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Q
- 以前受講した新人研修がトラウマです。
- 質問者さん、最初の会社はかなり大変でしたね。質問者さんと同じように辞めてしまう同僚も少なくないのでは……と想像してしまいました。今でも「研修」という文字を見るだけで不安になってしまうとのこと。かなりのショックがあったんですね。 社会人になって最初の職場の影響というのはかなり大きいものです。人間の価値観は環境と経験によって形作られますが、特に最初に触れたものの影響は強く残りやすい傾向があります。社会人として最初に入った会社の研修がいわゆるスパルタな内容で、精神的に疲弊するようなものだったことから「研修とは恐ろしいもの」という印象が強く残っているのだと思います。 現在キャリアコンサルタントとしてさまざまな会社や社員の人たちと接している経験と、さらに私自身が社会人として多くの研修を受けたきた経験から言わせてもらうと、質問者さんが受けたようなスパルタな研修は今で減ってきているようです。 もちろんハラスメントの問題もありますが、無茶なことをするとせっかく入社した若手社員が辞めてしまうからです。さまざまな業界で人手不足が深刻な問題として叫ばれているなか、社員の定着率を上げることは会社にとって重要な課題です。無茶な研修をして離職させるより、やり方を変えようと思う会社が増えてきているのです。 そのため「研修=スパルタ」ではありません。むしろそうではないほうが多数と言って良いでしょう。 会社をしっかり観察して入社前に不安を取り除こう アドバイスとしては選考のときから会社の様子をしっかり観察することです。求人情報に書かれている「条件」だけではなく、選考の際のメールや電話などのやり取りの丁寧さ、会社に訪問した際の社内の雰囲気、面接官がほかの社員と話しているときの様子など、さまざまな視点から見てください。 それでも不安に感じることがあれば思い切って聞いてみるのもありです。「前職では精神的に追い込むような形の研修が続き、疲弊してしまった部分がありました。大変失礼かと存じますが、御社での研修はどのような形で進められるか伺ってもよろしいでしょうか」のように、丁寧に質問してみると答えてくれるはずです。 どうしても精神的な不安やつらい感覚が消えない状態であれば、無理せず心療内科など専門家に相談することも検討してみてください。質問者さんが不安なく働ける職場に再就職できることを願っています。
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Q
- 長期インターンは企業の見極めやガクチカ作成に役立つのでしょうか?
- 質問者さんは現在、いろいろな情報が交錯して迷っているのではと感じました。 長期インターンシップを考えているおもな理由は、「自分の適性を見たいから」ですよね。ところが親からの言葉で迷いが生じてしまった、それなら資格の勉強や課外活動に時間を使った方がガクチカとして使えるのではないかとも思う、結局どうしたら良いのかわからなくなってしまった、というところでしょうか。 まず長期インターンとガクチカは分けて考えてください。つまり長期インターンをガクチカとして使うことは一旦置いておくということです。 長期インターンは確かにガクチカとして使えるかもしれませんが、もしインターンの内容が自分の想定と異なっていた場合、心から真剣に取り組めるでしょうか。そうなるとガクチカとして使いにくくなりませんか。一か八かに賭けるのは安定志向の質問者さんにとってなじまないのではないかと思うのです。 とはいえ、長期インターン自体に意味がないと否定しているわけではありません。自分の適性を見極めるということでいえば良い機会と言えます。もちろん親御さんが話していたことも一理あります。しかし、参加して初めてわわかることがあるのは事実です。 長期インターンに参加すれば、その期間に課外活動をするのは難しくなるかもしれませんが、資格勉強はインターンに参加しながらでも可能です。多くの社会人は仕事をしながら資格試験の勉強をしています。それも一つの経験でしょう。 インターンに参加しながら資格試験の勉強をしたことは、素晴らしいガクチカになると思いますよ。 落ち着いて情報を精査して自分にとって重要なものを見定めよう いろいろな意見や情報が耳に入り、迷うことがあるかと思います。しかしそれらも発信者自身の経験から話している「一意見」であるという視点も大切にしてください。それらを踏まえ、最終的には質問者さん自身が決断をする必要があるのです。そこに絶対的な正解、不正解はありません。 長期インターンに参加して適性がわかった人もいれば、よくわからなかった人もいます。資格をとってガクチカとした人もいれば、資格ゼロで大手に内定獲得した人も大勢います。アルバイトやサークルを頑張った人もいれば、何もしないでガクチカを作った人もいます。 就活にも人生にも、絶対的に正しい基準があるわけではありません。質問者さんが「自分にとっては何が大事か」を信念を持って決断することが大切であり、そこにガクチカはついてくるはずです。
