このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
1069件
-
Q
- 要領が悪いことは、取り組みが丁寧と言い換えできますか?
- まず質問者さんが自分自身のことをこうやって言葉にできるくらい客観的にとらえられているということは、自己分析もきっと丁寧に進めてきたはずで、とても素晴らしいと思います。 質問にある「要領が悪い」を「取り組みが丁寧」と言い換えられるか、については言い換えられますし、面接官からは表裏一体ととらえられるか、ということについては、そうとらえられる可能性はあります。しかし、面接においては質問者さんが考えている通り「取り組みが丁寧」とアピールしてみてはどうでしょうか。 これまで丁寧に物事に取り組んで良かったこと、うまくいったことを具体的に挙げて伝えてください。そのうえで自分が苦手としている部分もきちんと認識してますよということ、さらにこのように対策をしていこうと考えていますというところまで話せれば「自分を客観視できている」ということ、「自分の特徴に合わせた対策も立てられる」というアピールにもなります。何事も丁寧に取り組むという自分の特徴を否定的にとらえすぎず、自信を持って面接に臨んでください。面接ではその堂々とした態度が印象を良くするのです。 苦手な領域を克服するための具体的な取り組みも進めよう 具体的な対策方法としてはいくつかありますが、そのなかから自分に合ったものを選んでみてください。たとえば、作業にはいちいち制限時間を決めてそれを厳格に守るというルールを自分に課す。優先順位について先輩や上司に確認をしながら進める。自分の作業とかかった時間などを記録して定期的に振り返る。作業効率化の勉強を本などで継続していくなどです。併用するのもありです。自分の性格の傾向は短期間で劇的には変わらないので、少しずつ変化させていくものだと思ってください。 繰り返しになりますが、面接では自分の特徴を前向きにとらえ、自信を持って堂々と話すことを意識してください。
-
Q
- 国の研究所で働くためにはどうしたら良いですか?
- 国の研究機関で働きたいという希望があるのですね。採用までの流れについてはおおむね質問者さんの認識で間違いありません。内閣府に採用されたとしても配属で必ずしも研究所で働けるかどうかはわかりません。逆に研究所配属になったとしても、人事異動で別の部署に配属になることもありえます。そのうえで、どうすれば国の研究機関で働けるかということが気になっているのですよね。 重要になってくる要素は2つだと考えています。1つは就きたい研究所に関連する学習をどれくらいしてきたかということ。たとえば社会経済総合研究所に就職したいと考えているなら、経済学、統計学、公共政策などの勉強を大学でどれくらいしていたのかということです。大学院生なら研究テーマにして論文を発表などしていると有利になるかと思います。 学部生なら関連するゼミに参加していたり、興味のある研究機関のインターンシップに参加した経験、卒論のテーマに選んでいるなど。研究所で働きたいという気持ちがどれくらい本気なのかを、それまでの行動や実績を通してアピールできるようにしておくことが必要です。 もう1つは、公務員試験です。そもそも公務員試験に合格しなければその先へ進めないので、先に挙げた実績を積み重ねつつ、公務員試験の勉強を早めにスタートさせておきましょう。関連する研究を進めながら、公務員試験の準備もするのは大変ですが、それでも「絶対に研究所で働くんだ」という気持ちで頑張れるのなら、質問者さんの想いがそれだけ本気なのだと思います。 目標がすぐにかなわなくともいろいろなやり方があることも知っておこう 最後に、各研究所では新卒一括採用だけでなく中途採用などもおこなっています。民間企業での経験を積んでから応募するという道もありますので、もし公務員試験が望む結果にならなかったとしても、国の研究所で働ける可能性は残っています。ぜひ希望の道へ進めるよう頑張ってください。
-
Q
- 志望していた会社への未練が残っていて、気持ちが切り替えられません。
