このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
1064件
-
Q
- 面接に落ちる気しかしません。
- 「面接って、要するに選別ですよね」ということについては、その通りです。 会社がなぜ書類だけで判断せずわざわざ面接するのかというと、自分たちが求める人材かどうかを判断するのに書類だけでは不十分で、実際に話してみて初めてわかることがあると考えているからです。そして、その方法が自社にマッチした有能な人材を採用する最も確率が高い手法だと考えているからです。 たとえば、応募書類に書かれている学歴や成績が素晴らしく、志望動機や自己PRも完璧に書かれていたとしても、それだけで「よし! ウチで活躍できる人だ」とは判断できません。 人と話すのが苦手で目を見て話せないとか、自分のミスを指摘されると逆上してキレるとか、そういうことは書類だけではわからず話してみないと見えてこないものです。 会社に就職することを考えるなら、面接という選別はどうしても乗り越えなければならないものなのです。 自分一人では限界がある! 就活のプロの力を借りよう 質問者さんは「受かるためあらゆる手を尽くしました」とのこと。きっとさまざまなことに取り組んだのだと思います。ただ、その取り組みを第三者に見てもらい、フィードバックやアドバイスをもらうなどをしていたか、つまり自分1人でやっていなかったかを振り返ってみましょう。 第三者というのは、友人のような自分と似た立場の人ではなく、大学のキャリアセンターの人など「その道の専門家」です。もしアドバイスをもらっていたのなら、それをどれくらい実践していたかも大事です。 質問者さんが今まで手を尽くしてきた「あらゆること」というのが、どのようなものか文面からではわからないので「ではこれをやりましょう」とは言いにくいのですが、うまくいかないときの振り返りポイントして「独りよがりに陥っていなかったか」と見つめ直すのは有効なことが多いです。 最後に「面接のコツってないし無意味ですよね」ということについてですが、コツはあります。ただし、コツを「知っている」からといってそれを「実践できる」とは限りません。 運動でも同じですね。たとえばサッカーで「ボールを真っすぐ蹴るコツ」をネットや本で知ったとしても、実際に真っすぐ蹴ることができるとは限りません。 実践できるようになるにはコツを意識しながら何度も練習する必要があります。この練習をしなければ「コツを知っていてもできないから、コツなんて無意味」という判断になってしまう人もいるでしょう。 もし質問者さんがこれまでさまざまな面接のコツを学んだのであれば、次はそれを意識しながら繰り返し練習をし、第三者にフィードバックをもらうことをしてみるのもありかもしれません。
-
Q
- 二次面接に必要な持ち物を教えてください。
- 企業から何も言われていないのであれば特に必要ありません。ただし手ぶらで良いわけではなく、質問者さんも書いてある通り、ペンとメモ帳など筆記用具は必ず必要です。 そのほか財布、ティッシュ、ハンカチ、化粧ポーチなどの身だしなみグッズなどを入れておくためにも、ビジネスバッグは必ず持っていきましょう。 モバイルバッテリーやクリアファイルなどもあると便利 加えて、就活時に常に持ち歩いておくと良いものをいくつかお伝えします。 まずはモバイルバッテリーです。会社からの連絡を受けたり、逆にこちらから会社に連絡をしないといけないときもあります。また面接場所や面接時間を確認するなど、スマホは常に使うので充電切れにならないようモバイルバッテリーを鞄に入れて置くと安心です。 また身だしなみグッズも持っておくと良いですね。服についた埃などを取る携帯用ブラシ、靴の汚れ取りシートなど。あとは人によりますが、汗拭きシートなど夏場に汗をかきやすい人は持っておくと良いでしょう。 会社から何か資料を受け取ることもあるので、クリアファイルも持っておくとカバンの中でくしゃくしゃになりません。
-
Q
- 商社のやりがいは何ですか?
