就活用のスーツは持っていても、「腕時計は持っていない」という人は多いでしょう。中には「そもそも就活に腕時計って必要なのかな?」と疑問を抱く人もいるかもしれません。
結論から言うと、就活用に腕時計を持っておくことをおすすめします。なぜなら、面接会場の待合室で時刻を確認したり、説明会の会場の中での時間を確認したりとさまざまなシーンで役に立つからです。
この記事では、キャリアアドバイザーの田邉さん、鈴木さん、上原さんのアドバイスを交えつつ、就活用の腕時計を選ぶ際のポイントを解説していきます。就活用の腕時計を購入するか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
役に立つこと間違いなし! 腕時計を身に付けてスマートに就活を進めよう
就活が始まると学業と並行しながらたくさんの企業の説明会に参加したり、同じ日に複数の面接を受けたりするので、スケジュールや時間の管理が重要になってきます。
特に面接会場ではスマートフォンの使用がNGな場合が多いので、時間を確認する際に腕時計が非常に役立ちます。就活をスマートに進めるためにも、腕時計を持っていない人はぜひこの機会に購入を検討してみることをおすすめします。
この記事では、就活用の腕時計を選ぶ際のポイントや購入できる場所を紹介します。就活用の腕時計をこれから購入しようとしている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
さらに、就活で腕時計を使う前に確認すべきことも解説します。せっかく腕時計を身に付けても、トラブルが起きて使用できなくてはもったいないので、この記事を読んで万全の準備をしましょう。
腕時計以外にも、就活で必要な身だしなみは以下のQ&Aコンテンツでキャリアコンサルタントがわかりやすく解説しているので、就活が始まったらぜひチェックしてください。
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就活で腕時計をした方が良い3つの理由
就活で腕時計をした方が良い3つの理由
- 腕時計をマナーとして考える採用担当者もいるため
- スマホで時間を確認すると悪印象を与えてしまうため
- スマホと違って電池切れのリスクが低いため
この記事を読んでいる人の中には、「時間なんてスマホで確認できるのに、なぜ就活ではわざわざ腕時計が必要になるんだろう」と疑問を抱く人もいるでしょう。
結論から言うと、腕時計は就活のさまざまな場面で役に立つだけでなく、ビジネスマナーの面でも採用担当者に好印象を与えることができるので身に付けておくのがベストです。
ここではその理由を詳しく解説していくので、腕時計の必要性を理解するためにも確認しましょう。
①腕時計をマナーとして考える採用担当者もいるため
スマホが普及する前は、ビジネスにおいて時間を確認する際は腕時計を使用することが一般的でした。
現在は腕時計で時間を確認する人が減ったものの、従来の価値観から「ビジネスパーソンとして腕時計をすることは当たり前」という考えを持つ人もまだまだいると考えられます。特に採用担当者が、スマホが普及するよりも前から働いていた世代であれば、この考え方を持つ人は少なくないでしょう。
このように「腕時計をすること=ビジネスシーンにおけるマナー」として捉える採用担当者もいることから、好印象を与えるためにも就活では腕時計を身に付けておいた方が良いといえます。
就活には暗黙のマナーが多数あるので気を付けましょう。以下の記事では、面接で注意すべきマナーを解説しているので必ず目を通しておいてくださいね。
面接初心者は要注意! ルール違反になるパターンやマナーを徹底解説
②スマホで時間を確認すると悪印象を与えてしまうため
日頃からスマホで時間を確認している人も多いでしょう。しかし、面接会場や説明会の会場などでもスマホで時間を確認していると、「SNSを見ているのではないか」「ゲームをしているのではないか」などと採用担当者に誤解を与えてしまう恐れがあります。
腕時計を身に付けていれば採用担当者にこのような誤解を与えず、自然に時間を確認することができます。企業によっては会場内での様子も評価の対象としていることもあるので、時間を確認する際には腕時計を使用した方が良いといえるでしょう。
- 面接会場や説明会の会場でスマホを見ている学生は評価の減点対象になりますか?