- 志望していた会社に対する未練が残ったまま気持ちを切り替えられず、別会社で仕事をするのはなかなかつらいと思います。今の職場でのやりがいや自分なりのスキルの活かし方、将来への展望などを見出せれば良いのですが、文面を読む限りそうではなさそうですね。 個人的に「未練」という気持ちへの対処方法のセオリーは「再挑戦する」「新たな目標を見つける」「時間に任せる」だと考えています。まず「再挑戦する」は、転職して志望の会社への中途入社を目指すことです。質問者さんは転職について「新卒の頃よりハードルが高くなるように思える」という理由で現実的ではないと考えていますね。本当にそうでしょうか? もし転職のハードルがどれくらいのものなのかを詳細に調べたうえで「どう考えても無理」という結論に達するならば、それはそれで未練を断ち切るきっかけになるかもしれません。 しかし「これなら◯年かけて必要なスキルを磨けば、いけるかもしれない」という道が見えれば、そこに向けて再挑戦するのもありなのではないでしょうか。まずは転職がどれくらい現実的なのか、思い込みではなく実際に調べてみるのも良いかもしれません。 次に「新たな目標を見つける」ですが、もともと質問者さんは「得意な外国語を生かして仕事がしたい」と考えていたようですから、それが実現できる方法がないかを探ってみましょう。今の職場で実現できるのか、それとも転職が必要なのか、とにかく自分が「やりたかったこと」は何なのかを改めて考えて、その実現に向けて動き出すことです。 気持ちを前向きにできる方法で自分の未練と向き合うことが大切 最後の「時間に任せる」は、「未練も時間が経つにつれて薄まっていく」ということを期待して、今の環境で頑張るというやり方です。未練が強く残っている段階ではかなりつらいと思えるのですが、人によっては「あんなに思っていたけど、冷静になって考えてみると今の環境が悪くない」と考えるようになるケースもあります。 どの方法が質問者さんに合うかはわかりませんが、大切なのは今の気持ちを前向きにしてくれる方法で動き出すことです。今後の参考にしてもらえれば幸いです。
-
Q
- 住宅関係の仕事は体育会系でしょうか。
- まずはやりたいことや方向性が明確になっているのは素晴らしいと思います。 質問者さんは体育会系の営業職や高いノルマを課せられることについては避けたいとのこと。しかし、それだけで興味のある分野を諦めてしまうのはもったいない気がします。住宅分野には営業職以外にも多くの職種があるので、業界研究や企業研究をするとき「どのような職種があるのか」という視点を持って調べてみると良いかと思います。 たとえばハウスメーカーだと、営業職以外にも設計、施工管理、インテリアコーディネーター、CADオペレーター、積算などの仕事があります。もちろん会社を運営するための総務事務や営業事務、経理事務といった仕事もあるでしょう。 質問者さんは文系とのことなので、設計や施工管理は理系の人に比べて不利な面があるのは事実です。しかし文系でも入社後に資格を取得して活躍している人もたくさんいます。面接で理系の人に負けない熱意やコミュニケーション能力など、自分なりの長所をアピールすることで内定を勝ち取ることもできるでしょう。 自分の興味を追求しきってから方向転換を考えても遅くない またそうやって準備を深めていくうちに、自分が本当にやりたいことは何なのかということがいっそう明確になってくると思います。その段階で「違う業界でもありかもしれない」と思えば、方向転換すれば良いのです。まずは自分が興味のある分野で活躍できる道を探ってみてください。
-
Q
- 履歴書の内容が事実と異なると内定取り消しになりますか?
- 採用にかかる書類内容に事実と異なる部分があれば、内定取り消しになる可能性はゼロではありません。しかし、事実と異なるからといって一律に即内定取り消しとなるわけではありません。 まず記載の違いがどれくらい採用に影響を及ぼしたのかが判断基準の一つでしょう。大学2年次の転部の有無が内定決定にどの程度影響を及ぼすのかは、会社の採用基準がわからないので何とも言えません。 これが、たとえば「大学院での研究経験がある」という経歴を評価されて研究職として内定をもらった人がいるとします。内定後「実は研究内容はまったく別のことをしていた」とか「実は大学院には行っていなかった」といったことが発覚すれば、採用に大きく影響を及ぼした要素として内定取り消しを検討される可能性が高いでしょう。 記載の違いが意図的にかかれたのかどうかも内定取り消しにかかわってくる たとえば英語力について、実はTOEIC540点の人が「もう少し英語力があるところをアピールしたい」と思って640点と記載して提出したとします。これは自分の能力をより高く見せようという理由で、意図的に事実と異なることを記載しているわけです。 ただこの意図的かどうかということは、求職者が「いや、これは勘違いしたんです」といくらアピールしても、企業側が「意図的である」と考えれば事実はどうあれそういう判断となります。 そうならないための方法の一つとして、「記載ミスがあったことを自分から申し出ることで誠実さを見せる」というやり方があります。一方、このまま何も言わず入社を迎え、記載間違いに関して会社からも何もないということもあり得ます。 最終的には「自分としてどちらが納得できるか」というところで、今後の行動を決めるのが良いのではないかと思います。