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Q
- オープンカンパニーをしている会社の調べ方を教えてください。
- 質問者さんは現在オープンカンパニーに参加しようと計画しているのでしょうか。最もやりやすいのは、インターネットで「オープンカンパニー 予約」のように検索することです。オープンカンパニーをしている会社のサイトやまとめサイトがヒットするので、そこから見ていくのが良いかと思います。 このような質問でよくあるのはインターンの調べ方についてなのですが、今回質問者さんはオープンカンパニーについての質問でした。もしかしてインターンは除いてオープンカンパニーだけを考えているのかな、と思いましたがいかがでしょうか。 すでに知っているかもしれませんが、令和5年度からインターンの取り扱いが変わることが国から発表されました。これまで実施されていた半日〜1日程度の就業体験がないインターンは今後インターンとして取り扱わないとされ、明確にオープンカンパニーと分けられています。 就業体験を通じた学びを得たいならインターンも有効 就業体験はしなくても良い、会社の情報だけ欲しいということであればオープンカンパニーで検索するのが良いでしょう。 ただし、就業体験まで含めたインターンを通して会社や業界のことを知りたい、また自分に適性があるかどうか知りたいということであれば、オープンカンパニーだけに絞らず、インターンも広く見ていくのが良いかと思います。
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Q
- 面接の途中で涙を流してしまいました。
- 面接の質問に答えている最中、当時の気持ちを思い出して思わず感極まってしまったんですね。その話を読んで、質問者さんがスポーツにとても熱心に取り組んでいたことが伝わってきます。 とはいえ、面接というオフィシャルな場面でそういう感情を表に出してしまったことがどう評価されるのかは気になるところですよね。一般的には面接で涙したこと「だけ」で不合格になることは考えにくいです。 採用側も優秀な人材を獲得したいと考えているので、受験者の人柄や能力、経験などを総合的に見て採用・不採用を判断します。 人の気持ちがわかる人材としてプラスにとらえられた可能性もある 質問内容を読む限り、質問の最中ずっと泣いていたわけではなく、一つの話題で涙してその後は笑顔でやり取りすることができたのであれば、さほど気にする必要はないと思います。 公務員は納税者に対して親身な対応を求められる仕事でもあります。そういうことを考えると、むしろ涙したことで人の気持ちがわかる人なのではないかという印象にすらなりそうです。 泣いたときに言葉が出てこなくなるほど取り乱したり、面接官が心配するほどの様子であれば、さすがに「感情のコントロールができないのではないか」とマイナスの印象になるかもしれませんが、質問内容を読む限りではそのような状態ではなさそうなので、心配しなくても良いと思います。
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Q
- 内定を辞退した会社にパート応募することは非常識ですか?
- 就職後どうなるのかというのは、選考の段階ではどうしても見えない部分があり、不安を感じることは少なくないため、後から「あの判断は合っていたのかな」と思い出してモヤモヤすることもありますよね。 質問者さんは最初の選考で、仕事と家庭との両立に対する不安が拭いきれなかったので内定をお断りしたわけです。それだけ質問者さんにとっては仕事と家庭の両立というのは大事なことなのだと思います。 人によっては多少家庭のことが気になっても「何とかなるだろう」という判断をする人もいるでしょう。しかし質問者さんはそうではないわけです。ここで大事なのは、どちらかが正解なわけではなく、それぞれ人の価値観による判断でしかないということです。その価値観を崩してまで仕事をすると長続きしない可能性があります。 人の選択に正解はないからこそ後悔しないほうを選ぶことが大切 今はその会社で時短可能なパート募集を見つけ、応募することを検討中なのですよね。一度断った会社に再度応募することが非常識ではないかと気になってしまっているようですが、結論としては「応募してみるべき」です。 非常識かどうかという点で言うと、まったくそんなことはありません。先の選考では内定をもらっていたのであれば、会社は質問者さんの能力や人柄をみて「会社にほしい」と思ったわけです。 もし先方が「一度断ったのになんで応募してくるのか」と思ったなら、書類選考の時点で通らないでしょう。もしそうではなく「ほしかったあの人が別口で応募してきてくれた」と前向きに思うなら面接をしてくれるはずです。 どちらに転ぶかは企業の価値観次第なのです。であれば自分にできることをやった方が後悔がありませんよね。 もし面接の場に臨んだなら、会社の信念や面接時の対応など、会社自体にはとても惹かれていたこと、家庭との両立だけがどうしても気になってしまったことなど正直に伝えてみてください。 相手も人なので、こちらの迷っている思いや大切にしている気持ちを正直に伝えると、共感してくれるものですよ。
