Q
大学4年生
女性
夏採用の場合、就活の倍率ってどのくらいですか?
現在就職活動中で、春採用では思うように結果が出ず、夏採用に向けて準備を進めています。
夏採用は春採用と比べて募集枠が少ないと聞くので、倍率がかなり高くなるのではないかと不安です。具体的な倍率の目安などはあるのでしょうか?
また、夏採用ではすでに内定を持っている優秀な学生や、留学・部活などで出遅れた学生など、さまざまなライバルがいると思います。
春採用と比べて、夏採用の選考はどのように変わるのでしょうか? どのような対策をすれば、この厳しい夏採用で内定を勝ち取れるか、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
夏採用は狭き門だが戦い方次第で十分勝てる
人気企業であれば「春採用」で必要人員の大半が埋まってしまう事が多いです。
そのため、夏採用での募集人員は春採用の3分の1程度以下になってしまうことも多く、競争倍率は単純に春採用時の数倍程度に達すると考えておいたほうが良いでしょう。
夏採用は熱意と企業理解の深さが強く評価される
一般に、夏採用は企業側が選考にかけられる時間が少なく、短期決戦・スピード勝負になりがちです。
そのため、通常の場合はポテンシャル採用を重視する会社であっても、即戦力性や「どうしてもこの会社に入りたい」という熱意をより重く評価することが増えていくのではないでしょうか。
夏採用では特に、内定辞退のリスクが低い学生が強く求められるからです。
春採用の原因分析や企業研究が大切
そのようななかでおこなうべきは、まず春採用のときの敗因分析からです。
さらに企業研究を深くおこない、「なぜ今、御社でなければならないのか」を、志望企業の具体的な事業内容や企業理念と結び付けたうえで、明確に語れるようにしましょう。
加えて、大手企業だけでなく、一般の知名度は低いが収益性の高い企業にも積極的に目を向けてみてください。そのような企業は、夏以降も優秀な人材を求めている可能性が高いです。
倍率が上がるとは限らない! うまくいかない原因を探ろう
夏採用の具体的な倍率の目安というものは、私にはわかりません。ただ、夏採用だからといって、必ずしも倍率が高くなるとは限りません。
春の採用時期に比べると、募集している企業の数、つまり選択肢は少なくなる傾向にありますが、同時に応募する学生の数も減るためです。選択肢も減るけれども、応募者も減るので、倍率が上がるとは一概に言えません。
春の経験を振り返ろう! 第三者の力を借りるのも効果的
就職活動のやり方自体は、春も夏も大きくは変わりません。ただし、もし春までの活動でうまくいかなかったのであれば、その原因を振り返り、やり方を変える必要があります。
自己分析が浅かったのか、応募先が合っていなかったのか、応募数が少なかったのか、面接の仕方が悪かったのか。うまくいかなかった原因はいろいろ考えられます。
その際は、大学のキャリアセンターの人に親身に相談に乗ってもらうか、民間の就職エージェントなど、第三者に相談し、協力を仰ぎながら進めることをおすすめします。
「早く決めなきゃ」と焦ってよく考えずに、自分が希望しない企業に入社することはできるだけ避けてほしいと思います。
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