この記事のまとめ
- 仕事ができる人の特徴18選を紹介
- 結果を残している人の仕事術を6ステップで解説
- 仕事ができる人になるためには日々の過ごし方が重要
- 既卒適職診断
たった3分であなたの受けない方がいい職業がわかる!
この記事を読んでいる人におすすめ
企業に入社した際「仕事ができる人になって周りから評価をされたい」と、理想を思い描く人は多いのではないでしょうか。しかし、いざ入社してみるとうまくいかないことばかりで、結果を思うように出せず悩む人は少なくありません。
結果が出ない日々が続くと、「自分は仕事の才能がないのでは?」と自信をなくすこともあるかもしれませんが、簡単に決めつけてはいけません。なぜなら、仕事ができる人は特別なことをしているわけではないからです。
記事では、キャリアアドバイザーの平井さん、田邉さん、谷所さんとともに、仕事ができる人の特徴について解説していくので、参考にしてみてくださいね。
仕事ができる人の特徴を把握できれば自分の成長につなげられる
仕事ができる人に対しては、憧れの目で見てしまいがちですが、感心するだけで終わらせてはいけません。
仕事ができるようになりたいなら、なぜその人が仕事ができるのか、どの部分が優れているのかを研究して、良いと思った行動や習慣を取り入れていく必要があります。
記事では、まず仕事ができるとはどのような人を指すのかを解説します。仕事ができる人の定義を明確にした後に、仕事ができる人とできない人の特徴を紹介するので、自分が今どういうレベル感で仕事をしているのかを知ることができますよ。
その後、仕事ができる人が具体的にどんな手順で業務を進めているのかを解説するので、普段の業務に取り入れられるものがあれば実践してみてください。最後に仕事ができるようになるメリットも解説するので、仕事へのモチベーションにつなげていきましょう。
そもそも仕事ができる人とは
前提として、仕事ができる人というのは、企業にとってなくてはならない存在の人を指します。会社から高い評価を受けており、「この人に仕事を任せておけば大丈夫」と思われるような人とも言えます。
仕事ができる人になるには、どんな要素が必要なのか気になる部分ですよね。そんな人に向けて、仕事ができる人の要素について大きく2つに分けて紹介していきます。
常に結果を出し続ける
企業はビジネスをしている組織であり、存続していくには利益を上げていかなければいけません。そのため、常に仕事で結果を残す人は、企業にとって重要な存在になります。
仕事は頑張った内容以上に結果が主な評価対象となるため、大きな結果を残せる人は企業からの信頼を勝ち取ることができます。結果を出し続ければ、出世をすることにもつながり、大きな仕事を任される存在となるのです。
周りの人間から信頼されている
ほとんどの仕事は1人でおこなわず、社内外の人と一緒に業務を進めていく形になります。そのため、良好な人間関係を築くことが必要になるのです。
仕事において信用はとても重要で、能力が高かったとしても、人として信頼されないと仕事を任されにくく、結果を出すことも難しくなってしまいます。
仕事ができる人は、どんな人とも良好な人間関係を築ける傾向にあるため、多くの人から信頼されています。
1人で完結する仕事はほとんどありません。仕事は上司、同僚、取引先、顧客などとの信頼関係で成り立っています。
特に上司や同僚との信頼関係があることで、仕事が円滑に進み、成果につながりやすくなります。
こちらの記事では仕事を早く覚えるためのコツを解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
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なぜ結果を出せる? 仕事ができる人の特徴18選
なぜ結果を出せる? 仕事ができる人の特徴18選
仕事ができる人にはどんな特徴があるのか気になるところですよね。最近では実力主義の企業も増えてきているため、よりいっそう結果を求められるケースが増えてきています。
実力主義の企業とは
年齢や性別、学歴などに縛られず、実際の能力や仕事の成果を重視して評価を決める企業のこと。
ここからは、仕事ができる人の特徴を18選で紹介していくので、今の自分に当てはまっているものがいくつあるのか、足りないものは何なのかを確認してみてください。
①自ら率先して動ける
仕事は任されたことをやるだけでは評価はされません。自ら手を上げて率先して働ける人は、指示をされて動くのではなく、常に自分ができる業務がないかを考えて仕事をしているのです。
たとえば任された仕事が終わったときに、ほかの仕事がないか上司や先輩に聞いてみたり、新しいプロジェクトが発足した際に、自ら手を挙げて立候補してみたりと、新しい業務にも臆せず挑戦していきます。
率先して動くほど多くの仕事を任せてもらえるため、さまざまな経験をすることができます。その経験から、仕事で活躍するために必要なノウハウを身に付けられるのです。
新しいことに臆せず手を挙げられる人はチャレンジ精神があるとも言います。チャレンジ精神について詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。
例文22選|チャレンジ精神の自己PRは4つのポイントで敵なし!
②計画を立てて仕事をする
仕事では基本的に社員一人ひとりに目標が設定されます。目標を達成していくことで評価をされる環境であるため、どうすれば達成できるのか計画をしっかり立てたうえで働くことが求められます。
仕事ができる人は1日のスケジュールを立てて、この日に何の業務をしなければいけないのか、どこまで進める必要があるのか、頭に入っている状態で仕事をしているので進捗の遅れなどにすぐ気づきます。
仕事の進捗に対して敏感だと、手遅れになる前に対策することができるため、目標も達成しやすくなります。
計画を立てずに仕事をすると、締切に間に合わなくなってしまう可能性があります。
たとえば、締切ギリギリに取り組み始めて進め方がわからない時に、上司が忙しいタイミングだと相談ができないですよね。
他の社員にも迷惑をかけないよう計画を立てて仕事をしましょう。
計画を立てられるとは具体的にどんな能力なのか、気になる人はこちらの記事を参考にしてください。新卒向けの記事ですが、既卒・第二新卒も参考になります。
例文10選|企業に刺さる「計画性」の自己PRは3ステップで完成!
③連絡が早い
仕事は周りのメンバーや社外の人と一緒に進めていくケースもあります。そのため、業務に関する連絡や変更事項などがあれば、いち早く連絡をしなければいけません。連絡が遅れてしまうと、チーム内で必要な情報が共有できず、進捗に遅れが生じる可能性が出てきます。
仕事ができる人は、必要だと思った連絡はすぐにおこなうのを徹底しています。必要な情報を早く連絡してくれるため、社内外かかわらず「この人と仕事をすると安心」という印象を持ってもらえるでしょう。
既卒就活で適職診断からはじめるのがおすすめ!