減点対象にはならないがスマホの使用はマイナス印象になる可能性あり
現代では、時計を持たずにスマホで時間を確認する人が増えましたよね。しかし、面接を含むビジネスの場では「スマホはプライベートで使用するもの」という印象を持っている人も少なくありません。
特に金融業界などでは、ビジネスの場でスマホを操作することに良い印象を持っていない人が多いです。マイナス印象になる可能性がある要素をなくして面接に参加するのがおすすめです。
③スマホと違って電池切れのリスクが低いため
就活をしていると朝から晩まで対面の面接を受けたり、複数企業の説明会に参加したりと一日中外で過ごすケースも出てきます。一日がかりのスケジュールを過ごしていると、途中でスマホの充電が切れてしまうことも十分にありえます。
そんなときに腕時計を身に付けていれば、スマホの充電が切れてしまってもすぐに時間を確認することができます。もちろん、出かける前にスマホの充電を100%の状態にしておくことや、モバイル充電器を持ち歩くことも大切です。
しかし、スマホの充電が突然切れてしまったり、カフェなどにスマホを置き忘れてしまったりと一時的にスマホが使用できなくなることも十分にありえるので、就活で外に出かける際は腕時計を身に付けておいた方が安心といえます。
アドバイザーコメント
鈴木 洵市
プロフィールを見る不測の事態に備えるためにも就活中はなるべく腕時計を身に付けよう
就活において腕時計をした方が良い理由は、企業からの面接の案内で面接だけの内容であったにもかかわらず、会場に訪問してみたら筆記試験が付帯されているようなケースがあるためです。
筆記試験中に時間の管理ができないと、満足いく結果が出せない恐れが出てきます。
実際に私も、面接だけのつもりで会場に向かったのにもかかわらず、筆記試験を面接後に受験させられたという経験があります。
会場に掛け時計がないことも珍しくない
このような場合、会場に掛け時計が準備されているような会場であれば問題ありません。しかしながら、会場に時計がないケースも存在するのです。そうなると、時間のコントロールが難しくなってしまうことが簡単に想像できます。
このことから普段腕時計をつける習慣がない人も、就活期間においては腕時計を付けることを習慣化し、不測の事態に対応できるようにしておくことが肝要になります。
あなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
ただし腕時計をしていないからといって就活で不利になることはない!
ここまで、「就活中は腕時計を身に付けた方が良い」ということを解説しました。しかし、腕時計を付けていなくても選考で評価が下がったりすることはめったにないので、腕時計を付け忘れたとしても「どこかで買わなければ」と焦る必要はありません。
ただ繰り返しになりますが、腕時計を付けていた方がスマホが使用できない場面で時間を確認できるので便利です。
就活のために無理して腕時計を購入する必要はありませんが、身に付けておいた方が何かと役に立つということだけ覚えておきましょう。
就活で腕時計をつけていないからといって、評価が下がることはありません。ただし面談の際にグループディスカッションや適性検査などがある場合は、腕時計があった方が便利かもしれません。
いつ使う? 就活で腕時計が必要になるタイミング
就活で腕時計が必要になるタイミング
- 対面の説明会
- 筆記試験
- 面接・グループディスカッション
就活用の腕時計は、企業説明会や筆記試験、面接やグループディスカッションなどが対面でおこなわれる際に必要となります。
ここでは就活で腕時計が必要になるタイミングを詳しく解説するので、そのタイミングが来るまでに腕時計を準備することをおすすめします。
①対面の説明会
説明会がオンラインの場合は基本的に自宅や大学などでPCから参加するため、好きなタイミングでスマホやPCに表示されている時刻を見て時間を確認することができます。
しかし、対面の説明会の場合は原則スマホの使用はマナー違反とされます。
説明会に参加する採用担当者は意外と学生の細かいところまでチェックしているので、スマホで時間を確認していると「マナーがなっていない」と捉えられかねません。少しでも悪い印象を与えないためにも、腕時計で時間を確認するのが無難です。
②筆記試験
企業によっては、選考の一環として筆記試験を実施するケースもあります。筆記試験は時間内にすべての問題を解く必要があるので、時間配分や時間管理が非常に重要になります。
試験会場に時計があれば良いのですが、ない場合や時計が遠くてよく見えない場合も十分にありえるでしょう。
基本的にあらゆる筆記試験においてスマホの使用は禁止されているので、腕時計を身に付けていれば筆記試験があっても安心して臨むことができます。
筆記試験で腕時計がNGになる場合もあります。
具体的にテストセンターで受けるSPIなどでは、試験会場でノイズを発生させてしまったり、カンニングを防止するためにもそもそも腕時計が禁止になっていて、会場にある時計を見ることになっているケースも多くあるのです。
