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製薬会社の開発職はきついですか?

製薬会社の開発職に興味があり、就職活動を控えています。しかし、インターネットで「きつい」「激務」といった情報を見かけることが多く、不安を感じています。

具体的にどのような点がきついのか気になります。やはり、専門的な知識の更新や、膨大な量の業務、長時間労働などが理由なのでしょうか?

実際に働くとなると、体力面や精神面での負担がどれほどなのか、就職を目指すうえで知っておきたいので、製薬会社の開発職の実態や、大変なこと、やりがいについて教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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責任は重大! きつさの先にある使命を知ろう

製薬会社の開発職は、きついといわれることが多い仕事です。1つの薬が世に出るまでには10年以上の歳月がかかることもあり、その過程では膨大なデータを扱い、常に最新の専門知識を学び続けなければなりません。

床試験の過程でプロジェクトが失敗に終わったり、中止になったりすることも珍しくなく、それまでの努力が実らないこともあるため、精神的なタフさが求められます。正確性が厳しく求められるため、集中力と粘り強さも不可欠です。

社会に貢献する喜びが大きなやりがいになる

しかし、人々の命を救うことに繋がるという、非常に社会的使命の大きな仕事でもあります。自身がかかわった医薬品が、病気で苦しむ人の助けになるという実感は、何物にも代えがたいやりがいです。

研究は一人でおこなうものではなく、多くの専門家とチームで連携しながら進めていきます。チームで困難を乗り越え、社会に貢献したいという強い思いがある人には、大きな達成感を得られるでしょう。

キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

柴田 登子

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労働時間や精神面でハードな仕事であるのは事実

製薬会社の開発職が激務であることは事実です。

たとえば、1つの実験のために48時間つきっきりで経過観察が必要になるなど、勤務時間が非常に不規則になることがあります。

また、新薬開発の成功率は1万分の1ともいわれ、自分が開発したものが製品化されるのはまれであり、精神的なプレッシャーも大きい仕事です。

使命感が原動力! 世の中を救う仕事だと認識しよう

しかし、その分給与水準は高く、なにより社会貢献性が非常に高い、やりがいの大きな仕事です。自分が開発した薬が世に出て多くの人々を救うという使命感は、何物にも代えがたいものでしょう。

こちらの記事では激務といわれる業界12選を紹介しています。製薬業界での新薬の開発についても触れているので、併せて参考にしてみてください。

以下のQ&Aでは、製薬会社に就職するのは難しいか? の疑問にキャリアコンサルタントが回答しています。製薬会社を目指している人はぜひチェックしてみてください。

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