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。
また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。
既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。
④意思決定のスピードが早い
業務を進めるうえでどの顧客を優先するか、効率的に進める方法はどれかなど、意思決定をしなければいけないシチュエーションは必ずあります。ここで判断に迷ってしまうほど、多くの時間を割いてしまい、結果として仕事が遅くなってしまいます。
仕事ができる人は、これまでの経験から何を選択するのが最善なのか自分の答えを持っているため、決断がとても早い特徴があります。
すぐに決断できない時は、素早く上司や同僚に相談をして答えを出すため、考える時間を短くして、仕事に取り組んでいるのです。
意思決定が早い人は発散思考と収束思考を分けていることが多いです。発散思考とは解決策をできるだけたくさん出すこと、収束思考は基準を決めて解決策を絞りこむことです。
このプロセスを分けることで、意思決定をしやすくなります。
⑤1人で背負いこまず周りを頼る
仕事をしていくと、想定していないタスクや、緊急で対応しなければいけない業務が入ってくることがあります。そうなると、ほかの業務は進められませんよね。
このような事態に陥ったとき、仕事ができる人は同僚や上司に業務を手伝ってもらえないか相談します。なぜなら、1人で背負いこんで進捗が遅れてしまうと、チーム全体に迷惑をかけることがわかっているからです。
仕事はチームで動いていくものでもあるため、個人で達成するのが難しいと感じたら、周りを頼って切り抜けていく能力も必要になります。
仕事はどうしようもなくなってから周りに頼るのではなく、難しいと思ったら早めに頼るといいでしょう。またサポートしてもらったら、感謝の気持ちを言葉などで伝えることが大切ですね。
日頃から周囲のサポートを積極的におこなっておくことで、自分が困ったとき周りにサポートをしてもらえます
⑥感情的にならない
仕事は必ずしも思い通りに進むわけではありません。思うような結果が出ないケースや、ミスをして上司や顧客に叱られることもあります。あなたは悪くなくても理不尽なクレームを言われる場合もあるでしょう。
そのような時でも、仕事ができる人は感情的になりません。感情的に反抗や抗議をしても状況が悪化することを理解しているからです。冷静に頭を整理し、解決方法を模索して乗り切ろうとするため、被害も最小限にできます。
このような背景から、感情的にならない人は社内外でトラブルを起こすケースが少ないため、多くの人から信頼されやすい傾向にあります。
- 自分に非がないのに怒られてしまうことが度々あります。その場合でも感情的になるのはダメなのでしょうか?
本当に非がなかったのか冷静になって考えてみよう
「自分に非がない」は客観的に見て正しい捉え方でしょうか。
感情的になると、そこが見えなくなります。周囲の人の意見なども聞いて自分の思い込みを外し、解決と再発防止に取り組むほうが生産的です。
怒られてしまうのには必ず理由があるので、一旦冷静になって考えてみるようにしましょう。
⑦振り返りを必ずおこなう
仕事ができる人は業務が終わったときに、そのタスクで良かった点や課題点などを洗い出すための振り返りをおこなっています。振り返りをしないと、自分が成長するために必要な改善点がわからず、次の業務でまた同じ失敗をする可能性があるからです。
仕事でミスは誰もがするものですが、仕事ができる人は同じ失敗をしないように、日々の業務から反省点を洗い出して、次の業務にその経験を活かしているのです。
⑧感謝の気持ちを周りに伝えられる
業務は自分だけでやるものではなく、周りの人に支えてもらって進めていくものと仕事ができる人は考えているので、周りの人に感謝の気持ちを伝えることを忘れません。
上司や先輩だけでなく、後輩や顧客など仕事にかかわるすべての人に、感謝の気持ちをストレートに伝えられるため、多くの人から慕われるのです。
このように良好な関係を築いていくと、自分が困った時に、周りの仲間があなたを助けてくれることにもつながるので、感謝の気持ちは積極的に伝えていく必要があります。
感謝の気持ちを伝えることで、コミュニケーションが生まれるため、信頼関係が構築しやすくなります。すると、大きな問題に発展する前に相談されたり、自分が困っているときに相談をしたりしやすくなります。
⑨ミスをしたときに謝罪ができる
仕事をしていてミスをしない人はほぼいません。時には、周りに迷惑をかけてしまうような大きなミスをすることもあるでしょう。仕事ができる人は、ミスをした際に言い訳をせず謝罪ができます。
ミスをした時に、環境や周りのせいにして謝れない人と、言い訳せずしっかり謝罪できる人だったら、間違いなく後者の人と仕事をしたいと思いますよね。仕事ができる人はそれを理解しているため、相手を不快にさせるような態度はとらないのです。
⑩失敗をひきずらない
企業で活躍するには、失敗した後にどう対応していくかも重要になります。いつまでも失敗をひきずってしまうと、気持ちの切り替えができず次の業務も失敗する可能性が高くなります。
仕事ができる人は、ミスをしたときに反省はしますが気持ちをひきずることはしません。なぜなら、ひきずっている時間からは何も生まれないと理解しているからです。
早く気持ちを切り替え、この失敗を次にどう活かすかだけを考えて、「成長できるチャンス」とポジティブに捉えます。
仕事ができる人は、失敗をしてもそのままにせず、原因を分析し次に活用できることを考えて、気持ちを切り替えます。
またスポーツで汗を流すことや、お気に入りのレストランで食事をするなど、仕事から離れて気持ちを切り替えることもおこなっています。
⑪学習意欲が高い
仕事では自ら学んでいく姿勢はとても重要です。仕事で活躍するためには、必要な能力を伸ばしていかなければいけないからです。仕事ができる人は、勤務以外の時間で自己研鑽に励んでいて、自分に必要な能力を伸ばすために努力を惜しみません。
仕事ができる人がおこなっている主な自己研鑽
- 資格の勉強をコツコツしている
- いろいろな本を読んで学びを得ている
- 新聞やアプリなどでニュースを見ている
- セミナーや勉強会などに参加している
- 副業をしている
学びにはインプットだけでなくアウトプットも重要です。SNSが発達して、個人での情報発信が容易になりました。自分の学びをネット上で発信してみてはどうでしょう。ブログやnoteを学習備忘録のように使うのがおすすめです。
上記のようなことを継続的にやっていて、仕事で活躍するために必要なスキルを都度伸ばしています。仕事ができる人はトレンドにも敏感で、新しいことにもどんどん挑戦していくため、能力を常にアップデートしていくことができるのです。
どんなニュースを情報収集するのが有効なのかわからない人は、こちらの記事で情報収集した方が良いニュースについて解説しているので参考にしてください。
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たった30秒であなたが既卒就活で受けないほうがいい職業がわかります
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。
また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。
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⑫相手のアドバイスを柔軟に受け入れられる
仕事ができる人は、自分の価値観に固執せず、周囲の意見を柔軟に取り入れることができます。仕事の進め方や資料の作り方などで、上司や先輩からのアドバイスを受けることがありますが、その際に素直に話を聞いて次の業務に活かしていくのです。
たとえ納得のいかないアドバイスを受けたとしても、感情的になって相手の意見を否定するようなことはしません。
「なぜそうなのですか?」と冷静に話を聞いて、その人の意図をしっかりくみ取り、業務に活かしていく素直な気持ちがあるため、成長しやすいともいえるでしょう。
- 上司の言う通りにしても仕事がうまくいきません。この場合、勝手にやり方を変えてみても良いのでしょうか?
