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技術営業がきついと言われるのはなぜですか?

現在就職活動中で、メーカーの技術営業職に興味を持っています。

しかし、インターネットで技術営業について調べてみると、「きつい」といった意見を多く見かけ、不安に感じています。具体的に何がきついのか、残業が多いのか、ノルマが厳しいのか、人間関係が複雑なのか、その実態がわかりません。

なぜ技術営業はきついと言われているのでしょうか? どのような人が技術営業に向いていて、逆にどのような人が苦労するのか知りたいです。

技術営業の仕事のやりがいや、入社前に知っておくべきことなど、リアルな実情を教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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数字と学習への意識がプレッシャーになる場合がある

技術営業は、営業としての役割と、技術的な専門知識の両方が求められるため、負担が大きいと感じる人が多い傾向にあります。

常に自社製品や関連技術の専門知識を学び続けなければならず、売上目標という数字のプレッシャーもかかります。

また、社内の技術部門と顧客の間に立つ「橋渡し役」として、双方の意見が食い違ったときに板挟みになる精神的な負担もあります。

また、複雑な技術内容を顧客にわかりやすく説明し、同時に顧客の要望を正確に技術部門に伝えるという、高度な翻訳能力も欠かせません。

自分に適性があるかを見極めよう

一方で、学び続けることが好きな人や、コミュニケーション能力が高い人には非常に向いている仕事です。専門知識を背景に顧客の課題を解決し、深く信頼関係を築けることに、大きなやりがいを感じられるでしょう。

また、物事を粘り強く調整できる力も活かせます。以上を踏まえて、知的好奇心が旺盛で人と技術の間に立つことに面白みを感じられるか、自身の適性をしっかりと見極めることが重要です。

キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

柴田 登子

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専門知識が必須! 文系は苦労することも

技術営業職が難しいと言われる理由は、商材に関する高度な専門知識が求められるためです。特に、顧客が大学の研究者など専門家である場合、文系出身の営業担当者が知識面で苦労するケースはよく聞かれます。

しかし、その一方で文系出身で成功している人も多くいます。

知識より対話力! 相手の懐に入る柔軟性がカギ

成功する人の特徴は、知らないことを正直に認め、顧客から教えを請うなど、相手の懐に入り込むコミュニケーション能力が高いことです。

知識量があるからといって、営業職として成功できるわけではありません。学習意欲と、知識に頼りすぎない柔軟な対応ができる人が、技術営業に向いているといえます。

技術営業と似た業種にIT営業があります。こちらの記事ではIT営業の魅力や仕事内容、技術営業との違いを解説しているので、併せて参考にしてみてください。

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