「就活は運ゲー」。現実チャンネル・天竜川ナコンがそれでも就活をやり切れた理由

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天竜川ナコン

「現実チャンネル」に始まり、ラッパーとしても、YouTuberとしてもコアな人気を集める天竜川ナコンに、就活やキャリアについて尋ねる連載企画。

本記事では、天竜川ナコンの就活体験談から、「就活は運ゲー」「やめたっていい」と語るその真意を探っていきます

※本記事は連載記事です。続編が公開され次第リンク先に飛べるようになります。
・2記事目(5/11~公開予定)
・3記事目(5/18~公開予定)
・4記事目(5/25~公開予定)

▼天竜川ナコン プロフィール
ラッパー・YouTuber・ブロガー。YouTubeチャンネル「現実チャンネル」を運営し、独自の視点で現実や人生に向き合い続ける姿勢をコンテンツとして発信している。HIPHOPアルバム制作のクラウドファンディングでは約1,000万円の支援が集まり、その生き様に共感するファンから熱烈な支持を集めている

SNS:YouTube / X(旧Twitter) / Instagram / note

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現実 実況プレイ ~就職活動 攻略~

天竜川ナコン
天竜川ナコン

どうも、「現実チャンネル」のナコンです。

現実実況プレイ、やっていきたいと思います。

今日は、誰しもが苦しめられている立ち回り、「就活」を解説していきます。

まずは、34歳男性。リクルートスーツを着たらギチギチでワロタ。

苦しい、ですよね

初心者さんはついつい挫けてしまいがちですが、ここで注意です。

諦めずに、たくさんの企業を受けてみましょう━━

━━生での「現実実況プレイ」、感動です。ありがとうございます。

天竜川ナコン)こんな感じでいいんですかね。改めまして、天竜川ナコンと申します。本日は一つ、よろしくお願いします。

天竜川ナコン

「ずっと布団の上でスマホをぽちぽちしていたい」

──ナコンさんは就活経験者とお聞きしましたが、どんな就活生だったのでしょうか。

天竜川ナコン)全く就活をしたくなくて、ずっと実家の布団の上で寝転がっていました。そのとき見上げていた実家の天井の色とか形を今でもはっきり覚えています。

できることなら布団の上でずっとスマホをぽちぽちしていたい。俺を何者かにしないでほしい。ずっと「無」でいさせてほしい──本気でそう思っていました

それでも結局は重い腰を上げて就活を始めていくことになるのですが、とにかく、ずっと嫌でしたね。

天竜川ナコン

もしかしたらこの記事を読む人の中には「就活がしんどい、やりたくない」と悩んでいる人がいるかもしれませんが、その気持ちは痛いほどわかりますね。

僕たちって、とにかくずっと布団の上でスマホをぽちぽちしていたかっただけなんですよ

就活を楽しめなくてもいい

──ナコンさんらしいと言えば、らしいかもしれません。

天竜川ナコン)昔からこんな感じなんですよね。そんな就活生だったからこそ、就活に関する記事ではあんまり言わないほうが良い気もするのですが、就活を楽しめなくてもいい、というスタンスです。

誰しもが変わることを楽しめるわけではない。誰しもが就活にポジティブな要素を見つけ出せるわけではないので、心まで無理はしなくていいと思うんです

当たり前じゃないことは才能

天竜川ナコン

──そんなナコンさんがいま、就活を振り返って伝えたいことはありますか?

天竜川ナコン)就活って世の中的には「やらなきゃいけないもの」と常識的に考えられているわけじゃないですか。

そんな世界に身を置きながらも「やりたくないね、全然」といつまでも強く思えるなら、それはそれで才能なんじゃないですかね。

「当たり前」に抵抗するのは、当たり前にはできやしない。そう思うのです。

みんなができていることが自分にはできない、そんな違和感を私は音楽に落とし込みましたが、皆さんにもそういったアウトプットができるものがあるなら、ぜひそこに注ぎ込んでみてほしいです。

違和感の出力先を、それこそ原因である就活に向けてみるのもいいと思います。

なぜ嫌なのか。どこが嫌なのか。そう思い続けられる強烈な原動力がどこにあるのか。嫌だと思い続けられる理由を細分化した結果、これだったらやりたい、と思えるものが見つかるかもしれないので

そのうえで出た結論が「マジで働きたくないよ~」ならそれはそれでアリだとも思います。だってマジで働きたくないもんな。

「お話をしに行く」って考えてみ

──就活への苦手意識や抵抗感の原因が「面接」にある人も多いですが、ナコンさんは当時どうでしたか?