勝手にやり方を変えると関係が悪化するリスクがある
勝手にやり方を変えるのは、おすすめしません。勝手にやってうまくいってもいかなくても、上司とのしこりが残ります。
上司のアドバイスでうまくいかなかったならば、上司に報告をしたうえで、考えているやり方を提案すると良いですね。
ただうまくいかなかったという報告だけでなく、考えているやり方を実践させてほしいという提案まですれば、仕事ができる人物として評価されるでしょう。
報告、連絡、相談といった報連相を徹底してください。
⑬リスク管理ができる
仕事ができる人は失敗したときのリスク管理ができているため、ミスをしたときも致命的なダメージを受けることがありません。
営業職を例に出すと、A社に商品を売ることを前提として考えているが、買ってくれないケースも想定してB社とC社にもアポイントを取っておく、といったように不測の事態に対応できる環境を自ら考えています。
仕事は想定通りに進む方が珍しいと考え、どんな時でも慌てず対応できるため、リスク管理ができる人は安定して結果を出すことができます。
営業職に興味がある人は、こちらで営業職の概要や向いていない人について紹介しているので、自分に営業職が合っているかどうか確認してみてください
営業に向いてない人の16の特徴|不向きな人におすすめの道も解説
⑭チームワークを重視する
仕事の目標は、個人ではなくチームで達成しなければいけないものがあります。そのため、メンバー間で助け合うことも必要になってくるのです。
仕事ができる人は、自分のことだけでなく周りのメンバーの様子も伺い、困っている人や悩んでいる人に手を差し伸べられます。気遣いができるため、仕事ができる人のいるチームは、助け合いの精神が強くなり、チームワークが良くなる傾向にあるのです。
周りと協力できる人を「協調性がある」と言います。協調性の概要や自己PRの方法についてはこちらで解説しているので、併せてチェックしてください。新卒向けの記事になりますが、既卒・第二新卒の就職・転職でも参考になります。
例文17選|協調性の自己PRで確実に差別化する8つのコツ
⑮生産性の高い働き方を追及している
近年では働き方改革という言葉がメジャーになったように、生産性高く働ける人が求められる時代になりました。
仕事における生産性とは
時間やかかる費用に対して成果がどれだけ得られたのかという意味で使われる言葉。生産性を高めることで、仕事が効率化していき、利益の出しやすい環境になる。
仕事ができる人は生産性を高めるために、どのように仕事をしていくべきなのか常に考えています。日頃から同僚や上司の働き方を見たり、本で学んだことを取り入れてみたりと貪欲に研究するため、仕事ができる人は業務スピードが早くなっていくのです。
⑯コミュニケーション能力が優れている
仕事は社内、社外含めて多くの人とかかわって進めていくため、コミュニケーション能力はとても重要になります。
仕事ができる人は、自分が考えていることをうまく言語化して説明できる能力や、相手の悩みを的確に聞き出す能力が優れているため、周囲との信頼関係を築きやすい傾向にあります。
仕事ができる人と話すと認識齟齬も起きづらいため、ミスが起こりづらいというメリットもあります。
コミュニケーション能力の自己PR方法についてはこちらで解説しているので、気になる人は参考にしてください。新卒向けの記事ですが、既卒・第二新卒も参考になります。
コミュニケーション能力は12個の言い換えで勝負しよう! 例文つき
⑰仕事のON・OFFの切り替えができる
仕事ができる人は、プライベートの時間を犠牲にしているのではないかと考える人もいますが、実はそんなことはありません。むしろ、ONとOFFを切り替えており、プライベートを充実させている人が多いのです。
プライベートを充実させられれば、ストレスを発散しリフレッシュすることができます。リフレッシュができれば「また仕事を頑張ろう」と前向きな気持ちになれるため、好循環が生まれます。
休みの楽しみをモチベーションにして仕事を頑張っている人も多いため、仕事ができる人はプライベートも充実しているケースが多いのです。
プライベートを充実させることで、気持ちを切り替えて仕事ができるようになります。
プライベートの時間を確保するために、ダラダラと残業をすることもなくなり、仕事の生産性アップにもつながりますよ。
⑱優先順位をつけて仕事ができる
やらなければいけない業務にはさまざまな種類があります。納期が近く優先的にやらなければいけない仕事もあれば、すぐにやらなくても問題ない仕事もあるでしょう。
仕事ができる人は優先的にやるタスクと、そうでないものを分けて仕事をするため、より効率的に業務を進められます。
仕事を上司などから振られたときは、納期がいつなのか、どれくらいの時間が必要なのかを細かく確認したうえでスケジュールに組み込んでいくので、納期に間に合わなくなるリスクを事前に回避することができます。
アドバイザーコメント
平井 厚子
プロフィールを見る仕事ができる人は時間管理を徹底して仕事の優先順位をつけている
仕事ができる人は時間管理がしっかりできるのと、仕事の優先順位をつけることが上手い特徴があります。詳しく見ていきましょう。
①時間管理ができている
誰でも1日24時間は同じです。何にどれだけの時間をかけるのか計画を立て、実行して実績を作る。定期的に計画と実績の差異を振り返る。一見面倒に思えますが、このサイクルをルーティンにして回していくことが時間管理の基本です。
できる人は「今日は何時から何時までは何をするのか」が明確になっています。頭の中だけで考えるのではなく、手帳やスマホアプリなどをうまく使って、自分のやり方を作りましょう。
「無計画は失敗を計画している」と覚えておいてください。
②「緊急度」「重要度」の観点で仕事に優先順位をつけている
時間の使い方を振り返ると、緊急度は高いが重要度が低い仕事に意外と時間を取られていることがわかります。次はここを改善します。目的は、重要度が高く緊急度が低い仕事にかける時間を確保するためです。
言い換えれば、最新のツールなどを使って効率良く進める仕事とじっくり時間をかける仕事で切り分けることです。できる人は、この優先順位をつけて仕事に取り組んでいます。
