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女性

「要領が悪い」「仕事が遅い」のは、病気が原因の可能性はありますか?

上司から「要領が悪い」「仕事が遅い」と注意されることが増え、自分でも自覚があるため非常に悩んでいます。

周囲の同僚と比べても、簡単な作業でも時間がかかったり、指示をすぐに理解できなかったりして、どう工夫しても改善できません。努力しているつもりなのですが、なかなか結果が出ず、仕事でミスも多く、もうどうしたら良いのかわかりません。

もしかして、私のこの「要領の悪さ」や「仕事の遅さ」は、何か隠れた病気や障害が関係しているのではないかと疑ってしまうほどです。

何かアドバイスや、次に取るべき行動について具体的なご意見をいただけますでしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

久野 永理

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一人で抱え込まないで! まずは上司か病院に相談しよう

たとえば、メモを書いてもそれを忘れてしまうなど、その原因が「要領の悪さ」なのか、何らかの「障害」なのかは、いろいろなパターンが考えられます。

その方にとって適切な部署に配属されるか、あるいは今後配属できるのかどうかは、人事がどのように対応するかによってずいぶん変わってくるでしょう。

まずは、上司など相談できる人に「こういうことで悩んでいる」と伝えてみるのが一つです。

精神的な不調につながる前に専門家を頼ろう

もしなかなか相談できなかったり、相談しても特に対応されなかったりする場合は、気になるのであれば一度専門の医療機関を受診し、診断してもらうことをおすすめします。

今後、精神的な不調につながっていく場合もあるので、そうなる前に、ぜひ専門家に相談してみてください。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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仕事の遅さは病気よりも進め方で変えられることが多い

社会人になって数年が経つ頃、「努力しているのに要領が悪い」、「同じミスを繰り返してしまう」と悩む相談は少なくありません。

ある20代の事務職の方は「自分だけ作業が遅い」と感じ、「もしかして病気では」と不安を抱えていました。

そのため、業務の進め方を一緒に分解して振り返ると、仕事の順序を立てる前に手を動かしたり、指示の意図を確認せず作業を始めてしまうくせがあることがわかりました。

原因は集中力ではなく、段取りや確認の不足でした。

そこで、毎朝タスクを三段階に整理し、優先順位を声に出して確認する習慣を付けたところ、1カ月後には上司から「仕事が安定してきたね」と声をかけられるまでになりました。

つまずくポイントの可視化と働き方の工夫が改善への第一歩になる

しかし、なかには注意欠如・多動症(ADHD)や学習障害(LD)など、発達特性が関係する場合もあります。

マルチタスクが極端に苦手だったり、時間の見積もりがずれたり、同じミスが続くようなときは、専門機関への相談も検討しましょう。

産業医や職場のカウンセラー、自治体の発達障害者支援センター、精神保健福祉センターなどが働く人の相談に応じています。

大切なのは診断の有無だけでなく、自分に合った働き方を一緒に考えることです。多くの場合、仕事の遅さは情報整理や段取りの方法で改善できます。

焦らず、自分の仕事の進め方を見える化し、つまずく段階を確かめることが次への第一歩です。仕事のスピードは能力だけでなく、仕組みの設計でも変えられますのでご安心ください。

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