Q
大学4年生
男性
大学院に合格後、大学を留年したらどうなりますか?
先日、大学院入試に合格したのですが、卒業に必要な単位が足りず、大学を留年することが確定してしまいました。
この場合、大学院の合格は取り消しになってしまうのでしょうか? それとも、もう一度受験し直す必要があるのか教えていただきたいです。大学院の合格通知には特にそういった記載が見当たらず、非常に焦っています。
また、もし来年から大学院に進学できるとしても、留年したという事実は、将来就職活動をする際に不利になってしまうのではないか心配です。
留年が確定した今、大学院や就職活動に向けて、具体的に何をすべきかアドバイスをいただけますでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
入学資格を満たせない場合は合格取り消しの可能性が高い
まず、受験した大学院の募集要項を確認してみてください。
大学院の募集要項や合格通知には、通常、「入学資格」として「入学時までに学士の学位を取得・大学を卒業していること」が明記されています。
留年が確定したということは、この「学士の学位を取得していること」という入学資格を満たせないことになります。そのため、大学院は「入学資格を喪失した」と判断し、合格を取り消すという措置を取る可能性が高いです。
救済措置がある場合もまれにある すぐに確認しよう
ただし、合格が取り消しになるのでなく「入学時期を1年間延期・繰り下げできる」という救済措置を設けている大学院もごくまれにあるようです。
この場合、翌年改めて受験し直す必要はなく、留年後の卒業を待って、翌年度に入学することになります。
ただしこれは大学院側の裁量によるため、必ず大学院の教務課や研究科に問い合わせてください。問い合わせはできる限り早急におこないましょう。
また、留年した事実は覆しようがないため、就職活動を将来おこなう場合でも「留年していた期間はどのように過ごしたのか」について、説得力を持って前向きに語ることができるよう、行動を積み上げていってください。
基本的には合格取り消し 要項をすぐ確認しよう
一般論ですが、その場合、大学院への合格は「取り消しになる」可能性が高いです。
なぜなら、学部卒から大学院に進学する場合、多くの大学院では受験要件・出願資格として「大学を卒業していること」を定めているからです。
ただし、社会人経験者枠など一部の例外はあります。これはあくまで一般論なので、ご自身の大学および進学予定の大学院の募集要項を必ず確認してください。
まずは卒業が最優先! 大学院でしたいことを深く考えよう
今後に向けては、まず大学を確実に卒業できるよう勉強に集中することが最優先です。そして、就職活動のことを考えるよりも先に、大学院で何をしたいのかを深く考えるべきです。
大学院で自分がやりたいことに力を入れて自分自身を成長させること、大学院の生活を充実させることに注力してください。
そのなかでご自身の興味関心や能力が明確になり、それが結果として自己分析や就職活動の準備につながります。
もし不安であれば、大学院生活での気付きや学びを「就活準備ノート」として書き留めていくと良いでしょう。
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