既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。
また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。
既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。
当てはまると危ない? 仕事ができない人の特徴5選
当てはまると危ない? 仕事ができない人の特徴5選
仕事ができない人になってしまうと、自分のやりたい仕事を任せてもらえず、なかなか評価もしてもらえません。
仕事ができない人というイメージが一度ついてしまうと、そこから挽回するのはとても難しくなるため、そのような立場にならないようにしていく必要があります。
ここからは、仕事ができない人の特徴について解説していくので、もし当てはまっているものがあったら、すぐに直すようにしていきましょう。
①同じミスを繰り返す
誰にでもミスは付きものですが、何度も同じミスをするということは、原因を分析できていない可能性があります。
企業側から見ても、同じミスを何度も繰り返す人に仕事を任せるのはリスクがあるため躊躇してしまうでしょう。またミスが起きるたびに、周りの人がフォローに入る必要があり、多くの人に迷惑をかけることにもつながります。
何度もミスをしている人は、言い換えるとまったく成長できていない人とも言えるので、仕事の振り返りから自分の課題を洗い出して、いち早く改善することが求められます。
同じミスを繰り返していると、結果的に仕事が遅くなりうまくいきません。こちらの記事では仕事が遅い原因別の解決策を紹介しているので、心当たりのある人はぜひ参考にしてください。
仕事が遅い人は3つのタイプに分けられる! 悩みに添う対処法を解説
②他責思考
仕事でうまくいかないことを人や環境のせいにする人は、いつまで経っても成長できないないため仕事ができません。
他責思考の人は自分が原因と考えていないので、課題点に向き合えず、改善しようという思考にならないため、成長できない状態に陥ります。
当たり前の話ですが、自分の非を認められない人は、同僚や顧客から信頼されないため、人間関係も悪化していく傾向にあります。
他責思考に陥ってしまう人は、責任感が弱い人が多いです。仕事に対する責任を強く感じていれば、自分がコントロールできることに向き合って課題解決しますよね。
自責思考で仕事に取り組むためにも、自分がどのような責任を負っているのかを言語化しましょう。
③受け身の姿勢でいる
受け身の姿勢でいると最低限の仕事しか振られないため、成長スピードが鈍化してしまい、周りと差をつけられてしまいます。
一般企業で働く以上、ほかの社員と競争するケースが多くあります。企業は結果を残した人を評価していき、そのような人に大きな仕事を任せていきます。そういった意味では、仕事は奪い合いともいえるでしょう。
特に最近は実力主義の会社が増えてきており、積極的に行動できる人にはチャンスが多く回ってくる一方、受け身で声を上げられない人にはなかなかチャンスは与えられません。
④自分のことしか考えていない
「自分の仕事だけに集中すればいいでしょ」というように、自分のことだけを考えている人は、周りからの信頼を得られず、仕事ができない人と言われてしまいます。
チームで動かす業務は多く、自分の目標だけ達成しても、チーム目標が達成できていないと評価されない場合もあります。つまり、周りと協力していくことが必要不可欠なのです。
他にも、同僚や上司が忙しそうにしているのに業務に関係ない話題で話しかけたり、自分で何も考えずに質問したりと、相手の都合を考えずに行動してしまう人は仕事ができないと思われてしまう傾向にあります。
周囲と協力して仕事をするには、自分の担当業務の前の業務と後の業務を大事にする視点を持ちましょう。
特に後の業務を担当する人がスムーズに仕事に取り組めるように配慮できれば、チームとしての生産性が上がります。
このように捉えると、どんな仕事も周りと協力する必要があることがわかります。
また、自分のことしか考えられない人は、上司になった時に部下をマネジメントする能力が低いと判断されやすいため、昇格が難しくなる可能性もあります。
⑤常にネガティブ思考
自分に自信がなく失敗をいつまでもひきずるような人は、落ち込んでばかりいて、課題点を改善しようとしないため、仕事ができる人にはなりにくいです。
「私には才能がない」「どうせやっても無理」といったような言い訳ばかりを並べて、努力しようともしないため、周りの人からも信用されません。ネガティブな発言を続ける人は、周りの士気を下げる原因ともなるため、良好な人間関係を築くことも難しくなるでしょう。
仕事が覚えられないという悩みを抱いている方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
仕事を覚えられない8つの原因とは? 状況別の解決策も併せて解説
- 自分に自信がないのでどうしてもネガティブになり前を向けません。
自分に自信がない人は他人がどのような期待をしてるか考えよう
今までに大きな成果を挙げた経験がないと、自分に自信が生まれずにネガティブになってしまいますよね。このように悩む人は、自分で期待値を設定していて、他人からの期待を把握していないことが多いです。
ネガティブ思考に陥らないためにも、相手が自分に対してどのようなことを期待しているのかを考えるように心がけましょう。
たとえば、資料作成を依頼されたときに「グラフやExcelの関数を使いこなさなければ」と自分で期待値を上げている可能性があります。
もしかしたら、依頼した上司は「会議の情報を箇条書きでまとめてほしい」と考えているだけかもしれませんよね。
どのような期待を自分にしているのかを把握して仕事に取り組み、期待値を上げずにネガティブ思考を脱しましょう。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見る仕事ができない人は基本的なことを守れていないケースがほとんど
仕事ができなくなる原因はさまざまですが、社会人として当たり前のことができていないケースがほとんどです。
