Q
大学3年生
男性
志望動機で「企業に将来性を感じた」はアリですか?
面接で志望動機を話す際に、「御社に将来性を感じたからです」と答えて良いのか悩んでいます。
「御社は業界で成長しており、将来性を感じた」という言葉を使うと上から目線な印象を持たれないか不安を感じています。
また、ほかの就活生が熱意ややりがいをアピールしているなかで将来性を挙げると、「安定志向なだけ」「自社への貢献意欲を感じられない」とネガティブに評価されるのではないかと心配です。
志望動機として企業の将来を挙げるのはアリなのでしょうか? 問題ない場合は、将来性について志望動機を伝える際の具体的な答え方や、企業への貢献意欲も効果的にアピールできるおすすめの言い換え表現があれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
企業の将来性だけではNG! 「自分の成長」と結び付けよう
「将来性」という言葉が漠然としすぎているため、注意が必要です。
たとえば、ただ「企業が儲けて、自分が安定した給料をもらえれば良い」という意味での将来性だと、企業側には響きません。
そのため、「会社の成長とともに、自分自身もこう成長していきたい」という、自身の成長と会社の成長を結び付ける形での伝え方をするのが良いと思います。
同業他社と比較してその企業に将来性を感じた理由を明確にしよう
また、「なぜ将来性を感じたのか」を具体的に深掘りし、同じ業界の他社と比較して「なぜこの会社でなければならないのか」という魅力や具体的な理由を伝えることが必要です。
志望動機としてはあり 自身のかかわり方を明確にしよう
結論として、志望動機で「企業に将来性を感じた」というのはありですし、実際、多くの就活生も志望動機として挙げる要素の一つです。
伝え方に注意は必要ですが、「将来性を感じる」ということ自体は決して上から目線ではなく、その企業を第三者の視点で客観的に見て感じた評価ですので、問題はありません。
企業とともに成長できる人材であることをアピールしよう
企業が志望動機で知りたいことは、あくまで「なぜこの会社を選んだのか?」という動機や背景、熱意といった点です。
そのため、ただ「将来性を感じた」というだけでは、質問者さんも心配している通り、「安定志向なだけ」、「貢献意欲を感じられない」と評価される可能性はあります。
「自分はこの企業がこれからどのように成長していくと思っているのか」「そのなかで自分自身は何に取り組み、どう成長し、どのような形で会社の成長にかかわりたいと思っているのか」という点を整理して伝えましょう。
企業と一緒に成長してくれる人材であること、あなたが加わることが企業の成長の力になることを伝えましょう。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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