- 商社でのやりがいや、商社ならではの魅力がわからないのになぜ商社を志望しているのか、質問者さんが「商社に就職したい」と思った理由をまずは包み隠さず書き出してみましょう。 給料が良いから? 人気のある業界だから? 安定していると言われているから? 何となくグローバルな感じがしてかっこいいから? それが素の志望動機です。それを自覚しないままで志望先を決めてはいけません。 素の志望動機を踏まえたうえで、企業研究をする中で見えてくるやりがいなどをさらに加えていくことがポイントです。 商社のやりがいは一辺倒ではなく扱う分野や事業のスケールによって変わる 商社とは単純に言えば「これ売りたい」という人から商品を買い付けて、「これ欲しい」という人へ売る仕事です。ここでの「これ欲しい」という人は一般消費者ではなく卸売業者だと思ってください。したがって商社は生産者やメーカーと卸売業者を橋渡しする役割だと言えるでしょう。 商社が買い付けてくる(輸入する)ものは国外からのものも多いので、質問者さんの「なんとなくグローバルというイメージ」というのはここから来ているのでしょう。 そして商社には「総合商社」と「専門商社」の2種類があります。 総合商社はあらゆるものを買い付けてきます。たとえば鉄鋼、木材、農作物、薬品、食品、本当にあらゆるものです。専門商社はある特定のものを専門的に買い付けてきます。たとえば食品商社、鉄鋼商社、繊維商社、医薬品商社などです。 総合商社はあらゆるものを扱うのでかかわる分野が広くなり、事業のスケールも大きくなる傾向があります。専門商社は特定の分野に携わるのでその道の専門家となることができます。 総合商社であれ、専門商社であれ「売りたい」と「欲しい」をつなげるので、それが達成できたときは「互いの役に立った」という実感を得られるでしょう。事業スケールが大きくなれば扱う金額も大きくなり、それも達成感の大きさにつながります。 商社はそのときの社会的な状況や、つなげる両者の状況によって解決すべき課題が変化するので、課題解決能力や臨機応変さ、何より高度なコミュニケーション能力が求められます。 さらには扱う商品やサービス、分野に関する膨大な知識を学び続けなければならないので、勤勉さや向上心が求められる仕事と言えるでしょう。
-
Q
- 住宅業界に将来性はありますか?
- 住宅業界の将来性について不安があるのですね。まず、業界全体の大きな動向から将来性がないとは言い切れないでしょう。 日本が少子高齢化に向かうことは避けられず、空き家率などは増加の一途を辿っています。しかしリノベーションが活発になってきたり、海外進出も積極化したりしていて、業界全体としてはまだまだ希望的な要素があると言えます。 また住宅業界はかかわる企業が多岐にわたります。ディベロッパー、ゼネコン、工務店、不動産仲介業者、不動産管理会社、リノベーション会社などがありますが、それぞれの企業ごとでも今後の動きは異なります。 まずは質問者さんが住宅業界においてどの方向に進みたいのか、企業研究をして方向性を定め、そのうえで企業ごとの将来性を見ていくとより明確な数字が見えてくるでしょう。 海外進出やSDGs対応への動きに特に注目しよう 業界の動向として押さえておきたいのは、先にも挙げた「海外進出」が盛んになっているということ。国内の人口減少は避けられないため、住宅の需要が伸びている海外へ進出する企業が増えてきています。 またSDGsをどう事業の中に絡めていくかということも大事になってきます。 太陽電池などで自家発電をする、断熱遮熱性を高めた住宅でエネルギー消費を抑える、リノベーションをして今ある建物を再利用するなど、SDGsの視点に立った取り組みを各社どのようにしているかというのもチェックしておくと良いでしょう。
-
Q
- 銀行で働くにはどうすれば良いですか。
- 就職活動のスケジュールについては、銀行もほかの企業も大きな違いはありません。3年生の夏(8~9月)と冬(1〜2月)にインターンがあり、本選考が3月頃から開始されるところが多いです。 本選考においてまずはエントリーシート(ES)の提出、Webテスト、一次面接を経て、二次面接、三次面接と進んでいく流れになります。本選考が始まる時期(3〜4月頃)に合わせてOB・OG訪問をし、志望する銀行の業務内容や雰囲気など直接話を聞く機会を持つのも大事です。 まずは、このような全体的なスケジュールを押さえておくことが第一です。質問者さんが今3年生だとしたら冬のインターンに参加できるよう情報収集をしましょう。 相対的に銀行業界を評価できるようにしておこう 本試験を突破するための準備として、まず最初にしておくべきことは「どうして銀行に行きたいの?」この質問に明確に答えを出せるようにしておくことです。金融業界には、銀行もあれば証券会社も保険会社もあります。 どうして銀行なの? さらにどうしてうちの銀行なの? あなたのやりたいことは銀行でしかできないの? ほかの企業じゃない理由は何? こういった根本的な質問に対する準備をしておきましょう。 そのためには自己分析をして、自分の内側にある興味・関心・価値観などを言語化する必要があります。さらに、銀行に行きたいのなら銀行以外の金融業界の企業やそのほかの一般企業も最初の段階では調べておきましょう。 なぜかというと、ほかの業界を調べることで「どうして銀行なのか」がより明確になるからです。調べる過程で自分の興味がほかのところにあることがわかり、銀行じゃなくても良いという気持ちになるかもしれません。最初は業界や企業をあまり絞り込みすぎないことが情報収集のやり方としてもおすすめです。
-
Q
- 就活の時事問題では何が聞かれますか?