①時間管理ができない
仕事では、約束の時間を守る、納期を守るといった時間管理が大切ですが、時間管理ができず周囲の人や取引先などに迷惑をかけても、それほど大きな問題だと感じていないため、何度も繰り返します。
また時間管理ができていないため、集中して仕事をおこなわず、ダラダラと仕事をおこなう傾向があります。
②報告・連絡・相談ができない
報告、連絡、相談といった「報連相」ができていない人は、自分勝手に仕事をおこなうことで、ミスが発生し大きなトラブルになるケースもあります。
③やる気がない
仕事に対してやる気がない人も、仕事ができない人でしょう。やる気がないため、言われたことだけやれば良いという考え方で仕事をおこなっていて、周囲の人が困っていても協力しません。
向上心がないので、仕事のスキルも上がらないでしょう。
④仕事を1人で抱える
自分ができると勘違いして、仕事を1人でかかえてしまい迷惑をかけてしまう人も、仕事ができない人の特徴でしょう。
自分では仕事ができると考えているので、周囲の人にサポートを求めることもしないため、その結果ミスやトラブルが発生します。
仕事ができない、会社勤めが向いていない……と悩んでいる人は、以下のQ&Aでキャリアコンサルタントがその悩みに回答しているので、ぜひチェックしてください。
基本が大切! 結果を残している人が実践している仕事術
基本が大切! 結果を残している人が実践している仕事術
これから仕事ができるようになりたい人からしたら、結果を出している人がどのように業務を進めているのか気になるところですよね。
成果を出すためには特別なスキルが必要と考える人もいますが、実はそんなことはなく、仕事ができるのは基本的な部分を忠実に守っている人がほとんどです。
ここからは、結果を残している人がどのように業務を進めているのか、6つに分けて解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
①上司と目標のすり合わせは徹底的におこなう
仕事は基本的に目標を達成できたかどうかで評価が決まるため、目標をどう設定するかはとても重要になります。仕事ができる人は、目標を決める際に上司としっかりすり合わせをして、納得感のある目標を立てます。
納得感のある目標を立てるには、上司に言われるがままに決めてはいけません。自分の現状を見て、これから伸ばしたい能力などを把握したうえで、「こんな目標にしたいのですが、どうでしょうか?」と自分から提案するようにしましょう。
必ずしも受け入れてもらえる保証はありませんが、自分の意思を明確に伝えられれば、上司もそれを考慮した目標に変えてくれる可能性があります。
目標は評価をはっきりさせるために、抽象的な内容ではなく、数字で達成できたかどうか判断できるものも入れましょう。
数字を入れた目標例
・この1カ月間で300万円の売り上げを出す
・1日2件はアポイントを取る
・〇月〇日までにプレゼンテーション資料を完成させる
抽象的な目標例
・売り上げをなるべく多く出せるように営業する
・とにかく今月はアポイントを取ることに集中する
・プレゼンテーション資料をなるべく早く作る
上記のように数字を入れた目標であれば、何をしたら達成なのかが明確になるため、目的を持って仕事がしやすくなります。逆に、抽象的な目標だと、何をしたら達成なのか判断基準があいまいになってしまうデメリットがあります。
目標を立てる際は、「SMART」というフレームワークを使うと良いです。
「SMART」はSpecific(具体性)、 Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、 Relevant(関連性)、 Time-based(期限)」の頭文字を取った言葉です。
これら5つの要素を盛り込むと、あなたの成長につながる目標になるでしょう。
②スケジュールは時間単位で細かく設定する
仕事を効率的に進めていくうえで、スケジュール管理はとても重要です。その日にやるべきタスクを明確にしておけば、何をやるかに迷わず、仕事に取り組むことができるからです。
スケジュールの管理は多くの人がやっていますが、仕事ができる人は1日にやるタスクを時間単位で細かく設定しています。
時間単位で設定されているスケジュール例
- 9:00~9:30:メールチェック・返信
- 9:30~10:00:朝会
- 10:00~12:00:来週にA社との商談で使うプレゼン資料作成
- 12:00~13:00:昼休憩
- 13:00~14:30:B社と商談
- 14:30~15:00:上司とB社との商談についての振り返り
- 15:00~16:00:営業課の会議
- 16:00~17:00:午前中に作ったプレゼン資料の見直し
- 17:00~17:30:後輩〇〇さんの資料チェック
- 17:30~18:00:日報の記載
このように、どの作業を何時までにやるかを決めて、メリハリを持って仕事をしているため、進捗が順調なのか、遅れているのかもすぐに判断することができます。
最初は立てたスケジュール通りいかなくても、時間を詳細に設定して毎日仕事をしていくことで、どの作業に何分時間を取られているかが少しずつわかっていくため、スケジュール管理の精度が徐々に上がっていきますよ。
③わからないことがあれば都度明らかにする
新しい業務を任される際は事前に説明を受けると思いますが、その時間ですべての業務内容を覚えることは難しいので、都度聞いていくことが求められます。
いざ業務に取り掛かるときに、「これってどうすればいいんだっけ?」となってしまうケースは珍しくないでしょう。このとき、仕事ができる人は、わからないまま仕事を進めることはしません。なぜなら、後でやり直しをすることで、結果的にかかる時間が長くなってしまう可能性があるからです。
同じことをまた聞くのは勇気がいりますが、わからないまま仕事を進めてやり直しになるより、その場で疑問を解決した方が時間が短縮でき、仕事のレベルも上がるので、臆せず質問をしていくことは、結果を出すうえでとても重要なことなのです。
- 1回の説明では業務内容を完璧に覚えられません。こんな時どのように質問していくのが正解なのでしょうか?
