企業からの内定を手に入れましょう。
今すぐ面接力を診断してみる【無料】
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人
①一般常識やマナーから大それたものはNG
面接で苦手なことを聞かれた際には、社会人に求められる一般常識や基本的なマナーから逸れた非常識な内容は伝えないようにしましょう。
自社とマッチしていないと思われるだけでなく、協調性に欠けるという印象を持たれる可能性があります。「約束を守ることが苦手」「報・連・相が苦手」など、一般的なビジネスマナーの範囲を超えたものはマイナスの評価になることもあるので注意しましょう。
NG例(一般常識やマナーから逸れた「苦手なこと」の回答)
私が苦手なことは「報・連・相」です。集中しすぎると報告・連絡・相談することをよく忘れてしまいます。
就職活動でインターンシップに参加した際、期日までに対応しなければならない課題があったのですが、大学の試験と重なりかなり厳しい状況でした。「集中して取り組めば何とかなる」と考え、厳しい状況にあることを相談せず課題に取り組みました。結果的に締め切りには間に合わず、また集中しすぎたことにより期日が過ぎたことに気付かずに連絡が遅くなってしまいました。
そこからは、物事を真剣に対処するにはもっと集中することが大切だとより意識するようになりました。
入社後は持ち前の集中力を活かして、真摯に業務に取り組みたいと考えています。
ほかには、「時間管理が苦手」では遅刻が多く時間にルーズ、「ルール通りに動くのが苦手」では独断で動いてしまう、「秘密を守るのが苦手」では顧客や社内の情報を気軽に話してしまう、という印象を持たれてしまいます。組織の一員として何を守るべきか考えてみましょう。
②企業・職種にマッチしない苦手は避ける
「苦手なこと」の回答は、採用後の実務を踏まえて用意する必要があります。先にも述べたとおり、「営業職志望で初対面の人との会話が苦手」のように業務に支障をきたす苦手は避けましょう。
NG例(企業・職種にマッチにない「苦手なこと」の回答)
私は、細かい作業をすることに苦手意識があります。
大学時代、サークルで事務作業をおこなう役割を担当していました。たとえば、活動費の回収や集計、イベントの参加費、食事会の管理などをおこなっていました。
しかし、これらの事務作業で何度か失敗を経験しています。集めるべき活動費と実際の金額が合わなかったり、イベントの参加申し込みを忘れていたりなどが挙げられます。
ただ、年月が経つにつれて事務作業に慣れ、後半はミスすることなく作業することができました。
入社後は事務職を志望していますが、正確な作業ができるようこれまでの経験を活かして努力したいと考えています。
適性がないと判断されないようにするには、志望先で必要とされるスキルを押さえておくことが大切です。志望先の企業分析を深め、自分の苦手なことが必須スキルではないかを確認してから回答を用意しましょう。
「そもそも企業分析のやり方がわからない」という人は、こちらの記事をチェックして企業分析を深めてみましょう。
企業分析のやり方を完璧にマスターする3ステップ|よくある注意点も
企業分析をする際は「企業研究ノート」を作成することで、調べた情報を整理しやすくなります。下記記事を参考にして作成してみてくださいね。
作り方例4選|企業研究ノートのまとめ方をイラスト付きで解説!
