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理系でインターンに行かないと就活で不利になりますか?
最近研究が忙しくなってきて、就活の準備があまり進んでいません。理系で専門性を活かせる企業は限られているので、インターンシップ先もそこまで多くないと思います。
理系の就活ではインターンに行かないと、本選考で不利になる可能性は高いのでしょうか?
理系でインターンに行った方が良い理由などあれば具体的に教えていただきたいです!
また、インターン行かないで就職した人はどのように就活を進めていたのか、インターン以外で理系学生が有利になるような準備があれば、ぜひアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
製造業・研究開発系はインターン参加者が評価されやすい
理系学生がインターンを経験する意義は、専門知識を現場で実践的に応用し、自分の研究テーマとの親和性を確認することにあります。
就活市場では長期インターンがエントリーシート(ES)や選考の大きな判断材料となり、参加者には本選考で優遇される企業も増えています。
すべての企業で必須ではありませんが、特に製造業や研究開発系ではインターン経験者を積極的に評価する傾向が強く、母数が少ない理系ポジションでは経験者としての存在感が高まります。
短期インターンでも賢く活用して内定につなげられた例もある!
以前、レポートや実験に追われ、インターン参加を迷っていた機械工学専攻のAさんから相談を受けました。週に2日しか時間が取れないなかで、私は行けそうな1Dayインターンをピックアップして提案。
参加後は、自身の研究テーマと企業プロジェクトを結びつけたプレゼンを指導し、志望動機に深みを加えました。
結果、Aさんは本選考で最終面接まで進み、内定を獲得することができました。授業や研究で忙しく時間が限られる場合でも、こうした短期インターンを賢く活用すれば無理なく実務体験が可能です。
もし、インターンに参加できなかった場合は、研究成果や授業での実績を具体的なエピソードとして志望動機に織り込み、OB・OG訪問や業界研究会で企業理解を深める努力が重要です。
早めに行動を起こすことで授業と就活の両立もうまく図れます。
加えて、実験計画の立案やデータ解析といった理系ならではのスキルを自分の武器として磨き、本選考で説得力あるプレゼンをおこなえるよう準備しておけば、インターン経験の有無にかかわらず優位に立てる可能性が上がります。
行かないのはもったいない! 自己理解・企業理解の助けになる
理系学生もインターンには参加した方が良いです。実際、理系学生向けのインターン数は少ない傾向にありますが、だからこそ参加価値は高いといえます。
就活は自己理解と企業・仕事理解の2軸で決まります。
インターンはこの両方が得られる貴重な機会。特に理系学生にとっては、研究室で培った専門性がどう実務に活かせるのかを体感できる場になります。
なかにはインターン参加者限定選考を実施する企業もあるため、選考ルートの確保という点でもメリットがあります。
また、理系職種は仕事内容が外からは見えにくい特徴があり、実際に体験することで自分との相性を確認できます。
オンラインインターンでも十分! 気軽に参加し視野を広げよう
研究で忙しい場合は無理する必要はありませんが、最近はオンラインインターンも充実しています。時間や場所の制約が少なく、全国の企業に参加できるチャンスが広がっています。
まずは興味ある企業のインターン情報に登録してみましょう。登録はSNSの保存機能のようなもので、情報収集の第一歩です。
また、インターン参加は必ずしも就職希望を意味するわけではないので、気軽に参加して視野を広げましょう!
以下の記事では、インターンに参加するメリットやインターンの選び方などを解説しています。インターンについてあまり理解できていない人は、事前にチェックしておきましょう。
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