1回の説明で覚えられないときには「念のため」を使いこなそう
せっかく仕事内容を説明されたのに、1回で覚えられないと「聞き返すのが迷惑ではないか」と不安になりますよね。このように不安を感じる人は「念のため」を使いこなすと質問のハードルが下がりますよ。
たとえば、「念のため、説明いただいた仕事の流れを確認しても良いでしょうか」と質問すると、「仕事の流れは把握したけど完璧ではないので確認したい」ことが伝わりますよね。
他にも「認識の齟齬がないように、◯◯について確認しても良いでしょうか」なども自然に質問できる例です。
また、仕事を教える上司は「始めから覚えられる人は少ないから、何回でも聞いてほしい」と思っている人が多いので安心してくださいね。
自信がない業務は2割共有を意識しよう
初めてプレゼン資料を作る時など、経験がない業務をするときは、「これで合っているのかな?」と不安を持った状況で仕事を進めていくことになります。こういったときに有効なのが2割共有です。
2割共有とは進捗が20%進むごとに、相手に状況を共有していくというものです。2割共有を徹底すると、早い段階でフィードバックをもらうことができ、やり直し時間を大幅に短縮することができますよ。
2割共有のイメージ
- 資料のアウトラインを完成させた(進捗20%)→相手に確認
- 資料の前半部分を完成させた(進捗40%)→相手に確認
- 資料の中盤部分を完成させた(進捗60%)→相手に確認
- 資料の後半部分を完成させた(進捗80%)→相手に確認
- 資料をすべて作り終えた(進捗100%)→最終確認
フィードバックをする側からしても、2割共有をしてくれると進捗が順調なのか、イメージ通りの資料が作れているのかを都度確認できるため、安心することができます。
④チャットやメールは即レスを徹底する
多くの仕事では、チャットやメールなどテキストコミュニケーションをする機会があります。
仕事ができる人は、チャットやメールを随時チェックし、緊急性の高いものに関してすぐにレスポンスをします。なぜなら、レスポンスが遅くなると周りの進捗に影響が出る可能性があるからです。
特に「評価をする」「申し入れなどを承諾する」といった立場になると、その人のレスポンスが遅くなるほど、相手のタスクが遅れてしまうことにつながるため、早めに対応していくことはとても重要になります。
進めて良いか連絡を待ちつつ仕事をおこなう状況では、連絡が遅れると相手を待たせてしまい、不信感を持たれる可能性があります。
一方即レスをおこなえば、仕事を円滑に進めることができるだけでなく、ビジネスでの信頼関係が構築できるでしょう。
⑤進捗が遅れそうと思った瞬間に上司へ報告する
仕事ができる人は毎日進捗を細かくチェックしているため、納期までに間に合わない可能性が出てきた瞬間に、すぐ上司へ報告をおこないます。早めに報告するほど、上司が余裕を持って対応ができるからです。
納期ギリギリになってから間に合わないことを伝えても、上司は対応できません。仕事ができる人はその点をしっかり理解しているため、見栄を張らず早めに報告することを徹底しているのです。
必要に応じて周りに助けを求めよう
仕事が納期に間に合わない恐れが出てきたら、周りの仲間に助けを求めるのも一つの手です。
責任感の強い人は「周りに頼ってはいけない」という気持ちが強く、1人で背負いこんでしまうことがありますが、それで納期に間に合わない場合、会社全体に迷惑をかけてしまいます。
自力で目標に届かなかった反省は終わった後にすれば良いので、まずは業務を納期内に終わらせることを意識してください。苦しいときは素直に周りに頼って、ピンチを切り抜ける必要があるという意識を持ちましょう。
⑥おこなった業務の振り返りから次の目標を決める
仕事ができる人は、業務の振り返りを丁寧におこないます。振り返りを丁寧にすれば、良かった部分と課題点が明確になり、次にやらなければいけない点が明確になるからです。
仕事の振り返り方
- 目標を達成できたのかどうか
- なぜその結果になったのか
- 業務を通してうまくいったことや、良かった点は何か
- 業務を通して課題に感じた部分は何か
- その課題を解決するために何が必要なのか
- 業務を通して何を学べたのか
- 次の目標は何か
上記のように細かく振り返りをしていけば、効率良く成長することができるため、結果を出しやすい人材になれますよ。
アドバイザーコメント
田邉 健
プロフィールを見る仕事ができる人は「できること」と「できないこと」を日々振り返っている
実際に社会人として活躍している人は、どのようなことを意識しているのか気になる人もいますよね。わたしがかかわっている仕事ができると感じる人は、「できること」と「できないこと」を日々振り返りをしています。
仕事をこなすためには、「できることを活かす」と「できないことを克服する」がポイントです。
具体的には「今週は◯◯ができたので、翌週はより早くこなせるようにする」や「今週は◯◯ができなかったので、翌週は◯◯に力を入れる」などですね。
1日5分でも良いので振り返る時間を作ろう
「振り返り」と聞くと大変そうなイメージを持つと思いますが、振り返りは1日たった5分実践するだけでも効果があります。ほとんどの人は、振り返りをせずに仕事に取り組んでいるため、5分だけでも自分と向き合うかどうかで周囲との大きな差が生まれます。
また、日々振り返りをすることで、成長を実感することができ、やるべきことが明確になるので成長速度も早いです。
仕事ができる人に近づきたい人は、新しいノウハウを身に付ける前に、振り返る習慣を身に付けましょう。
仕事ができる人になるためにあなたが今からできること
仕事ができる人になるためにあなたが今からできること
仕事ができるようになるには、日頃の習慣がとても大切になります。短期間で劇的に成果を出すのは難しいので、昨日の自分より成長することをテーマにして、少しずつ変わっていけるように努力をしていきましょう。
仕事ができるようになるために今からできることを、9つに分けて解説していくので、一つひとつ実践してみてくださいね。
①なりたい姿を明確にする
仕事ができる人といっても、いろいろなタイプがいるため、自分がどのようなタイプの人になりたいのか明確にする必要があります。
明るい性格で周りを引っ張っていくタイプもいれば、高いスキルにより圧倒的な数字を残して周りから信用を得ていくタイプもいます。
自分がどうなりたいのかが明確になれば、そこから逆算して目標を立てていけるので、とても有効です。
②必要なスキルを付けるために自己研鑽をする
仕事ができる人になるためには、結果を出していかなければいけません。結果を出すためには、実力をつけていく必要があるので、自己研鑽は必須といえるでしょう。
たとえば、営業職や販売職であるならば、商品を売るためのコミュニケーション力について研究していく必要があります。システムエンジニアやWebデザイナーなど技術職であれば、言語の勉強をしたり、新しいツールの使い方を覚えたりすると、スキルアップにつなげることができますね。
このように、職種によって自己研鑽をする内容が変わるので、自分に必要な能力を見極めて努力をしていくようにしましょう。
- 仕事を効率的に進めるには、どのような自己研鑽をすれば良いのでしょうか?
