Q
大学3年生
女性
エントリーシート(ES)に修正液を使うと落ちますか?
手書きで作成中のESで、ボールペンで書き間違えてしまいました。修正液を使って直した場合、選考に不利になり、不合格になってしまうのではないかと強い不安を感じています。
その用紙は対面の企業説明会のときに企業からもらったものなので、自分で同じ用紙を準備するのは難しいため、書き直しにためらっています。志望度が高い企業なので、修正液を使うことで合否に響くのではないかと心配で、なかなか提出できません。
ESに修正液を使うのはNGでしょうか? 採用担当者は、ESの修正跡をどの程度マイナス評価にするのでしょうか。書き間違えてしまった場合の正しい修正方法を教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
修正液は使用不可! ESは「ビジネス書類」と考えよう
人事担当者の経験から言うと、手書きのESに修正液は使用できません。ほかの人事の方も、「修正液は絶対になし」とおっしゃっていました。
ESはビジネス書類の一種として扱われるので、修正液が使われた書類は良い印象を受けません。
修正は二重線と訂正印! 正しいビジネスマナーで
どうしても修正が必要な場合は、ビジネス文書のルールに則り、二重線を引き、訂正印を押すのが正しいマナーです。
「ビジネスの場面だったらどうするか」という視点で考え、対処していただければと思います。
修正液を使っても「丁寧さ」と「誠実さ」が伝われば大丈夫
手書きのESで書き間違えると、焦りますよね。説明会で配られた用紙ならなおさら「失敗できない……」という気持ちになると思います。
採用担当として学生のESを見ていたとき、修正跡があるからといって即不合格、という判断はまずありませんでした。
それより「丁寧に書いているか」「誠実に対応しているか」という姿勢を見ています。実際、修正液で丁寧に整えつつ読みやすく仕上げた学生が、普通に通過した例もあります。
見た目のきれいさよりも落ち着いて誠実に修正した姿勢を重視される
とはいえ、修正液を厚塗りして文字が滲んでいたり、乱雑な修正が目立つと「準備不足かな」という印象につながることはあります。
もし書き間違えが小さな箇所なら、二重線+横に訂正印という形式でも、真面目な対応として評価されます。なければ日付の横にサインをしてください。誠実な修正はマイナスにはなりません。
どうしても気になるなら、企業に「一度書き間違えてしまったのですが、正式に書き直したいので予備の用紙をいただくことはできますか?」と正直に相談する方法もあります。
その姿勢自体が好印象になることもあるのです。丁寧に仕上げれば大丈夫ですので、自信を持って提出してくださいね。
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