-
Q
- 質問をあまりされず、ほとんどが逆質問の時間でした。
- 面接官からの質問が想定より短く終わってしまったのですね。それだけで不採用かどうかを判断することは難しいのですが、短くなった理由は何かしらありそうです。 面接時のやり取りを思い出してほしいのですが、面接官からの一つの質問に対して質問者さんと面接官の間で何往復かのやりとりは続きましたか。それとも一つの質問に対し、質問者さんが答えてその質問は終了。次の質問に移り、その質問に対しても質問者さんが答えて終わり、ということが繰り返されていなかったでしょうか。 もしそのような受け答えが繰り返されていたのであれば、面接官からの質問が早めに終わってしまうことがあります。 面接は面接官との会話のキャッチボールを意識することが大切 質問者さんは「企業研究を徹底的におこななっていた」ということから、かなり面接の受け答えも周到に準備して臨んだのではないかと想像します。相手の一つの質問に対して、自分が考えてきた内容を述べることがメインになってしまい、面接官との対話、言葉の往復が少ない状態になっていなかったかどうかが気になります。 もっと直接的な表現で言うと「自分一人で話しすぎていなかったか」ということです。準備してきたことを余すことなく伝えようと思うあまり、一つの質問に対してたくさんの情報量を述べ続けたりしていなかったでしょうか。そうすると面接がまるで一方的なプレゼンのようになってしまいます。 面接では面接官との言葉の往復回数を増やすことが大事です。それは相手がもっと知りたいという感覚から質問を重ねてくれていることであり、自分も端的に答えている証拠です。もし今後も今回と同じようなことが続くようであれば、「自分が一人で話しすぎているのではないか」ということを振り返ってみても良いかもしれません。
-
Q
- 最終面接で熱意や意欲を伝えきれませんでした。
- 大事な最終面接で、自分が思ったように話せなかったとスッキリしない感じがあるのですね。「これで落ちたらかなり悔しい」と書いているということからも、質問者さん自身に「実力を発揮できなかった」という思いがあると見受けられます。 まずお伝えしたいことは、採用面接で自分の思った通り話せて「満足の出来だ」と言えるようにするのはとても難しいということです。 話すことを事前に練り、練習をして、準備は万全だと思って面接に臨んでも、全然想定通りにならなかったというのは本当によくあります。面接の相手も生身の人間なので、こちらの想定通りに話してくるとは限りませんし、相手の反応も予想通りにならないからです。 では準備は意味がないのかというと、そんなことはありません。不確実な要素が拭えない採用面接において、自分の実力を発揮する確率を少しでも上げるために準備は必要です。 一点気になるのは、面接官から「素を出して」と言われたということです。質問者さんは素直に話しているつもりでも、もしかしたら相手には「どこか作っている、用意された回答」のように聞こえていたのかもしれません。 「準備していた1割ほどしか活用できず」と書いてあることから、質問者さんは自分が準備した「相手に伝えたいこと」をいかに伝えるかということに気が向き過ぎて、面接の場での生のやり取りがないがしろになってしまったということはないでしょうか。 面接は面接官の意図を汲んだやり取りが求められる場 質問者さんが最終面接でどのようなやり取りをしたのかまではわからないので、今回懸念した状況が該当するかも不明です。 しかし、志望動機について深掘りされなかった、「素を出して」と言われた、準備していた1割ほどしか活用できなかったといったという言葉から、もしかして上記のようなことがあったのではないかと思った次第です。 面接は面接官とのコミュニケーションです。大切なのは「自分が言いたいことを伝える」ことではなく、「相手が聞きたいことに答える」ことなのです。 面接はすでに終わってしまったので、今から結果をどうこうすることはできません。合格できていれば素直に良かったと喜び、もし不合格だった場合は今回の反省を次に活かしましょう。 今回の最終面接でのやり取り内容や自分の姿勢を再度振り返り、面接でより良いコミュニケーションが取れるようにしていってほしいと思います。
-
Q
- 既往歴を隠すとバレる可能性が高いですか?