担当業務と仕事のやり方に関する知識やスキルを習得しよう
効率的に自己研鑽をする方法は2つあります。
1つ目は自分の仕事に必要な専門性を上げることです。毎日の業務に取り組んでいると、わからないところやもっと知っておいた方が良いことなど、自分の課題がわかるでしょう。
やりたい仕事があるなら、それを担当するのに必要なことを洗い出して目標にするのも、自分に必要なことが見える方法です。
2つ目は、専門性を発揮するための効果的な仕事のやり方を身に付けることです。この記事で紹介された時間管理や職場でのコミュニケーションの取り方などが該当します。
営業職や販売職、システムエンジニア、Webデザイナーについては以下の記事で仕事内容や就活対策などを詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
営業職
例文18選|営業職の志望動機で採用担当者を惹きつけるコツ
販売職
販売職を徹底調査! 仕事内容から就活を成功させるコツまで紹介
システムエンジニア
システムエンジニアとは? 仕事内容から未経験の就職方法まで解説
Webデザイナー
Webデザイナーになるには? 仕事内容から将来性まで徹底解説
③仕事ができる人からアドバイスを受ける
同じ勤務先に仕事ができる人がいるのであれば、仕事の進め方やコミュニケーションの取り方、日頃おこなっている自己研鑽について直接聞いてみれば、有効な話を聞ける可能性があります。
今仕事ができている人でも、元々はそうではなかったという場合がほとんどです。ここまで成長するのにどんな取り組みをしたのかを聞ければ、今後のアクションプランに役立てられるでしょう。
アドバイスを求める際は、休み時間や退勤後など比較的落ち着いてる時間を見計らって話しかけるようにしましょう。
仕事でうまくいかないときの問題点や改善策について、アドバイスをもらうことは有効ですよ。漠然とアドバイスを求めるのではなく、自分の考えを整理してから聞きましょう。
緊急の質問でなければ、予めメールなどでアドバイスを受けたい内容を送り、時間を取ってもらいましょう。
④自分から手を挙げて行動してみる
小さな業務からでもいいので、自分で手を挙げて挑戦していくことも重要です。自ら動けないと、成果を残すチャンスも減っていくと考えてください。
新しい業務に挑戦するのが難しいのであれば、既存の業務で工夫できる点がないかを考えてみましょう。「このタスクは新しいツールを使った方が効率的なのではないか」「この資料は色を変えた方が見やすいのではないか」などと考えて、上司に相談してみることから始めてください。
最も重要なのは、自分から一歩踏み出して動いてみる経験です。なぜなら、最初の一歩さえ踏み出せれば、自ら動くための心理的ハードルが下がっていくからです。小さいことでも良いので、自ら動いて挑戦していくクセをつけていきましょう。
⑤自分から進んで挨拶をする
仕事を円滑に進めていくには、一緒に仕事をする人との信頼関係が重要です。関係構築に必要な最初の1歩として大切なのが挨拶です。
自ら挨拶をすれば、そこからちょっとした世間話や仕事の話につながり、コミュニケーションを取ることができます。毎日笑顔で挨拶をしてくれる人に対して、好印象を抱く人はとても多いので、積極的に挨拶をしていきましょう。
多くの人と信頼関係を築いていければ、仕事の相談もしやすくなり、困っているときに助けてくれたりもするので、挨拶をするメリットは大きいですよ。
挨拶をする際に重要なのは自分から声をかけることと、反応がなくても気にしないで続けることです。
特に相手から反応がないと気持ちが折れてしまいがちですが、「聞こえなかったかもしれないな」「きっと考え事をしていたのだろう」のように捉えて、気にせずに自分から挨拶を続けましょう。
⑥1日の振り返りを丁寧におこなう
仕事の振り返りをする習慣はとても大切です。毎日仕事をしていると、良かった点や、反省点など何かしらの学びがあるでしょう。振り返りをしないと、反省点や学びを忘れてしまい、日々の業務に活かせなくなるので、必ず毎日やるようにしてください。
会社の業務日報に学びや反省点を書くところがあれば、毎日しっかり書きましょう。日報がない場合は、自分でメモ帳を用意して毎日の振り返りを丁寧におこなってください。
小さなことの積み重ねが、日々の業務で大きな力になっていくので、継続して頑張っていきましょう。
⑦生活習慣を見直す
仕事で最大限のパフォーマンスを出していくには体調管理が必須です。どれだけ能力が高い人でも、体調管理ができず、仕事を休んでしまう人は結果を出すのが難しくなります。常にベストパフォーマンスが出せるように、生活習慣には気を使ってください。
体調管理に必要なこと
- バランスの良い食事をとる
- 睡眠時間をしっかり確保する
- 適度に運動をする
- プライベートを充実させる
体調管理をするために、バランスの良い食事を取ることが重要だとわかっていつつ、時間が取れない人もいますよね。
そのような人は、サプリメントを活用することもおすすめですよ。ただし、サプリメントだけに頼ると体調を崩しやすくなるため注意してくださいね。
体調管理がしっかりできる人は、仕事に穴を開ける心配がないため信頼される傾向にあります。体調管理は技術的なものではなく、意識的に変えられる部分なので、生活習慣は定期的に見直すようにしていきましょう。
⑧身だしなみに気を使う
企業で働く場合、身だしなみはとても重要です。仕事ができても身だしなみができていない人は、相手に不快感を与えてしまいます。一方で身だしなみがしっかりできている人は、清潔感があり好印象を持ってもらうことにつながります。
身だしなみで意識すべき点
- スーツにシワがないか
- 靴はキレイに磨かれているか
- カバンに汚れがないか
- 口臭や体臭はきつくないか
- つめを短く切っているか
仕事をするうえでは、物事を客観的に見る能力も必要です。「今の姿を見て相手がどう感じるか」を考えて、身だしなみを整えていくようにしましょう。
⑨身の回りを整理整頓する
勤務先では自分の机などを常に整理整頓しておき、清潔感のある状態にしておきましょう。
机に物が散らかっていると、重要な書類を紛失させる恐れがあります。当然、そのような失態をすれば、周りからの信用を失い、仕事ができない人と思われてしまいます。
1日5分でもいいので、自分のデスク周りを整理整頓する時間を作って、書類の管理などをしっかりできる人になりましょう。
- よく書類をなくしてしまうので、なくさないための有効な保管方法を教えていただきたいです。
書類を使用頻度に分けてファイリングをして整理をしよう
不要な多くの書類の中に重要な書類が混じっていては、必要なときに見つけることができません。不要な書類を整理して、捨てるようにしましょう。
また、使用頻度別、目的別など、使いやすい方法でファイリングをおこないましょう。使用頻度が高いものは、なくさないためにも常に持ち歩くようにすると良いですね。
書類だと紙の量が増えてきたときに管理が難しくなります。そのため、使用頻度が低いものなどは、書類で残さずパソコンで保存して整理することも重要になるでしょう。
仕事ができるようになるメリット