天竜川ナコン)当然、私もめっちゃくちゃ苦手でした。恥をかくのが嫌だったんですね。うまく答えられなくて怒られるかも。笑われるかも。嫌な想像ばかり膨らんでいきます。汗をかいていきます。嫌、ですよね。

一つ、印象的な面接の記憶があります。面接官の前に行列ができていて、順繰りに、ベルトコンベア的に1分間の自己紹介をしていくという選考スタイルでした。

もう、嫌な予感がしますよね。ただでさえ緊張する面接で、見たことのない光景。流されるように並び、流されるように自分の順番が来ました。

一生懸命話しました。でも、明らかに面接官の顔がみるみる曇っていく。後半30秒は(落ちたな)と確信しつつもなんとか話しきって、後日、落ちました

天竜川ナコン

──恐ろしい記憶ですね

天竜川ナコン)空回りしてしまったことも原因だったのだと思います。力みすぎて。

私はそれから、面接は「お話をしに行こう」と考えるようにしました。楽しくおしゃべりができたら上出来で、さらに気の合う人と出会えたらもっと良いな、と。

どこかあきらめるように、何かを手放したんですね。すると確かに気は、楽になったように思います。その「気楽さ」がかえって面接にいい影響をもたらすようになって、その後、別の会社さんからは内定をもらいました。

「直感」は意外と信用できる

天竜川ナコン)それと、気楽におしゃべりをしたうえで、直感的に「なんか気が合うかも」という人に出会えたら、それは結構合っている環境だと思うんですね。普段の人間関係もそうじゃないですか? 

仲良くなれるのってあんまり理由はなくて、ラフに話しているとき、なんか合うかも、なんか合わないかもで判断している気がします。直感は意外とばかにできないです。

思うに、直感の大本にはそれぞれが人生で培ってきた経験があるので、信用に足るものでもあるわけです。歴史が直感を作っているわけです。信じていいわけです。

就活は運ゲーなんですな

天竜川ナコン

天竜川ナコン)直感を信じて良いと思うもう一つの理由として、そもそも就活はある意味「運ゲー」だと思っているんですね。

面接官だって人なのでお互いの相性もあるし、その面接官が偶然、その日だけ機嫌が悪いことだってあるかもしれない。もしうまくいかなかったとしても、原因はそんなどうしようもない部分にあったのかもしれません。

であれば、お話をしに行くくらいの気楽さで訪ねて行って、落ちたとしても相性が悪かったと受け流し、なんか直感的に合うかも、と思える人がいたら、そこで働いてみようかな、と検討してみる

どうせ運ゲーな就活。これくらいの気楽さで向かい合ってみてもいいんじゃないでしょうか。

逆の電車に乗ってもいい

──それでも、就活がいやでたまらない。でも就職しないといけない。そんな葛藤を抱えている人にメッセージを送るとしたら?

天竜川ナコン)本当につらいなら就活をしなくてもいいと思います。

たとえばこれから面接がある。でも、どう考えてもポジティブな気持ちになれやしない。つらくて、つらくて、たまらない。なら行かなくていいと思います。

面接会場へ向かう電車があるように、面接会場から離れていく電車も必ず走っています。そっちに乗ってもいいんです。

天竜川ナコン

一方で、自分が就活をしてそれなりに長く働き、その先にあった未来に結構満足しているわけなので、「お試しで一回だけ、布団から起き上がってみるのもいいかもね」とは言いたいかもしれません

やってみた結果、本当に自分に合っているかどうかを知ることができます。それを確かめに行くことは決して無駄にはならないと思うので。「試しに一回」の気楽さで布団から立ち上がってみる。その余力があるなら、ぜひやってみてほしいです。

みなさんもこの立ち回りを参考に、「就活」、プレイしてみてください。

天竜川ナコン

取材・執筆・撮影:小林駿平

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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