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募集が一般職か総合職かはどこを見ればわかりますか?

一般職か総合職かというのは、ホームページ(HP)やパンフレット、求人サイトなどどこかに記載されているものなのでしょうか? それとも勤務条件などから判断するものですか?

また、両者の違いとして管理職になれるかどうか・全国転勤があるかどうかといった点以外にも何かありますか?

一般職と総合職のどちらにも当てはまらないという仕事があれば併せて教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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まずはHPや求人サイトなどに記載がある募集要項を確認しよう

募集要項で一般職・総合職という記載があればその通りですが、記載がない場合もあります。それは会社として一般職や総合職という区別をしないで募集しているからです。

そもそも一般職・総合職という区分の仕方は厳密な定義があるわけではなく、1986年の雇用機会均等法の施行後、慣習的に使われてきたものです。比較的新しい企業ではそのような区別なく採用をしていることはよくあります。

総合職は業務内容が変わる可能性があるが一般職は大きな変動はない

一般職・総合職の違いについて、質問者さんが挙げた点以外にも担う業務内容に違いがあります。

一般的に総合職は仕事内容に制限がなく、さまざまな部署での仕事を経験するジョブローテーションを経ることが多いのが特徴です。そうすることで人材の能力開発を促し、適材適所に配置することができると考えられています。

一般職は総合職の補助的業務を担うことが多いのが特徴で、総合職のように仕事内容が大きく変わることはほとんどありません。

最初の質問に関係するのですが、これはあくまでも総合職と一般職を分けている場合の考え方です。2つを分けて考えていない場合は、募集要項などに書かれている職務内容や勤務条件などを見て、自分が求めている働き方に合っているかどうかを確認することが大切です。

一般職と総合職のどちらにも当てはまらない仕事としては、いわゆる専門職や技術職と呼ばれる区分が当てはまります。その名の通りある分野についてのスペシャリストです。総合職のようにさまざまに業務内容が変わることはなく、一般職のように総合職の補助的業務がメインとなるわけでもありません。

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

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一般職と総合職は3つの観点で違いがある

国家公務員や大企業に関しては、一般職か総合職かでHPや入社の際に予め区分されていることが多いです。最近は、一般職のような仕事は派遣社員の人がおこなっているというケースもあります。

両者の違いで管理職になれるかどうかと全国展開があるかどうかといった以外の違いとして挙げられるのは、給料体系の違い、勤務時間の違い、研修制度の違いの3点です。

給料体系に関しては、初任給は一般職と総合職で同額であったとしても昇給のスピードが異なるケースや、総合職の方がボーナスやインセンティブが多いケースがあります。

勤務時間は、就業時間は同じでも、総合職の方が残業の量や休日出勤の頻度が高い場合もあるでしょう。

研修制度では、研修内容が異なるほか、総合職の方が手厚く研修期間が長くなる傾向が高いです。

一般職と総合職以外にはエリア総合職・契約社員・パートやアルバイトがある

一般職と総合職のどちらにも当てはまらない仕事としては、総合職と同じ業務内容でも転勤を伴わない、エリア総合職という働き方があります。

また、エンジニアや研究職などの専門職や契約期間の定められている契約社員、柔軟で短時間勤務をおこなうことのできるパートやアルバイトといった働き方もありますよ。

総合職と一般職の違いは、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてチェックしてみましょう。

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