仕事ができるようになるメリット
- 昇給・昇格により収入が上がる
- 大きな仕事を任せてもらえるようになる
- 転職がしやすくなる
仕事ができるようになるメリットを知っておけば、仕事を頑張るためのモチベーションにつながるのではないでしょうか。仕事で結果を出せれば、これからのキャリアで多くのメリットを得ることができますよ。
ここからは、仕事ができるようになるメリットを3つ紹介していくので、参考にして、日頃の業務を頑張るためのモチベーションにしていきましょう。
昇給・昇格により収入が上がる
仕事ができる人というのは、常に結果を出して周りから認められている人のことを指します。当然、企業もそのような人を評価していくので、仕事ができる人は昇給・昇格がしやすい傾向にあります。
昇給・昇格ができれば収入も上がるため、より豊かな生活をすることができます。私生活に使えるお金も増えるので、よりプライベートも充実させられるでしょう。
大きな仕事を任せてもらえるようになる
仕事で結果を残していき上司からの信頼を得られれば、より責任感の大きな仕事を任せてもらえます。そのため、やりがいを今よりも感じることができるでしょう。
重要な仕事を任せられれば、チーム全体をマネジメントしていくことも求められる可能性が高く、今よりもさらに成長できるため、企業になくてはならない存在となりますよ。
一般的に大きな仕事とは、予算が大きい、かかわる人が多い、社会的な影響が大きい、組織にとって新規分野にかかわるなどの要素があげられます。
自分のキャリア形成で考えると、やりたかった仕事や自分が成長できそうな仕事であることも、大きな仕事といえるでしょう。
キャリア形成をする方法は以下の記事で詳しく解説しています。新卒向けの記事になりますが、既卒・第二新卒も将来を考えるうえで参考になるので、ぜひチェックしてください。
キャリア形成とは? 4ステップでこの時代を生き抜く方法を考えよう
転職がしやすくなる
転職する際は、履歴書や職務経歴書に過去の実績を書いていくことになるため、大きな成果を出せた人は、転職市場でも高評価を受ける形になります。
特に同業種への転職となる場合は、今よりも良い労働条件で転職できる可能性が高くなるので、将来的なキャリアを考えたときに仕事で結果を残すというのはとても重要なことであると考えられますね。
アドバイザーコメント
田邉 健
プロフィールを見る仕事ができるようになると成長サイクルに入る
仕事ができるようになりたいものの、自分に実践できるのか不安を感じている人がいるかもしれません。大きな仕事を任せてもらったり昇進したりすると、責任が大きくなるため、精神的な負担が増してしまうのではと不安になりますよね。
たしかに責任は大きくなります。しかし、仕事ができるようになると成長が加速するサイクルに入り、できることが多くなり充実感が増すことは大きなメリットです。
本文でも説明されている通り、仕事ができる人にはより裁量のある仕事が任されます。もちろん失敗することもありますが、失敗を学びに変えることで成長のきっかけにもなりますよ。
スキルが上がれば転職や副業に活かせる
転職をして市場価値を上げられるメリットもありますが、スキルがあれば副業としても活かすことができます。個人で取り組む副業は上司がいないため、自律して仕事に取り組まなければなりません。
本業を通じて得られた成長を副業に活かすことで、会社に頼らずに個人で活躍できるスキルも身に付けることができるのです。
あなたのキャリアの選択肢を広げるためにも、本文で紹介されている、仕事ができる人の特徴を一つでも多く実践しましょう。
将来的に転職を考えている人は、どのタイミングで転職するのがベストなのかを知っておきましょう。こちらの記事で転職におすすめの時期を詳しく紹介しているので参考にしてください。
転職のタイミングはいつが正解? 目的に合わせた最適な時期を解説
仕事ができる人になって自分が理想とするキャリアを歩もう
仕事ができる人とは、常に結果を残し続けて周りから信用されている人のことです。仕事ができる人の特徴は、主体的に動けて仕事を計画的に進める力が優れ、周りへの気遣いもできるなど、さまざまな要素があります。
仕事ができる人には特別な才能や能力があると言われがちですが、実はそうではありません。日常生活の中で毎日コツコツと基本的なことを当たり前にやっていて、その習慣により少しずつ能力を伸ばしているのです。
これから仕事で結果を残せるようになれば、企業から信用され責任感のある業務を任せてもらえるでしょう。大きな仕事をこなしていけば、さらにスキルを伸ばすことができ、将来的なキャリアの選択肢も広げられますよ。
まずは、自分がなりたい姿を明確にして、その姿になるにはどうすれば良いのか逆算をして努力を積み重ねていきましょう。短期間で劇的に能力を伸ばすことは難しいので、1日1日を大切に過ごして、仕事ができる人材になってください。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見る仕事ができる人になるには日々の積み重ねが大切
仕事ができるようになりたい人は、仕事ができる人の特徴を理解したうえで、やるべきことを実行していきましょう。
仕事ができる人の特徴
仕事のできる人は、自ら率先して動くことができ、1人で抱え込まず周囲の協力を得ながら進めていきます。また失敗をしても落ち込まず、失敗を今後のビジネスで活用することを考えます。
加えて、仕事の優先順位を決めて行動することで、業務をスムーズにおこなうことができます。周囲の人と信頼関係を構築し協力してもらうことで、常に結果を出すことができるのです。
仕事ができる人になるために実践すること
仕事ができる人としてなりたい理想の姿をイメージしてみましょう。できる先輩社員にアドバイスをもらうことや、同じような行動を取ってみるのも一つの方法です。
また仕事で必要なスキルを習得して、受け身にならず積極的に仕事をおこなっていくことが大切です。
仕事ができる人になるためには、日頃から身だしなみに気を使う、自ら進んで挨拶をおこなう、周囲で困っている人がいればサポートする、整理整頓を実践するといった、仕事に取り組む姿勢も重要なポイントになります。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Atsuko Hirai〇ITメーカーで25年間人材育成に携わり、述べ1,000人と面談を実施。退職後は職業訓練校、就労支援施設などの勤務を経て、現在はフリーで就職・キャリア相談、研修講師などを務める
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/なべけんブログ運営者
Ken Tanabe〇新卒で大手人材会社へ入社し、人材コーディネーターや採用、育成などを担当。その後独立し、現在はカウンセリングや個人メディアによる情報発信など幅広くキャリア支援に携わる
プロフィール詳細キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
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