テストセンターには、カンニング防止のため腕時計が禁止だったり、持ち物に決まりがあるようですね。次の記事で、テストセンターで必要な持ち物を紹介しているので、確認してみましょう。
テストセンターに必要な持ち物|リアルとオンライン会場別に解説
③面接・グループディスカッション
面接やグループディスカッションなどの選考の会場ではいつ採用担当者に見られているかわかりません。
時間を確認する際にスマホを使用すると「SNSをチェックしているのでは?」と捉えられかねないので、腕時計を使用するのが安全です。
また腕時計は会場の待合室で時間を確認するタイミングだけでなく、グループディスカッションでタイムキーパーを担当するタイミングにも役に立つので身に付けておくことをおすすめします。
アドバイザーコメント
上原 正光
プロフィールを見る腕時計はグループディスカッションや適性検査などの場面で役立つ
選考でグループディスカッションが課される場合、スマホの使用が制限されることが多いので、腕時計を持っていないと時間管理がしにくくなります。また、適性検査などが突然課される場合も同様です。
スマホの利用はほとんど制限されますが、腕時計の利用は可能なケースが多いでしょう。そのためグループディスカッションや適性検査などの場面では、腕時計を持っていると便利といえます。
企業説明会や面接会場によってはスマホが使えないので腕時計を持っておくのがおすすめ
また企業説明会や面接会場によっては、スマホの使用が認められていない場合があります。これは会社側のSNS対策であったり、録音されて情報が漏洩することを予防するためです。
このような場合には、時間を確認するために腕時計を持っていた方が便利です。スマホの制限については当日突然言われることもあるので、あらかじめ腕時計を身に付けていると慌てずに済むかもしれません。
ただし、高価な腕時計は目立ちます。面接官に対して良くない印象を与えてしまう可能性があるので注意が必要です。またスマートウォッチの利用も制限される場合があるので、同様に気を付けましょう。
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どんなものが好印象? 就活用の腕時計を選ぶ際のポイント
実際に、就活用の腕時計はどのようなものを選べば良いのでしょうか。結論から言うと、フォーマルな印象を与えられるシンプルなデザインであればどんなブランドでも問題ありません。
「リクルートスーツやオフィスカジュアルに合うかどうか」「ビジネスシーンにマッチするか」という観点が重要なので、派手な色やデザインのものは避けてくださいね。
ここでは、就活用の腕時計を選ぶ際のポイントを細かく解説していくので、腕時計を選ぶ際の参考にしてみてください。
デザイン:シンプルでスーツに合うもの
説明会や面接には、リクルートスーツかオフィスカジュアルの私服で臨むことが一般的です。そのため、腕時計はそのようなフォーマルな装いにマッチするシンプルなものを選ぶようにしましょう。
派手な色やデザインの腕時計は、採用担当者に「TPOをわきまえられていない」といった印象を与えてしまう恐れがあるので避けましょう。
色も白や黒、茶、シルバーなどビジネスシーンにふさわしい落ち着いた色がベストです。シンプルでスーツに合うデザインの腕時計を購入しておけば、入社後も活用することができます。社会人になって働いている自分を想像しながら選んでみてくださいね。
派手な腕時計をしている学生は、企業からは「TPOにあわせた対応ができなさそう」というマイナス印象を持たれてしまいます。
特に営業職などで社外の人との接点がある仕事では、TPOを意識した服装や対応が必要なため、選考結果に影響することもあるのです。
ベルト:革タイプやシルバータイプ
腕時計のベルトはフォーマルな印象を与えられる革タイプか金属のシルバータイプを選びましょう。
同じ金属のベルトでもゴールドは、派手で高級な印象を与えてかえって悪目立ちしてしまうので避けた方が無難です。
またベルトがラバー素材の腕時計はスポーティーな印象を与えられますが、スーツには合わないので避けた方が良いです。ベルトの太さは特に決まりはなく、身に付けたときにしっくりくるものを選びましょう。
文字盤:デジタルではなくアナログ
腕時計の文字盤はデジタルとアナログに分かれますが、できればアナログを選びましょう。腕時計の文字盤がデジタルだと、ベルトがラバー素材の腕時計と同様にスポーティーな印象を与えてしまうので、スーツやオフィスカジュアルにはあまりふさわしくありません。
最近では便利なデジタル腕時計が多く販売されていますが、そのような腕時計は多機能であるがゆえに設定によっては不意に音がなってしまうリスクがあります。
「マナーがなっていない」と判断されないためにも、腕時計はデジタルよりもアナログのものを選ぶことをおすすめします。
- 音が鳴らないようにすればアップルウォッチなどのデジタル時計でも良いですか?
