Q
大学3年生
男性
面接を受ける際、受付での電話内線のかけ方を教えてもらえますか?
今度、企業の本社に初めて面接を受けに行くのですが、ビルの受付に着いた後、内線電話で担当の方を呼び出す際のマナーや手順がわからず不安です。
受付には「内線〇〇番へおかけください」といった案内があると思うのですが、電話をかける際、まずどのような挨拶から始めるべきでしょうか?
「お忙しいところ恐れ入ります。本日〇時からの面接で参りました、〇〇大学の〇〇と申します」といった感じで大丈夫でしょうか? 失礼のないように、具体的に話す内容や、気を付けるべきポイントなどあれば教えていただきたいです。
適切な電話内線の仕方についてアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「大学名・氏名・要件」をはっきりと伝えればOK!
最近は、受付に人がおらず、内線電話だけがポツンと置いてある企業をよく見かけます。
内線番号を調べてかけると、すぐ「はい、人事です」といった形で相手が出るので、普通の電話と同じように「〇〇大学の〇〇です。面接で伺いました」と、大学名、氏名、要件を伝えてください。
「お待ちください」と言われたら、電話を切ってその場で待ちます。担当者が出てきたら、改めて「〇〇です。よろしくお願いします」と挨拶すれば大丈夫です。
内線をかけるのは約束の5分前が適切
訪問時間については、10分前や15分前は早すぎます。5分前くらいが適切です。
ビルによっては入ってすぐに受付で、待つ場所がない場合もあるので、駅のホームなどで時間を調整してから訪問するのがおすすめです。
内線は「事前準備」と「落ち着いた一言」で印象が決まる
企業の受付で内線電話をかける場面は、就活のなかでも意外と緊張する瞬間です。多くの学生が「どう話せば良いのか」、「声が震えたらどうしよう」と不安を口にします。
私が支援したEさんもその一人でした。そこで、私たちは事前にロールプレイをおこない、「自己紹介→担当者名の確認→用件を簡潔に伝える」という流れを練習しました。
当日、Eさんは「お忙しいところ恐れ入ります。本日15時から面接でお伺いしております、〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。人事部△△様をお願いできますでしょうか」と落ち着いて話せたようです。
受付の方から温かい言葉をかけてもらい、安心して面接に臨むことができました。
名乗り方と伝え方の流れを押さえると緊張せずに話せる
受付で電話をかける前には、自分の氏名・大学・学部・面接の時間・担当者名をはっきり整理しておくことが大切です。電話がつながったら、明るくはきはきと名乗り、要件を短く伝えましょう。
受付では相手がすぐ内容を理解できるよう、端的で聞き取りやすい言葉を選ぶのがポイントです。声のトーンや話す速さも大切で、落ち着いた印象が伝わる話し方を意識しましょう。
周囲が騒がしい場合でも、案内された場所でできるだけ静かに話すよう心掛けます。通話が終わったら、切断を確認してから静かに受話器を置きましょう。
こうした丁寧な対応は、社会人としての姿勢を示す小さな第一歩として重要な行動です。
受付でのやりとりは直接評価されない場合もありますが、あなたの印象として人事に伝わるときもあります。面接の始まりを気持ちよく迎えるためにも、受付での内線対応についても丁寧に準備をしておくと良いでしょう。
「面接の際どのようなマナーがあるのかわからない」と疑問を持つ人もいると思います。以下の記事では面接時のマナーを解説しているので、事前にチェックして失礼のない行動を取れるようにしておきましょう。
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