- 「就活の時事問題」についてですね。まず就活で時事問題が出されるシーンはいくつかあります。 面接の場面で「最近気になったニュースはありますか」「◯◯についてどう思われますか」などと聞かれることがあれば、グループディスカッションのテーマとして「◯◯について」と設定されることもあります。 いずれにせよテーマに関する基本的な知識がなければ答えることができません。ではどのようなテーマが出題されるかというと、「そのとき話題になっていること」です。時事問題なので当たり前と言えば当たり前です。 経済、政治、教育、福祉、科学などさまざまな分野において、メディアでよく取り上げられるトピックを押さえておく必要があります。 ただしあまりにも分野が広くすべてをカバーするのは難しいので、特に質問者さんが志望している企業に関係ありそうな分野のトピックを押さえておけば良いかと思います。 新聞やニュースに日々目を通しておき、話題になっていることがどのようなことなのか概要だけでも理解しておきましょう。ここ2~3年だと、どの分野にも共通するのはコロナやロシア・ウクライナ戦争のこと。コロナによって変化した社会、ロシア・ウクライナ戦争の影響などは気になるところです。 経済であれば円安のこと、政治であれば外交問題や少子化問題、教育でいえば英語教育やICT機器による個別最適化、不登校問題など、それぞれの分野でホットな話題があります。 答える際は自分の意見とその根拠をはっきり伝えよう 企業は時事問題を就活で取り上げることによって、就活生が社会に目を向けているのかどうかを知ろうとしています。ビジネスは社会の変化に無頓着ではニーズに応える商品やサービスを提供することができません。 「コロナが流行ったけど、でもそれって別に関係ないよね」と関心を抱かず、従来とまったく変わらない仕事をしていれば、社会の変化に対応できず成果が徐々に小さくなっていくでしょう。 時事問題について答えるときには、きちんと自分の意見を述べることが大切です。 取り上げられた話題に対して「良いと思う」「良くないと思う」「はっきりとは言えない」のように自分の考えを述べ、そのうえで「その理由は」「なぜかというと」と根拠を併せて伝えることです。
-
Q
- 高学歴なのに就活失敗なんてあるんですか?
- まずは、高学歴といえる大学に在籍しているから、良い企業にいけるという考えが間違っているかということについてですが、一部は合っており、一部は間違っているといえます。理由を説明します。 高学歴といえる大学に「在籍していること自体」によって、良い企業(何をもって良いとするかはいったん置いておきます)に就職はできません。たとえ東大生だとしても、東大生というだけで就職ができるわけではなく、企業は面接などを通して学生の能力や特性を見極めます。 その過程で「ウチには合わないな」「勉強だけやってきた人で仕事をする能力はないな」と判断されれば内定は出ないでしょう。 一方高学歴といえる大学に在籍している人は、それまで厳しい勉強を乗り越えてきたという経験があるので、物事を論理的に考えられたり、計画性があったり、継続力や課題解決能力があることが多いため、結果的に企業から内定をもらえる人が多くなります。 コミュニケーション能力は学歴以上に重視される傾向にある 高学歴なのに就活に失敗する理由についても回答します。まずはコミュニケーション能力が乏しい人はどんなに高学歴でも不採用になる確率がかなり高いです。企業が新卒を採用するにあたって何を重視するかという調査ではコミュニケーション能力がダントツトップです。 高学歴でも人と目を合わせて話せない、話が冗長で何を言っているかよくわからない、態度が尊大であったり謙虚さがないなどの様子が見られれば「社員としては迎えられない」と判断されます。 入社後は組織の一員としてほかの社員と協力して仕事をすることになるので、コミュニケーション能力がない人は、むしろチームを壊して、成果を出しにくくするマイナス要因となります。 質問者さんが自分は高学歴だから先輩同様自分も就職は大丈夫だろうと感じているのであれば、今挙げた点を再度見直してみると良いかもしれません。大丈夫そうであれば、スムーズな就職活動ができるのではないでしょうか。
-
Q
- 就活が死ぬほどつらいです。
