Q
大学3年生
男性
面接で一人称として「自分」を使うのはNGですか?
体育会系の部活に所属していた影響で、普段から「自分は~」と言ってしまうくせがあります。就活では「私」を使うのが無難だと聞きますが、面接のふとした瞬間に「自分は~」と言ってしまいます。
しかし、「一人称として自分を使うは失礼にあたる」という意見を耳にし、徹底的に直さなければならないのか不安に思っています。
面接で「自分」という一人称を使うのは絶対にNGですか? 面接で「自分」という一人称を使う学生の採用担当者からの印象を教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
基本は「私」! でも「自分」が絶対的にNGではない
面接の場では、基本的には「私」を使うのが最も望ましいです。
ただし、面接のなかで、くせで「自分」という言葉がポロっと出てしまったとしても、それだけで決定的にマイナス評価になるような、大きな問題ではありません。
面接では「自分」よりも「私」が基本的なマナー
面接で一人称を使用する場合には、「私」が望ましいです。「わたし」よりは、「わたくし」のほうが丁寧な言い方に聞こえます。「わたし」もしくは「わたくし」と言えるように意識しましょう。
たしかに体育会系の部活で、「自分」と使うのが一般的な場合もありえるので、スポーツに力を入れてきた自身を表現する証にはなるかもしれません。
しかし、ビジネスシーンで「自分」と言うと、硬派で融通が利かないような印象を与えてしまい、適切な表現とは言いがたいです。
また、周囲との人間関係を大切にすることが求められる職種では、気兼ねなく話ができる関係を構築しにくいように聞こえてしまいます。
もし言い間違えても丁寧に訂正すればOK
ただ、そうは言っても、長年身に付いた習慣は簡単には払しょくできないものです。
面接で、つい「自分」と言ってしまう可能性はあります。その場合は、「失礼いたしました、私は」のように、訂正してすぐに言い直せば問題ありません。
適切な表現で使おうとする意思が伝われば大丈夫です。周囲でともに仕事をする人たちと打ち解けやすい人物として見なされるためにも、「私」を使えるように練習してから面接に臨みましょう。
「面接の際どのようなマナーがあるのかわからない」と疑問を持つ人もいると思います。以下の記事では面接時のマナーを解説しているので、事前にチェックして失礼のない行動を取れるようにしておきましょう。
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