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Q
- 大学受験から逃げたことに後悔しています。
- 質問者さんは、今は大学に通いながら税理士資格の勉強をしているのですね。税理士は科目数も多く取得に何年もかかる難関資格なので、それだけでも大変なことだと思います。 しかし最初の受験に対する未練が残っていて、資格取得の勉強も成果が出せていない状態で大学を再受験すべきか迷っているとのこと。結論としては割と単純です。 「納得いくまでやり切る」と固い決意ができるのであれば再受験しても良いのではないでしょうか。逆に「未練があるから」という思いがあったとしても、先に挙げた「固い決意」をもって始めなければ、途中でつらいことがあったときに乗り越えられないかもしれません。 大学再受験だけが選択肢とは限らない 質問者さんが手に入れたいと思っているのは「最後まで諦めなかった経験」「何かをやり遂げた実績」です。つまり行きたかった大学に行くことや、税理士資格を取ること自体が問題ではなく「やる」と決めたことをやり切ることだと思います。 そのためには、最初の段階で「何があっても最後までやり切る」と決意すること、そして取り組もうとしていることが、そのような決意ができるものかどうかを考えることです。質問者さんにとって、元々志望していた大学を再受験することに対してそのような決意ができそうでしょうか。 もしくは大学受験ではなくても、今取り組んでいる税理士試験に対してはどうでしょうか。まずは自分の思いをよく考え、決意を固められるものが何なのかを見極めましょう。
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Q
- 面接で何も聞かれないのはなぜでしょうか?
- 面接で、聞かれると思っていた質問が飛んでこないと不安になりますね。2つ受けた会社の結果はもう出ているのでしょうか。 もし合格なのであれば、書類選考の段階でほぼ採用を決めていたという可能性もあります。企業側が「面接はどんな人か確認するくらいで大丈夫じゃないか」と考えていた場合、ほぼ形だけで終わらせるというケースもしばしば聞きます。まだ結果が出ていないのであれば、別の理由があるかもしれません。 「面接で何も聞かれなかった」とのことですが、面接官からの発話がゼロで面接の時間ずっとシーンとしたままということはないと思うので、何かしらやり取りがあったはずです。 面接官の中には「志望動機などのよくある質問は受験者も聞かれると想定していろいろ作ってくる。どうせ本音はわからないから聞いても仕方ない。」という考えの人もいます。そのような場合、たわいもないやり取りをしながら受験者の人柄や性格などを見極めようとします。質問者さんが受けた2社の面接がどのような形でおこなわれたのか詳細がわからないので何とも言えないのですが「こういうこともある」ということです。 逆質問で「条件面」ばかりを質問することはマイナス印象につながる可能性がある 条件面などに関する質問は「やる気がある」印象にはならない可能性があります。たとえば逆質問として「このポジションで活躍するためにはどのようなスキルが必要でしょうか」とか「私がどのように貢献できるか知りたいので、社内で抱えている課題があれば教えていただけないでしょうか?」といった「仕事の内容」に関する質問は、やる気や前向きな印象を与えやすいです。 なぜかと言うと、企業側は会社の売り上げに貢献してくれる人が欲しく、その思いと一致する質問だからです。一方「勤務時間は何時から何時まででしょうか」「就業規則について詳しく教えていただけますか」など「条件」に関する質問は、働く人自身の懸念点を解消するための質問です。もちろん働くうえで条件面の確認はとても大切なことですが、逆質問が条件面のことだけでは質問者さん自身の捉えとは逆のことが起こっている可能性もあります。 今後のアドバイスとしては、面接やメールでのやり取り、提出した書類などの就職活動に関する記録を取っておくことをおすすめします。もし一定期間就職活動をしてどうしても自分の想定通りに進まないということであれば、就職・転職エージェントなどを活用して記録を共有しながら第三者から客観的なフィードバックをもらいましょう。 そうすることで修正点が明確になり、流れがガラッと変わることがありますよ。