- 既往歴が会社に知られる可能性はきわめて低いので、心配する必要はないでしょう。そもそも個人がどのような病気にかかっていて、どのような病院でどのような治療を受けたかといったきわめてプライベートな内容を、本人が認識しないところで会社が調べることは不可能です。 健康保険の履歴から自分の既往歴を調べられることもありません。マイナンバーカード番号を会社に提出していたとしても、そこから個人の病歴などを会社が知ることはできないからです。 不安を払拭して健康的に働ける環境づくりを心掛けよう 質問者さんは入社後に再発から心身に不調をきたした場合のことも心配していますね。別クリニックにかかったとして、そこから会社に以前の病歴を調べられることもないので安心してください。 これから新しい環境で心身のバランスを保って健康的に働くためにも、自分自身の状態をきちんと見きわめられるよう工夫していくことが大事だと思います。
-
Q
- もう就活を辞めるべきでしょうか。
- 質問者さん、質問ありがとうございます。長年うつ病を患っているなかでの就職活動はかなり大変だったのではないでしょうか。まず今回の相談内容には2つの要素がありますね。1つは「自殺を思いとどまる理由が欲しい」ということ、もう1つは「就活をやめるべきか」ということです。 1つ目の「自殺を思いとどまる理由がほしい」は、とても難しい質問です。質問者さんが大切にしている価値観や関心について私が詳しくわかっていないため、その状態では「これが良いのでは?」と具体的なことを提案できないからです。 身近にいる人からのアドバイスでさえ自分の想いとずれていると感じることはないでしょうか。ある人にとって大事だと思うことを他人が提示するのはそれくらい難しいことなのです。 ただ、うつ病のときはもともと好きだったものにさえ興味が湧かなくなってしまいます。本当は自分にとって大切なものだけれど、今はそれがわからなくなっている、という可能性があるのではないかと思うのです。まずは主治医のすすめるとおり入院をし、今の状態を落ち着かせることを優先させた方が良いかと思います。 2つ目の質問である「就活をやめるべきか」については、確かに就活を一旦ストップした方が良いと思います。そもそも就職活動はかなりエネルギーを消耗する行為です。 自分自身のことを振り返って言語化し、マナーに気をつけながら書類を作成する。応募先とコンタクトを取り、面接日時を調整して実際に面接に行く。初めての場所で、見ず知らずの人からいろいろ質問をされる……これらが続くわけです。普通に考えて疲れます。 そして、それだけ労力をかけていることがうまくいかなければ、落ち込むこともよくあります。質問者さんはこのような大変な作業をうつ病を患いながら続けてきたのですから、とても苦労してきたのだと思います。今後の人生を考えても、まずは体調を回復させることに専念することがおすすめです。 自身にとって心身の健康を優先できる働き方を見付けよう 幸い、現代は働き方が多様になってきています。自分の得意なことを活かしたり、たとえばフルリモートワークなどの自分にとって働きやすい形を選びやすくもなっていたりするので、状態が落ち着いてからじっくり探してみるのもありなのではないでしょうか。参考になれば幸いです。
-
Q
- 面接の結果が来ないため、アクションを起こしたいです。
- 第一志望の会社からの連絡が遅いというのは本当にやきもきするかと思います。ましてや就活サイトで「3日以内に連絡が来た」といった情報を見ると余計焦ってしまいますね。 まず確認したいのは、会社側が合否連絡について「何日以内に」などと期限を明示していなかったかどうかです。もし具体的な日数を言われていたならば、そこまでは待ちましょう。 ただ、質問を読む限りでは、そういった具体的な日数は示されていないように見えます。その前提に沿って答えると、10日は待つべきだと思います。10日待っても連絡がなければ「メールで」問い合わせをしてみましょう。電話での問い合わせは避けた方が良いです。 丁寧なメールであれば合否に悪影響を及ぼすことはない あまりにも失礼な文面のメールを送れば人柄を疑われかねないので、そういう意味では問い合わせによって合否は変化しえると言えます。しかしきちんとマナーを守って問い合わせれば、その行動自体が企業に悪い印象を与えることはありません。 「合否」「問い合わせ」「メール」のように検索すると、例文付きでメールの書き方が出てくるので、マナーを守ったメールで問い合わせをしてみてください。 「御社が第一志望です」という内容も、加えることには問題はありません。ただし、問い合わせの段階ではすでに合否が決定している可能性もあります。それでも「自分ができることをすべてやった方が気持ちがスッキリするから、思いを伝えたい」と感じるのであれば、「御社が第一志望です」と加えて送ってみましょう。