Q

大学3年生
男性

NPO法人に就職するコツはありますか?

社会貢献度の高い仕事がしたいと考えており、NPO法人への就職を目指しています。

ただNPO法人の採用情報があまり多くないと感じていて、どのような就職活動をすれば良いのか具体的にイメージできていません。一般企業と同じような選考プロセスなのでしょうか?

NPO法人ならではの就職のコツや選考で評価されるポイント、今から準備しておくべきことなどがあれば知りたいです。特に志望動機や自己PRでは、どのような点をアピールすれば効果的でしょうか?

NPO法人への就職に詳しい方、何かアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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まずかかわってみよう! 主体的に見つけにいく姿勢が重要

NPO法人は一般企業のように一斉の大規模採用をおこなうことは少なく、通年で少人数採用をおこなっているケースが多いです。

そのため求人を待つのではなく、自ら探しに行く主体的な姿勢が重要になります。

私の周りでNPOに就職した人の多くは紹介や声かけあるいは最初はボランティアや副業的な形で団体に関わっていて、そこから本格的に入職するというケースが多いです。

NPOの求人情報が集まるポータルサイトや、ウォンテッドリーのような媒体も活用されています。これらの求人媒体をこまめにチェックすることが有効です。

関心のある分野のNPOに最初は副業やボランティア的な形で関わってみるというスモールステップから始めることが、おすすめの方法です。

理念への共感と主体性が鍵!

NPOの選考では、スキルはもちろんあった方が良いものの、それ以上に以下の2点が重視されます。

①理念への共感と熱意

いかに理念に共感するかという思いが非常に重視されます。志望動機として「なぜその団体で、どんな課題をどう解決したいか」という具体的なミッションを明確に語れることが、強力なアピールポイントになります。

②主体的な行動力と自走力

一般企業のように手取り足取り教えてくれるような、教育体制がしっかりしているところは多くありません。むしろ自分で道を切り開いていく、どんどん行動していくといった主体的な人の方が求められます。理念への共感とどれだけ主体的に動けるか、という資質が重視されると思っていて良いでしょう。

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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「待つ」より「探しに行く」姿勢がカギ

NPO法人への就職は一般企業のように一斉エントリーで募集がかかることは少なく、欠員が出たタイミングで通年採用をおこなうケースがほとんどです。

求人サイトに情報が出ないこともあるため、求人を待つのではなく自ら探しに行く姿勢が重要になります。

NPOに特化した求人サイト、たとえばアクティボジャイカパートナーなど興味のある団体の公式サイト、SNS、メールマガジンなどをこまめにチェックしましょう。

自分から動く主体的な姿勢がまず最初のステップです。

まずボランティアでかかわってみよう

またボランティアやイベントに参加して職員の人々と関係を築き、そこから採用の情報を得るという方法も有効です。

NPOの選考では団体の理念への共感度や、実際に行動できるかどうかが重視されます。

短期間でも活動に関わってみることで団体の雰囲気や活動内容への理解が深まり、自身の適性を見極めることにもつながります。

自分の価値観や人生の方向性と合うかどうかを確かめ、志望動機に落とし込んでいくと良いでしょう。

NPO法人に興味がある人は、次のQ&Aもチェックしておきましょう。働き方がやばいというのは本当か? の質問にキャリアコンサルタントが回答しています。

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