③外的要因のせいにした苦手は伝えない
苦手なことを周りの人や置かれた状況のせいにした内容にして伝えると、「仕事においても他責にしそうだ」と面接官に思われかねません。また、責任感がなく信頼性に欠ける印象も与えてしまうでしょう。
NG例(他責にした「苦手なこと」の回答)
私が苦手なことは初対面の人とのコミュニケーションです。
特に初対面の人とのコミュニケーションに苦手意識を感じたのは、大学入学時です。
同じ年に入学した人は誰もが初対面だと思いますが、最初は誰とも話すことができませんでした。「このままではいけない」と思い勇気を出して話しかけて友達を作ることができたのですが、それは大学入学から半年経過したときのことです。
しかし、このような性格になったのは母の影響があると思います。私が幼少期の頃、母は私に口酸っぱく「知らない人には話しかけてはいけない」と教育していました。その教育を守っていたのですが、友人関係にも影響してしまいました。
母の教育の本当の意味を知ったのは中学入学時です。しかし、その頃には人見知りが激しくなり、手遅れとなってしまいました。入社後はこのような性格を直して貢献できるように努めたいです。
課題に直面した際に責任を持って対応できるということを伝えるために大切なのは、苦手に対して真摯に向き合っていることを述べることです。課題解決能力や改善能力がない、責任感がないと思われないように、外的要因のせいにした苦手は避けましょう。
- 友達が少ないため会話が苦手です。他責のように聞こえてしまうと思うのですが、「苦手なこと」として答えるのはだめでしょうか?
努力と成長の過程を伝えられれば問題ない
面接で「苦手なこと」を答える際は、自己反省と成長の意欲を示すことが重要です。「友達が少ないため会話が苦手」という点を他責に聞こえないようにするには、まず自分の状況を受け入れ、それを乗り越えようとする努力や成長の過程を強調することです。
たとえば、「過去には友達が少なく、コミュニケーションを取ることに苦手意識がありました。しかし、この課題を克服するために積極的に人との会話を求め、さまざまなコミュニケーションスキルを学ぶことに努めました。その結果、人とのコミュニケーションを取ることに自信を持つようになり、チームでの協力やプロジェクト遂行能力が向上しました」と答えることで、自己成長をアピールできます。
このように、自分の弱点を認めつつ、それを改善するための具体的な行動や成果を示すことで、面接官にポジティブな印象を与えることができます。
④ネガティブな要素だけを伝えて終わらせない
面接で質問されたことに対してできるだけ多くのことを回答したくなる人もいるかもしれませんが、苦手なことをたくさん答えることは避けましょう。
弱点や苦手なことを伝えすぎると、自分をネガティブな方向にアピールすることにつながり、「できないことが多い」というマイナスな印象が残ってしまいます。また、ネガティブすぎると、仕事を任せることに不安を覚える面接官もいるでしょう。
NG例(ネガティブな要素のみを伝えた「苦手なこと」の回答)
私には苦手なことがたくさんあります。
たとえば、マルチタスクや細かい作業、早寝早起き、整理整頓、初対面の人とのコミュニケーションなどがあります。
これらはすべて直したいと思っているのですが、なかなか直っていないというのが現状です。これらの苦手なことが原因で多くの人に迷惑もかけてきました。まだまだ苦手なことはたくさんありますが、会社では貢献できるように努めてまいります。
「苦手なこと」への回答では、伝える内容をできるだけ一つに絞ることで、課題に対して真面目に対処していることを具体的に伝えられ、前向きな印象を与えることにもつながります。多くの苦手分野を伝えすぎず、そしてネガティブな要素のみで完結してしまわないように注意してください。
- 苦手なことが複数ある場合はどの基準で選んで伝えれば良いですか?
「業務に支障が出るか出ないか」を基準に選ぼう
仕事をするうえで支障が出るか出ないかということが一つの判断基準になります。休みの日にいくら寝坊しても、仕事や学校の日にきちんと起きられるのであれば「早起きが苦手」にはなりません。
「整理整頓が苦手」といっても、職場の机のうえや引き出しの中は仕事に関係するものだけあるようにして、ほかの人が見てわかるようになっていれば許容範囲です。
39点以下は要注意!
あなたの面接力を診断してください
「面接に自信がない」「今のままで選考通過できるか不安」そんな就活生は自分の面接力を知ることからはじめましょう!
たった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」がおすすめです!。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”と“改善点”が明確になり、対策もしやすくなります!