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Q
- 最終面接の結果連絡がなく不安です。
- 最終面接の結果がなかなか届かないと、ヤキモキする気持ちで不安になってしまいますよね。 今の段階で最終面接からどれくらいの時間が経ったかわからないのでなんとも言えない部分があるのですが、1週間〜10日ほどは待ちましょう。それでも結果が来ないのであれば、メールで連絡をしてみてください。 その際「連絡が来ないのですがどうなっているのですか」のような、相手を責める感じで書いてはいけません。あくまでも丁寧に「最終面接の結果について、いつ頃ご連絡いただけるか教えていただけると幸いです」というように連絡を入れるようにしてください。 最終的な決断には時間がかかることを理解しておこう 選考過程については会社によってさまざまです。また、人によっても状況が変わります。社内でどのような調整や確認がとられているのかもわからないので、ほかの人がすぐ連絡が来たのに自分は来ていないからダメだったということも言えません。 最終確認をする決裁権者が忙しく、その人に決済をもらうのに時間がかかっていることもあれば、単純に担当者が忙しくて連絡が滞っていることもあります。 まずは連絡を待ち、先に挙げた日数を目安にして確認の連絡を取ってみてください。
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Q
- 就活で完全に鬱になりました。
- まずは20社も受けたのは、実際にそれだけ動いたということで、その行動力については自分自身をほめてあげてほしいと思います。今は10社からの連絡待ちということなので、ひとまずその結果次第ですね。 とはいえ、今でも生活のいろいろな場面で就活を忘れることができない、お祈りメールに落ち込むというのはなかなかつらい状況ですね。日本の新卒一括採用は、自分と同じ状況の人たちと自分自身を比べることができてしまう仕組みです。ほかの人と同じようにできていないことに対してつらく思ってしまう人も多くいます。 これは子育てと似ている部分もあります。子育ては自分と同じ年代の子どもを持つ親が「他の子どもはもうあんなことができているのに自分の子どもはできていない。自分の育て方が悪いのではないか」と比べてしまい、つらく感じてしまうことがあります。 しかし、子どもの成長はかなり個性的で一人ひとり異なるもので、同年代の子どもと比べることはあまり意味がありません。それにもかかわらず、同年代の存在がいることで横並びで比べることができてしまうんですね。 就活も新卒一括採用という仕組みゆえに、横並びで比べることができてしまうんです。はっきり言ってこれはかなり特殊な状況なんです。大学卒業に向けて、インターン、エントリーシート(ES)、面接、内定というステップを踏んで就職をするのが大学生にとっては当たり前になっているのですが、社会に出る方法はさまざまです。 現代は自分に合った方法で社会に出ることもできる 現在の就活のやり方がどうしても性に合わないということで、自分で求人情報を見て直接応募して就職する人もいますし、資格取得のために就職せずに勉強する人もいます。 今は働き方が多様になっているので、社会に出る方法をいろいろな方向から探ってみるのもありなのではないでしょうか。単純に現在の就活のやり方が自分に合っていないだけということもありえるのです。
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Q
- TOEICを受けていないと嘘の回答をしてしまいました。
- 結論からお伝えすると、問題になることないでしょう。逆のパターンであれば問題になる可能性はあります。つまりTOEICを受験していないのに受験したと伝えたり、点数が良くなかったのに上乗せして伝えたということですね。 まずTOEICの受験履歴は個人のものなので会社にばれることはありません。もし会社として社員にTOEICを受験させるという取り組みをしたとしても、結果を本人が知る前に会社が把握することは通常ありえません。何より、質問者さんはTOEICの点数がなくても内定を獲得できたのですから、会社としては英語力ではない部分を評価して採用したわけです。後からTOEICを受験したのにしてなかったと伝えたことが問題になることはかなり考えにくいと思います。 質問を受けても状況を客観視して冷静に対処しよう ほぼないかとは思いますが、万が一会社から「なぜTOEICを受験したと言わなかったのか」と聞かれたとしても、エントリーシートを提出した段階では結果は来ていないため「受験していないと」記載した。その内容に合わせて面接をおこなったということで答えることもできるかと思います。