アップルウォッチなどのデジタル時計を着用して面接に参加しても良い
企業の採用担当者でもアップルウォッチを着用して面接に参加する人が増えています。そのため、就活でデジタルウォッチを着用していても、マイナス印象にならないことがほとんどです。
ただし、業界によってはアナログ時計の方が良いこともあります。着用して良いか不安な人は、OB・OG訪問でデジタルウォッチを着用している人が社内に多いか確認するのがおすすめです。
OB・OG訪問で質問すべきことは以下の記事で詳しく解説しているので、併せてチェックして臨みましょう。
OB・OG訪問は質問選びが鍵! おすすめ質問100選を紹介
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価格帯:5,000円~数万円
何十万もするようなハイブランドの腕時計は、手にした経由が「アルバイトを頑張って購入した」「家族から贈り物でもらった」といった理由であっても学生が身に付けていることで、嫌味としてとらえる採用担当者もいるため避けた方が無難です。
もし自分にそのようなつもりがなくても、相手がどう捉えるかは別問題です。腕時計で悪い印象を与えないためにも、就活用の腕時計を購入する際は「採用担当者がどう思うか」という視点を忘れないようにしましょう。
企業によっては高級ブランドの時計をしていても問題ない場合があるかもしれないので、事前に企業の特徴をよく調べましょう。
高級ブランドの時計を身につけることで、自分が何をアピールしたいのか、面接官にどのようなイメージを持たれそうかをよく考えたうえで身に付けましょう。
就活はいろいろなことで悩むと思うので、時計は無難なものにして悩みを少なくしておいた方が良いと思います。
アドバイザーコメント
鈴木 洵市
プロフィールを見る就活ファッションに合う腕時計を選ぼう
就活にふさわしい腕時計を選ぶのは難しいのが本音です。就活時に腕時計でアピールできるのは、面接先が時計メーカーでその会社の腕時計をつけて良いときくらいになります。
そのような中でほとんどの学生が時計メーカーの面接を受けるわけではないと思うので、私なら就活ファッションに合った腕時計をおすすめします。
なぜなら腕時計は装飾品にもなるので、奇抜なものを装着しているとその部分が目立つようになってしまい、面接官などがあなた自身の印象より「あの腕時計をつけていた学生」などと記憶してしまうことがあるためです。
奇抜な腕時計は悪目立ちしてしまうので避けよう
このようなことから、就活用の腕時計は、ステンレススチールの腕時計か、革バンドであったらビジネススーツに合うブラックまたはブラウンの革の腕時計をおすすめします。個性的な腕時計が好きな人は、就活が終わってから楽しむようにしましょう。
「そもそも就活の服装がよくわかっていない……」という人は、以下の記事を参考にしてみましょう。
面接の服装に迷う学生必見! 基本マナーから私服対策まで完全網羅
どこで買える? 就活用の腕時計を購入できる場所
就活用の腕時計を購入できる場所
- 家電量販店
- 大型の雑貨店
- インターネットショップ
ここまで就活用の腕時計を選ぶ際のポイントを解説しましたが、実際にどこで購入すべきか悩みますよね。
ここでは就活用の腕時計を購入できる場所を紹介するので、参考にしながら自分はどこで購入するのがベストかを考えてみてください。
もし予算が少ないのであれば、中古ブランド時計を購入するのもおすすめです。中古品の中でも、状態が良く新品同様の時計も販売されています。さらに入社後も活用できるため、時計を買い替える心配もなく長く使えるメリットもありますよ。
①家電量販店
ヤマダデンキやビックカメラなどの家電量販店には時計専用のコーナーが設けられていることが多く、時計の種類が豊富だったり、低価格な時計が置いていたりする場合が多くあります。
また、家電量販店の店員は商品に熟知していることが多いので、相談しながら購入できる点もメリットといえます。