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人
4ステップで簡単! 構成を意識した文章でマイナス面をポジティブに伝えよう
注意点が理解できたら、次は「苦手なこと」の回答でプラスの印象を与えるコツを押さえていきましょう。ネガティブなことに対する質問でも、工夫次第ではポジティブな回答にすることができます。
ここでは、4ステップの構成で「苦手なこと」の回答から好印象を残す方法を解説します。構成を理解して回答をすることで、わかりやすい文章、なおかつプラスの印象を与えられる文章になるので、1ステップずつ手順に沿って回答を作成していきましょう。
ステップ①苦手なことを端的に伝えてわかりやすい文章にしよう
面接で「苦手なこと」を聞かれたときには、まずは短い文章で自身の苦手分野を端的に伝えるようにしましょう。
質問に対して結論から伝えずに具体的な内容やエピソードから話し始めると、面接官は回答の内容や方向性がつかめず、伝わりづらい文章となってしまいます。
結論である「苦手なこと」をはじめに答えて、面接官が知りたいことを簡潔に述べるようにしましょう。
ステップ②具体的なエピソードで客観性があることを伝えよう
「苦手なこと」を伝えただけでは、面接官はなぜあなたがそのことに対して苦手に感じているのかがわからず、本当に苦手なのかを判断することができません。結論を述べたら、次は苦手なことに関連した具体的なエピソードを伝えるようにしましょう。
具体的なエピソードを加えることで客観性を持たせられ、そして納得感のある内容になります。また、面接官はあなたの苦手なことがどんなことなのかをよりイメージしやすくなるでしょう。
自分の苦手なことを的確に伝えるためにも、エピソードに具体性を持たせることを忘れないようにしましょう。
「苦手なこと」を証明するためのエピソードを伝える際には、あまりマイナスイメージが強くなりすぎないように注意しましょう。
人前で緊張してしまったエピソードを例に挙げたときに、「それによってプロジェクトが失敗して損害が出た」や「叱られたことで病気がちになってしまった」など必要ないネガティブエピソードは言わない方が良いと思います。
ステップ③苦手なことへの向き合い方で課題解決力をアピールしよう
具体的なエピソードを交えることで現状を正しく伝えられますが、それでは現状を述べているだけなため、正確にはアピールにはなっていません。
回答から自分の強みや特徴をアピールするには、答えた苦手なことに対してどのように向き合っているのか・対処しようとしているのかも伝えましょう。
どの企業でも、入社後に成長できる人材、そして課題に真摯に向き合える人材を求めています。苦手なことをどのように克服しようとしているのかも併せて述べて、入社後に活躍できることをアピールしましょう。
- 苦手なことに対処して今は克服したのですが、すでに克服した場合は面接で答えない方が良いでしょうか?
すでに克服した苦手は自分の成長と学習能力をアピールできる
克服した過程で得たスキルや経験は、あなたのポジティブな面を強調し、問題解決能力や適応力があることをアピールできます。
ただし、その経験が職務に直接関連しているか、または求められるスキルセットを向上させるものであるかを考慮し、ポジティブな結果に焦点を当てて話すことが重要です。
面接官は、あなたがどのように挑戦に立ち向かい、それを乗り越えたかに興味を持っています。そのため、具体的な例を挙げて、「どのようにしてその問題を克服したのか」「その経験がどのようにしてあなたを今日のポジションに導いたのか」を説明すると良いでしょう。
ステップ④ポジティブな表現で締めてプラスの印象を残そう
面接官により良い印象を残すためには、最後にポジティブな表現で文章を締めることが効果的です。自己認識が正しくできていることだけでなく、成長意欲があること、そして何事にもポジティブに取り組める姿勢があることをアピールできます。
苦手な分野を克服してどのように活躍したいのか、どんな場面で貢献していきたいのかなど、具体的な場面を想定して述べることで、最後にプラスの印象を残すことができますよ。
