Q

大学3年生
男性

人材業界を志望する理由、一般的にどんなものがありますか?

人材業界への就職を考えているのですが、志望理由について悩んでいます。

漠然と「人の役に立ちたい」「人と関わる仕事がしたい」という気持ちはありますが、それだけでは採用担当者の方に響かないのではないかと不安です。

人材業界を志望する人は、一般的にどのような理由を挙げているのでしょうか? 志望動機を考えるうえで参考にしたいため、代表的な志望理由や考え方のポイントがあれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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人材不足や企業と人の出会いに関する志望理由がある

私自身も大学時代に人材業界を志望していましたが、その経験からお話しします。

まず、人材不足といった社会課題への問題意識や、自分自身の就職活動の経験を踏まえて、「企業と人の最適な出会いを生み出すハブ的な立場で貢献したい」といった伝え方が考えられます。

特に、自身のリアルな就活経験は、何よりの説得材料になります。

自分の経験から人材業界でしたいことを意欲的に話そう

たとえば、「就活を通じて、いかに自分が世の中の企業を知らないかを痛感した。だからこそ、専門的な知見を持つプロが両者をマッチングさせることに意義を感じる」といった話ができます。

また、「さまざまな企業を知ることに大きな楽しみを感じた。この経験を活かして、ほかの学生にも最適な企業を紹介したい」といった意欲につなげることもできるでしょう。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

桒田 里絵

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他業界と被らないあなた自身の志望理由を考えよう

「人の役に立ちたい」や「人とかかわる仕事がしたい」といった理由は、さまざまな仕事に共通するため、人材業界の志望動機としてはやや漠然としてしまい、面接官に響きにくい傾向があります。

重要なのは、「なぜ数ある業界のなかで、人材業界を選びたいのか」という、あなた自身の具体的な理由を明確にすることです。

人が財産であることに共感できればそれが志望動機になる

人材業界は、人を最大の財産ととらえる業界です。企業にとって人がいなければただの箱に過ぎず、人が活かされなければ企業そのものが成長できません。

この「人こそが仕事であり、人こそが企業である」という考え方が根底にあり、最も大切な財産である人を扱う素晴らしい仕事だと考えられています。

もしあなたがこの考え方に心から共感できるのであれば、それを志望動機として語ることで、あなたの熱意と業界理解が伝わるでしょう。

もし、一般的にどんな志望理由が多いのかを知りたいのであれば、身近に人材業界を志望する友人がいれば、直接理由を聞いてみるのも良いかもしれません。

そこで共感できる理由が見つかれば、それをあなたの言葉で表現し、志望動機とすることも可能です。

ただし、どこかから借りてきたような言葉ではなく、あなたが心から納得できる理由を伝えることが何よりも大切です。

面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。

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