- 「吐き気がする」「希死念慮に襲われる」くらい嫌なのであれば、就職活動はしなくても良いのではないかと思います。もし質問者さんが実家暮らしで、生活するためにさしあたって経済的な心配がないのであれば、なおさらです。 生活の糧を得るための方法はたくさんありますよ。プログラミングや動画編集などニーズの高いスキルを1年くらいで身に付け、少しずつ仕事を請け負えるようにして、フリーランスで働くという道を模索しても良いのではないでしょうか。 実家暮らしではなく生活費が必要だという場合は「まあやってもいいかな」と思えるアルバイトをしながら、スキルを徐々に身に付けていけば良いと思います。 無理をし続けると心身ともに支障が出る ただ、このようなアドバイスを聞くと「親の目が気になる」「大学まで出してもらってアルバイトはしたくない」「友人は良い会社に入っている」など、自分自身の割り切れない感情が湧き上がってくる人もいるのではないでしょうか。 そして、「やっぱり皆と同じように就職しなければ」という考えに囚われるかもしれません。 しかし、死にたくなるほど嫌なことを我慢してやり続けると、遅かれ早かれ心身に支障をきたします。そうなるよりは、自分のためを思って、無理のない生き方を模索することも一つの方法です。 幸い今はひと昔前より働き方が多様になっており、自分のスタイルに合わせた働き方を実現しやすくなってきています。
-
Q
- 内定後に嘘がバレたらどうなりますか?
- 内定承諾後であれば、経歴に重大な詐称があったなどではない限り、内定取り消しなどの大きな不利益を被ることはありません。しかも、内定者懇親会という非公式の場でのやりとりなのであればなおさらです。 ただし、質問者さんが想定している「不利益」とはどこまでを指していますか。その範囲によって、影響がゼロとは言い切れません。 たとえば、嘘をついた相手が直属の上司となった場合、「簡単に嘘をつく」という印象を持たれてしまう可能性はあるでしょう。 そうなった場合は、自分が嘘をついたことは事実なので取り返しはつきません。仕事の結果で印象を変えていくことを考えてください。 自ら言いわけを伝えに行くようなことはやめよう 最もやってはいけないことは「実はあの嘘はこれこれこういう理由で……」と取り繕うような話題を自らすることです。 内定者懇親会で質問者さんの話を聞いた相手が、嘘にまったく気づいていない可能性もあります。にもかかわらず自ら嘘に関することを話題にするのは、墓穴を掘ることと同義です。 今回のことはそのままにして、入社後に成果を出すことに気持ちを切り替えていきましょう。
-
Q
- 目標達成力のアピールの仕方を教えてください。
- 目標達成力自体が評価される、されないという絶対評価ではなく、どのように表現するかによって変わります。 まずは、質問者さんの言う目標達成力とは具体的にどのような能力か説明できるでしょうか。「他の人なら諦めてしまうような場面でも」とありますが、ほかの人なら諦めてしまうような場面とはどのような場面なのか。また「折れずに乗り越え」とはどういうことか。 このように自分が考えていることをさらに具体的に説明できるように準備することが、物事を効果的に伝えるために必要です。 伝えたい内容を整理して根拠のあるアピールにしよう さらにそれを納得させるための具体的なエピソードを用意しましょう。結論→具体例の順番で構成し、それをにこやかに、堂々とした態度で伝えることで、聞き手は引き込まれ、納得感を持ち、良い印象が残ります。 「私の長所は目標達成力が高いことです」と結論からスタートし「ほかの人なら諦めてしまうような〜」と続き、「学生時代には〜なことがあり、そこでは〜をおこない、目標を達成しました」と具体例につなげるわけです。 これを誰かに向かって伝える練習をしてフィードバックをもらうと、準備としてはさらに良いでしょう。このような準備は面倒で多くの人はやりたがらないので、やる人は差別化されます。 最後に「ほかの強みの方が良い場合」とありますが「別のものの方が多分ウケが良いかもしれない」と思って質問者さんが最も自信を持っているものをアピールしないのはおすすめしません。自分が自信を持っているものを、どのようにすれば相手にささる内容になるのかを工夫することに注力しましょう。