よくある苦手なこと別で回答例8選を紹介
「苦手なこと」別の回答例8選
「質問の意図や注意点・作成方法を見ても、実例を見ないとイメージが湧かない」という人もいるでしょう。
そんな人のために、ここでは「苦手なこと」の質問の回答例を8個紹介します。自分の苦手と合致するものや似ているものを参考に、回答を用意してみましょう。
例文①マルチタスクが苦手
例文①マルチタスクが苦手
私は、複数のことを同時に進めるマルチタスクに苦手意識があります。
大学時代の試験勉強で、試験日が連日重なっていたため、複数の科目の勉強を同時に進めていたことがあります。しかし計画を立てずに同時に進めたことにより、各科目で理解を深められず、思うような試験結果を出せませんでした。
それから、次の試験に向けて早めの段階から試験勉強の計画を立て、各科目勉強する日程をあらかじめ決めてリスト化する方法を取り入れて試験勉強を進めるようにしました。一つずつ区切りをつけタスクを消化していくような形で勉強するようにしたことで、自分の頭の中を整理することができ、前回よりも良い結果を残すことができました。
入社後に複数の業務を期限までに対応しなければならない場面に遭遇した際には、この経験で学んだことをもとに、やるべきことをリストアップして漏れなく完璧に対応できるようにしていきたいと考えています。
苦手なことが原因で一度は失敗したにもかかわらず、そこを改善したことが書かれていて良い例文になっていますね。ただ「前回よりも良い結果」がどの程度のものなのか客観性に欠けるので、具体的な数字なども交えて伝えられるとわかりやすいと感じます。
例文②瞬時に決断することが苦手
例文②瞬時に決断することが苦手
私は物事を瞬時に決断することに苦手意識を持っています。
特にこの苦手意識を痛感したのは、大学受験のセンター試験のときです。
センター試験では結果として目標点数を超えられたものの、本番当日でわからない問題はいくつかあり、その際にわかるまで粘るか、あるいは適当に選択肢を選び次の問題に進むかを瞬時に決断できず、限られた時間を無駄にしてしまいました。
この経験から「自分は瞬時に決断するのが苦手」と思い込むようになりました。「このままではこの先苦労する」と思い、決断が必要な場合はとにかく10秒以内に決めてみるという課題を自分に課して実行してみたところ、最初は間違うこともよくありましたが、今では満足のいく決断ができるようになってきました。
入社後も瞬時に決断をしなければいけない状況があると思います。その際も、正確かつスピーディな決断ができるよう日々思考力を高めていきたいと考えています。
例文③頼まれごとを断るのが苦手
例文③頼まれごとを断るのが苦手
私が苦手なことは、頼まれごとを断ることです。頼まれたほとんどのことを引き受けてしまい、パンクしてしまうことが多々あります。
この性格を直さなければいけないと思ったのは、大学のテスト期間のときです。
私は飲食店でアルバイトをしているのですが、テスト期間は勉強に集中したいと思いシフトを入れないようにしていました。しかし、ほかのアルバイトも同様にテスト期間でシフトを入れていなかったため、店長に直々に「シフト入れないか」とお願いされ、テスト勉強に危機を感じながらも引き受けることにしました。
その結果、テストはうまくいかず、単位を落とした授業が3つも出てしまいました。この出来事から「自分の目的に影響する頼まれごとは正直に伝えて断らなければいけない」と思い、今ではやるべきことの優先順位をしっかりとつけて、自分の実力の範囲内で頼まれごとを引き受けるようにしています。
入社後は、できることはできる限り全力を尽くしながらも、実力が及ばない場合は正直に伝える姿勢を忘れずに、業務に取り組みたいと考えています。
人から頼まれるとつい引き受けてしまう理由として、「困っている人を放っておけない」「責任感が強く、誰かがやらないなら自分がやろう」と考えてしまう、などと伝えたうえで、「引き受けすぎて迷惑をかけそうなときは勇気をもって断るようにしている」と添えると好印象です。
例文④積極的に行動することが苦手
例文④積極的に行動することが苦手
私は積極的に行動することに苦手意識を持っています。