「さまざまな種類の中から自分に合った時計を選びたい」「安くて良い腕時計を購入したい」という人にとっては、家電量販店はおすすめといえます。家電量販店は全国各地にあるので、家の近くや通学区間にある場合は一度見に行ってみると良いでしょう。
②大型の雑貨店
ロフトや東急ハンズなどの大型の雑貨店でも、腕時計を商品として取り扱っている場合がほとんどです。大型の雑貨店は駅前やショッピングモールの中にあることが多いので、電車通学の途中や買い物途中に気軽に立ち寄ることができます。
また、家電量販店と同様にさまざまな種類の腕時計を置いていることが多いので、比較しながら購入することができる点もメリットといえます。
ただし家電量販店のように値下げがなく定価で売られていることが多いので、低予算で腕時計を購入したい人は家電量販店も併せてチェックすることをおすすめします。
③インターネットショップ
家の近くに家電量販店や大型の雑貨店がない人、自宅でゆっくり買いものをしたい人は、楽天市場やAmazonなどのインターネットショップで腕時計を購入するのも一つの手です。
ただし実物を直接見ることができず、色味や大きさなどを写真で判断しなければいけないので、「イメージと違った……」とならないためにも慎重に選ぶことが大切です。
インターネットショップの方が定価よりも安く購入できるケースもあるので、欲しい腕時計のブランドが決まっている場合は実店舗で購入する前に一度インターネットショップをチェックしておくことをおすすめします。
最終チェック! 就活で腕時計を使う前に確認すべきこと
就活で腕時計を使う前に確認すべきこと
- 使用する数日前まで:バッテリーや電池を確認する
- 使用する前日まで:時間がズレていないか確認する
- 使用する当日まで:音が鳴る機能をオフにする
腕時計が用意できたからといって、「それで安心」というわけではありません。使用する当日にトラブルを起こさないためにも、使用する前に最終チェックをおこないましょう。
ここでは就活で腕時計を使う前に確認すべきことを解説するので、必ず目を通しておいてくださいね。
使用する数日前まで:バッテリーや電池を確認する
面接会場や説明会の会場の中で腕時計が突然動かなくなってしまったら、時間を確認できずに焦ってしまいますよね。そのようなトラブルを起こさないためにも、腕時計を使用する日の数日前までにバッテリーや電池を確認しておきましょう。
電池で動くタイプの腕時計の場合は電池の減りを確認できないので、長らく電池を交換していない場合は念のため新しい電池に変えておくと安心です。
使用する前日まで:時間がズレていないか確認する
腕時計は正確な時刻を受信して自動で反映する電波時計と、自分でネジを回して時刻を設定する手巻き式時計に分かれます。
手巻き式時計の場合は時間が経つうちに時刻がズレる恐れがあるので、就活で使用する際は注意する必要があります。使用する前日までには時刻にズレがないかをしっかりと確認し、ズレている場合は必ず直しておきましょう。
腕時計の時間がズレると、あなたの人生に大きな影響を及ぼす可能性が高くなります。
時計の時間がズレていたことが原因で時間を勘違いして、万が一面接に遅れてしまったら志望企業に入社できなくなってしまう恐れもあります。
時間を正確に把握するためには、時計がズレていないか毎朝チェックしてくださいね。
使用する当日まで:音が鳴る機能をオフにする
腕時計の種類によっては、設定した時間に音が鳴るようなタイマーやアラームの機能が付いているものもあるでしょう。
もし面接会場などで腕時計の音が鳴ってしまうと、周りの学生の迷惑になるだけでなく、採用担当者からも「マナーがなっていない学生だな」と判断される恐れがあります。そのため、使用する当日までには音が出ないように設定を確認しておきましょう。
ほかにも面接のマナーを知りたい人は、以下の記事もチェックしておきましょう。
絶対に落とせない面接のマナー! 「即不合格」にならないための作法
- 面接中に腕時計の音が鳴ってしまった場合、不採用につながりますか……?