特に苦手意識を感じたのは、大学1年生のときでした。
大学入学時は初対面の人も多く、友達を作ったりコミュニティに参加したりするには、自分から積極的に行動することが求められます。しかし、そのときに積極性を発揮できなかったため、友達を作るのに時間がかかってしまいました。
友達を早く作ることを目的にしてはいけませんが、積極的に行動できなかった自分を反省し、「迷ったらやる」という精神で行動することを心掛けるようになりました。その結果、自ずと積極的に行動できるようになり、今では「積極性があるね」や「行動力がある」など言ってもらえるようになりました。
入社後も自分のできる範囲で「迷ったらやる」を体現して、何事にも積極的に挑戦して貢献したいと考えています。
積極的に行動することが苦手な人は、営業職や接客業、イベントプランナー、人事、マーケティング、プロジェクトマネージャー、高価な商品の販売職、コンサルタント、医療職、教育職など、積極性が特に求められる職種では不利になる可能性があります。これらの職種では、前向きな行動が業務の成功に直結しているためです。
例文⑤諦めることが苦手
例文⑤諦めることが苦手
私は諦めることに苦手意識を持っています。
幼少期から現在までバスケットボールに取り組んでいるのですが、幼少期から負けず嫌いな性格で、潔く諦めることが苦手です。
特にこの苦手意識を感じたのは、大学2年生のときのインターカレッジという大会のときです。私の大学はベスト8まで進出し、あと1つ勝てば入賞できるところまで来ていました。その試合はスタメンで出場したのですが、結果は負けてしまいました。しかし、その際諦めきれず、試合終了のブザーがなってもシュートを打ってしまいました。
一方で、この諦められない気持ちをバネにすることもでき、その後これまで以上に練習に取り組んだところ、昨年は3位に入賞することができました。
入社後は、諦めるべきところと諦めないところを見極めて、自分の性格を活かして貢献したいと考えています。
自己PRで負けず嫌いをアピールしたい人は以下の記事も参考にしてみてください。作り方や伝え方、注意点もまとめています。
例文7選! 負けず嫌いの自己PRはOK? 作り方・伝え方を解説
例文⑥じっとしていることが苦手
例文⑥じっとしていることが苦手
私はじっとしていることが苦手です。特にそう認識したのは、部活の応援のときでした。
私は高校まで卓球に取り組んでいました。最後の県大会の団体戦で私は補欠だったのですが、チームは負けている状況でした。絶対に負けたくないという気持ちが強くなりすぎてしまい、あまり声を出してはいけない状況で大きな声で応援してしまったことがあります。
このように、感情が先走ってしまうとじっとしていられなくなってしまいます。しかし、これは相手を不快にさせてしまう可能性もあるため、今は感情よりも思考が上回るように意識するようにしています。
入社後は社会人としてルールやマナーを守り、場をわきまえた行動をできるよう努めてまいります。
ある程度じっとしていなければいけない職業では、「じっとしていることが苦手」という回答は避けましょう。IT業界でいえばSEやプログラマーなど、警備員や図書館や博物館での仕事、高級ブランドなどの雰囲気にもそぐわない可能性があるため、言わない方が良いでしょう。
例文⑦人に頼ることが苦手
例文⑦人に頼ることが苦手
私の苦手なことは、人に頼ることです。特に苦手意識を感じたのはアルバイトのときです。
大学時代、飲食店でアルバイトをしていたとき、予想以上にお客様が来店して自分のキャパを超えてしまったときがあります。しかし、その際に人に頼ることができずアルバイト先の店長やお客様に迷惑をかけてしまいました。
この出来事を反省し、今では自分の力では難しいと感じたらすぐに相談するようにしています。
入社後は、この経験から学んだ「報連相」の重要性を忘れずに、自分の判断だけで行動せず一緒に働く仲間と一緒にプロジェクトを完了させられるよう努めてまいります。
人に頼るのが苦手な理由として、「責任感が強く自分で頑張ろうとしてしまう」という背景があれば、「抱えきれなくなったときは迷惑をかけないように早めに周囲に相談したり助けてと言えたりする」など、働くうえで許容範囲にあればプラスの印象に変わります。
例文⑧初対面の人との会話が苦手
例文⑧初対面の人との会話が苦手
私は初対面の人との会話に苦手意識を持っています。
幼少期から人見知りだったのですが、特に高校入学時に苦手意識を感じました。
高校入学後、周りの人は皆すぐ友達ができていたのですが、私は友達ができるまでに3カ月かかりました。
「このままでは常に人より一歩出遅れてしまうのかもしれない」と思い、自分の苦手を鑑みて、大学入学時は積極的に初対面の人にも話しかけるように意識しました。その結果、人脈の幅を広げることができ、勇気を出して話しかけることの大切さを知りました。
入社後も初対面の人と話す機会は多くあると思います。その際は勇気を出して話しかけ、御社とお客様の架け橋になりたいと考えています。
面接では、「苦手なこと」と一緒に「苦手な人」について質問されることもあります。こちらの記事で、苦手な人を答える際に好印象を残すコツを紹介しているので、チェックしてみてくださいね。
例文15選|面接の「苦手な人は?」の回答で好印象を残すコツ
「苦手なこと」のほかにも、頻出質問を押さえて回答を用意しておくことで、面接でスムーズに受け答えをすることができます。こちらの記事も併せて確認しておきましょう。
頻出質問110選! 新卒の面接で聞かれる内容と受かる回答のコツ
面接で苦手なことを答えるときは質問の意図とコツを押さえて好印象を残そう
苦手なことの適切な答え方がわからないと悩んでいる人は少なくありません。しかし、面接官が「苦手なこと」を質問する意図が理解できれば、適切な答え方がわかるようになります。
マイナスな印象を防ぐための注意点や作成の4ステップ、8つの回答例を参考にしつつ、自分らしさを交えた回答を用意してポジティブに面接官に伝え、選考突破を目指しましょう。
アドバイザーコメント
瀧本博史
プロフィールを見る結論→具体的なエピソードを意識して回答を用意しよう
面接で「苦手なこと」についてたずねられた際には、まずその苦手なことを簡潔に述べることから始めましょう。このとき、苦手なことを端的に伝えることで、面接官に対して明確な印象を与えることができます。
次に、その苦手な点について具体的なエピソードを交えて説明することで、面接官にあなたの状況をより深く理解してもらうことが可能になります。さらに、その苦手なことにどのように対処しているかを話すことで、あなたの課題解決能力や成長意欲をアピールするチャンスとなります。
最後にポジティブな表現で面接官に良い印象を残そう
マルチタスクが苦手な場合でも、優先順位をつけることで効率的にタスクを管理していること、瞬時の決断が苦手でも、リスクを慎重に評価してより良い判断を下すよう努めていることなど、苦手なことを克服しようとするあなたの姿勢を前向きに伝えることが重要です。
このようにして、自分の苦手なことを認めつつも、それに対して積極的に取り組む姿勢を示すことで、面接官にポジティブな印象を与えられます。選考を突破するための大きな一歩をつかみとりましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Mihoko Endo〇メガバンクで法人営業や新人研修講師、採用面接に携わる。現在は「その人らしさを引き出すカウンセリング」をモットーに、大学での就活支援、社会人向けキャリア開発研修をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士
Hiroshi Takimoto〇年間約2000件以上の就活相談を受け、これまでの相談実績は40000件超。25年以上の実務経験をもとに、就活本を複数出版し、NHK総合の就活番組の監修もおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー
Syuya Nagata〇自動車部品、アパレル、福祉企業勤務を経て、キャリアコンサルタントとして開業。YouTubeやブログでのカウンセリングや、自殺防止パトロール、元受刑者の就労支援活動をおこなう
プロフィール詳細