不採用につながることはないが誠実に謝罪しよう
一般的には、問題ないと思います。ただし、面接中に腕時計の音が鳴ることは避けるべきです。万が一音が鳴ってしまった場合には、冷静に誠実に謝罪することが大切です。
そして慌てずに、その後の面接の内容に集中するようにしましょう。
採用担当者は候補者を総合的に評価するので、一つのミスがすべてを左右するわけではありません。
腕時計を付け忘れたら? 心配なら近くのコンビニや量販店で購入しよう
身だしなみや持ち物を念入りに確認したとしても、自宅を出た後に腕時計の付け忘れに気付くことも十分にありえます。
腕時計をしていないからといって選考で不利になることはありませんが、中には腕時計がないことで不安な気持ちが大きくなり、心のペースが崩れてしまう人もいるでしょう。
心配な人は近くのコンビニや量販店で低価格なものを購入するのも一つの手です。ただし、腕時計を買いに行ったことで遅刻してしまわないように気を付けてくださいね。
面接で遅刻しそうになったときの対処方法は以下の記事で解説しているので、事前にしっかりと押さえておきましょう。
面接に遅刻=不採用とは限らない! 正しい対応方法や注意点を徹底解説
- 腕時計を付け忘れてしまいました。面接まで時間はあるのですが、安いものでも購入しておいた方が良いですか?
「その面接に腕時計が本当に必要か」を考えたうえで判断しよう
面接に臨む際に、腕時計を忘れてしまうことは起こりうることです。この時、「その面接に臨むにあたって本当に腕時計が必要なのか」ということを自分に問いかけてみてください。ほとんどの場合、腕時計は必要ないという答えにたどり着くはずです。
ただし、腕時計をつけないとしっくりこないというような人は、今はたくさんの場所で腕時計が販売されているので、安いものでも購入しておいた方が自分の力を発揮できるかと思います。
さまざまな場面で役立つ! 腕時計を身に付けて就活をスムーズに進めよう
腕時計は面接会場などスマホが使用できない状況下で時間を確認する際や、腕時計の使用OKな筆記試験中に残り時間を確認する際など就活のさまざまなシーンで役に立ちます。
腕時計をしていないからといって評価が下がることはありませんが、就活をスムーズに進めるためにも身に付けることをおすすめします。どのような腕時計を選べば良いかわからない人は、時計を購入する際にぜひこの記事を参考にしみてくださいね。
アドバイザーコメント
田邉 健
プロフィールを見る腕時計を身に付けて面接官からの好印象を得よう
日頃から時間を確認するときにスマホを使っていると、「腕時計は必要ない」と思うかもしれませんね。たしかに、私自身も普段の生活では腕時計を付けなくなりました。
しかし、ビジネスの場では腕時計は「時間を確認するもの」という役割だけではありません。腕時計をつけることで、「自己管理やスケジュール管理をきちんとしていそう」など好印象を与えることもあります。
また、時計が好きな面接官に対しては、時計を通じてコミュニケーションが生まれる可能性があります。すると、信頼関係が築けて好印象につながりますよね。
腕時計が必要かどうかは相手軸で考えてみよう
このように、腕時計が必要かどうかを自分軸で考えるのではなく、相手軸で考えると就活でも好印象を与えられるようになります。相手軸で考えることは、身だしなみや質問への回答も同じです。相手の立場になって考えられるようになることで、マイナスな印象を避けることにもつながりますよね。
相手からの印象を考えて身だしなみや発言をするスタンスを身に付け、ほかの学生と差をつけて内定獲得を目指しましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/なべけんブログ運営者
Ken Tanabe〇新卒で大手人材会社へ入社し、人材コーディネーターや採用、育成などを担当。その後独立し、現在はカウンセリングや個人メディアによる情報発信など幅広くキャリア支援に携わる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役
Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学卒業後、上場企業の営業・管理部⾨を経験し、家業を継ぐ。2017年にブルーバードを設⽴し、企業の経営支援などを展開する
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Masamitsu Uehara〇会社員時代は人事部として3000人以上の学生と面談を実施。大学でも多くの学生のキャリア支援をおこなう。独立後は、就活生からシニア層までさまざまなキャリア相談に携わる
プロフィール詳細